定額で聴き放題(サブスクリプション)の音楽配信サービスがスマホユーザーの間で浸透してきています。各社ともに膨大な数の楽曲を聴ける点をウリにしており、どのサービスを選んでも音楽生活が充実することは間違いありません。
本記事では、Apple MusicやSpotifyをはじめ、Amazon Music Unlimited、LINE MUSIC、YouTube Musicといった、現在人気を集めているおすすめの音楽配信サービスをピックアップ。これら音楽サブスク10アプリを比較して検討できるように特徴をまとめました。
料金はすべて税込での表記です。
サブスク音楽配信サービスの現状と選び方【比較表あり】
2015年頃からApple Music、LINE MUSIC、Google Play Musicなど定額制音楽配信サービスの参入が相次ぎ、2016年9月にはスウェーデンの「Spotify」が日本上陸、2018年には「YouTube Music」もサービスイン。音楽配信のメインストリームは、iTunesに代表されるダウンロード型から定額聴き放題(サブスクリプション)へと移ってきており、楽しみ方も徐々に変わりつつあります。

日常生活の中で音楽をそれなりに聴く人や、好きなアーティストが決まっているのなら、定額制の音楽配信サービスを検討したほうが今よりもおトクに、また幅広く音楽を楽しめるケースも多くなっています。ICT総研によれば、2022年末時点の国内における音楽配信サービス利用者数は2770万人とも推計されています。
定額制音楽配信サービスを一覧表で比較
まずは、今回紹介する定額制の音楽配信10サービスの概要を比較表にまとめてみました。
サービス | 月額料金(税込) | 楽曲数 | 音質(ビットレート) | 無料お試し期間 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
Amazon Music Unlimited | 1080円 | 1億曲以上 |
256kbps ロスレス・ハイレゾ音質 |
30日間 | プライム会員は年額プランでお得 |
Rakuten Music | 980円 | 1億曲以上 | 最大320kbps | 30日間 | 楽天カード/モバイルユーザーなら最有力候補 |
Apple Music | 1080円 |
1億曲以上 |
256kbps ロスレス・ハイレゾ音質 |
1カ月 | iPhoneはじめAppleデバイスとの相性は抜群 |
Spotify | 980円 | 1億曲以上 | 最大320kbps | 1カ月 | 無料で全曲フル再生が可能 |
LINE MUSIC | 980円 | 1億曲以上 | 最大320kbps | 1カ月 | 着うたやBGM、スタンプ使い放題など豊富なLINEとの連携機能 |
auうたパス | 980円 | 7000万曲以上 | 最大320kbps | 30日間 | auスマートパスプレミアム会員はベーシックプランを無料で利用可能 |
AWA | 980円 | 1億2000万曲以上 | 最大320kbps | 1カ月 | スタイリッシュなインターフェース、PC版も魅力 |
TOWER RECORDS MUSIC | 980円 | 8500万曲以上 | 最大320kbps | 1カ月 | 圧倒的な邦楽のラインアップ |
KKBOX | 980円 | 9000万曲以上 | 最大320kbps | 1カ月 | K-POPなどアジア圏の音楽を聴くなら一択 |
YouTube Music | 1280円/980円 | 非公開 | 最大256kbps | 1カ月 | 膨大な楽曲数、ミュージックビデオも充実 |
※表中には個人プランの月額料金のみを記載。その他のプラン(年間プラン、ファミリープラン等)は各サービスの項目を参照
無料お試しでコンテンツ・料金・機能面などをチェックして選ぼう
上記多数のサービスから、どれを選んだらよいのでしょうか。身も蓋もないようですが、どのサービスも1カ月以上の無料お試し期間が設けられているので、トライアル体験で満足できたかどうかが決め手になります。その際、特に重視したい点は「コンテンツ」「料金」「機能面」です。

Amazon Music Unlimitedでは3カ月無料のキャンペーンがあることも
コンテンツ(楽曲・アーティスト)
当然、楽曲数が多ければ多いほど様々な音楽に出会えますが、結局は自分が聴きたい楽曲(ジャンル)の充実度、お目当てのアーティストが配信しているかどうかがポイントになってくるでしょう。
利用料金
通常プランは、どのサービスも月額1000円弱の価格帯に集中しています。1日当たり30円ちょっと、という計算です。
まずは、無料で使ってみて月額料金を払うだけの価値があるかを検討してみましょう。いざ契約するとなれば、ファミリープランや学割プランなど自分の状況にぴったりな料金プランがあるかどうかも要チェックです。
音質や機能
ロスレス音質やハイレゾ音質といった高音質で楽曲を配信するサービスが増え始めています。自分の好きな曲をより高音質で聞きたいという人は、ロスレス音質やハイレゾ音質に対応しているサービスを選択するとよいでしょう。
機能面では、PCからも使えるかどうか、ダウンロード機能(オフライン再生)やレコメンドの使い勝手なども各サービスで異なるので、無料トライアルで相性を確かめておきたいところです。
音楽配信サービスの人気ランキング(シェア)調査
定額制音楽配信サービスのシェアに関する大規模調査で新しいものは少ないのですが、ICT総研が実施したWebアンケート調査(2022年10月)によれば、対象者4409人のうち46.2%に当たる2037人が有料ないし無料の定額制音楽配信サービスを利用しています。

