3秒で確認、LINE(ライン)の設定画面を開く方法【iPhone・Android・iPad・PC】
LINE(ライン)の各種設定を変更するには「設定画面」を開く必要があります。しかし、いざ変更しようとすると、どこに設定画面があるのか迷ってしまう人も少なくありません。
そこで本記事では、デバイス別にLINEの設定画面の開き方をサクッと解説。その上で、初心者向けに設定画面でおこなえることについても紹介します。
- 画面下部の「ホーム」をタップ
- 右上、もしくは左上にある設定ボタン[]をタップ
LINEの設定画面を開く方法
さっそく、デバイス別(iPhone/Androidスマホ/iPad/パソコン)に設定画面の開き方を説明します。
iPhone・AndroidスマホでLINEの設定画面を開く
iPhone・Androidスマホでの設定画面の開き方は、(1)画面下部の「ホーム」をタップ、(2)左上もしくは右上にある設定ボタン[]をタップ。以上で操作完了です。
設定ボタン[]の位置は、LINEアプリのバージョンによって右左異なります。
1点だけ注意が必要なのが、設定ボタン[]は「ホーム」タブを開いているときしか表示されないこと。「トーク」タブや「タイムライン」タブを開いている状態では設定ボタン[]が現れない仕様です。
iPad版LINEの設定画面を開く
iPad版LINEの場合、画面左下の設定ボタン[]をタップすれば設定画面が開きます。
「トーク」や「ホーム」などほかのタブに変更しても設定ボタン[]が表示され続ける仕様なので、一度確認したら迷うことはないでしょう。
PC(パソコン)版LINEの設定画面を開く
PC版LINE(Mac・Windows)における設定画面の開き方は、(1)画面左下のメニューボタン[]をクリック、(2)展開したメニューで[設定]をクリック。以上で操作完了です。
別タブでPC版LINEの設定画面が開きます。ショートカットやキーワード通知などパソコンならではの設定項目もあるので、以下の記事を参考にカスタマイズしてみてください。

LINEの設定画面でできること
設定画面では、通知やセキュリティなどLINEを利用するにあたっての環境を自分好みに整えられます。LINEの各種機能を調整するためのツールがまとめられている場所だと理解しておけばよいでしょう。
- プロフィールに関する設定
- アカウントに関する設定
- プライバシーに関する設定
- アカウント引き継ぎに関する設定
- 年齢確認に関する設定
- Keep(キープ)に関する設定
- スタンプに関する設定
- 着せかえに関する設定
- コインに関する設定
- 通知に関する設定
- 写真と動画に関する設定
- トークに関する設定
- 通話に関する設定
- LINE Outに関する設定
- 友だちに関する設定
- タイムラインに関する設定
- LINE Labsに関する設定
- その他、バーションの確認やヘルプセンター
加えて、バックアップや年齢確認、アカウント引き継ぎなど、特殊な操作もおこなえます。以下では、iPhone・Android版LINEの設定画面でできることについてざっくり説明していきます。
プロフィールに関する設定
設定の「プロフィール」項目では、主に他のLINE利用者に公開するアカウントの情報を編集できます。具体的には、名前やアイコン、ステータスメッセージ(コメント)、音楽(BGM)、誕生日の設定・変更などです。

アカウントに関する設定
設定の「アカウント」は、アカウントに紐付けられている情報(電話番号・メールアドレス・パスワード)の変更・確認や、PC・iPadなど他端末の管理など、LINEを利用する上で特に重要な情報を管理している項目です。
そのほか、あまり利用する機会はないかもしれませんが、LINEアカウントの削除(退会)もここでおこなえます。

プライバシーに関する設定
設定の「プライバシー」項目では、知らない人から勝手に友だち追加されたり、スパムなどの迷惑メッセージが送信されたりしないように、LINE上で繋がる相手の範囲を変更できます。

アカウント引き継ぎに関する設定
機種変更によって端末の電話番号が変わる場合、設定の「アカウント引き継ぎ」から「アカウント引き継ぎ設定」を有効にしておく必要があります。
アカウント引き継ぎ設定がオンの状態ではアカウント乗っ取りの危険性を高めるため、なるべく引き継ぎの直前に設定をオンにしましょう(36時間経過すると自動でオフに切り替わります)。間違ってオンにしてしまったら、オフに切り替えれば問題ありません。

