楽天ミュージックはどんなサービス? 料金プランやおトクに利用する方法とは

楽天ミュージックはお得か? 特徴や料金、他サービスとの比較を紹介

定額制音楽配信サービスの利用を検討しているなら、「楽天ミュージック(Rakuten Music)」が候補の1つに挙がっている人も少なくないはず。SpotifyやApple Music、LINE MUSICなど競合サービスが並ぶ中、楽天ミュージックにはどんな特徴があり、どんな人に向いているのでしょうか。

本記事では、楽天ミュージックの長所・短所をレビューしつつ、とりわけ利用の幅を左右する決済方法と料金プランについて詳しく解説。無料お試しやキャンペーンなどを上手に利用して、おトクに楽天ミュージックを始める方法についても紹介します。

楽天ミュージック(Rakuten Music)の特徴

楽天が2016年8月に提供を開始した音楽配信サービス「楽天ミュージック」の特徴をまとめました。

邦楽好きは満足度の高いラインナップ、ライブ音源の配信も

楽天ミュージック 画面 楽天ミュージック 画面

左:人気バンド「UVERworld」の2018年LIVE音源右:その他にも人気アーティストのLIVE音源が多数

楽天ミュージックで配信している楽曲は5500万曲以上で、配信アーティストは370万人以上にのぼります。配信数は他サービスと比べても見劣りしていません。

また、邦楽に力を入れており国内のメジャーアーティストからマニアックなバンドまで、幅広く取り扱いがあるのが特徴。さらにコブクロやサカナクション、DA PUMPをはじめとする一部のアーティストがLIVE音源やLIVEのセットリストを配信しているため、ファンにとっては満足度が高いサービスといえます。

オフライン再生や歌詞表示などの便利機能を搭載

音楽配信アプリにあると嬉しいのが、オフライン再生や歌詞表示機能ではないでしょうか。この点、楽天ミュージックはその両方をカバーしています。

オフライン再生

楽天ミュージック オフライン再生設定 楽天ミュージック オフライン再生設定

楽天ミュージックのスタンダードプラン契約者向けに提供されているのが、楽曲やアルバムを端末に保存できる「オフライン再生」機能です。最大2000曲までを端末の空き容量に応じて保存できます。当然スマホの容量は圧迫されるので、ダウンロードし放題のように考えるのは現実的でないでしょう。

また、オフライン再生に保存した楽曲をWi-Fi環境以外で再生すると、再生開始時に再生可否を判別するため短い通信が発生してしまうことは知っておいたほうがよいかもしれません。

歌詞表示

楽天ミュージック 歌詞表示 楽天ミュージック 歌詞表示

各楽曲再生中画面には、左下に「歌詞」のボタンが表示される

カラオケの練習などで、歌詞を目で追いながら音楽を聴きたいというニーズも多いはず。Google Play MusicやAmazon Prime Musicなどを除くほとんどの音楽配信サービス同様、楽天ミュージックでも歌詞表示が可能です。操作は、再生中の各楽曲の左下にある「歌詞」というボタンを押すだけでOK。画面に歌詞が表示されます。

ただし、歌詞が用意されていない楽曲も少なくないので注意してください。乃木坂46やエド・シーラン、テイラー・スイフトなど、ヒットチャート常連アーティストの楽曲でも歌詞情報が表示されない場合もあります。

パソコン(PC)では利用できない

楽天ペイ決済で楽天ミュージックを利用している場合、複数端末での再生に対応します。1人が契約していれば家族で一緒に使えます(ただし同時接続はできないため、利用時間をずらす必要があります)。逆に言えば、Apple決済のユーザーは契約した端末でしか再生できない残念な仕様です。

またパソコン(PC)のブラウザで再生することができず、スマホアプリのみ対応するというのも他サービスと比べて劣っている点です。現状、PCで利用する可能性が高い人にとっては向かないサービスでしょう。

楽天ユーザーは還元・キャンペーン面などで有利

上述の複数端末のサポートしかり、楽天ミュージックは言ってしまえば、楽天ユーザーが優遇されるサービスです。

楽天ミュージック 楽天ポイント

詳しくは後述しますが、支払い方法として楽天のスマホ決済「楽天ペイ」を選択すると、安価な「ライトプラン」を選択できるほか、楽天スーパーポイントを支払いに使ったり、利用料金の楽天ペイ決済に伴って還元(1%)される楽天スーパーポイントを貯めたりできます。

随時開催される楽天ミュージックの各種キャンペーンは、その多くが楽天ペイ決済ユーザー対象となっています。たとえば「毎日10曲聴くと最大150ポイントがもらえる」などのミッション達成系キャンペーンなどはその一例です。

楽天ミュージックの料金プラン

楽天ミュージックの料金プランは、少し特殊な構成となっています。

「楽天ペイ決済」か「Apple ID決済」で変わる

楽天ミュージックの利用料金は決済方法によって異なります。大きくは、月額980円の「楽天ペイ決済」と、月額1080円の「Apple ID決済」の2種類に分けられます。