このうち、Prime Music(Amazon Music Prime)の利用者が最多で551人でした。次いで2位がSpotifyで479人、3位はApple Musicで411人、4位にYouTube Musicの326人となっています。
さらにAmazon Music Unlimitedが295人、LINE MUSICが250人、AWAが85人、dヒッツが67人、auうたパスが56人、TOWER RECORDS MUSICが56人、KKBOXが44人と続いています。ただしPrime Music(Amazon Music Prime)は、Amazonプライム会員なら料金内で利用できるため、やや例外的といえそうです。
前回の調査に比べて大きく利用率を伸ばしたのは、YouTube Musicで3.7%増。そのほか、SpotifyやAmazon Music Unlimited、Apple Musicといったシェア上位の音楽配信サービスが利用率を伸ばしています。
【Amazon Music Unlimited】プライム会員は年額プランでお得に

アマゾンが展開する音楽配信「Amazon Music」は、Amazon Music Unlimitedを筆頭に現時点で4つの形態のサービスがあります。それぞれ料金や再生機能が異なり、どれを重視するかで契約すべきサービスが変わってきます。
- Amazon Music Free:2020年5月に提供開始。Amazonアカウントさえあれば、決済情報を登録しなくても無料で音楽を楽しめる。ただし、広告の挿入や楽曲の指定不可など多くの機能制限がある
- Amazon Music Prime:プライム会員であれば、追加料金なしで音楽を楽しめる。Amazon Music Unlimitedと同じく1億曲を楽しめるが、基本的に楽曲の再生はシャッフル再生
- Amazon Music Unlimited:月額1080円で1億曲が聴き放題になる標準的なサブスク音楽配信サービス(詳細は本項で紹介)
- Amazon Music HD:ストリーミングの音質を強化したサービスで、Amazon Music Unlimitedで配信している楽曲を最大850kbpsの「ロスレス音質」で楽しめる。そのうち数百万曲がハイレゾに対応。2021年6月より、Amazon Music Unlimitedを契約しているユーザーは追加料金なしでAmazon Music HDが利用できるように
本項目では、料金や配信曲数などの面で最もスタンダードなサービスである「Amazon Music Unlimited」について紹介します。
Amazon Music Unlimitedはプライム会員でなくても登録可能で、聴ける楽曲数は1億曲以上と、音楽配信サービスの中でもトップクラスの品揃えを誇っています。

Amazon Music Unlimitedのホーム画面

再生画面では小さく歌詞を表示させることができる
プレイリストやラジオ、おすすめ、オフライン再生、歌詞表示(対象曲のみ)など、基本的な機能はすべて使えます。インターフェースはシンプルな作りになっており、操作に迷うことはないでしょう。Amazonで購入した音楽もマイミュージックで一緒に管理できるようになっています。
2021年6月より、Amazon Music Unlimitedのユーザーは、追加料金を払わずともAmazon Music HDの利用ができます。Amazon Music HDでは、ロスレス音質(HD)やハイレゾ音質(ULTRA HD)で音楽を楽しめます。これまで上位サービスとして追加料金が必要だったプランが、Amazon Music Unlimitedに組み込まれた形です。
料金プランは「個人プラン」「ファミリープラン」「学生プラン」「Echoプラン」の4つがあり、実際の料金はユーザーがAmazonプライム会員かどうかによって変わってきます。料金表を下記にまとめました。
プライム会員 | 非プライム会員 | |
---|---|---|
個人プラン |
880円/月 8800円/年 |
1080円/月 |
ファミリープラン |
1680円/月 1万6800円/年 |
1680円/月 |
学生プラン | 580円/月 | |
ワンデバイスプラン | 480円/月 |
Amazonプライム会員は、個人プランとファミリープランで2カ月分もお得な年額払いが用意されており、一般会員よりも料金の面で優遇されています。
またワンデバイスプランとは、スマートスピーカーのAmazon Echoシリーズ端末1台で利用できるプランです。最も料金の安いプランですが、Echo端末1台のみでしか音楽の再生ができません。スマホなど他のデバイスで利用したいときは、個人/ファミリープランに変更する必要があります。
プライム会員やEchoユーザーへの優遇は、自社サービスによる囲い込みを得意とするAmazonらしいやり方と言えます。なお、Amazon Music Unlimitedでは30日間の無料体験を常時実施しています(過去にAmazon Music Unlimitedを使ったことのある人は原則として対象外)。
2023年5月5日までの期間中、Amazon Music Unlimitedの個人プラン(月額)を初めて登録する人を対象に、3カ月無料キャンペーンを実施中です。対象ユーザーは、キャンペーンページから「今すぐ登録する」を選択してAmazon Music Unlimitedの個人プラン(月額)を契約すると、初回の3カ月間を無料で利用できます。
- 運営:Amazon
- 楽曲数:1億曲以上
- 月額料金:1080円/1680円(ファミリープラン)/ 580円(学生プラン)/ 480円(ワンデバイスプラン)
- 無料試用期間:30日間
- 音質:256kbps・ロスレス/ハイレゾ音質対応
- 歌詞表示:○(一部)
- オフライン再生:○(無制限)
【Rakuten Music】楽天カード/モバイル利用者はかなり高コスパ