年齢確認に関する設定
LINEでIDや電話番号による友だち検索、LINEミーティング、オープンチャットの一部機能を利用する際に必要なのが「年齢確認」です。
ただし、年齢確認ができるのはNTTドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアのほか、LINEモバイル、ワイモバイルの回線ユーザーに限られます。UQモバイルや楽天モバイル、その他ほとんどの格安SIM(MVNO)では年齢判定サービスを利用できません。

Keep(キープ)に関する設定
Keepは、各種コンテンツをLINE上に保存しておけるストレージ機能です(上限1GB)。設定の「Keep」項目では、Keepの残ストレージ容量が確認できるほか、ショートカットの作成やキャッシュの削除などができます。

スタンプに関する設定
「スタンプ」項目では、LINEスタンプや絵文字の管理や表示設定がおこなえます。
具体的には、機種変更時に購入済みのスタンプを再ダウンロードしたり、いらなくなったLINEスタンプを削除したりといった操作が可能です。

着せかえに関する設定
「着せかえ」項目では、主に購入済み着せかえの確認・再ダウンロードができます。また、Android版LINEでは、「ダークモードの設定・解除がおこなえます。

コインに関する設定
「コイン」項目では、スタンプや絵文字、着せかえを買うときに必要な「LINEコイン」のチャージ・残高確認・使用履歴の確認ができます。

通知に関する設定
LINEアプリでは、新着メッセージの受信から友だちの追加、タイムラインの更新まで、様々な情報が通知されます。
「通知」項目では、基本の通知のオンオフ設定から、通知音の変更、通知内容の表示・非表示まで、かなり細かく自分好みにカスタマイズできるようになっています。

写真と動画に関する設定
「写真と動画」項目では、LINEで送受信する写真の画質設定やGIF(ジフ)の自動再生など、写真・動画の受信に関する設定がまとめられています。
うまく活用することで、通信量の節約もできるでしょう。

トークに関する設定
「トーク」項目では、トークルームの背景デザインやフォントサイズの変更、テキストの改行など、LINEを使いやすくするための表示に関する設定を変更できます。
また、機種変更時に必要となるトーク履歴のバックアップもここからおこなえます。

通話に関する設定
今やスマホの電話よりも利用頻度が高いという人も少なくない、LINEの「無料通話」機能。
通話が受けられなかったり、うまく聞き取れなかったりする時は、設定の「通話」から各項目を確認してみてください。特にAndroid版LINEでは、音質やビデオ通話の画質なども細かく調節できるようになっています。
そのほか、LINE通話の着信音の変更ができます。

LINE Outに関する設定
LINEには、無料通話とは別に「LINE Out(ラインアウト)」と呼ばれるIP電話機能が組み込まれています。
これは、携帯電話や固定電話の番号を入力して格安で電話をかけられるサービスです。気になる人は、設定の「LINE Out」項目からアクセスしてみてください。

友だちに関する設定
設定の「友だち」項目では、主に電話番号による「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」のオン・オフを設定できます。
なお、これらの機能をオンにすると、意図しない相手まで友だち追加されてしまう可能性があるので、設定を変える場合は慎重におこないましょう。
そのほか、ブロックしている人や非表示にしている友だちの確認・復活(解除)もおこなえます。

タイムラインに関する設定
「タイムライン」とは、自分の近況や知らせたいことなどを、テキストや画像、動画などでLINEの友だちに共有(投稿)できる機能です。
設定では、タイムラインの公開範囲を指定したり、友だち以外の投稿が見られるディスカバー機能のフォロー設定などがおこなえます。

LINE Labs(ラインラボ)に関する設定
正式リリース前の新機能を実験的に試せるのが、LINE Labs(ラインラボ)。2020年12月現在、トークリストのフォルダ分け機能や、AIアシスタント「Clova」を活用した音声検索・操作機能、カスタムフォント機能などが提供されています。
設定の「LINE Labs」項目から各種機能を有効にしておくことで、これらの機能を利用できるようになります。

その他、お知らせやバーションの確認、ヘルプセンター
そのほか、さほど利用する機会はないかもしれませんが、LINEアプリのバージョンや利用規約、お知らせの確認、ヘルプセンターへのアクセスなどがおこなえます。


検証したLINEのバージョン:iOS版10.19.0、Android版10.20.1、iPad版10.19.0、Mac版6.4.0