楽天ペイの使い方 超入門ガイド【2022年最新版】

始め方から支払い方法、ポイント還元まで

この記事では、楽天ペイとはどんなサービスなのか、その仕組みや特徴を一問一答の形式でわかりやすく紹介します。そのうえで、利用登録から支払い方法の設定、決済方法まで、幅広くかつ初心者向けに使い方をやさしく解説しています。

これから楽天ペイを使い始めたい、お得に利用する方法が知りたいという人は、ぜひ参考にしてください。

楽天ペイとは?

最初に、楽天ペイの特徴や利用特典、実際に使えるお店(加盟店)、安全性などを疑問に答える形式でまとめました。

楽天ペイでは何ができる?

コード・スキャン決済に加え、送金、Suicaチャージ、ポイントカードなど、さまざまな機能が搭載されています。

「楽天ペイ」アプリでできることは主に以下の7つです。

  • QR/バーコード決済
  • セルフ決済
  • オンライン決済
  • 楽天キャッシュの送金
  • 楽天ポイントカード
  • Suicaの発行・チャージ(Androidのみ)
  • 楽天Edyチャージ(Androidのみ)

リリース当初はコード決済に特化したアプリでしたが、最近は楽天サービスのお金周りをまとめて管理できる総合的なキャッシュレスアプリになっています。

楽天ペイは誰でも使える?

楽天に会員登録していれば、誰でも簡単に利用開始できます。

ただし、実際に楽天ペイで決済するには「クレジットカード」もしくは「楽天銀行の口座」のいずれかが必要となります。現金チャージには一切対応していないので、未成年や学生は利用しづらいのが現状です。

楽天ペイアプリさえインストールできれば、iPhoneもAndroidスマホも機種は問いません。おサイフケータイやApple Payが利用できない機種でも利用できます。

なお、利用登録にあたって「電話番号認証」が必要となります。SMS機能や音声通話機能を持たないデータ通信専用SIMやSIMなし端末では利用できません。注意してください。

楽天ペイはどんなところで使える?

楽天ペイ決済は、日本全国の加盟店や提携のオンラインショップで利用できます。

楽天ペイの厳密な加盟店数は非公開となっていますが、公式サイトには「楽天ペイ」「楽天ポイントカード」「楽天Edy」の加盟店が約500万箇所であると記載されています。

楽天ペイのトップ画面右上にあるお店アイコンをタップすると、周辺のエリアで利用可能なお店を検索できます。アプリをインストールしたら、自宅や職場の近くを探してみてください。

楽天ペイにはどんな特典がある?

楽天ペイを利用すると、特典として支払い金額に応じた「楽天ポイント」が付与されます。ただし、支払い元によって還元されるケースとされないケースがあるので注意が必要です。

楽天ペイで利用可能な支払い方法6パターン
  楽天ペイの特典 その他の特典 楽天ポイントの還元率
楽天カード(クレジットカード) なし 楽天カードで100円支払うごとに1P付与(1%) 1%
楽天カード以外のクレジットカード なし (あれば)各カード会社の特典 -
楽天銀行/ラクマ/暗号資産でチャージした楽天キャッシュ 100円支払うごとに1P付与(1%) なし 1%
楽天カードでチャージした楽天キャッシュ 100円支払うごとに1P付与(1%) チャージ200円ごとに1P付与(0.5%) 1.5%
楽天銀行からの引き落とし 100円支払うごとに1P付与(1%) なし 1%
楽天ポイント 100円支払うごとに1P付与(1%) なし 1%

※価格はいずれも税込表記

上表で示すように、楽天ペイでは「支払い元」によってポイントの還元率が変わってきます。

現在、楽天ペイ使用でポイントが付与されるのは、主に「楽天キャッシュ」と「楽天銀行の口座引き落とし」の2つ。クレジットカードを紐付けての支払いは、楽天ペイのポイント還元システムの対象外です。