Rakuten Musicは楽天が2016年8月に提供を開始した音楽配信サービスです。プランは、聴き放題の「スタンダードプラン」と「楽天カード/モバイル会員対象プラン」、月間20時間まで再生できる「ライトプラン」、学生向けの「学生プラン」の4つが用意されています。無料プランはありません(初回30日間の無料お試しはあり)。
楽天ポイントを料金に充当できるほか、「曲を再生する」「プレイリストを作成する」「オフライン設定する」といったミッションを達成すると楽天ポイントを獲得できるインセンティブも用意されており(1日1曲を聴くと1ポイント等)、楽天ポイントとの親和性が特長になっています。

楽曲のラインナップは全体的に邦楽が多く、洋楽はやや少ない印象。アニメソングや、TVドラマ・映画で使用した楽曲なども揃っています。
Rakuten Musicを利用するには、楽天IDの取得が必須となります。1つアカウントを所有していれば複数台の端末で利用が可能(Apple ID決済の場合を除く)ですが、複数端末での同時再生はできません。2023年1月にWebプレイヤーを新たに導入し、ブラウザ上からもRakuten Musicの楽曲が再生できるようになりました。これにより、スマホだけでなくPCからもRakuten Musicが利用できるようになった形です。

Rakuten Musicで特徴的なのが、ライブで演奏する曲の一覧を順番に記した“セットリスト”がプレイリストとしてまとめられている点です。セットリストのプレイリストでは、ライブで演奏した順で聴くことができるので、ライブの追体験ができます。

「アニメ/ファミリー」には新旧定番ソングが勢揃い
またファミリー層の利用を意識してか、ポップやロック、クラシックなどのほか、「アニメ/ファミリー」のカテゴリがあります。ディズニーやジブリといった定番ソングだけでなく、最新のアニメ主題歌まで品揃えは豊富です。
2023年2月20日から楽曲の配信に加えて、約330番組のポッドキャストの提供が開始されました。ラジオ番組やクリエイターの配信する番組のほか、Rakuten Musicオリジナルのコンテンツも提供され、第一弾となる『K-POPに夢中!』が配信中です。

歌詞は表示されるものの、曲に合わせて手動で動かす必要がある
機能面では、オフライン再生に対応しており、端末の空き容量に応じて最大2000曲まで設定が可能です。
好みの曲は、お気に入りに登録したり、プレイリストを作成してシャッフル再生したりできます。歌詞の表示機能も搭載(未対応曲もあり)していますが、再生部分のハイライトや歌に合わせて動いてくれる機能はありません。
公式サイトで確認
料金プランとキャンペーン
Rakuten Musicでは、Apple ID決済のみ月額料金が異なる点に注意が必要です。スタンダードプランの月額は980円ですが、Apple ID決済の場合は1080円となり、100円の差額が発生します。
貯まった楽天ポイントをRakuten Musicの月額決済に充当できる点からも、クレジットカードで決済したほうがお得と言えます。
月額料金 | 年額料金 | |
---|---|---|
スタンダードプラン | 980円(Apple ID決済:1080円) | 9300円 |
楽天カード/モバイル会員対象プラン | 780円 | 9360円* |
ライトプラン | 500円 | 5000円 |
学生プラン | 480円 | 5760円* |
*「楽天カード/モバイル会員対象プラン」「学生プラン」には年額プランがないため、月額プランで12カ月分を支払ったときの料金を記載
年額プランで契約すると通常の月額料金で12カ月間契約するよりも、スタンダードプランで2640円、ライトプランで1000円お得に利用できます。ただし年額プランは一度料金を支払うと、解約のタイミングにかかわらず料金の返金はされません。
一方、「楽天カード/モバイル会員対象プラン」で12カ月間契約した場合、料金は9360円(税込)でスタンダードプランの年額プランとの差額は60円のみとなります。1年間またはそれ以上の契約が確かではないのであれば、年額の支払いではなく、楽天カード/モバイル会員プランで月々の支払いを選択したほうが無難でしょう。
このほか、2023年2月2日から新たに「学生プラン」が追加されました。学生プランでは、Rakuten Musicの全機能を480円(税込)の月額料金で利用できます。契約には「楽天学割本メンバー」への事前登録が必要です。
料金プランを公式サイトで確認
楽天カード/モバイル会員対象プランは、楽天カードまたは楽天モバイルの契約者ならスタンダードプランと同様の機能を月額780円で利用できるという注目プランです。現在、楽天モバイル契約者を対象にキャンペーンを実施しており、登録時に公式サイトからキャンペーンコード「un790」を入力すると90日間無料で利用できます。
そのほか、実施中の各種キャンペーンを下表にまとめました。各キャンペーンページにアクセスし、登録時にコードを入力すれば適用されます。
内容 | 利用条件 | キャンペーンコード | 開催期間 |
---|---|---|---|
楽天ポイント200Pプレゼント |
|
card200 | 2023年2月22日(水)0:00から2023年5月25日(木)23:59まで |
無料お試し期間が30日間→60日間に延長 | ウェブサイト経由で各プランに新規入会すること | 60rakuten | 2022年9月26日(月)0:00 から終了日未定 |
無料お試し期間が30日間→90日間に延長 |
|
un790 | 2023年3月1日(水)0:00から終了日未定 |
※キャンペーンコードは併用できません
- 運営:楽天株式会社
- 楽曲数:1億曲以上
- 月額料金:スタンダードプラン 980円(Apple ID決済は1080円)/楽天カード/モバイル会員対象プラン 780円/ライトプラン 500円/学生プラン 480円
- 無料試用期間:30日間(Apple ID決済は対象外)
- 音質:最大320kbps
- 歌詞表示:○(一部)
- オフライン再生:○(2000曲まで)
【Apple Music】iPhoneはじめAppleデバイスとの相性は抜群

