LINEのトーク履歴をバックアップして引き継ぎ・復元する方法【2021年最新版】

パソコンを使っての複雑な作業は一切なし

スマホの機種変更時にLINE(ライン)のトーク履歴をバックアップし、復元する手順をわかりやすく解説します。

機種変更前に少し準備するだけで新しい端末でも以前と同じ状態でLINEを使えるようになるので、本記事を参考にLINEトーク履歴の引き継ぎを安全・確実に実行してください。iPhoneにもAndroidスマホにも対応しています。

LINEのトーク履歴をバックアップする方法

さっそく、トーク履歴のバックアップ方法を解説します。iOS版LINEとAndroid版LINEで仕様や手順が異なります。自身の環境に合わせて確認してください。

iPhoneからiPhoneへ機種変更する

iOS版LINEには、Apple IDに紐付く「iCloud」を利用したトーク履歴データのバックアップ機能が搭載されています。iPhoneからiPhoneへ機種変更する場合は、iCloudを経由してトーク履歴を引き継ぎましょう。

iCloudとは?

iCloudは、Appleが提供するオンラインストレージサービスで、写真や動画、ファイルなどを無料で5GBまでアップロードできます。Apple IDを持っていれば、誰でも無料で使えるサービスです。

iPhoneユーザーなら、セットアップ時にApple IDでのサインインを済ませているはず。そのため、特別な作業などを必要とせず、すぐにバックアップを実行できるでしょう。

LINEアプリの「ホーム」タブから設定ボタン​→トークに進みます。

トークのバックアップ今すぐバックアップの順にタップすると即座にバックアップが始まります。

「前回のバックアップ」欄に当日の日付と容量が表示されていれば完了です。

「iCloudに接続されていません」と表示される場合

iPhoneの設定で「iCloud Drive」がオフになっていると、iCloudに接続されていませんと表示されバックアップができません。

[iCloud]をタップ

iPhoneの「設定」アプリを開き最上部にあるユーザー名部分をタップ

[iCloud Drive]をオンにする

上の手順で「iCloud」を有効にした上で、あらためてLINEアプリのバックアップを試してください。

AndroidスマホからAndroidスマホへ機種変更する

Android版LINEには、Googleアカウントに紐づく「Googleドライブ」を利用したトーク履歴データのバックアップ機能が搭載されています。

AndroidスマホからAndroidスマホへ機種変更する場合は、Googleドライブを経由してトーク履歴を引き継げます。

Googleドライブとは?

Googleドライブは、Googleが提供するオンラインストレージサービスで、写真や動画、ファイルなどを無料で15GBまでアップロードできます。

Androidスマホを利用している場合、通常はGoogleアカウントがすでにスマホに登録されているはずです。そのため、特別な作業などを必要とせず、すぐにトーク履歴をバックアップできるでしょう。

LINEアプリの「ホーム」タブから設定ボタンをタップし​トークトーク履歴のバックアップ・復元の順に進んでください。

Googleアカウント項目をタップして、バックアップ先であるGoogleドライブ(Googleアカウント)を選択しましょう。

新しいスマホでも引き続き利用するGoogleアカウントを選択し、OKをタップ。即座にバックアップが始まります。「前回のバックアップ」の項目に当日の日付と容量が表示されていれば完了です。

権限がありませんと表示される場合

Androidスマホの設定でLINEアプリに「連絡先」へのアクセス権限を許可していないと、「この機能を利用する権限がありません」と表示されます。

ホーム画面上で「LINE」アプリを長押しし展開したメニューで[ i ]ボタンをタップ

[権限]をタップ

[連絡先]をタップして権限を許可する

上の手順で「連絡先」への権限を許可してから改めてバックアップを実行しましょう。

AndroidスマホからiPhoneへ/iPhoneからAndroidスマホへ機種変更する

Androidスマホ⇄iPhoneといったように、異なるOS間での機種変更では引き継げないデータがあります。トーク履歴もその一つです。

LINEのトーク履歴は、iOS版LINEではAppleの「iCloud」、Android版LINEではGoogleの「Googleドライブ」を利用してバックアップ・復元をおこないます。

OSごとにデータの保存先が異なるため、「Googleドライブ」に保存したトーク履歴のデータを「iCloud」を使って復元することはできないのです(逆もしかり)。

この点、苦肉の策ですが、絶対に残しておきたいトークはテキストファイルやトークスクショといった形で残しておくことが可能です。

トークスクショで保存する方法

LINEのトークスクショは、その名の通りトーク履歴を撮影するのに特化した機能です。画面に収まりきらない長いやりとりでも、スクロールすることでまとめて1枚の画像として撮影できます。

