「安い」音楽配信サブスクのおすすめは? 月額・年額・家族・学割プランで比較

少しでも出費を減らしたい人に
「安い」音楽配信サブスクのおすすめは? 月額・年額・家族・学割プランを比較

音楽サブスクを選ぶときのポイントとして「料金の安さ」を重視している人も少なくないでしょう。音楽配信サービスはそれぞれ多彩なプランを用意し、ユーザーの状況に応じてお得感を演出しています。

そこで本記事では、コストパフォーマンスこそ大事という人のため、料金の安い主要音楽配信サービスを比較しています。少しでも安く音楽配信サービスを利用したい人は、ぜひチェックしてください。

【楽天ミュージック】キャンペーンコード入力で無料期間が30日間→60日間に

【比較表】主要音楽配信サービスの料金相場は月額1000円前後

安い音楽配信サブスクを比較

音楽配信サブスクの料金を比較

人気の音楽配信サービスの各プラン料金を表にまとめました。

一般的な個人プランの料金相場は、月額プランなら月額1000円程度、年額プランなら年額1万円程度です。ただ、どこを選んでも同じかというとそうではありません。料金相場は1000円程度ですが、特定の条件をクリアすれば料金をさらに下げることもできます。

以下では、月額プラン・年額プラン・ファミリープラン・学割プランそれぞれで料金の安い音楽配信サブスクを紹介します。音楽配信サブスクを選ぶうえでコストを重視する人は、加入時の参考にしてください。

月額料金が安いのは「楽天ミュージック」

月額料金の安い音楽配信サブスク

月額料金が最も安い音楽配信サブスクのプランは、楽天ミュージックの「楽天カード/モバイル会員対象プラン」。楽天カードまたは楽天モバイルの会員なら、月額780円で楽天ミュージックを利用できるという内容です。

月額料金は業界最安

キャンペーンコード「60rakuten」入力で60日間無料

楽天カード/モバイル会員対象プランは、基本プランである「スタンダード月額プラン」より月200円も割安。音楽配信サブスクの月額料金の相場は月額980円〜1080円であることを考えると、楽天カード/モバイル会員対象プランの月額780円がいかにリーズナブルであるかわかります。月額780円という料金は、音楽配信サブスクの中でも業界最安値です。

楽天カードのカード発行枚数は3200万枚以上(2025年3月末時点)、楽天モバイルの契約数は850万回線以上(2025年2月末時点)といずれも多くのユーザーを抱えており、楽天カード/モバイル会員対象プランを利用できる人も少なくないはずです。

さらに楽天ミュージックは、入会時にキャンペーンコード「60rakuten」を入力すると、通常30日間の無料期間が60日間になるキャンペーンも実施されています。もちろん、楽天カード/モバイル会員対象プランも60日間無料の対象です。

月額料金は業界最安

キャンペーンコード「60rakuten」入力で60日間無料

また楽天ミュージックには、月額500円で利用できる「ライトプラン」も用意されています。こちらは利用時間が月20時間までに制限される代わりに、格安で使える特別プランです。

月20時間というと、1曲5分と仮定すると月に240曲、1日あたり8曲(40分)聴ける計算です。音楽を聴く頻度がそこまで高くないなら、ライトプランも検討の余地があります。

月額料金は業界最安

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年額料金が安いのは「LINE MUSIC」「楽天ミュージック」「Spotify」

年額料金が安い音楽配信サブスク

音楽配信サービスでは通常、月額プランを利用するよりも1年間の利用料金を前払いする年額プランを利用したほうが安くなります。短期間でなく1年以上サービスを利用する予定があるなら、月額プランよりも年額プランに注目するほうがよいでしょう。

LINE MUSIC 年額プラン半額キャンペーン

現在、年額料金が一番安いのはLINE MUSICです。通常価格は年額9600円ですが、2026年3月31日までの期間中、年額プランが年額4800円となる半額キャンペーンが実施されています。

またLINE MUSICでは、初めて登録するユーザーを対象に通常1カ月の無料期間が3カ月となるキャンペーンも開催中。2026年3月31日までに年額プランに加入すれば、最大15カ月間を4800円で使えるというわけです。

LINE MUSICのキャンペーンが終了した場合、年額料金の基本料金が一番安いのは楽天ミュージックの「スタンダード年額プラン」(年額9300円)です。

月額プランが最も安い楽天カード/モバイル会員対象プラン(月額780円)は楽天カードまたは楽天モバイルの会員が対象のプランでしたが、スタンダード年額プランにはそのような条件がありません。誰でも利用できるのがポイントです。

