LINEには、メッセージを相手に通知せず送れる「ミュートメッセージ」という機能があります。深夜など相手の邪魔をしたくないタイミングでも気兼ねなくメッセージを送れるのが特徴で、「非通知送信」「サイレント送信」などとも呼ばれています。
これまでLINEラボで無料提供されていた「ミュートメッセージ」ですが、2026年8月末に無料提供が終了し、月額508円のサブスクサービス「LYPプレミアム」会員向け特典のひとつとなりました。
この記事では、LINEのミュートメッセージの使い方を解説。「月マーク」など相手(送られた側)からの見え方を検証した結果もまとめています。
「ミュートメッセージ」など限定機能が使える
LINE「ミュートメッセージ」は有料化された
ミュートメッセージを送信しようとするとLYPプレミアムへの登録案内が表示される
LINEの「ミュートメッセージ」は、メッセージを相手に通知せずに送れる機能です。送信ボタンを長押しして「ミュートメッセージ」を選ぶことで、通知音やバナーが出ない状態で相手に届きます。iPhoneやAndroidスマホ、iPadで使えるLINEアプリに対応しており、いずれも送信方法は同様です(後述)。
LINEラボのお試し機能として無料で利用できましたが、2026年8月末ごろに有料化されました。ミュート機能を継続して利用するには、「LYPプレミアム スタンダードプラン(月額508円)」もしくは「LYPプレミアム with Netflix(月額890円~)」への加入が必要です。
2026年8月にLYPプレミアム特典に追加、LINEラボでの無料提供は終了
無料で使えたミュートメッセージ機能はLYPプレミアム(有料)の特典になった
ミュートメッセージは2022年7月、新機能を試験的に利用できる「LINEラボ」内にて実装されました。
無料で利用可能でしたが、2026年8月26日をもってLINEラボでの提供を終了。現在はLINEヤフーのサブスク「LYPプレミアム」の会員特典に追加されたことで、事実上の有料機能となりました。
現在はLINEラボでの無料提供は終了
LINEラボ画面からも「ミュートメッセージ」の項目が削除されています。これまでLINEラボでミュートメッセージを有効化していた人も、LYPプレミアムで対象プランへの登録が必要となります(後述)。
ミュートメッセージを利用できるLYPプレミアムのプラン
「LYPプレミアム」の料金プラン
LYPプレミアムでミュートメッセージを利用できるプランは、「LYPプレミアム スタンダードプラン」(月額508円)もしくは「LYPプレミアム with Netflix」(月額890円~)です。
アプリから加入できる「ライトプラン エンジョイパック」(月額290円)には、ミュートメッセージ機能が含まれていません。LINE MUSICの有料プランに付帯されているLYPプレミアム特典「LINE MUSIC with LYPプレミアム ライトプラン エンジョイパック」にも、ミュートメッセージ機能は含まれていないため注意が必要です。
ミュートメッセージの使い方
LINEの「ミュートメッセージ」を利用すれば、テキストメッセージだけでなくスタンプや画像・動画も相手に通知させず送れます。
ここではiOS版LINEでミュートメッセージの送信方法を解説しますが、Android版LINEでも操作方法は同様です。あらかじめ「LYPプレミアム スタンダードプラン」もしくは「LYPプレミアム with Netflix」に加入のうえ、自身のLINEアカウントと連携させましょう。
「メッセージ」を通知させず送る
メッセージ入力後、トーク画面の送信ボタン(紙飛行機マーク)を長押しすると「ミュートメッセージ」「通常メッセージ」の選択肢が表示されます。ここで[ミュートメッセージ]を選べば、相手の通知設定に関係なく、通知を出さずにメッセージを送信(サイレント送信)できます。
メッセージの横に付く三日月アイコンは、ミュートメッセージで送信したことを示すミュートマークです。送信相手には表示されません。相手がメッセージを読むと「既読」マークに変わり、三日月アイコンは消えます(後述)。
ミュートメッセージなら送信する側が通知をオフにできるため、深夜や会議中など、相手の邪魔をしたくないシーンでも安心してメッセージを送ることができます。
「スタンプ」を通知させず送る
スタンプを1回タップしてプレビューを表示させ、送信ボタンを長押しして「ミュートメッセージ」を選んで送信
スタンプをミュートメッセージとして送る方法は、通常とは少し手順が異なります。まず送りたいスタンプを選んだら、一度プレビュー表示します。次にその状態で送信ボタン(紙飛行機マーク)を長押しし、[ミュートメッセージ]を選んで送信してください。
テキストをミュートメッセージで送信したときと同様に、スタンプの横に三日月アイコンが表示されます。
スタンプを2回連続でタップ、もしくはプレビュー中のスタンプをタップすると通常のメッセージとして送信されます。相手に通知が届くため、スタンプをミュートメッセージとして送る際の操作には注意が必要です。
「画像・動画」を通知させず送る
写真や動画をミュートメッセージで送信したい相手とのトークルームで、メッセージ入力窓の横にある写真アイコンをタップします。
画像や動画を選んだら、送信ボタン(紙飛行機マーク)を長押しし、[ミュートメッセージ]を選んで送信してください。しばらく待つとアップロードが完了し、ミュートメッセージで送信されます。
テキストをミュートメッセージで送信したときと同様に、画像や動画の横に三日月アイコンのミュートマークが表示されます。
その場で撮影した写真や動画もミュートメッセージで送信可能
トークルームのカメラアイコンをタップし、その場で撮影した写真や動画もミュートメッセージとして送信可能です。写真や動画の撮影後、送信ボタン(紙飛行機マーク)を長押しし、[ミュートメッセージ]を選択すればOKです。
ミュートメッセージを送るとどうなる? 相手・自分の見え方
「ミュートメッセージ」は仕事中や運転中など、相手の迷惑になりたくない場面で活躍します。本当に通知が送られないのか、ミュートメッセージであるかバレないかなど、ミュートメッセージを送信する相手にどう見えるか気になるところです。
