スマホ決済アプリ おすすめ6選を比較まとめ【2020年最新版】

激戦と混迷、◯◯ペイ系のスマホ決済サービス

スマホ決済アプリ おすすめ6選を比較まとめ【2020年最新版】

各種キャンペーンで話題を呼び、また政府主導のキャッシュレス推進の動きなども背景に、徐々に広まりつつある「スマホ決済」。なかでも、機種を問わず利用できてポイント還元などのメリットがある「QRコード決済」機能を搭載したアプリが注目を集めています。

ただ、さまざまなスマホ決済サービスが乱立し、どれを使ったらいいのか戸惑っている人も多いでしょう。本記事では、おすすめできる主要なスマホ決済アプリ6つをまとめて取り上げ、そのメリット・デメリットや機能、使える店舗などを比較して紹介します。

スマホ決済アプリを比較、自分に合ったスマホ決済はどれ?

スマホ決済アプリを選ぶうえでの重要なポイントである「特典・還元率」「機能性」「支払い方式」に注目し、それぞれのサービスを比較してみました。

特典・還元率で選ぶ

特典・還元率で選ぶ

決済ごとにもらえる利用特典は、ユーザーが一番気になるところ。各サービス固有の特典に加え、2020年6月までは「キャッシュレス・消費者還元事業」(以下、還元事業)により、対象店舗でのスマホ決済で2%ないし5%分がプラスで還元されます。

還元率の比較
付与特典 各サービス固有の還元率 2%還元対象店舗での決済 5%還元対象店舗での決済
PayPay PayPayボーナス 実店舗:0.5%〜1.5%
ネット:1%
実店舗:2.5%〜3.5%
ネット:3%〜4%
実店舗:5.5%〜6.5%
ネット:6%〜7%
楽天ペイ 楽天スーパーポイント なし 2% 5%
LINE Pay LINEポイント 0.5%〜2% 2.5%〜4% 5.5%〜7%
メルペイ メルカリポイント なし 2% 5%
d払い dポイント 実店舗:0.5%
ネット:1%
実店舗:2.5%
ネット:3%
実店舗:5.5%
ネット:6%
au PAY au WALLETポイント 0.5% 2.5% 5.5%

上の表を見て分かるように、どのスマホ決済サービスも基本0.5%還元に落ち着いています。単体の還元率という観点なら、いずれも大きな差はありません。

還元率に大きく差が出るのは、やはりキャンペーン時です。各サービス未だに20〜50%還元のキャンペーンが続々開催されているので、店舗や期間ごとに各サービスを使い分けるのもひとつの手でしょう。

下記記事では、スマホ決済6社で開催中の注目キャンペーンをまとめているので参考にしてください。

使える機能・利用シーンで選ぶ

使える機能で選ぶ

いくら還元率が高くても、利用機会が少なければ意味がありません。食材や消耗品の買い物、ネットショッピング、友達との割り勘など、日常生活の中でどれだけ頻繁に使えるかという点も重要となってきます。

各サービスの機能比較
コード/スキャン決済 非接触型決済 請求書支払い オンライン決済 個人間送金
PayPay ×
楽天ペイ ◯(Android版のみEdyによる決済が可能) ×
LINE Pay ◯(Android版のみQUICPay+による決済が可能)
メルペイ ◯(iDによる決済が可能) × ×
d払い ◯(Android版のみiDによる決済が可能) ×
au PAY × × △(じぶん銀行の口座登録が必須)

※非接触型決済:スマホを専用端末にかざして決済するシステム。Suica、WAON、楽天Edy、iD、QUICPayなどが挙げられる

QRコード決済に加え、スマホを専用端末にかざして決済する非接触型決済が利用できると、利用できる店舗数が他サービスと比べて格段に多くなります。

また、iOS版のメルペイはSuicaへのチャージも可能。Android版のLINE PayはQUICPay加盟店でも決済がおこなえます。電子マネーが使える店舗での決済や、普段の電車・バスの支払いにも活用できるので、より生活に密着した使い方ができるはずです。

支払い方式で選ぶ

支払い方式で選ぶ

支払い方式が個人の性格やニーズに合っていることも大切なポイント。事前チャージが面倒な人は、クレジットカード決済や銀行口座振替で支払えるサービスを選ぶといいでしょう。逆に使いすぎが気になる人は、入金した分だけを使えるチャージ形式だと計画的な利用がしやすくなります。

各サービス支払い方法一覧
現金チャージ クレジットカードチャージ 銀行口座チャージ 紐付けたクレジットカードによる支払い キャリア決済で携帯料金に合算
PayPay △(Yahoo! JAPANカードのみ)
楽天ペイ △(楽天カードのみ) △(楽天銀行のみ)
LINE Pay 実質✕
メルペイ
d払い
au PAY

