音楽サブスク「Apple Music」では、学生なら学割でお得に聴ける「学生プラン」が提供されています。Apple Musicを楽しむ学生であれば、学生プランで登録しない手はありません。
この記事では、登録する前にしっかりと確認しておきたい
- 通常の個人プランと学生プランとの違いは?
- 料金はどれくらい安くなるのか?
- 自分は学生プランの対象者なのか?
- いつまで学割プランを使えるのか?
といった疑問点を中心に、Apple Musicの学生プランについて徹底解説します。
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Apple Musicの学生プランとは?

Apple Musicの学生プランについて、通常の個人プランとの違いや対象になるユーザー、無料体験期間など気になる点をまとめました。
個人(通常)プランとの違い

Apple Musicの各プランの違い
Apple Musicは1億曲以上の楽曲、3万以上のプレイリストが聴き放題になる定額制の音楽配信サブスクリプションサービスです。
学生プランでもサービス内容は個人プランと完全に同じです。ドルビーアトモスの空間オーディオやロスレスオーディオ、ダウンロード、歌詞表示など、Apple Musicのすべての機能が利用できます。そのため、学生であれば料金を安く抑えられる学生プランを選択するほうが個人プランよりも確実にお得です。
さらに学生プランには、本来は月額900円の動画配信サービス「Apple TV+」が無料で付いてきます。学生プランで登録している期間は、「Apple Original」と呼ばれる完全オリジナルのドラマや映画、ドキュメンタリー作品が見放題です。
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学生プランの料金・支払い方法

学生プランの月額料金は580円。個人プラン(月額1080円)よりも500円安くなります。
個人プランなら2カ月分お得になる年額支払い(年額1万800円)も選べますが、年間で利用するなら学生プランを12カ月利用(年間6960円)したほうが割安です。
Apple Music以外にも、学生限定の割引プランを用意している聴き放題サービスはたくさんあります。月額480円で提供されているサービスもあることを考慮すると、Apple Musicの学生プランは特別に割安というわけではありません。
しかし前述のように、通常月額900円かかる「Apple TV+」が無料(追加料金なし)で付いてくると考えると料金は妥当だといえるでしょう。
Apple Musicの利用料金は、Apple Accountと紐づいた以下の決済方法で支払います。
- クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、Diners Club、American Express)
- デビットカード
- キャリア決済(ドコモ、au、SoftBank)
- PayPay
- Appleギフトカード
クレジットカードを持っていない学生でも、キャリア決済(携帯電話料金との合算払い)やPayPayなどでもApple Musicの料金を支払えます。
学生プランを使える対象者

