LINE「ビデオ通話」の使い方 超入門──通信量からエフェクト加工、映らない時の対処法まで
LINE(ライン)にはビデオ通話、いわゆるテレビ電話の機能が備わっていますが、トークのおまけ程度と侮るなかれ。豊富なエフェクト・フィルターが利用できたり、最大500人でのグループビデオ通話や画面シェア機能が実装されたりと、専用アプリにも負けない充実した機能が揃います。
そこで本記事では、LINEビデオ通話のかけ方・受け方など基本操作をはじめ、会話を盛り上げるエフェクトやフィルター、バーチャル背景などの機能、知っていると便利な小技まで、使い方をわかりやすく解説します。
LINEビデオ通話とは? その特徴と注意点
まずは、LINEのビデオ通話機能について、その特徴や注意点を説明します。
通話料は発生しないため実質無料で利用できる
LINEのビデオ通話は、電話回線ではなくインターネット回線を利用します。そのため、LINEの音声通話と同様、どれだけ長時間利用しても通話料がかからない実質的に「無料」の機能です。
ただし、LTEなどモバイル通信を介した長時間のビデオ通話には、それなりのデータ通信量がかかります(詳しくは後述)。
使いすぎれば当然、大手携帯キャリアやMVNOによる通信速度制限を受ける可能性があるというわけです(契約プランごとに高速通信がおこなえる上限が決まっています)。
長時間のビデオ通話を頻繁に利用するユーザーは、通信速度制限の回避策として、お互いに自宅などの安定した通信環境のWi-Fiに接続してから、ビデオ通話を始めるべきでしょう。これは、通話品質を保つためにも有効といえます。
ビデオ通話の通信量は3時間強で1GB近くに達する
とはいえ、Wi-Fiがない状況でビデオ通話を利用したい場面も少なくないはず。そこで、「通信量チェッカー」というアプリを使用してビデオ通話の通信量を計測してみました。
Wi-Fiをオフにした状態で、5分間3回ずつビデオ通話をおこない、アプリで計測した通信量の平均を出してみました。
結果、ビデオ通話の通信量の平均値は、約6.8MBとなりました。1時間通話した場合だと、単純計算で約81.6MBかかることになります。
ただ実際には、ビデオ通話はこれをはるかに超える通信量を消費するようです。LINEモバイルが公表しているLINEビデオ通話の通信量の目安は、以下のとおりとなっています。
通話時間 | データ通信量 |
---|---|
1分 | 5.1MB |
10分 | 51MB |
30分 | 153MB |
60分 | 307MB |
これは、スマートフォンの契約プランが3GBだとすると、およそ10時間弱ビデオ通話をすると上限に達する計算です。ちなみに、音声だけのLINE通話では約167時間で3GBに達するので(10分間で3MB消費)、ビデオ通話の通信量がいかに大きいか分かるでしょう。
最大500人グループでのビデオ通話もできる
グループトークや複数人トークのメンバーとのビデオ通話も無料で利用できます。参加上限人数は、最大500人(iOS/Android版LINEアプリのバージョン10.9.0以上、PC(パソコン)版LINEのバージョン6.1.0以上)。
通話中はエフェクトで感情を表現できたり、フィルター機能で画面の雰囲気を変えたりと、1対1でのビデオ通話とほぼ同じ機能が利用できます。PC版LINEを使えばテレビ電話のように利用できるので、会議などにも活用できるでしょう。
詳しい使い方や注意点などは、下記の記事を参照ください。

パソコン(PC)版LINEでもビデオ通話が可能
LINEのビデオ通話は、PC(パソコン)版LINEでも使えます。PCでは多くのケースでWi-FiやLANケーブルに接続しているわけですから、スマホ版のようにデータ使用量を気にせずにビデオ通話が可能です。
PC版LINEで一度に映し出せる参加者は最大16名まで。テレビ会議や、いま話題の“オンライン飲み会”にも最適でしょう。ビデオ通話中に同時並行で他の操作がしやすく、同じゲームをプレイしながらビデオ通話するなど、PC版LINEならではの楽しみ方があります。
詳しい使い方は、下記記事を参照してください。