スクショしたいトーク部分の開始位置になるメッセージを長押しし、メニューからスクショを選択してください。

終了位置にあたるメッセージをタップしてスクショ範囲を選択したら、スクショボタンを押します。筆者が試したところ、メッセージは156件まで選択できました。

スクショしたトーク画像は、ダウンロードボタンをタップすると端末に保存できるほか、共有ボタンからKeep(キープ)に保存しておくことも可能です。

テキスト形式で保存する

トーク履歴は、テキスト(txt)ファイルとして生成・保存することが可能です。

あくまでテキストベースなので、スタンプ・絵文字や写真・動画・音声ファイルなどは再現されませんが、会話の内容や日付、時間などは確認できます。

目的のトークルームの右上にあるメニューボタン​をタップし、その他に進みます。

共有メニューから任意の保存先を選択すれば完了です。LINEのストレージサービスである「Keep」へ保存すれば、いつでもLINE上で見返すことができます。

トーク履歴を自動でバックアップする

スマホの紛失や故障に備えて、バックアップは定期的におこなうことが重要です。しかし、手作業によるバックアップはどうしても忘れがち。

そこで用意されているのがLINEの「自動バックアップ」機能です。最初にバックアップスケジュールを設定しておくだけで、以後は自動的にトーク履歴を保存してくれます。設定自体はとても簡単なので、ぜひ活用しましょう

「ホーム」タブの設定ボタン​からトークトークのバックアップの順にタップします。

iOS版はバックアップ頻度、Android版は自動バックアップを押して、「自動バックアップ」のスイッチをオンに切り替えてください。その後、バックアップ頻度などの細かい設定を変更しましょう。

なお、自動バックアップの更新は、開始時に以下の条件をすべて満たしている場合におこなわれます。就寝前の充電中、自宅のWi-Fiにつないでいるときに自動バックアップされるイメージです。

  • 端末が電源に接続している
  • 端末がWi-Fiに接続している(Android版LINEではモバイルデータ通信によるバックアップも選択可能)
  • iOS版の場合、Appのバックグラウンド更新設定が有効である

旅行などで長期間Wi-Fiに接続できないと、自動バックアップが動作しないので注意してください。

機種変更時にLINEのトーク履歴を引き継ぎ・復元する手順

ここからは、機種変更時にLINEアカウントおよびトーク履歴を引き継ぐ手順を解説します。

引き継ぎの工程は、機種変更「前」に旧端末でおこなう作業と、機種変更「後」に新端末でおこなう作業の2つに大別されます。まずは、下のイラストで引き継ぎの大まかな流れを確認しましょう。

なお本記事で紹介するのは、機種変更後も同じ電話番号を引き続き使う場合の引き継ぎ方法です。

機種変更後に電話番号が変わるケースや、Facebookアカウントを連携しているケース電話番号なしの端末に引き継ぐケースでは、必要な準備や復元手順が異なります。

機種変更「前」に旧端末でおこなう作業

LINEの引き継ぎでは、機種変更前に旧スマホ側でおこなう事前の準備や確認がかなり重要です。一つひとつ確実に実行・チェックしていきましょう。

LINEアプリを最新バージョンにアップデートする

バックアップする前に、必ずLINEアプリのバージョンを最新にアップデートしておきましょう。古いバージョンのLINEアプリでバックアップしたトーク履歴は、機種変更時に新しい端末で復元できない可能性があります。

App Storeでアップデートする手順(iPhone)

iPhoneでLINEアプリをアップデートするには「App Store」アプリを開きます。

右上のアカウントアイコンをタップすると、アップデート可能なアプリの一覧が表示されます。一覧にLINEアプリがあれば、アップデートボタンをタップしてください。

Google Playでアップデートする手順(Androidスマホ)

Androidスマホでアプリをアップデートするには「Playストア」アプリを開きます。

右上のアカウントアイコンをタップして、メニューからアプリとデバイスの管理を選択。アップデート可能なアプリがある場合は「利用可能なアップデートがあります」と表示されるので、詳細を表示をタップします。

一覧にLINEアプリがあれば、更新ボタンをタップしてください。

トークで共有されている写真・動画・ファイルを保存する

トークルーム内で共有されているだけの写真や動画は、トーク履歴をバックアップしていたとしても、機種変更の際に消えてしまうおそれがあります。

保存したい画像・動画を長押しして表示されたメニューの中から[Keep]を選択

Keepに保存する画像にチェックを入れて[保存]ボタンをタップ

大切な写真・動画は端末にダウンロードしておくか、あらかじめLINEのストレージ機能「Keep(キープ)」に保存しておきましょう。

Keepに保存したファイルは、「ホーム」タブの自分のアカウント名の横にあるKeepボタンから閲覧・ダウンロードできます。

ただ、動画は5分以内のものしか保存できないほか、50MBを超えるファイルは保存期間が30日間に制限されます。容量の大きいファイルの取り扱いには注意が必要です。

LINEに登録している電話番号・パスワード・メールアドレスを確認する

2019年2月のアップデートで引き継ぎ方法が大きくシンプル化され、原則として電話番号による認証とパスワード入力だけでLINEアカウントを引き継げるようになりました。