また、クレジットカード支払いやクレジットカードチャージができるサービスは、カード会社側で還元されるポイントとスマホ決済側のポイントを二重で受け取れる可能性も。お得感を重視したい人は、チェックしておくといいでしょう。

【PayPay】200万カ所以上で利用可能、関連サービスも多く展開

PayPay

PayPayの特徴
  • 加盟店舗数が多い(200万カ所以上)
  • 還元率は利用実績により0.5%〜最大1.5%まで変動する(実店舗)
  • PayPay残高または紐付けたヤフーカード以外の支払いはポイント還元の対象外
PayPay基本情報
加盟店数 200万カ所以上
利用特典 PayPayボーナス
還元率 実店舗:0.5%〜1.5%、オンライン:1%〜2%(利用実績により変動)
主な機能
  • コード/スキャン決済
  • オンライン決済
  • 請求書支払い
  • 個人間送金
  • ミニアプリ

ソフトバンクとヤフーが共同でスタートしたスマホ決済サービス「PayPay(ペイペイ)」。大規模なキャンペーンで登録者数を伸ばし続け、2020年2月には2500万人を突破。数あるスマホ決済サービスの中でも大本命といっていいでしょう。

PayPay PayPay

利用特典として付与されるPayPayボーナスは、毎月の利用金額に応じて0.5%〜最大1.5%まで還元率が変動するシステム。ただ、最高ランクの1.5%に達するには月に10万円以上の決済等が必要と、かなりハードルが高く設定されています。

特典面ではマイナス方向への改変が目立ちますが、Yahoo!マネーの統合やPayPayフリマ・PayPayモールの展開、それに伴うキャンペーンの開催など、PayPayを軸に各種サービスを再編する動きを見せています。

今後も最注目のスマホ決済サービスの一つであることは間違いありません。

【楽天ペイ】抜群の使いやすさを誇る、楽天経済圏のスマホ決済アプリ

楽天Pay

楽天ペイの特徴
  • 紐付けたクレジットカードによる支払いができる
  • 2020年3月3日から現在まで固有のポイント還元は休止中
  • 楽天カード以外でもカード会社側で還元されるポイントやキャッシュバックを期待できる
楽天ペイ基本情報
加盟店数 非公開
利用特典 楽天ポイント
還元率 現在は無し
主な機能
  • コード/スキャン決済
  • オンライン決済
  • 個人間送金
  • 楽天Edy決済(Android版のみ)

楽天ペイの最大の特長は、その使い勝手の良さ。紐付けたクレジットカードによる決済ができるため、チャージ形式のように事前に残高を気にする必要はありません。Visa・マスターブランドであれば幅広く登録でき、カード会社側からのキャッシュバックやポイント還元が期待できるのも嬉しいところ。

楽天ペイ 楽天ペイ

しかし、固有のポイント還元が休止しているのが懸念点。2020年3月2日までおこなわれていた5%還元キャンペーンが終了してからは、還元事業による対象店舗での2%ないし5%還元のみがおこなわれています。

2020年春からは、楽天ペイアプリ内でSuicaの発行機能が実装される予定です。実現すれば、利用シーンが圧倒的に広がるほか、チャージ金額に応じて楽天ポイントが貯まるとのこと。今後の展開に期待したいスマホ決済サービスです。

【LINE Pay】利用シーンが圧倒的に多い、LINEの金融サービスの中核

LINE Pay

LINE Payの特徴
  • 利用できるシーン・機能が豊富
  • 利用実績によって還元率が0.5%〜1%まで変動する「マイカラー」を採用
  • LINEアプリのユーザーなら簡単に利用できる
LINE Pay基本情報
加盟店数 171万カ所以上(2019年6月時点)
利用特典 LINEポイント
還元率 0.5%〜2%(利用実績により変わる)
主な機能
  • コード/スキャン決済
  • オンライン決済
  • 請求書支払い
  • 個人間送金
  • LINE Payカードによる支払い
  • QUICPay+支払い(Android版のみ)

「LINE Pay(ラインペイ)」はコード・スキャン・オンライン決済に加え、送金・割り勘、公共料金の請求書支払いまで、あらゆるシーンに対応したスマホ決済サービスです。お馴染みの「LINE」に会員登録している人であれば、アプリ内から簡単に利用開始できるようになっています。

LINE Pay LINE Pay

現在は、毎月の利用金額に応じて0.5%〜最大2%まで還元率が変動する「マイカラー」という仕組みを採用しています。しかし2020年5月1日より、新たにLINEポイントを主軸とした「LINEポイントクラブ」がスタート予定です。