LINEビデオ通話の基本的な使い方
ここからは、iPhone版およびAndroid版LINEアプリにおけるビデオ通話の基本的な使い方を解説。ビデオ通話のかけ方から応答方法、通話中のマイク・カメラ操作、切り方まで手順を追って紹介します。
ビデオ通話をかける(発信方法)
ビデオ通話の発信方法は、1対1とグループのビデオ通話で多少違いがあります。それぞれ手順を紹介します。
1対1でビデオ通話をする場合
友だちリストからビデオ通話したい相手を選択し、ホーム画面で[ビデオ通話]ボタンをタップすればビデオ通話が発信します。
もしくは、トーク画面上部にある電話ボタンをタップすると表示されるメニューから、[ビデオ通話]ボタンをタップしてもOKです。
左:iOS版LINE右:Android版LINE
コール中は、インカメラで自分側の映像が表示されます。カメラの角度などを確認しつつ、相手が応答するまで待ちましょう。
相手が応答すると、メイン画面には相手の映像、サブ画面にはインカメラによる自分の映像が表示され、スピーカーで話せるようになります。また、サブ画面はデフォルトでは左上ですが、ドラッグして好きな場所へ移してもOKです。
相手が応答せず、自分も発信を止めなかった場合は一定時間の経過後に「応答がありません」という画面が表示されます。必要に応じて、再度発信するか、ボイスメッセージを残すか、終了するかを選択してください。
3人以上のグループでビデオ通話をする場合
LINEのグループトークまたは複数人トークの画面上部にある受話器ボタンをタップするとメニューが表示されるので、[ビデオ通話]をタップします。
iOS/iPad/Android版LINEでは最大6名、PC版LINEでは最大16名まで顔を表示できます。7人以上でグループビデオ通話をする場合、右上の画像のように画面下部に顔が一覧で表示され、横にスクロールすれば最大200名の参加者の顔を確認することができます。
画面表示を入れ替えたい場合は、友だちのアイコンを長押しして、切り替えたい友だちの画面までスワイプしてください。
ビデオ通話に出る(着信時の応答方法)
1対1でビデオ通話をする場合
左:iOS版LINE右:Android版LINE
相手からビデオ通話の着信があると、着信音が鳴るとともに上のような画面に切り替わります(LINEを起動している・いないに限らず)。
Androidスマホの場合は、着信中の時点でインカメラが起動する仕組みです。今は顔を見せられない、映せる場所にいないといった状況で、カメラを起動せず音声だけで出たい場合は、[カメラをオフにする]を選択しましょう。
3人以上のグループでビデオ通話をする場合
グループでのビデオ通話がかかってきたら、「グループビデオ通話が開始されました」とメッセージが届きます。このメッセージもしくは画面上部の[参加]ボタンをタップすると、グループのビデオ通話に参加できる仕組みです。
ただ、1対1のビデオ通話と違ってグループビデオ通話では、着信があっても着信画面に切り替わりません。さらに、着信音さえも鳴らない仕様です。このように、グループビデオ通話の着信にはかなり気づきにくいので、注意してください。
通話したままLINEトーク画面や他のアプリ画面に切り替える
iOS版LINEとAndroid版LINEで仕様が異なるので、それぞれ紹介します。
iOS版LINEの場合
iOS版LINEでは、ビデオ通話中に斜め矢印のアイコンをタップすると、ビデオ通話の画面が縮小します。通話を繋いだまま、同時にトークなどを使えるという便利な機能です。
縮小したビデオ通話画面は、好きな位置に移動でき、縮小画面をタップすると、再び全画面表示に戻れる仕組みになっています。
ただ、LINEアプリ以外の画面(ホーム画面や他のアプリ)を開くと、縮小したLINEビデオ通話画面が閉じて、相手に自分側の映像が届かなくなるので注意しましょう(音声通話のみになる)。
Android版LINEの場合
Android版LINEの場合は、iOS版のような縮小アイコンはありません。その代わり、ホームボタンをタップすれば、ビデオ通話画面を縮小できます。
さらに、ビデオ通話を繋ぎながらLINE以外のアプリやホーム画面を操作することも可能です。全画面表示に戻る場合は、縮小したビデオ通話の画面をタップすればOKです。
カメラ・マイクをオフ(ミュート)に切り替える
ビデオ通話中、画面の右下にあるビデオカメラボタン(1)をタップすると、自分のカメラがOFF(ミュート)になり、相手に映像が届かなくなります。また、マイクボタン(2)をタップすると、自分の音声が相手に届かなくなります。
両方オフにすると相手側には映像・音声ともに届かなくなるので、電話の保留機能のように、一時的に映像や音声を隠したい場合に利用するといいでしょう。
内カメラ/外カメラ、サブ画面/メイン画面の映像を切り替える
画面の右上部にある切り替えボタンでは、リアカメラ(背面)とインカメラ(前面)の表示を切り替えられます。リアカメラの映像を届けられるので、自分の周囲の光景を相手に見せたい場合に便利でしょう。
このほか、サブ画面をタップすると、メイン画面に映し出される映像が相手から自分に切り替わります。
ビデオ通話の画面分割を変更する
ビデオ通話の画面は、通話人数などに応じて表示を切り替え可能です。
1対1でビデオ通話をする場合
1対1のビデオ通話の場合、右上のメニューボタン[]から[分割画面で表示]をタップすると、上下に分割されたパターンに変更できます。
3人以上のグループでビデオ通話をする場合
画面上部にあるレイアウトのアイコンをタップすると、画面分割が一人をフォーカスしたものに変更できます。下に表示される各参加者をタップすると、フォーカスする映像をほかのメンバーに入れ替えられる仕組みです。
LINEビデオ通話をもっと使いこなす方法
ここからは、LINEのビデオ通話をより盛り上げる機能や、知っていると便利な小技などを紹介します。
色味補正からキラキラ加工まで約50種類が揃う「フィルター」機能
iOS版LINEではビデオ通話の画面を左にスワイプ、Android版LINEではメニューボタン[]から[フィルター]を選択すると映像にフィルターリストが表示されます。
用意されているフィルターは、約50種類。肌の色がきれいに見えるように調整できたり、セピア色やモノクロにしてクールなイメージにしたり、またキラキラ輝かせたりといった様々な効果を演出できます。
盛れる加工やおもしろ変身ができる「エフェクト」機能
ビデオ通話中に、画面下部の顔マークをタップすると、エフェクト一覧が表示されます。
好きなものを選びタップすると、ビデオ通話に映っている自分の顔やその周囲にエフェクトを効かせられます。相手側の画面には、エフェクトが適用された状態の自分の顔が写ります。
猫耳、うさ耳、ヒゲにサングラス、顔のおもしろ変形や背景を変えるものまで、写真アプリ「SNOW」並みのクオリティとラインナップが揃います。美肌のエフェクトを使えば、肌や輪郭、血色などを自動で補正してくれるので、化粧前や寝起きで顔を見られたくないときにも便利です。
自分の顔の表情に合わせて3Dのキャラクターの表情も変化する「キャラクターエフェクト」もおすすめ。
カメラに向かって目をつむったり舌を出したりするとキャラクターも連動して動く面白い機能です。お互いに適用すれば、ビデオ通話をさらに盛り上げることができるでしょう。
また、キャラクターエフェクトを使うと、顔だけでなく背景や服までも映らなくなります。服装がラフすぎたり、家が散らかっていたりといった、都合の悪い部分を隠す用途として使うのも便利です。