一方、楽天キャッシュを支払い元に設定すると、楽天ペイで100円支払うごとに1Pが付与されます(1%還元)。さらに、楽天キャッシュは楽天カードでのチャージに限り、200円ごとに1ポイントが貯まる仕組みです(0.5%還元)。この「楽天カード」「楽天キャッシュ」の組み合わせで、楽天ポイントの還元率を最大の1.5%までアップできます。

また、Androidユーザーなら楽天ペイでのSuicaチャージで0.5%ポイント還元など、楽天カード保有者が優遇される特典はたくさんあります。いま楽天カードを持っていない人でも「ポイントを効率よく貯めたい」「楽天市場などのサービスを多く使う」なら、わざわざ発行する価値はあるといえるでしょう。

楽天カード

楽天ペイは安全?

楽天ペイには、決済時のパスコード認証やクレジットカードの本人認証の必須化、不正利用補償制度などのセキュリティ対策が施されています。

近年、スマホ決済によるクレジットカードの不正利用が問題になっていることもあり、不安を感じている人は多いでしょう。

楽天ペイではクレジットカードの不正利用を防止するため、本人認証サービス(3Dセキュア)が設定されたカードしか登録できないようになっています。また、端末のパスコード/パスワードの入力(iOSではTouch IDやFace IDによる認証にも対応)をしなければ、決済やチャージ自体おこなえない仕組みです。

また、万が一見覚えのない請求がされたときのために、補償制度も用意されています。「楽天ペイが100%安全」とは言い切れませんが、不正利用を防止するための仕組みは整っているといえるでしょう。

楽天ペイの始め方

楽天ペイを使うために必要な準備を3ステップに分けて説明します。なお、ここではiOS版楽天ペイアプリの画面で説明していますが、手順はAndroid版でも同じです。

楽天ペイアプリをインストールする

アプリ「楽天ペイ」をダウンロード

楽天ペイで決済するには、専用アプリをインストールする必要があります。Google PlayやApp Storeにアクセスし、「楽天ペイ」アプリをインストールしてください。

楽天会員の情報でログインする

アプリを開いたら、楽天アカウントのユーザIDとパスワードを入力してログインします。楽天会員でない場合は、[楽天会員登録はこちら]をタップし、アカウントを新規作成してください。

今さら聞けない、楽天アカウントを無料で作成する方法

電話番号認証をおこなう

電話番号を入力する

ショートメッセージ(SMS)に認証番号が届く

6桁の認証番号を楽天ペイアプリに入力する

不正使用防止のため、電話番号による認証が求められます。上の手順でSMSもしくは音声通話経由で認証を済ませてください。

なお、SMS機能も音声通話機能も持たないデータ通信専用SIMの端末やSIMなし端末では認証できないので、残念ながら楽天ペイは利用できません。

支払い元を設定する(クレジットカード/楽天キャッシュ/楽天銀行)

電話番号認証後、以下の画面が開きます。ここで、楽天ペイの支払い元を設定しましょう。

支払い元には、「クレジットカード」「楽天キャッシュ」「楽天銀行からの引き落とし」のいずれかを選択できます。

支払い元によって得られる特典が変わってくるので、よく確認して自分にあった方法を選びましょう。楽天ペイの支払い元については、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

クレジットカード/デビットカードで支払う

VISA、Mastercard、JCB、American Expressブランドなら、「楽天」以外のクレジットカードでも楽天ペイに登録できます。

楽天ペイで支払った分の金額が、そのまま登録したクレジットカードの利用分として各カード会社から請求されます。

仕組み的にはクレジットカードでそのまま支払うのと変わりませんが、サインや暗証番号入力をせずにスピーディーに会計を済ませられます。後述する「楽天キャッシュ」と異なり、いちいち決済前にチャージ残高を気にする必要がないのも魅力です。

ただ、楽天カードを含むすべてのクレジットカードは楽天ペイのポイント還元システムの対象外です。

もちろん、カード側のポイント還元システムがあればその分の特典は付与されるかもしれませんが、それはカード単体で支払っても同じこと。特典面で考えると、わざわざ「楽天ペイ」を利用するメリットはあまり感じられません。