当初Apple Musicは“邦楽に弱い”というイメージがありましたが、ソニー・ミュージックエンタテインメントやビクターエンタテインメントといったレーベルが楽曲を提供して以降、ラインアップが拡充。邦楽のタイトルについても、他のサービスに見劣りしていません。
Apple Musicの特徴は、標準の「ミュージック」アプリから利用できることです(Android端末にも対応しています)。利用を開始するとiCloudミュージックライブラリが有効になり、iTunes Storeで購入した楽曲やPCから転送した曲と一緒にApple Musicの曲を管理できるようになります。

「今すぐ聴く」の画面

下にあるアイコンから各種操作が可能
レコメンド機能には、再生した曲やハートを付けた曲を学習しユーザーの趣向に合わせた音楽を表示する「今すぐ聴く」を筆頭に、さまざまなプレイリストやジャンル、ランキングなどから曲を探せる「見つける」があります。
音楽のエキスパートが選曲した数々のプレイリストは洗練され、機械的なアルゴリズムでなく人の手による「生きた」キュレーションは他サービスにない大きなアドバンテージ。気分やアクティビティに合った音楽を見つけるのにも便利です。
このほか、24時間リアルタイムでオンエアされているラジオステーション「Apple Music 1(旧Beats 1)」など、新しい音楽を見つけるための手段がたくさん用意されています。オフライン再生に対応するほか、歌詞の表示機能もサポートされています。
やはり洋楽を中心としたラインアップの豊富さと、Apple製デバイスとの親和性の高さがApple Musicの強みです。Appleユーザーなら、iTunes Storeで購入した音楽をまとめて管理できるなど、メリットも少なくありません。また、家族で使えるファミリープランや学生プランの存在も決め手の一つになるでしょう。
3プランの中で最安となる「Voiceプラン」は、選曲や再生、停止などすべての操作をSiriでおこなう、Appleデバイス専用のプランとなります。学生プランと同じ価格で1億曲以上が楽しめる一方で、ロスレス音質や空間オーディオ、楽曲のダウンロードなどに対応していないといった機能制限もあります。HomePod miniなど、家の中でも多くのAppleデバイスを利用している人におすすめのプランです。
また「Apple Music Sing」が導入されたことで、カラオケ機能が強化されました。数千万曲の対象楽曲でボーカルの音量が調整可能で、アーティストのボーカルと一緒に歌ったり、リードボーカルを歌ったりできます。画面上に表示される歌詞も歌われている部分が正確にハイライトされるため、気軽に本格的なカラオケ気分を味わえます。
- 運営:Apple
- 楽曲数:1億曲以上
- 月額料金:1080円(個人プラン)/1680円(ファミリープラン)/480円(Voiceプラン)/580円(学生プラン)
- 無料試用期間:1カ月(au・UQ mobileからの契約で6カ月無料も)
- 音質:256kbps・ロスレス/ハイレゾ音質対応
- 歌詞表示:○
- オフライン再生:○(無制限)
【Spotify】無料で全曲フル再生が可能な世界最大手のサービス