ビデオ通話で遊べる新感覚の顔ゲーム「Face Play」
「Face Play」は、LINEのビデオ通話中に、顔の表情や動きを使って遊べるバトル形式のゲームです(iPad非対応)。2人以上はもちろん、1人でも楽しめます。
プレイできるゲームは全部で10種類で、いずれも無料。動画のように、キャラが画面に出現するタイミングで口を開けて、目からビームを発射してモンスターを倒すといった直感的に遊べるゲームが揃います。
「Face Play」で遊ぶには、ビデオ通話中に表示されるコントローラー風のアイコンをタップ。すると画面下部にゲームの種類が表示されるので、好きなものを選択して[START]ボタンを押してください。相手側が[承諾]ボタンをタップし次第、ゲームを開始できます。
現状、Face Playは1対1のビデオ通話にのみ対応しており、グループビデオ通話では利用できません。
同じ画面を見ながらビデオ通話できる「画面シェア」機能
「画面シェア」機能を使えば、同じ画面を見ながら会話できます。言葉では伝えにくい位置情報などをリアルタイムで共有したり、テレビ会議中に資料を共有したりと、さまざまな使い方ができます。
左:Android版LINE右:iOS版LINE
1対1での通話中に画面を共有する場合は、Android版LINEでは右上のメニューボタンから[画面をシェアする]をタップするだけでOK。iOS版LINEではコントロールセンターで画面収録ボタンを長押し後、[ブロードキャスト開始]をタップしましょう。すぐに画面共有が開始されます。
グループビデオ通話の場合、後述の「みんなで見る」モードを呼び出すときと同じように、通話画面右下にある[▶︎]ボタンをタップして[画面シェア]を選択すればOKです。
なお、共有中は操作のすべてがメンバーに見られる状態になります。ポップアップ通知や、パスワードなど個人情報の公開には、くれぐれも注意してください。
PC版LINEでも、バージョン5.23.0以上ならビデオ通話中にパソコン画面を共有できます。
ビデオ通話中、[画面シェア]ボタンをクリックし共有したい画面を選択すると、自分のパソコン画面がグループメンバーに共有されます。パソコンで共有された画面は、スマホ版LINEで受け取ることも可能です。