決済方法による月額料金の違い
決済方法 プラン 月額料金
楽天ペイ決済 スタンダード
ライト
980円
500円
Apple ID決済 スタンダード 1080円

楽天ペイ決済を利用する場合に限り、サービスに契約した後に月20時間だけ視聴可能な「ライトプラン」に変更することができます。こちらは月額500円で、機能自体はスタンダードプラン同様にすべて利用可能。それほどヘビーに使わず、リーズナブルに抑えたいということであればオススメです。

また機能面においては、楽天ペイ決済のみが複数端末での再生に対応しています。料金面と機能面のどちらを考えても、楽天ペイ決済が断然おトクといえます。

ちなみに楽天ペイ決済を利用するためには、楽天アカウントと連携するクレジットカードが必要です。楽天ペイの詳細は下記記事を参照してください。

他の音楽配信サービスと比較

他の音楽配信サービスと楽天ミュージックの料金やスペックを比較表にまとめました。

定額制音楽配信10サービスの概要
サービス 運営 月額料金(税込) 楽曲数 音質(ビットレート)
Apple Music Apple 980円 ※1 約5000万曲 最大256kbps
LINE MUSIC LINE MUSIC 960円 ※2 約5000万曲 最大320kbps
Amazon Music Unlimited Amazon 980円 ※3 約6500万曲(Prime Musicは約100万曲) 最大256kbps
AWA AWA 960円 ※4 約5300万曲 最大320kbps
Spotify スポティファイジャパン 980円 ※5 約4000万曲 最大320kbps
RecMusic レコチョク 980円 ※6 約650万曲 最大320kbps
KKBOX KKBOX 980円 約4000万曲 最大320kbps
楽天ミュージック 楽天株式会社 980円/500円 ※7 約5500万曲 最大320kbps
Google Play Music Google 980円 ※8 約4000万曲 最大320kbps
YouTube Music YouTube 1280円/980円 ※9 非公開 最大256kbps

※1:ファミリープラン(月額1480円)、学生プラン(月額480円)もあり
※2:月20時間までのベーシックプラン(月額500円/Androidのみ)、学割(月額480円/300円)、ファミリープラン(月額1400円、年額14000円)、年額9600円のプランあり
※3:ファミリープラン(月額1480円)、Echoプラン(月額380円)、Amazonプライム会員なら月額780円、さらに追加料金なしで利用可能な「Prime Music」もあり
※4:機能制限付きのFreeプラン、年額9600円でスタンダードプランが使える年間プランあり
※5:広告および機能制限付きの無料プラン、6人までのファミリープラン(月額1480円)、学割プラン(月額480円)、PlayStationMusicプラン(月額980円)あり
※6:1500以上のプログラムが聴き放題で楽しめるライトプラン(月額324円)、機能制限付きの無料プランあり
※7:スタンダードプラン(楽天ペイ:980円、Apple決済:1080円)/ライトプラン(楽天ペイのみ対応:500円)
※8:ファミリープラン(月額1480円)あり
※9:機能制限付きの無料プランあり、ファミリープラン(月額1950円/1480円)、学割プラン(月額480円)あり

基本料金で並べると上表のようになります。Amazon Music Unlimitedがプライム会員なら月額780円と安さが目立ちますが、基本的に980円で横並びとなっており、料金設定で優劣をつけることは難しいでしょう。

LINE MUSICやApple Musicには「学割プラン」や「家族プラン」があります。特にLINE MUSICの「プレミアム学割」は、月額480円と通常の半額で利用できます。料金面だけでみれば、学生にとって楽天ミュージックはコスパがそれほどよくないと言えそうです。

楽天ミュージックのおトクな始め方

楽天ミュージックでは随時、無料お試しのキャンペーンが実施されています。これを利用すれば、おトクに利用を始められるだけでなく、とりあえず無料で実際の使い勝手を確かめられます。

無料お試しキャンペーンを活用

楽天ミュージックでは通常、初回登録後30日間はいっさい費用がかかることなくサービスを利用できる無料トライアルのキャンペーンが実施されています。利用してみて気に入らなくても、お試し期間中に解約すれば利用料金を請求されることはありません。

たとえば、2019年8月1日〜31日に開催されたキャンペーンは、楽天ペイ決済で入会し所定のキャンペーンコードを入力すると、初回30日間無料に加えて翌月500円でサービスを利用できるという内容でした。

開催中のキャンペーンを確認し、よりおトクなタイミングで無料トライアル・入会したいものです。

楽天ミュージック | 開催中のキャンペーン一覧

無料トライアル解約で注意すべき点

支払いは毎月1日といった決まった日ではなく、入会日を基準に更新されていきます。通常、初回登録から30日以内の無料期間中に解約をすれば、料金はいっさいかかりません。ただし、解約した時点で無料トライアルは即時終了します。

楽天ペイ決済の場合、アプリから簡単に解約できます。Apple ID決済でも、iPhoneの「設定」アプリからiTunes経由で手続きがおこなえます。詳しい解約・退会方法は下記記事を参照してください。

無料トライアルを解約するにはどうしたらよいですか? | 楽天ミュージック ヘルプページ

EDITED BY CK