学生プランを利用できるのは大学・短期大学・大学院・専門学校・高等専門学校の学生です。登録には在学証明が必要で、「SheerID」または「UNiDAYS」というサービスを利用します。
残念ながら、小学生・中学生・高校生は学生プランの対象外。"学生プラン"といってもすべての学生が利用できるわけではない点には注意が必要です。
学生プラン対象外となる小学生・中学生・高校生は、個人プラン(月額1080円)かファミリープラン(月額1680円)のいずれかのプランを選ぶことになります。家庭内にApple Musicユーザーが1人だけなら個人プランを選びましょう。
もしユーザーが2人以上いるのであれば、ファミリープランがおすすめです。ファミリープランは家族の中の大人1人が管理者となる「ファミリー共有」機能の設定が必要で、Apple Musicの料金は管理者に請求されます。
保護者視点だと、1人あたりの料金を840円以下に抑えることで家計全体の支出を減らせます。一方の子ども視点では、保護者に料金を支払ってもらえるチャンス到来です。なお、一人ひとり別のミュージックライブラリが使えるので、ダウンロードした曲や再生履歴などが他の家族に知られてしまう心配はありません。
初回登録者は1カ月の無料体験が使える
Apple Musicの学生プランにも無料の体験期間があり、1カ月間すべての機能を試すことができます。
体験期間が終了すると有料プランへと自動で切り替わりますが、トライアル終了前に解約すれば料金は発生しません。
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Apple Musicの学生プランに登録する方法
Apple Musicの学生プランに登録する方法を紹介します。登録には以下のものが必要になるので事前に準備しておきましょう。
- Apple Account
- 学校が発行する学生専用メールアドレスとパスワード
- クレジットカード等の支払い方法に使うもの
iPhoneの場合
iPhoneでApple Musicの学割プランに登録する方法を解説します。
-
学生プランの登録画面にアクセス
下記のボタンを押すと、学生プランの登録画面に簡単にアクセスできます。
学生プランの登録画面に移動する
学生プランの登録画面
[すべてのプランを表示]を選択した場合はプラン一覧から学生プランを選ぶ
「学生割引をご利用いただけます」という案内が表示されたら、[学生登録情報の確認]をタップします。
または[すべてのプランを表示]をタップし、「学生」を選択した状態で[利用資格を確認]をタップしてください。
-
学生登録情報の確認をおこなう
Apple Account・名前・生年月日・国または地域名を確認し、[学校]をタップします。
自身が在学中の学校名を選択したら[続ける]をタップしてください。
[続ける]をタップすると、学校のマイページへのログイン画面が表示されます。メールアドレスやパスワードなどを入力し、ログインしたら案内に沿って画面を進めてください。
-
Apple Musicのサブスクリプションに登録すれば操作完了
Androidスマホの場合
AndroidユーザーでもApple Musicへの登録は可能です。学生プランの登録方法は以下の通りです。
-
Apple Accountを作成する
Apple Musicを利用するにはApple Account(旧Apple ID)が必要です。まだ持っていない人は、事前にAppleの公式サイトからApple Accountを作成してください。iPhoneやiPadなどのAppleデバイスを持っていなくても無料で作成できます。
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Apple Musicアプリをインストールする
下記のボタンからApple Musicアプリをインストールしましょう。
アプリ「Apple Music」をダウンロード -
無料トライアルの学生プランを選択
下記のボタンを押し、学生プランの登録画面にアクセスしてください。
学生プランの登録画面に移動する
Apple Musicアプリを開いて利用規約に同意したら、「ようこそ」の画面で[続ける]をタップします。
無料トライアルの画面で[すべてのプランを表示]を押しましょう。
料金プランが表示されるので[学生]を選んで[利用資格を確認]→[利用資格を確認]に進んでください。
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UNiDAYSのサイトで画面の案内に従って在学証明をおこなう
ブラウザが起動してUNiDAYSのサイトが表示されます。
メールアドレスと就学中の学校名を入力して[続ける]を押したあと、画面の案内に従って在学証明をおこないます。
[WEBサイトへ移動]をタップすると選択した学校のWebサイトに遷移するので、そこでユーザー名とパスワードを入力してログインをおこないます。
UNiDAYSで在学が証明されたら、「確認完了」と表示されます。
[続ける]をタップすると、Apple Musicアプリ画面へ戻ります。
-
支払い方法を選んで「定期購入」を押せば登録完了
Apple Musicの学生プランを解約する方法
Apple Musicの学生プランはいつでも解約でき、無料期間中に解約すれば料金はかかりません。また、解約してもすぐにサービスが使えなくなるわけではなく、無料期間終了日まではApple Musicを利用できます。
実際の解約手順を、iPhoneとAndroidスマホに分けて解説します。
iPhoneの場合
iPhoneでApple Musicの学生プランを解約する際は、Musicアプリで簡単に手続きできます。
-
Apple Musicアプリで、右上の人型アイコンをタップ
Apple Musicアプリで、右上の人型アイコンをタップし、アカウント画面を開きます。
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「サブスクリプションの管理」を開く
[サブスクリプションの管理]を押して次に進みます。
-
サブスクリプションをキャンセルする
[サブスクリプションをキャンセルする]を選択し、ポップアップ表示の[確認]をタップしましょう。
「サブスクリプションがキャンセルされました」と表示されたら解約手続き完了です。
Androidスマホの場合
Androidスマホユーザーが学生プランを解約する場合は、Playストアアプリから定期購入の解約をおこなってください。
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Google Playストアの「お支払いと定期購入」をタップ
Google Playストアのアプリを開き、右上のアカウントアイコンをタップします。
メニューから[お支払いと定期購入]を選択してください。
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「定期購入」からApple Musicを選択
[定期購入]から[Apple Music]を選びます。
-
定期購入を解約する
画面下の[定期購入を解約]をタップしたら、解約の理由を一つ選んで[次へ]を押します。
最後に[定期購入を解約]をタップすれば解約完了です。「定期購入の管理」画面にも「キャンセルされました」と表示されます。
Apple Musicの学生プランに関するよくある疑問と答え
ここではApple Musicの学生プランについて、よくある疑問とその答えをまとめました。
学生プランの利用期間はいつまで?
学生プランの利用期間は最長で48カ月間(4年間)です。
学生でなくなった場合は、利用期間が48カ月に満たなくても、自動で学生プランから個人プランに切り替わります。
無料トライアル中でも解約できる?
無料期間中はもちろん、いつでも解約可能です。
解約手続き後もすぐサービスが使えなくなるわけではなく、無料体験終了日(次の月額料金請求日)まではこれまで通りApple Musicを使えます。
高校を卒業したが、大学入学前に学割プランに申し込める?
大学から学生専用のメールアドレスを発行されたら登録が可能になります。
Apple Musicの学割プランに登録するには、在学証明するために大学から発行される学生専用のメールアドレスが必要になります。
大学に入学が決まっていても、そのメールアドレスがもらえるまでは登録できません。メールアドレス以外にも、学生証なども在学証明に使えます。
学生ではなくなったらどうなる?
自動的に個人プランへ切り替わります。
卒業などで学生でなくなった場合、自動的に個人プランへ切り替わります。48カ月間の学生プランを使い切った場合も同様です。
個人プランで継続したくない場合は、切り替わる前に解約しましょう。
料金はすべて税込み表示です。