YouTube動画を同時視聴できる「みんなで見る」モード
iOS/Android版LINEアプリのバージョン10.6.5以降から、グループで音声またはビデオ通話をしながらYouTubeの動画を一緒に視聴できる「みんなで見る」機能が登場しました。
好きなアーティストのライブや、スポーツのライブストリームなどを一緒に見ながら、会話を楽しむことができます。流行りの「オンライン飲み会」のお供におすすめの機能です。
「みんなで見る」モードを使うには、グループでの音声またはビデオ通話中、通話画面の右下にある[▶︎]ボタンをタップします。
なお、この機能を使うには原則グループでの通話が必要です。1対1の音声・ビデオ通話では、YouTubeを呼び出すボタンが表示されません。2人でYouTubeを見たい場合は、一緒にYouTubeを見たい相手と実質1対1のグループトークを作成し、その中でYouTubeの画面シェアをおこなってください。
表示されたメニューから[YouTube]を選択します。検索ボックスが表示されるので、キーワードなどを入力して動画を検索しましょう。あとは目的のYouTube動画を選択し、確認画面で[開始]をタップすれば参加メンバー全員に任意の動画が共有されます。
通信状態などにも左右されますが、お互いの音声とともにYouTube動画の映像と再生音もしっかり共有されました。

LINEビデオ通話を「録画」する方法
ビデオ通話中の画面を録画する機能は、LINEアプリには搭載されていません。とはいえ、iPhoneでもAndroidスマホでもスクリーンを動画でキャプチャすれば、ビデオ通話の映像は画面録画できます(原則、音声は録れません)。
またパソコンがあるなら、Windows PCやMacに備わっている画面収録機能を活用すると、ビデオ通話の映像だけでなく音声も含めた動画が録れます(詳しくは下記記事を参照)。