「Visa LINE Payクレジットカード」(5月発行予定)を紐付けたLINE Pay支払いに限り1%〜最大3%のポイント還元を受けられるほか、過去6カ月間に獲得した「LINEポイント」総量に応じた枚数の特典クーポンが取得できるようになります。

【メルペイ】iDと連携可能、利用可能場所の多さはトップクラス

メルペイ

メルペイの特徴
  • 常設のポイント還元やキャッシュバックシステムがない
  • iDと連携できるので使える店舗数が多い
  • メルカリユーザーなら売上金を出金せず現金同様に使える
メルペイ基本情報
加盟店数 170万カ所以上(2019年10月時点)
利用特典 メルペイポイント
還元率 還元事業の対象店舗に限り、2%ないし5%還元
主な機能
  • コード/スキャン決済
  • iD支払い
  • スマート払い(後払い機能)
  • オンライン支払い
  • Suicaチャージ(iOS版のみ)

「メルペイ」は、フリマアプリ「メルカリ」の中に組み込まれた決済サービス。メルカリで得た売上金や銀行口座からチャージした残高を、実店舗やメルカリ内の買い物、Suicaへのチャージ(iOSのみ)などに利用できます。

メルペイの特徴は、QRコード決済に加えて、加盟店数の多い非接触型決済の「iD」と連携できること。後発ながらも、利用できる場所の多さはトップクラスを誇ります。

メルペイ メルペイ 

メルペイにはもともと常設のポイント還元システムがありません。そのため、2020年6月まで還元事業による2%か5%のポイント還元のみがおこなわれます。

とはいえ、メルペイの強みはキャンペーンです。これまで20〜50%還元の大規模キャンペーンが不定期に開催されているため、今後もその動向をチェックしていきたいところ。

【d払い】新機能が続々追加、オンライン支払いで有利

d払い

d払いの特徴
  • ドコモ回線の契約ユーザー以外も使える
  • 「ネット決済」では還元率が1%にアップする
  • キャンペーンが頻繁に開催される
d払い基本情報
加盟店数 非公開
利用特典 dポイント
還元率
  • 実店舗での支払い:0.5%
  • オンライン支払い:1%
主な機能
  • コード/スキャン決済
  • iD支払い(ドコモのAndroidスマホのみ)
  • オンライン支払い
  • ミニアプリ機能

NTTドコモが提供するスマホ決済サービスが「d払い」です。ドコモ回線を契約していない人でも利用できますが、特典がドコモ関連サービスの「dポイント」という点や登録ハードルの低さなどから、ドコモユーザーに特におすすめしたいサービスです。

d払い d払い

支払い方法は紐付けたクレジットカードによる決済のほか、携帯電話料金との合算払い(ドコモユーザーのみ)、銀行口座振替やセブン銀行・コンビニなどで現金チャージした残高による支払いにも対応。

非接触型決済の「iD」への連携や、様々なサービスの注文・決済をd払いアプリ上で一度に済ませられる「ミニアプリ」など、新機能が続々と追加されています(iDはドコモのAndroidスマホユーザー限定)。

また、Amazonなど多くのオンラインショップで利用できるネット決済は還元率1%に設定されており、幅広いシーンで活用できるスマホ決済です。

【au PAY】auユーザー以外も利用可能、5月から「Ponta」が貯まる

au PAY

au PAYの特徴
  • au回線の契約ユーザー以外も使える
  • クレジットカードからの残高チャージでポイントの二重取りが期待できる
  • 2020年5月以降、WALLETポイントは「Ponta」に統合される
au PAY基本情報
加盟店数 非公開
利用特典 au WALLETポイント
還元率 0.5%(税込み200円ごとに1ポイント付与)
主な機能
  • コード/スキャン決済
  • 請求書支払い

「au PAY」は、KDDIグループが2019年4月から提供開始したスマホ決済。au回線を持っている人だけでなく、ソフトバンクやドコモ、その他の格安SIMを契約している人でも利用可能です。

大規模キャンペーンの開催などにより、後発ながらも急速に利用ユーザーと加盟店数を伸ばしている注目のサービスです。

au PAY au PAY

利用特典は、支払い金額に応じて還元されるau WALLETポイント。2020年3月29日以前は、月額499円のauスマートパスプレミアム会員限定で1.5%還元の特典がありましたが、現在は会員形態による差はなく、一律0.5%還元になっています。

2020年5月以降、WALLETポイントは「Ponta」に統合されます。Pontaポイントは、さまざまなネットサービスや全国2万店舗以上の実店舗で使えるほか、マイルやdポイントなどの交換にも対応しているので、統合後はより使い道の幅が広がるでしょう。

EDITED BY MOEGI