ミュートメッセージを送信すると自分や相手にどう見えるのかを検証してみたので、その結果を詳しく解説します。
相手のロック画面などにも通知は届かない
LINEでメッセージが届いたときの通知には、ロック画面に表示されるプッシュ通知や、画面上部などに表示されるバナー通知、LINEアプリのアイコンに表示されるバッジ通知などがあります。相手が端末やLINEでどのような設定をしているかによって、メッセージの通知の有無が変わります。
ミュートメッセージを利用すると、相手のロック画面に表示されるプッシュ通知や、通知センター(通知領域)での通知、ホーム画面に表示されるバナー通知は相手に表示されません。受信を知らせるサウンドもオフになります。相手に通知がいかずメッセージを送信できるので、深夜から早朝にかけてや、相手が忙しい時間帯でも迷惑にならずメッセージを送ることができます。
ただし相手の設定にもよりますが、たいていの場合はアプリアイコンやトークリストには未読バッジが表示されます(後述)。
基本的にはミュートメッセージであることは相手にバレない
未読の多いユーザーには「ミュートメッセージ」であることがバレにくい
ミュートメッセージは、通知で睡眠・作業を妨げないようにしてくれる利点がある一方で、LINEで日常的に未読メッセージを多く残しているユーザーは受信したミュートメッセージに気づかない可能性があります。
相手のトークルームでは、ミュートメッセージであることがわからない
相手のトークルームを見てみると、ミュートメッセージで送信したメッセージなのかひと目でわかりません。「ミュートメッセージで送信された」といった通知も残らないため、相手にはバレないというわけです。そもそも相手がミュートメッセージ機能の存在を知らないことも考えられます。
ただし、プッシュ通知やロック画面への通知が届かないことに相手が違和感を覚えると、ミュートメッセージであることがバレるかもしれません。
相手がAndroidスマホを使っていて、既読回避アプリにメッセージが残っていないことでもミュートメッセージであることがバレる可能性があります。既読回避アプリはLINEの通知を読み取り、既読回避アプリに表示させる仕様です。そのため、既読回避アプリに残っていないメッセージはミュートメッセージで送られたと推測できるわけです。
トーク一覧やアイコンの未読数は通常どおり届く
ミュートメッセージを受信した側の画面
実際にミュートメッセージを送ってみたところ、送信相手の端末の通知設定に関係なく、ロック画面や通知センター(通知領域)、ホーム画面のバナー通知やサウンド通知は表示・再生されませんでした。ただし、LINEのアプリアイコンやトーク一覧には、通常のメッセージと同じように未読バッジが表示されていました。
ミュートメッセージは、あくまでも相手に通知がいかないように送信するだけの機能です。「通知されない」「非通知の」メッセージといっても、送信元(自分)が相手にバレないメッセージを送れる機能ではありません。
自分(送信側)の画面にはミュート(月)マークが表示され、既読も付く
ミュートメッセージを送信すると、メッセージの横にミュートマークが表示
ミュートメッセージで送信したメッセージには、三日月アイコンのミュートマークがメッセージの横に表示されます。ミュートマーク表示中は、相手が未読の状態です。
相手がミュートメッセージを読むと「既読」が付き、ミュートアイコンも消えます。相手のトークルームにはミュートマークが表示されず、見え方は通常のメッセージと同様です。
ミュートメッセージが使えないときの原因とは
便利なミュートメッセージですが、うまく送れないというユーザーもいるようです。以下では、ミュートメッセージができないときに考えられる原因をまとめました。
LINEアプリのバージョンが古い
iOS版LINE
Android版LINE
LINEアプリが最新バージョンかどうか確認してみましょう。ミュートメッセージはLINEアプリのバージョン26.13.0以降で利用できます。LINEアプリのバージョンがあまりに古いと使えない可能性があります。
古いバージョンのLINEアプリを使い続けている人は、App StoreやGoogle Playストアにて最新バージョンにアップデートをおこなってください。
PC版LINEではミュートメッセージを送れない
PC版LINEでミュートメッセージは使えない
PC版LINEでは、ミュートメッセージを送信できません。
ミュートメッセージは、iPhoneやAndroidスマホ、iPadなどのLINEアプリでのみ使える機能です。送る側・受け取る側のどちらもスマホ版のLINEを使っていれば、通知を出さずにメッセージを送ることができます。
音声メッセージや位置情報は対象外
位置情報や音声メッセージなどはミュートメッセージ対象外
音声メッセージや位置情報は、ミュートメッセージの対象外です。音声メッセージを作成した際に送信ボタン(紙飛行機マーク)が表示されますが、長押ししても送信方法の選択肢は表示されず、通知ありで相手に送信されてしまいます。ほかにも投票や日程調整などは、ミュートメッセージに対応していません。
「LYPプレミアム ライトプランエンジョイパック」では使えない
LYPプレミアム ライトプランエンジョイパック(左)とLINE MUSIC with LYPプレミアム エンジョイ(右)には「ミュートメッセージ」機能が含まれていない
LINEアプリからのみ登録できる「LYPプレミアム ライトプランエンジョイパック(月額290円)」は、ミュートメッセージを利用できません。ミュートメッセージを利用できるLYPプレミアムのプランは、「LYPプレミアムスタンダード(月額508円)」と「LYPプレミアム with Netflix(月額890円~)」です。
LINE MUSICの有料プランに付帯するLYPプレミアム特典が「LINE MUSIC with LYPプレミアム エンジョイ」として刷新され、LINE向け機能が追加されましたが、こちらもミュートメッセージは使えません。