楽天ミュージックのスタンダード年額プランは、月額に換算すると775円。スタンダード月額プランは月額980円なので、月205円も割安な計算です。年額プランの場合でも、初回入会時に「60rakuten」を入力すると通常30日間の無料期間が60日間に延長されます。

また、利用時間が月20時間に限られる「ライトプラン」にも年額プランがあります。料金は年額5000円です。月に20時間しか聴けないという制限はありますが、そのほかの音楽配信サブスクの年額プランの半額程度で加入できます。

年額プランが最安、キャンペーンコード「60rakuten」入力で60日間無料

ファミリープランなら「Amazon Music Unlimited」と「LINE MUSIC」がおすすめ

ファミリープランが安い音楽配信サブスク

ファミリープランは、家族で音楽配信サービスを利用したい人のためのプランです。通常の個人プランでは、同時に1台の端末でしかストリーミング再生できませんが、ファミリープランなら最大6台の端末で再生できます。複数の場所で別々の音楽を楽しみたいなら、ファミリープランを選択しましょう。

おすすめはLINE MUSICとAmazon Music Unlimitedです。ファミリープランの相場は月額1680円なので、料金だけを見るとSpotifyが最もお得なように思えますが、Spotifyのファミリープランには無料期間がありません。月額料金は月100円高かったとしても、無料期間のあるLINE MUSICやAmazon Music Unlimitedのほうがお得です。

また、LINE MUSICとAmazon Music Unlimitedにはお得なファミリープランの年額プランが用意されているのもおすすめの理由のひとつです。

LINE MUSIC ファミリープラン

ファミリープランの月額払い

LINE MUSIC ファミリープラン

ファミリープランの年額払い

LINE MUSICのファミリープランは年額払いだと年額1万6800円なので、1カ月あたり1400円です。ファミリープランの月額払いだと月額1680円なので、月280円も割安となります。2026年3月31日までの期間中、初めてLINE MUSICを登録するユーザーを対象に3カ月無料となるキャンペーンも実施されています。

LINE MUSICはLINEアプリとの親和性が高いのが特徴。ファミリーアカウントに追加された家族も、LINEのプロフィールBGMやLINE着うたの設定、1500万種類以上のLINEスタンプが使い放題となるなどの特典を使えるようになります。

なお、LINE MUSICのファミリープランはブラウザでは登録できず、LINE MUSICアプリを経由しなければ登録できない点には注意してください。

アプリ「LINE MUSIC」をダウンロード
Amazon Music Unlimited ファミリープラン

Amazon Music Unlimitedのファミリープラン

Amazon Music Unlimitedの場合、ファミリープランの年額払いに登録できるのはプライム会員だけです。料金体系はLINE MUSICと同様、年額払いだと年額1万6800円。1カ月あたり1400円なので、月額払いよりも月280円割安です。

Amazon Music Unlimitedは、CD音質を超える最大24bit/192kHzのUltra HD音質が特徴。家族みんなで高音質な楽曲を楽しめます。Amazon Echoシリーズとも相性が良く、Echo端末から楽曲を再生することもできます。

家族2人で使うならSpotifyの「DUOプラン」もおすすめ
Spotify DUOプラン

カップルや兄弟など少ない人数でSpotifyを使いたいなら、カップル(2人)専用の「Spotify Premiun Duo」プランがおすすめです。

こちらは2人(2台)同時利用が可能なプランで、月額料金は1280円。1人あたりの月額料金は640円となり、ファミリープランよりも低コストで利用できます。ただしファミリープランと同様、DUOプランにも無料トライアルはありません。

学割プランなら「楽天ミュージック」と「LINE MUSIC」がおすすめ

学割が安い音楽配信サブスク

学割プランは、音楽配信サービスを学割価格で利用できるプランです。通常の個人プランの約半額程度でサービスを利用できます。入会時は学生証の提示または学生証明サイトへの登録など、学生であることを証明する必要があります。

学割プランの相場は月額480円〜580円ほど。楽天ミュージックLINE MUSICSpotifyは比較的安価な月額480円で提供されています。

学割プランを利用するには、学生であることを証明するための手続きが必要です。学籍番号や学生証などを利用して在籍確認が取れないと、学割プランは利用できません。

特に楽天ミュージックの学生プランは初回90日間無料となるキャンペーンが実施されているのでおすすめです(終了日未定、キャンペーンが終了する可能性もあります)。

通常の無料期間は30日間ですが、初回入会時にキャンペーンコード「gakusei90」を入力すると90日間無料で利用できます。楽天ミュージックの学生プランに入会する場合、「楽天学割」本メンバーへの登録および身分証の提出が必要です。

