LINE(ライン)のトークフォルダー機能を利用すれば、トークリストが「すべて」「友だち」「グループ」「公式アカウント」「オープンチャット」の5種類にフォルダ分けされるため、目的のトークが見つけやすくなります。
iOS版LINE、Android版LINEともに、新機能をお試しできる「LINE Labs」で設定をオンにすればトークフォルダを利用可能です。本記事では、LINEのトークリストをフォルダ分けする方法を紹介します。
本記事では、このトークフォルダー機能を利用して、LINEのトークリストをフォルダ分けする方法を紹介します。
トークリストをフォルダ分けする方法
新たに登場した「トークフォルダー」機能は、トークリストを5種類のフォルダに自動で振り分けてくれます。以前はAndroid版LINEのみに対応していましたが、2020年11月よりiOS版でも利用できるようになりました。
なお、iOS版LINEはバージョン10.19.0以上、Android版LINEはバージョン10.7.0以上にアップデートにする必要があります。バージョンがそれより古いとトークフォルダー機能は利用できません。
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1LINE Labsで設定をオンにする
トークフォルダを利用するには、LINEの新機能を試験的にいち早く利用できる「LINE Labs」での設定が必要です(iOS/Android版いずれも手順は同様)。
「LINE Labs」で[トークフォルダー]を有効にする
「ホーム」タブの設定ボタン[]から[LINE Labs]を選択。[トークフォルダー]にチェックを入れましょう。設定はこれで完了です。
2トークがフォルダごとに振り分けられる
「トーク」タブに5種類のフォルダが出現
その後、「トーク」タブを開くと「すべて」「友だち」「グループ」「公式アカウント」「オープンチャット」の5種類のフォルダが出現します。
トークフォルダは全部で5種類ある
トークフォルダ機能を有効にすると、「トーク」タブが「すべて」「友だち」「グループ」「公式アカウント」「オープンチャット」の5種類のフォルダに分類され、その特性に応じて各トークが振り分けられます。
Android版LINEの画面で解説していますが、仕様はiOS版LINEも同様です。
新着メッセージが届いていることを知らせる通知マーク
なお、新しいメッセージが届くと、各フォルダに緑色の通知マークが表示されます(「すべて」フォルダには表示されない)。通知が届いているフォルダを開くと通知マークは消えます。

該当するトークがないとフォルダは表示されない
フォルダに該当するトークルームがない場合、そのフォルダは表示されません。たとえば、オープンチャットのトークルームを作成していなければ「オープンチャット」のフォルダは非表示に、公式アカウントを友だち追加していなければ「公式アカウント」のフォルダは非表示になります。
「すべて」
「すべて」は、文字通りすべてのトークルームが表示されます。
「友だち」
友だちとの1対1のトークが表示されます。なお、グループトークや複数人トークは「グループ」フォルダに表示されます。
「グループ」
複数人トークおよびグループトークによるトークルームが表示されます。
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「公式アカウント」
企業などのLINE公式アカウントが表示されます。
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「オープンチャット」
自身が参加しているオープンチャットのトークルームが表示されます。
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フォルダの新規作成・削除・移動はできない
上述のように、トークフォルダー機能により分類されるフォルダは「すべて」「友だち」「グループ」「公式アカウント」「オープンチャット」の5種類のみ。
ユーザー自身で新たにフォルダを作成したり削除したりすることはできません。また、フォルダ間の移動(「友だち」フォルダのトークを「グループ」フォルダに移動するなど)にも非対応です。
フォルダ分けが不要であれば、LINE Labsで[トークフォルダー]をオフにすれば以前のトークリスト表示に戻せます。
検証したLINEのバージョン:Android版10.7.1