事前にチャージした「楽天キャッシュ」で支払う

「楽天キャッシュ」とは、楽天ペイをはじめ、楽天市場やラクマ、楽天トラベルなど楽天サービス内で使える電子マネーです。

この楽天キャッシュを支払い元に設定すると、楽天ペイで100円(税込)支払うごとに楽天ポイントが1P付与されます。

チャージに手間がかかるため利便性は損なわれますが、「楽天ペイでポイントを貯めたい人」「計画的な利用をしたい人」にはおすすめの支払い元です。

楽天ペイのトップ画面で[楽天キャッシュ+]ボタンからチャージできます。

楽天キャッシュへのチャージ方法は「楽天カード」「楽天銀行の口座振替」「ラクマの売上金」「暗号資産」の4つ。他サービスによくあるATMやコンビニでの現金チャージや、楽天以外の銀行口座振替には対応していません。

唯一、楽天カードでは200円チャージするごとに1ポイントが貯まります(0.5%還元)。

効率よく楽天ポイントを貯めたい人は「楽天カード」を設定しましょう。

チャージ方法を設定したら、チャージ金額を入力します。1000円以下は指定できません。

最後に「チャージする」ボタンを押せばチャージ完了です。

楽天銀行の口座引き落としで払う

楽天ペイの利用代金を、楽天銀行から直接引き落とすとこもできます。還元率は、楽天キャッシュと同じ1%です。

楽天銀行の口座を持っているなら、直接引き落としたほうがスムーズでしょう。楽天キャッシュにチャージする手間が省きたい人は、設定してください。

楽天銀行に紐付いている楽天アカウントで楽天ペイを利用している場合、支払い元の設定ページに「楽天銀行口座払い」の選択肢が表示されます。

ここから楽天銀行のページに遷移し、画面従ってクイックログイン認証をおこなえば、楽天銀行口座払いの設定が完了します。

楽天ペイで使える機能

楽天ペイにはさまざまな決済機能が備わっています。コンビニなどの実店舗で使える「コード支払い(バーコード/QRコード)」をはじめ、ECサイトで使えるオンライン決済、楽天ペイ独自の「セルフ支払い」などがあります。

コード画面を店員に読み取ってもらう「ストアスキャン」

もっとも一般的なのは、ユーザーがQRコードを提示するストアスキャン方式の決済です。

会計時に「楽天ペイで支払います」と伝え、楽天ペイのトップ画面に表示されたQRコードを提示。店員がコードをスキャナーで読み取れば、支払い完了です。

画面が割れていたり暗かったりすると、上手くコードが読み取られないこともあるので注意してください。

店側に提示されたコードを自分が読み取る「ユーザースキャン」

「ユーザースキャン」は、店舗に設定されたQRコードをユーザーが読み込んで決済する方法です。

楽天ペイアプリのトップ画面の[QR読み取り]をタップすると、カメラが起動します。

店に設置されたQRコードに合わせて読み取ると支払い画面が表示されるので、支払い金額を入力・店頭スタッフに確認してください。最後に[○○円を支払う]ボタンをタップすれば決済完了です。

セルフ支払い(実店舗)

飲食店などでの支払いの際、その場で金額を入力して決済をする方法です。

混んでいる店内でも、スムーズに会計を済ませられます。対応している店舗はあまり多くありませんが、ぜひ使ってもらいたい機能のひとつです。

楽天ペイアプリのトップ画面で[セルフ]ボタンをタップすると、セルフペイに対応している近隣の店舗が表示されます。支払うお店を選択してください。

自身で支払い金額(税込み)を入力し、スライドさせて決済を完了させます。最後に、店舗スタッフに決済完了画面を見せて確認してもらってください。

オンラインでの支払い

楽天ペイは実店舗だけでなくオンラインショップでも利用可能です。

有名どころでは「ドミノ・ピザ」「ピザハット」「めちゃコミック」「TOHOシネマズ」などが楽天ペイオンライン支払いに対応しています。

対応サイトで支払いに「楽天ペイ」を選択します。

ユーザーIDとパスワードを入力してログインしたら、楽天ペイの決済画面に遷移します。あとは案内に従って、決済を進めましょう。

Suicaの発行・チャージをする(Android限定)