音楽配信サブスクの学生プランは一般的に大学生・短大・専門学校生が対象ですが、楽天ミュージックの学生プランの対象は15歳〜25歳(高校生以上)なので、高校生でも入会できるのもメリットのひとつです。

キャンペーンコード「gakusei90」入力で学生プランが90日間無料

LINE MUSIC 学生プラン

LINE STOREから学生プランに登録すれば月額480円

中学生から学生プランに登録したいのであればLINE MUSICがおすすめです。アプリから登録すると月額580円ですが、LINE STOREから登録すれば月額480円で入会できます。

2026年3月31日までの期間中、初回登録時に無料期間が3カ月となるキャンペーンも実施されています。

無料トライアルを活用すればお得に音楽配信サブスクをはじめられる

音楽配信サブスクにはたいてい、初回登録時に1カ月程度の無料トライアル期間が設けられています(中には無料トライアル対象外のプランあり)。

しかし、特定の条件を満たす、あるいは期間限定のキャンペーンを利用することで、1カ月以上の無料トライアルを利用できる場合があります。無料トライアルの期間が長ければ、それだけコストを抑えることができます。

現在、1カ月以上の無料トライアルを利用できる音楽配信サブスクは下記の通りです。

  プラン料金 * 無料トライアルの特徴
Amazon Music Unlimited
  • 月額1080円(プライム会員は月額980円)
  • 年額9800円(プライム会員のみ選択可)
  • 個人プランに新規登録すると、プライム会員なら4カ月無料非プライム会員なら3カ月無料(2025年7月15日まで)
  • ファミリープランに新規登録すると4カ月無料(2025年7月15日まで)
楽天ミュージック
  • 月額980円
  • 年額9300円

登録時にキャンペーンコード「special_rakuten」を入力するだけで無料トライアルが30日→60日に。抽選で500名にニンテンドープリペイドカード1000円分が当たる

LINE MUSIC
  • 月額980円
  • 年額9600円

※LINE STOREから登録の場合

  • 初回登録時は3カ月無料(2026年3月31日まで)
  • ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO契約者は6カ月無料
Apple Music
  • 月額1080円
  • 年額1万800円
  • PASMOアプリを経由して登録すると最大3カ月無料(2025年12月1日まで)
  • auまたはUQモバイルを契約する、iPhoneなど対象商品を購入した場合も3カ月無料
Amazon Music Prime プライム会員(月額600円/年額5900円)またはプライムスチューデント会員(月額300円/年額2950円)は追加料金なし 学生向け「プライムスチューデント」は初回6カ月無料なので、会員特典であるAmazon Music Primeも6カ月無料で使える
Spotify
  • 月額980円
  • 年額9600円

有料プランユーザーが未登録者に紹介すると、紹介された側は2カ月無料

YouTube Music
  • 月額1080円
  • 年額9600円

※ブラウザまたはAndroidアプリから登録の場合

  • 楽天モバイルを契約する、あるいはGoogleストアで対象のGoogle Pixelデバイスを購入すると実質3カ月無料
  • auまたはUQモバイルを契約すると実質2カ月無料

* プラン料金は個人プランの税込金額を記載

まとめ:コスト重視なら楽天ミュージックがおすすめ

さまざまな音楽配信サービスサブスクがある中で、本記事ではコストに注目して解説しました。個人プランでは、楽天ミュージックの低コストが際立つ結果に。コストを抑えたいのであれば、まずは楽天ミュージックを検討するとよいでしょう。

ただ、家族で使いたい人はAmazon Music UnlimitedやLINE MUSIC、学生であれば楽天ミュージックやLINE MUSICなど、利用状況によって選ぶべきサービスが変わってきます。コストを重視して音楽配信サービスを検討するときは、自身のサービス利用状況や生活環境などを考慮するとより良い選択肢が見えてくるはずです。

コストだけでサービスを選ぶのが正解というわけではありませんが、月額わずか100円程度の差でも年単位で利用すれば数千円の違いを生むことになります。月々の支出を少しでも減らしたい人は参考にしてください。

EDITED BY
TOKIWA
AO