その反面、パスワード未登録のまま引き継ぎをおこなうと、手間がかかるだけでなく、引き継ぎができなくなる可能性があります。

電話番号・パスワードはもちろん、メールアドレス(パスワード再設定に利用)を登録しているかどうか、機種変更前にしっかり確認しておきましょう。

パスワードの記憶があいまいであれば、再登録して正確なパスワードを把握しておくと安心です。

最新のトーク履歴をバックアップ

引き継ぎ前には、必ず最新のトーク履歴をバックアップしてください。バックアップ手順の詳細は前述のとおりなので、ここでは詳細は割愛します。

機種変更「後」に新端末でおこなう作業

旧スマホ側での事前準備をしっかりおこなえていれば、新スマホ側での作業はスムーズに進みます。

旧端末と同じApple ID/Googleアカウントで新端末にログインしておく

新しい端末を手に入れたら、バックアップ時と同じApple ID・Googleアカウントでログインしておきましょう。特にiPhoneは、バックアップ時と異なるApple IDでログインすると、トーク履歴の復元時にデータがインポートされない恐れがあります。

新しい端末にLINEアプリをインストールして起動する

アプリ「LINE」をダウンロード

新しいスマホにLINEアプリをインストールし、起動します。

「LINEへようこそ」の画面が表示されるので、ログインをタップします。

ログイン方法を選択

iOS版では3つ、Android版では2つのログイン方法が表示されます。基本的には、電話番号でログインを選択すればOKです。

事前にFacebookやApple IDとLINEアカウントを連携していた場合は、それぞれログインを進めてください。

電話番号認証を済ませる

端末の電話番号入力

SMSや音声通話で6桁の認証番号を受け取る

その番号をLINEアプリに入力する

上の手順で電話番号認証を済ませましょう。SMS経由で認証番号が届かない場合は、以下の記事を参考に対処してみてください。

パスワードを入力してログインする

電話番号認証が正しくおこなわれると、「おかえりなさい○○!」と、登録した電話番号に紐付いたアカウント名が表示されます。自分の情報で間違いなければ、はい、私のアカウントですを選びましょう。

次の画面でパスワードの入力が求められるので、登録してあるパスワードを入力し[→]ボタンをタップしてください。

トーク履歴を復元する

「トーク履歴はバックアップ済みですか?」と表示されるので、はい、トーク履歴を復元しますをタップしてください。

ちなみに、Android版LINEはトーク履歴をいつでも復元できる仕様です。ログインを済ませた後に、LINEの設定からトーク履歴を復元させてもOKです。

「トーク履歴を復元しますか?」という確認ポップアップが表示されます。トーク履歴のバックアップが確実に取れているなら続行を押しましょう。

メッセージにあるように、続行を押した時点でLINEアカウントは新しい端末に引き継ぎ済み(ログイン完了)という扱いになり、以前使っていた端末のLINEアプリが初期化されます。

万が一、トーク履歴のバックアップを取り忘れていた場合は、続行を押す前に必ず旧端末でLINEアプリを起動してバックアップをとってください。

続行ボタンを押すと、再度「トーク履歴を復元」の画面が表示されます。Android版LINEは、バックアップをとったGoogleアカウントを選択してください。

バックアップが正常におこなわれていれば「前回のバックアップ:」の項目に当日の日付と時間が記載されているはずです。確認できたら、トーク履歴を復元をタップしましょう。これで、新端末へのトーク履歴の引き継ぎは完了です。

万が一、復元できなかった場合は以下の記事を参考に対処してください。

友だち追加設定をおこなう

続いて、「友だち追加設定」のオン・オフを設定します。旧端末と同じ友達リストを復元したいなら、とりあえずデフォルトの「オフ」のままにしておくのが無難です(後からオンにする設定も可能です)。

というのも、「友だち追加設定」や「友だちへの追加を許可」の項目をオンにすると、スマホのアドレス帳に登録してある電話番号とLINEが紐付きます。結果として、会社の上司や元カレ・元カノなどつながりたくない人が意図せず友だち追加されてしまう可能性があるからです。

必要に応じて年齢確認をする

年齢確認は、LINE IDによる友だち検索・追加をおこなう際などに必要なものです。

普段からLINE IDや電話番号検索を活用している人は、指示に従って年齢確認をおこなってください。引き継ぎ完了後にも設定できるので、先を急ぎたければ後回しにしても大丈夫です。

スタンプ・絵文字・着せ替えを再ダウンロードする

ここまでの手順でトーク履歴や友だちリストは復元されますが、スタンプや絵文字、着せかえなどのコンテンツデータは別途ダウンロード作業が必要です。

「ホーム」タブの設定ボタン​→スタンプマイスタンプに進むと、以前のスマホで購入したスタンプを再ダウンロードできます。

着せかえもスタンプと同様に着せかえマイ着せかえの順にタップして再ダウンロードしてください。

通知音・着信音を再設定する

LINEの通知設定は引き継がれません。通知のさまざまな設定を変更しましょう。

設定ボタン​から[通知]に進むと、通知のオン・オフや通知音の種類などを設定できます。

検証バージョン
LINE
iOS
11.16.0
LINE
Android
11.16.2
EDITED BY
MOEGI