Apple Musicの無料トライアルに登録する方法と注意点
Apple Music(アップルミュージック)は、Appleが提供している音楽ストリーミングサービスです。月額980円(税別)から7000万曲の音楽を楽しめます。オフラインへの対応やユーザー同士のプレイリスト共有といった機能も充実しており、Apple IDがあればiPhoneユーザーだけでなくAndroidスマホのユーザーも登録が可能です。
Apple Musicには、他の音楽ストリーミングサービス(SpotifyやLINE MUSICなど)と同様に無料登録期間が設けられています。無料期間中でもApple Musicの機能をフルで活用できるので、ひとまず使ってみて有料のメンバーシップになるかを考えてみてもよいでしょう。
本記事では、まずApple Musicの無料トライアルの注意点を紹介した上で、iPhoneとAndroid端末で登録をおこなう手順を解説します。
Apple Musicの無料トライアルとは
Apple Musicには通常、3カ月間の無料トライアル期間があります。無料トライアル期間中も有料のメンバーシップと同様にApple Musicをフルで楽しめますが、以下の点に注意が必要です。
- 3カ月間の無料トライアルは1つのApple IDにつき1回まで
- 無料トライアル期間中に解約(キャンセル)すると即座にサービスが中断される
- 無料トライアル期間を過ぎると自動的に課金される
それぞれの注意点について解説します。
3カ月間の無料トライアルは1つのApple IDにつき1回まで
3カ月の無料トライアル期間に参加できるのは、これまで無料トライアルを含め一度もApple Musicに登録したことのないApple IDだけです。過去にApple Musicを解約しているアカウントでは申し込めません。
なお、すでに3カ月間の無料トライアルを終えていたりApple Musicを解約していたりしても、Appleからの招待やキャンペーンで1カ月間の無料トライアル権限が付与されることがあります。
無料トライアル期間中に解約(キャンセル)すると即座にサービスが中断される
Apple Musicの無料トライアル期間中に無料トライアルをキャンセルすると、その時点でApple Musicの利用は停止されます。キャンセルすると同時にダウンロードした音楽や作成したプレイリストなどは削除され、3カ月後に月額料金を請求されることはありません。
以前は無料トライアル期間中にキャンセルしても、3カ月間の利用権限がユーザーに付与されていましたが、仕様が変更になったため要注意です。

無料トライアル期間を過ぎると自動的に課金される
Apple Musicの無料トライアル期間で設定された期限を過ぎると、自動的に有料のメンバーシップに変更され、契約しているプランごとに料金の請求がなされます。Apple Musicには日割りの料金計算が適用されないため、無料トライアルの期日を1日でも過ぎると初月分(年額プランでは1年分)の料金が発生します。
Apple Musicの無料トライアルの期日は、「ミュージック」アプリの「For You」タブ画面から確認できます。
左:For You」タブ右上の人型マークをタップ中:[登録の管理]を選択右:無料トライアルの終了期日が確認できる
iPhoneでの確認手順は、右上の人型マーク→[登録の管理]です。
左:画面右上のメニューボタン[]から[アカウント]を選択中:[メンバーシップを管理]を選択右:無料トライアルの終了期日が確認できる
Androidでの確認手順は、右上のメニューボタン[]→[アカウント]→[メンバーシップを管理]です。
Apple Musicを無料で試すだけのつもりであれば、終了予定日までの解約を忘れないようにしましょう。
Apple Musicには、個人(1カ月)、個人(1年)、ファミリー(1カ月)、学生(1カ月)の4種類のプランが用意されています。
- 個人プラン:月額(980円)または年額(9800円)の選択ができます。年額プランは10カ月分の料金で利用できるため、長期的にApple Musicを利用する場合にお得です。
- ファミリープラン(1480円):最大6人までApple Musicを共有できるプランです。共有する相手は必ずしも家族でなければいけないわけではありませんが、料金の支払いなどでトラブルになりかねないので、家族以外との共有は避けるのが無難でしょう。
- 学生プラン(480円):大学生を対象としたプランで、最も安い月額料金での利用が可能です。このプランを利用するには「UNiDAYS」という学生証明サービスに登録する必要があります。学生ではなくなったことが確認されるか、48カ月(4年)経過すると、自動的に個人プランに切り替わります。
iPhoneでApple Musicの無料トライアルに登録する方法
iOS端末からApple Musicの無料トライアルに登録するには、「ミュージック」アプリから加入手続きをおこないます。
ミュージックアプリから無料トライアルに申し込む
iPhoneにはミュージックアプリが標準アプリとして入っています。Apple Music登録の第一歩としてミュージックアプリを起動しましょう。
3カ月間の無料トライアルに申し込める場合は、上の画面が表示されるので[無料で開始]を選択します。
左:Apple Musicの登録を承認する中:「お支払い情報」の編集を求めるメッセージ右:Apple IDのパスワードを入力
表示される確認画面で承認すると、「お支払い情報」の選択を求めるメッセージ出てくるので[続ける]を選択し、iPhoneに登録しているApple IDのパスワードを入力します。
支払い情報を入力する
「クレジット/デビットカード」または「キャリア決済」を選択します。このとき、iPhoneにクレカ情報を登録していない場合は、左上の[戻る]をタップしてカード情報を登録してください。この画面から新たにカード情報を登録することはできません。
また「キャリア決済」を選択すると、毎月の携帯電話料金にApple Musicの月額料金が上乗せされて請求されます。この決済方法を選択すれば、クレジットカードやデビットカードを持っていなくてもApple Musicのメンバーシップへの申し込みができます。
決済方法の入力が完了したら、Apple Musicの無料トライアルへの登録は完了です。お気に入りの音楽ジャンルを選択する画面に遷移するので、Apple Musicの初期設定をおこなってください。
AndroidスマホでApple Musicの無料トライアルに登録する方法
Android端末の場合は、Google Playから「Apple Music」アプリをインストールしてください。また、Apple Musicの登録には必ずApple IDが必要になります。Apple IDを持っていない人は、事前にAppleの公式サイトからApple IDを作成しておくことをおすすめします(Appleデバイスを持っていなくても作成可能)。
Apple Musicアプリをインストールする
AndroidでApple Musicを登録するためには、まずGoogle Playから「Apple Music」アプリをダウンロードします。
アプリのインストールが完了したら、さっそく起動してください。
無料トライアルに申し込む
「ようこそ Apple Musicへ」という画面が表示されたら[続ける]を選択します。Apple Musicの3カ月無料トライアルをスタートするには、続いて[無料で始めよう]をタップします。
左:契約プランを選択し[トライアルを開始]右:Apple IDでサインイン。新規作成も可能
プランを選択して[トライアルを開始]をタップすると、Apple IDでのサインインを求められます。事前に作成したApple IDを使用するか、新たにApple IDを作成するかを選択してください。
支払い情報を入力する
左:利用規約に同意して[次へ]を選択右:いずれかの支払い方法を選び必要情報を入力
Apple IDでサインインをすると、利用規約に同意の上、支払い情報の入力が必要になります。「クレジット/デビットカード」または「キャリア決済」のいずれかを選択してください。
「キャリア決済」では、毎月の携帯料金にApple Musicの月額料金が上乗せされて請求されます。この決済方法を選択すれば、クレジットカードやデビットカードを持っていなくてもApple Musicのメンバーシップへの申し込みができます。
この画面でApple Musicへの登録が完了
支払い方法や請求先住所など必要情報の入力が完了し、上の画面が表示されたらApple Musicの無料トライアルへの登録は完了です。