URLを共有するだけでビデオ通話できる「LINEミーティング」
2020年8月、指定のURLにアクセスすることでグループ通話に参加できる「LINEミーティング」機能がリリースされました。iOS/Android版LINEアプリのバージョン10.13.0以上、PC版LINEのバージョン6.2.0以上で利用できます。
LINEミーティングでは、グループトークや複数人トークを作成することなく、指定のURLにアクセスするだけで最大500名までのグループ通話が可能。テレビ会議やオンライン飲み会などをおこなうとき、LINEで友だちになっていない人もURLを通じてグループ通話に招待できるというわけです。
詳しい仕様や使い方については、下記記事を参照してください。

ビデオ通話ができない・映らない原因と対処法
LINEでビデオ通話ができない・映らないといったトラブルが発生したときの原因と対処法を解説します。
なお、以下の記事ではビデオ通話のトラブル対処法をより詳しく解説しているので、ここで解決しなかった場合は参照してみてください。

端末のアクセス権限や通話の着信許可の設定
左:iOS版LINE右:Android版LINE
そもそも、端末側でLINEアプリに対してカメラやマイクなどへのアクセス権限を許可していないと、ビデオ通話の機能自体が利用できません。
この場合、ビデオ通話の発信/着信の際に確認のポップアップが表示されるので、ポップアップ上で[許可]ボタンをタップします。
また、「通話の許可がOFFになっているため、応答できません」というメッセージがトークに表示されている場合は、LINEアプリで「通話の着信許可」の設定がオフであることが原因です。
設定ボタン[]から[通話]に進んだところに[通話の着信許可]の項目があるので、これをオンに切り替えましょう。
カメラやマイクがオフ(ミュート)になっている
前述したように、ビデオ通話中、画面の右下にあるビデオカメラボタン(1)やマイクボタン(2)をタップすると、カメラやマイクがオフ(ミュート)になり、こちらの音声や映像が相手に届かなくなります。また、相手のカメラやマイクがミュート状態だと、相手の映像や音声が一切届きません。
ミュート状態では、音声だけでなくノイズや環境音なども一切聞こえなくなります。通話中に不自然なほど静かになったら、相手が何かの拍子にミュートボタンに触れてしまったことが考えられるでしょう。
LINEアプリのバージョンやデバイスのOSが古い
LINEが提供する無料通話とビデオ通話の推奨環境は、それぞれ以下の通り。これよりもOSバージョンが古い場合は、ビデオ通話の機能を利用できない可能性があります。
- iOS 11.0以上
- Android 5.0以上
- Windows 8.1以上
- Mac OS X 10.10以上
またLINEアプリ側でも、機能追加や不具合修正のため、定期的にアップデート(バージョンアップ)が提供されます。
ビデオ通話のエフェクトやフィルター、画面共有などはここ最近で追加された機能です。これら特定の機能が使えない場合は、LINEアプリのアップデートを試してください。


インターネット環境やアプリの不具合など
ビデオ通話の映像や音声の質は、インターネット環境(速度や安定性)に大きく左右されます。調子が悪いと感じたらまずは通信環境を確認し、電波が悪い場合は移動するか、機内モードをオン・オフするなどで通信をリフレッシュしてみましょう。これだけで改善することも多いものです。
また、原因がまったくわからない場合は、LINEアプリの一時的な不具合ということも考えられます。少し時間をおいてから再度試してみましょう。
ともにiPhoneユーザーの場合、iOS標準機能の「FaceTime」でも無料のビデオ通話が可能です。またLINE以外にも、ビデオ通話アプリが多数リリースされているので、そちらを試してみるのもよいでしょう。


検証したLINEのバージョン:iOS版10.10.1、Android版10.9.3