Spotify(スポティファイ)は2008年にスウェーデンで開始された音楽配信サービスで、2016年11月に日本でもサービスの提供を開始。現在、全世界で月間アクティブユーザーが4億人以上を誇る巨大コンテンツとなっています。
無料プランでは、数曲再生するたびに30秒程度の広告が流れるなど制限があるものの、1億以上ある楽曲のすべてを「無料」でフル再生できるのは嬉しいポイントです。音質は、320kbpsを選ぶことはできませんが、ストリーミングなら160kbpsまでを設定可能です。
2021年1月より、PCやタブレット、ゲーム機(PlayStationなど)では30日あたり15時間の再生時間制限が廃止され、何時間でも音楽が楽しめるようになりました。加えて、楽曲を好きな順で再生できるようにもなったため、PCやタブレットなどで無料プランの使用感がかなり向上したと言えるでしょう。ただし、スマホアプリはこれまで通りシャッフル再生のみの対応となります。
一方で有料のPremiumプランでは、こうした制限がすべて取り払われます。聴ける曲は同じですが、広告が非表示になり、選曲やスキップが自由におこなえるようになります。また、ダウンロードによるオフライン再生も可能になります。
Premiumプラン(個人)は月額980円で、初回は30日間無料で利用可能です(60日間無料の場合も)。2023年1月の発表によると、月間利用者数(MAU)は4億8900万人、有料会員数は2億500万人となっています。

シンプルなインターフェース

再生履歴などから自分だけのプレイリストが作成される
Spotifyの画面は非常にシンプルながら、音楽を探す機能とおすすめ機能が充実しています。「検索」にはヒットチャートやニューリリース、好きな音楽のジャンルなどから様々なプレイリストを探すことができます。気になるアーティストやプレイリストはフォローでき、新曲やトレンドの曲が自動で追加されるため、常に新しい音楽と出会えるのも魅力の一つです。
また「ホーム」画面には、再生履歴やお気に入りに追加した曲からおすすめを表示するレコメンド機能があります。邦楽のラインアップも、最近のヒットソングから昭和歌謡まで幅広くカバーしています。

Spotifyの魅力は、何と言っても無料で楽曲をフルで聴ける点です。無料期間が終わると有料プランに自動更新されるといったことはなく気軽に使えるので、まずはインストールしてみましょう。
その上で、シャッフル再生中心のまま使い続けられるか、オフライン再生が必要かどうか、広告が挟まるのを耐えられるかなどが、有料プランへアップグレードする際の判断ポイントになりそうです。
学生向けには、月額480円でフル機能が使える学割プランも用意されています。また、同じ住所の家族最大6人がそれぞれプレミアムアカウントを所有できる「Familyプラン」(月額1580円)と、2人だけでアカウントを共有する「Duoプラン」(月額1280円)も選択できます。
- 運営:スポティファイジャパン株式会社
- 楽曲数:1億曲以上
- 月額料金:980円(Standardプラン)/1580円(Familyプラン)/1280円(Duoプラン)/480円(Studentプラン)/無料プランあり
- 無料試用期間:1カ月
- 音質:最大320kbps
- 歌詞表示:○(一部)
- オフライン再生:○(1万曲まで)
【LINE MUSIC】着うたやBGMなど豊富なLINEとの連携機能

LINE MUSIC(ラインミュージック)はLINE、ソニー・ミュージックエンタテインメント、エイベックス・デジタルの3社が中心となって立ち上げた、LINE MUSIC株式会社による音楽配信サービスです。楽曲数は1億曲以上もあり、他のサービスに引けを取らないラインアップを実現しています。
検索機能のほかに「ホーム」や「ランキング」にある様々なプレイリストや、「検索」にある33種類のジャンルから聴きたい曲を探すことができます。オフライン再生や歌詞表示などの機能も一通りサポートしてそつなく音楽を楽しめる印象で、ミュージックビデオにも注力しているようです。

独立した「動画」タブでミュージックビデオを配信

LINEのプロフィールなどにLINE MUSICからBGMを設定できる
LINE MUSICならではの機能といえるのが、LINE MUSICから好きな楽曲をLINEのプロフィールBGMまたはトークルームBGMとして、さらにLINE無料通話の呼出音・着信音として設定できる機能でしょう。加えて、LINEスタンプの使い放題サービス「LINEスタンプ プレミアム」との連携で、LINE MUSICの有料ユーザーは1000万種類以上のスタンプを追加料金なしで利用できます。
LINE MUSICのカラオケ機能には、ボーカルをオフにしてユーザーの歌声を音源にミックスできる機能に加え、AIによるカラオケ採点機能が用意されています。AIによってユーザーの音程などを測定し、100点満点で採点結果が表示されます。
2022年12月には新たに洋楽歌詞を日本語に翻訳する機能も搭載されました。対象となっている楽曲数は80万曲以上で、曲を聴きながら歌詞の意味を確認したり、英語の勉強に役立てたりできます。