2020年5月から、Android版楽天ペイアプリ内で「Suica」の発行とチャージができるようになりました。楽天ペイアプリでチャージした残高を、電車やバスなどの支払いや交通系電子マネー対応の店舗での決済に利用できます。

チャージできるのは「楽天カード」と「楽天ポイント」のみ。実質的に、楽天カードを持っていないユーザーは利用できません。

一方、楽天カードユーザーへの特典は手厚く、チャージ金額200円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。Suicaへのチャージは「ポイント還元対象外」としているクレジットカード会社が多いため、かなり貴重なサービスだといえます。

楽天カード

Android版楽天アプリでのSuica発行方法

Android版楽天ペイアプリでSuicaを発行するには、トップ画面右上のSuicaアイコンをタップします。

モバイルSuicaを利用している場合はモバイルSuicaを連携するボタン、利用していない場合はSuicaをはじめるボタンがそれぞれ表示されるので、いずれかをタップします。

すでにあるモバイルSuicaの情報を引き継ぐ場合は、利用規約を一読し、「規約に同意して次へ」ボタンを押せば設定完了です。

新しく発行する場合は、案内に従ってメールアドレスの認証や利用情報の登録をし、最後に同意して登録するをタップします。

楽天Edyのチャージをする(Android限定)

おサイフケータイ対応のAndroid端末なら、楽天ペイアプリ内で電子マネー「楽天Edy」の登録やチャージ(入金)、残高表示などがおこなえます。

Android版楽天アプリではEdyとの連携が可能

ただし、楽天ペイアプリでは「楽天カード」と「ポイント」によるチャージしかできません。銀行口座など他の方法でチャージしたい人は、楽天Edyのアプリをインストールする必要があります。

楽天キャッシュを送金する

楽天ペイには、チャージした楽天キャッシュを他人に送れる「送金」機能が搭載されています(手数料無料)。

基本的には、専用のURL(リンク)を相手に共有することで送金できる仕組みです。お金を受け取る側は楽天会員への登録が必須ですが、楽天ペイアプリをインストールしている必要はありません。

楽天キャッシュを送金する手順

楽天キャッシュに残高があることを確認のうえ、楽天ペイの「チャージ・送る」タブから楽天キャッシュを送るをタップ(チャージ方法は前述)。

連絡先に登録済みの相手が「送り先一覧」に表示されます。

ここに送りたい相手がいる場合は選択し、いない場合は一覧にいない人に送るをタップしてください。ここでは、「一覧にいない人に送る」を選択しました。

金額とメッセージを入力(任意)して確認へを選択。

内容を確認してリンクを作成をタップすると、共有方法が表示されるので任意のものを選択しましょう。ここでは「LINE」を選びました。

自動的に送金用のURLを含んだメッセージが送信されます。

楽天キャッシュを受け取る手順

メッセージ中のURLをタップすると楽天のログイン画面が表示されます。IDとパスワードを入力してログインしてください。

なお、受け取るにあたり「楽天ペイ」アプリをインストールしている必要はありませんが、楽天会員には登録する必要があります。

送信者氏名と金額を確認し任意でメッセージを入力したら「確認へ」を押します。なお、ここで入力したメッセージは、送付完了メールにて相手に届きます。

個人情報保護方針・楽天キャッシュ利用規約を一読し「受取る」を押せば完了です。自身の楽天キャッシュ残高に追加されます。

ポイントカード機能

楽天ペイの画面からアプリ版の「楽天ポイントカード」を使えます。

使い方は、清算前にレジで「ポイントカード」タブのバーコードを提示し、「ポイントを貯めます」と伝えるだけ。100円で1ポイントが貯まり、貯まったポイントは1ポイント=1円として利用できます。

ただし、楽天ペイの対象であっても楽天ポイントカードが使えない企業や店舗もあります。その逆の場合もあるので、注意してください。

EDITED BY
MOEGI