AndroidスマホでLINEの無料通話をしようとしても、「この機能へのアクセスを端末の設定から許可してください」というエラーメッセージが表示されて、通話できないことがあります。これを解決するには、マイクと電話へのアクセス権限を許可する必要があります。
本記事では、このエラー表示の原因と対処法について詳しく解説します。
「この機能へのアクセスを端末の設定から許可してください」と表示される原因
LINEの無料通話を利用するためには、「マイク」と「電話」へのアクセスを許可しておく必要があります。この2つの設定が完了していないと通話はできません。
AndroidスマホでLINE通話の発信もしくは受信をしようとした際に、「この機能へのアクセスを端末の設定から許可してください」というメッセージが表示されて、通話ができないことがあります。
これは、アクセス権限を許可していないことが原因で発生する問題です。
アクセス権限とは、アプリがカメラや連絡先リストなど、デバイスのさまざまな機能を使用する権限のことです。アプリをインストールした時、または使用する中で、アプリ側から必要に応じて許可を求めてくるので、ユーザーは許可/拒否の設定をしなければいけません。
- カメラ:写真や動画を撮影する
- マイク:音声を録音する
- 位置情報:デバイスの位置情報にアクセスする
- 写真と動画:デバイス上の写真と動画にアクセスする
- 通知:通知を送信する
- 電話:電話の発信と管理をおこなう
- 付近のデバイス:Bluetoothを利用して付近のデバイスの検出、接続、相対位置の特定をおこなう
- 連絡先:連絡先にアクセスする
LINEの通話機能を利用するには、「マイク」(音声の録音)と「電話」(電話の発信と管理)へのアクセス権限を許可する必要があります。
発信しようとしても発信できない
応答しようとしても応答できない
この2つを許可していないと、LINE通話の発信も応答もできません。
「この機能へのアクセスを端末の設定から許可してください」と表示された場合の対処法
Androidスマホでアクセス権限の許可を求められた場合は、以下の手順で「マイク」と「電話」の両方の権限を許可すればすぐに解決できます。
ここではGoogle Pixel 9aを使って検証・解説しています。端末によって画面表示や手順は若干異なる場合がありますが、対処法は概ね同じです。
LINEアプリのアイコンを長押しして、[i]ボタンをタップ
LINEアプリのアイコンを長押しして、[i]ボタンをタップします。
[権限]をタップ
「マイク」と「電話」が「許可しない」リストに入っている
アプリ情報画面で[権限](もしくは[許可])の項目を選択します。「マイク」と「電話」の項目が「許可しない」リストに入っている場合、「許可」に移動させる必要があります。
[マイク]をタップ
「アプリの使用中のみ許可」もしくは「毎回確認する」を選択
マイクの権限を許可する場合は、[マイク]をタップしてマイクの権限の設定に進み、「アプリの使用中のみ許可」もしくは「毎回確認する」を選択してください。
「アプリの使用中のみ許可」を選択した場合は、以後アクセス権限の許可を求められることはありません。「毎回確認する」を選択した場合には、1回の通話ごとにアクセス権限の許可を求められます(詳しくは後述)。
[電話]をタップ
[許可する]を選択
電話の権限が許可されていない場合は、[電話]をタップして電話の権限の設定に進み、「許可する」を選択します。
「アプリの使用中のみ許可」と「毎回確認する」はどう違う?
アクセス権限の設定をしようとした時、「許可する」ではなく「アプリの使用中のみ許可」や「毎回確認」といった選択肢が表示されることがあります。どれを選ぶべきか解説します。
アクセス権限の許可と一口に言っても、「アプリの使用中のみ許可」や「毎回確認する」など、許可の種類にはバリュエーションがあります。
Androidスマホのアクセス権限の設定には以下のような選択肢があります。
- 「常に許可」位置情報のみ。アプリを使用していないときでも、アプリはその権限をいつでも使用できる
- 「アプリの使用中のみ許可」ユーザーがアプリを使用しているときのみ、アプリはその権限を使用できる
- 「毎回確認」アプリを開く度に確認メッセージが表示される。ユーザーがアプリを使い終わるまで、アプリはその権限を使用できる
- 「許可しない」ユーザーがアプリを使用していても、アプリはその権限を使用できない
「常に許可」もしくは「アプリの使用中のみ許可」に設定すると、以後は確認画面を経由せずに使いたい機能をすぐ使うことが可能です。「毎回確認」は確実性があって安心ですが、いちいち手間がかかるというデメリットもあります。
「音声の録音をLINEに許可しますか?」という表示が出る
たとえば、マイク機能へのアクセス権限を「毎回確認」にした場合には、アプリを立ち上げた時や、通話しようとする度に、「音声の録音をLINEに許可しますか?」という表示が出ます。
[今回のみ]をタップすると、「毎回確認する」の状態が維持される
この時に[今回のみ]をタップすると、その直後の通話中だけマイク機能へのアクセス権限が許可され、その後は引き続き「毎回確認する」の状態が維持されます。
このひと手間が面倒だと感じるのであれば、アプリの設定画面から「マイク」へのアクセス権限を「アプリの使用中のみ許可」に設定しておく(詳しくは前述)、あるいはここで[アプリの使用時のみ許可]を選択するのがおすすめです。
[アプリの使用時のみ許可]を選択すると、「アプリの使用中のみ許可」の状態に変更される
[アプリの使用時のみ許可]を選択すると、アクセス権限の設定が変更されて、以後は確認メッセージなしで通話できるようになります。