ユーザーの好みを分析してくれる

再生画面から歌詞の表示やカラオケモードへの移行ができる
LINE MUSICを利用するにはチケットを購入します。チケットは、再生時間が無制限の月額960円または年間9600円の「プレミアムプラン」、月20時間まで聴けて月額500円の「ベーシックプラン(Android端末のみ)」の2種類があり、アプリ内での購入では自動更新となっていますが、LINEストアでは自動更新のない都度購入も可能です。
なお、2023年6月1日から、App StoreおよびGoogle Playストアからのチケット新規購入、App Storeでの継続利用の料金が変更されます。月額料金は100円〜200円、年額料金は最大2800円の値上げとなります。App StoreでLINE MUSICのチケットを購入している場合は、プランの自動更新も値上げの対象となるため、6月1日以降の更新の前にLINEストアでのチケット購入に切り替えておくとよいでしょう。
また、ベーシックプランへの新規申し込みも6月1日から停止となります。ベーシックプランでLINE MUSICの利用を検討している人は、早めの契約が推奨されます。
チケットには学割も用意されています。プレミアムプランとベーシックプランをそれぞれ半額の480円/300円で利用でき、学生ユーザーが多いLINEらしいサービスと言えるでしょう。家族で契約したいときは、6人まで使えて月額1480円、年間1万4000円のファミリープランも選択できます。
LINE MUSICには、1曲につき30秒間だけ聴くことができるフリープランも用意されています。本格的に曲を聴く用途には適しませんが、どんな曲があるのかを確認するのには役立つでしょう。
- LINE MUSIC株式会社
- 楽曲数:1億曲以上
- 月額料金:980円(プレミアムプラン)/1480円(ファミリープラン)/500円(ベーシックプラン:Android端末のみ)/480円(学生プラン)/無料(フリープラン)
- 無料試用期間:1カ月(初回のみ)
- 音質:最大320kbps
- 歌詞表示:○
- オフライン再生:○(無制限)
【auうたパス】auスマパスプレミアム会員はベーシックプランが無料

auうたパスは、KDDIによる音楽配信サービスです。7000万曲以上の楽曲を1万以上の豊富なプレイリストで提供しています。
聴き放題プランには、「ベーシックプラン」「Myうたプラス」「オンデマンド」の3プランが用意されています。ベーシックプランは、聴き放題プレイリストをシャッフル再生のみで楽しめるプランで、月額330円(税込)と手頃な料金で利用できます。
さらに、auが提供する月額548円の総合エンタメ・特典サービス「auスマートパスプレミアム」の会員であれば、追加料金を支払わなくてもauうたパスのベーシックプランを利用可能です(曲順再生の利用にはプラン変更が必要)。

シンプルなホーム画面

最新のプレイリストが続々更新される
聴き放題プランで曲順再生の機能をつけながら月額料金を抑えたいという人には、聴き放題プランの「Myうたプラス」がおすすめです。
ダウンロードできる楽曲が毎月10曲までという制限がつくものの、「オンデマンド」の約半額となる月額550円(税込)でauうたパスを聴き放題で楽しめます。その他の機能は「オンデマンド」と変わらないため、楽曲をオフライン再生で聴く機会の少ない人は「Myうたプラス」への加入を検討するとよいでしょう。

再生画面もシンプルな構成

歌詞は再生している箇所がハイライトで表示される
auうたパスのホーム画面や再生画面はシンプルなUIとなっており、音楽を聴くという点に特化しているサービスという印象。無駄な機能や装飾がないため、初めての利用でも操作に迷う心配はありません。
また全曲30秒の試聴ができる無料プランも用意されているので、サービスの雰囲気や楽曲ラインナップなどを契約前に確認できるのも嬉しいポイントです。
- 運営:KDDI株式会社
- 楽曲数:7000万曲以上
- 月額料金:980円(聴き放題プラン オンデマンド)/550円(聴き放題プラン Myうたパス)/330円(ベーシックプラン)/無料(無料プラン)
- 無料試用期間:30日
- 音質:最大320kbps
- 歌詞表示:○
- オフライン再生:○(Myうたプラスは毎月10曲まで)
【AWA】スタイリッシュなインターフェース、PC版も魅力

AWA(アワ)は、エイベックス・グループとサイバーエージェントが手掛ける音楽配信サービスです。1億2000万曲が聴き放題という数字は、音楽アプリで最大級となっています。
また、ユーザーが作ったプレイリスト群も特徴。こだわりの詰まったプレイリストを検索して再生したり、気に入ったものをお気に入りに登録したりできるほか、自分のプレイリストを公開するなどソーシャル的にも楽しめます。

デザイン性の高いインターフェースが特徴

アルバムジャケットの部分に歌詞が流れる
カラオケ好きに気に入られそうなのが歌詞の表示機能です。アルバムジャケットをタップすると歌詞が表示されます。再生箇所がハイライト表示されるので、歌いながら聴きたいという人にはぴったりでしょう。
フル機能が使える「Standardプラン」の月額料金は980円ですが、無料で使える「Freeプラン」もあります。
Freeプランは、最大90秒間のハイライト再生(楽曲の盛り上がる箇所を途切れることなく聴ける機能)を月20時間まで利用できるプランです。オフライン再生と楽曲のフル再生はできませんが、広告も表示されず、プレイリストの作成や公開も可能なので、実際に使い勝手を検討するのにちょうどよいでしょう。

PC版のAWA(Mac)
PC用のクライアントが用意されているのも強みと言えます。スマホ版と同様、美しいユーザーインターフェイスを備えており、クールな世界観の中で直感的に使える操作性を実現しています。
今回紹介している中では、Apple MusicとAWA、KKBOX、Amazon Music UnlimitedでPCクライアントが利用できますが(LINE MUSICやRakuten Music、TOWER RECORDS MUSIC、YouTube Musicはブラウザ版)、スマホでもPCでも快適さを求める人に嬉しいポイントです。
- 運営:AWA株式会社
- 楽曲数:1億2000万曲以上
- 月額料金:980円(Standardプラン)/480円(学生プラン)/無料(Freeプラン)
- 無料試用期間:1カ月
- 音質:最大320kbps
- 歌詞表示:○
- オフライン再生:○(5000曲まで)
【TOWER RECORDS MUSIC】圧倒的な邦楽のラインアップ

TOWER RECORDS MUSIC(タワーレコーズミュージック)は、日本最大級のCDショップチェーンである「タワーレコード」と有料音楽配信サイトの「レコチョク」が提供している音楽配信サービスです。2021年10月からスタートした新サービスで、「dミュージック(月額コース)」と「RecMusic」もTOWER RECORDS MUSICに統合されました。
「dミュージック(月額コース)」と「RecMusic」を利用していたユーザーは、そのままのアカウントでTOWER RECORDS MUSICが利用可能です。
国内大手のCDショップであるタワレコのサービスというだけあって、邦楽のラインナップは国内最大級を謳っています。音楽だけでなく、10万曲以上のミュージックビデオも見放題なので、邦楽ファンは必見のサービスと言えます。

様々なジャンルの音楽が聴ける

タワレコスタッフによるプレイリストにも注目
TOWER RECORDS MUSICならではの特徴として、全国のタワレコスタッフによるプレイリストがあります。CDショップのスタッフによる鋭く、かつユニークな切り口のプレイリストは、新しい音楽との出会いを求める人にとっても重宝するものとなるでしょう。
なお、TOWER RECORDS MUSICには、楽曲の一部が再生できる無料プランもあります。登録前にラインナップなどを確認しておきたいという人は、ひとまず無料プランでのお試しをおすすめします。
2023年5月現在、TOWER RECORDS MUSICに新規登録すると、タワーレコードオンラインで使える1000円オフクーポンがもらえるキャンペーンも実施されています(終了日未定)。
- 運営:タワーレコード株式会社/株式会社レコチョク
- 楽曲数:8500万曲以上
- 月額料金:980円(スタンダードプラン)/480円(学生プラン)/0円(無料プラン)
- 無料試用期間:最大1カ月
- 音質:最大320kbps
- 歌詞表示:○
- オフライン再生:○
【KKBOX】K-POPなどアジア圏の音楽を聴くなら一択

KKBOX(ケーケーボックス)は台湾発の音楽配信サービスで、国内では2013年よりスタートしている老舗ブランドです(前身の「LISMO unlimited」は2010年に開始)。
9000万曲以上という楽曲数もさることながら、最大の特徴はなんといってもK-POPやC-POPといったアジア圏の楽曲が多いことです。アジア圏のアーティストに関しては、他のサービスで聴けなくてもKKBOXでなら聴けるというものが少なくありません。
KKBOXでは、友だちやアーティストがオンラインになっていれば、リアルタイムで同じ音楽を聴きながらチャットができる「Listen with」があります。アーティストのオンライン時間はあらかじめ予告され、国外アーティストのライブ中継などを聴くことができます。

「C-POP」というジャンルを楽しめるのもKKBOXならでは

日本国外からの配信が多い
また地味に便利なのが、一度再生した音楽を自動的にキャッシュする機能です。2回目からはオフラインで再生でき、Wi-Fi環境で再生しておけば、外出中でも320kbpsの音質で楽しめます。キャッシュは4000曲までスマートフォンやタブレットに保存され、古いものから削除される仕組みです。このほか、曲とともに歌詞をハイライト表示する機能や、歌詞から曲を検索する機能なども用意されています。
アジア系の音楽に強いので、好きな人にはたまらないサービスです。KKBOXでしか聴けない楽曲や独自機能が豊富で、横並び傾向の強い音楽配信サービスの中で異彩を放っています。Facebookアカウントかau ID、メールアドレスで登録すれば1カ月無料で試用できるため、まずは聴きたい曲があるか調べてみるとよいでしょう。
- 運営:KKBOX Japan
- 楽曲数:9000万曲以上
- 月額料金:980円
- 無料試用期間:1カ月
- 音質:最大320kbps
- 歌詞表示:○
- オフライン再生:○(4000曲まで)
【YouTube Music】膨大な楽曲数、ミュージックビデオも充実

2018年11月に提供開始したYouTube Music(ユーチューブミュージック)の最大の魅力は、膨大な楽曲数です。他の配信サービスと比べても「聴けない曲」が圧倒的に少なく、幅広い歌手の曲を聴くことができます。
機能面ではプレイリストや類似アーティスト情報、ヒットチャートなどの基本的な機能を用意。また、うろ覚えでも楽曲を探せるスマート検索機能や、一部の楽曲に限るものの字幕機能(歌詞表示が可能)なども備わっています。

トレンド動画もチェック可能

好きなアーティストを選ぶとおすすめ曲のラジオやミックスリストを作ってくれる
有料版の「YouTube Music Premium(プレミアム)」に加入すれば「広告なし」「オフライン再生」「バックグラウンド再生」といった機能も利用でき、より快適に音楽を楽しめます。1カ月の無料期間があるので、お試しで有料版を使ってみてもよいかもしれません。
ただし、iPhoneユーザーとAndroidスマホユーザーで月額料金が異なる点に注意が必要です。iPhoneユーザーの場合、個人プランの月額が1280円、ファミリープランの月額が1950円と設定されている一方で、Androidスマホユーザーの場合は、個人プランの月額が980円、ファミリープランの月額が1480円と大きな開きがあります。個人プランでは300円、ファミリープランにいたっては500円近くの差額です。
なお、YouTubeで動画や音楽をより楽しむための有料会員サービス「YouTube Premium」も存在します。YouTube Musicを契約している場合は、追加の差額を月額料金に上乗せすることで、YouTube Premiumの機能も利用できるようになります。
契約しているサービスやiPhoneとAndroidスマホでも差額料金は異なるので、アップグレードメニューで確認してみてください。ウェブから登録することで、iPhoneユーザーでもAndroidユーザーと同じ料金で利用することも可能です。
- 運営:Google
- 楽曲数:非公開
- 月額料金:個人プラン(iPhone:1280円、Androidスマホ:980円) /ファミリープラン(iPhone:1950円、Androidスマホ:1480円)/年間プラン9800円/学割プラン480円
- 無料試用期間:1カ月
- 音質:最大256kbps
- 歌詞表示:一部あり
- オフライン再生:○
音楽配信サービスに関するよくある疑問と答え
サブスクの音楽配信サービスについて、よく挙がる疑問点とその答えをまとめました。
学割プランはある?
サービスによって提供状況が異なります。各サービスのプラン詳細を確認してから契約をするようにしましょう(詳細)。
学割プランは、通常の個人プランの半額程度で契約できる学生限定プラン。学生ユーザーが音楽配信サービスを契約する際は、学割プランを提供しているサービスを優先的に検討するとよいでしょう。
なお、本記事で紹介しているサービスで、学割プランを提供しているサービスは以下のとおり。
- Amazon Music Unlimited(480円/月)
- Rakuten Music(480円/月)
- Apple Music(580円/月)
- Spotify(480円/月)
- LINE MUSIC(480円/月)
- AWA(480円/月)
- TOWER RECORDS MUSIC(480円/月)
- YouTube Music(480円/月)
月額プランと年額プラン、どっちがお得?
1年以上契約するのであれば年額プランのほうがお得です。ただし、途中解約をしても返金されない点に注意してください(詳細)。
音楽配信サービスの年額プランは、たいてい10カ月分程度の月額料金と近い価格設定となっています。そのため、1年以上同じサービスを継続して契約するのであれば、年額プランを選んだほうが2カ月分ほどお得に契約可能です(Apple Musicの例:個人プランの月額料金は1080円、年額料金は1万800円)。
ただし、年額プランを途中で解約しても、月割や日割での返金はされません。お試しで数カ月使ってみるなど、サービスを変更する可能性のある場合は月額プランで契約するのが無難です。
複数端末で同じサービスを利用できる?
本記事で紹介しているサービスはすべて、複数の端末に同じアカウントでログインすることが可能です。ただし、個人プランでは多くの場合、複数の端末での楽曲の同時再生ができません(詳細)。

複数端末へのログインは可能だが、同時再生は不可(個人プランの場合)
契約している音楽配信サービスのアカウント情報を用いてログインすれば、スマホやタブレットなど複数の端末からサービスを利用できます。2台目以降の端末にログインしたとしても、追加料金などは発生しません。
ただし、個人プランを契約している場合、ほとんどのサービスで楽曲の同時再生端末数が1台に制限されています。家族で1つのアカウントを利用したい場合は、楽曲の同時再生に対応するファミリープランなどを契約するとよいでしょう。
本ページの情報は2023年5月2日時点のものです。最新の状況は各サイトにてご確認ください。