楽天ペイで一番得する支払い元は? クレジットカード払いはおすすめしない

クレジットカードによる「ポイント二重取り」は不可能に

楽天ペイで特典(楽天ポイント)を得られるかどうかは、「クレジットカード」「楽天キャッシュ」「楽天銀行」のうちどれを支払い元に設定するかによって異なります。さらに、楽天キャッシュのチャージ方法によっても楽天ポイントの還元率が変わってきます。

このように、楽天ペイのポイント還元システムはかなり複雑な構造になっており、一見してどの支払い元が一番得するのか分かりづらいのが現状です。

そこで本記事では、還元率や機能面でそれぞれの支払い方法を比較したうえで、最もお得な支払い元の設定はどれなのかを解説。ポイント還元率を最大限に高める楽天ペイの使い方も具体的に紹介しています。

楽天ペイの「お支払い元の設定」におすすめなのは? 6パターンを徹底比較

楽天ペイで支払った金額の引き落とし元には、主に登録した「クレジットカード」もしくはチャージした「楽天キャッシュ」「楽天銀行からの引き落とし」のいずれかを選択できます。

楽天ペイで利用可能な支払い方法6パターン
  楽天ペイの特典 その他の特典 楽天ポイントの還元率
楽天カード なし 楽天カードで100円支払うごとに1P付与(1%) 1%
楽天カード以外のクレジットカード なし (あれば)各クレジットカード会社の特典 -
楽天銀行/ラクマでチャージした楽天キャッシュ 100円支払うごとに1P付与(1%) なし 1%
楽天カードでチャージした楽天キャッシュ 100円支払うごとに1P付与(1%) チャージ200円ごとに1P付与(0.5%) 1.5%
楽天銀行からの引き落とし 100円支払うごとに1P付与(1%) なし 1%
楽天ポイント 100円支払うごとに1P付与(1%) なし 1%

注目したいのが、楽天カードを含めすべてのクレジットカード払いが楽天ペイのポイント還元システムの対象外だということ。クレジットカードを使った「ポイントの二重取り」が制限された形になっています。

現在、楽天ペイを使ったときにポイントが付与されるのは、主に「楽天キャッシュ」と「楽天銀行の口座引き落とし」の2つ。さらに、楽天キャッシュへのチャージ時にポイントが付与されるのは楽天カードに限定されています。

楽天カードを紐付けての支払いがポイント還元の対象外になったものの、楽天ペイで効率よく楽天ポイントを貯めるためには、やはり楽天カードは必携となるようです。

楽天カード(クレジットカード)

かつては、楽天カード側と楽天ペイ側の両方でポイント還元を受けられたため、かなり効率よく楽天ポイントを貯められました。

しかし2022年1月現在、「楽天カード」を紐付けての支払いは、楽天ペイ固有のポイント還元システムの対象外となっています。つまり、楽天カードを支払い元に設定して楽天ペイを利用しても、特典は一切得られないのです。

もちろん、楽天カード側のポイント還元システムによって1%分は付与されますが、それは楽天カード単体で支払っても同じこと。特典面で考えると、わざわざ楽天ペイを利用するメリットはあまり感じられません。

楽天カードを使うなら、そのまま支払い元に設定するよりも楽天カードで楽天キャッシュにチャージして支払うのがおすすめです(後述)。

楽天カード以外のクレジットカード

VISA、Mastercard、JCB、American Expressブランドなら、楽天カード以外のクレジットカードでも楽天ペイに登録できます。

先に述べたように、クレジットカードを紐付けての支払いは楽天ペイ固有のポイント還元システムの対象外です。また、楽天カード以外のクレジットカードは「楽天キャッシュ」へのチャージにも利用できません。

楽天カード以外のクレジットカードを登録するメリットはほぼないといってもよいでしょう。この点、同じスマホ決済アプリの「d払い」や「au PAY」なら、支払い元にかかわらず決済金額の0.5%がポイント還元されます。

これらのサービスは、クレジットカード会社で還元されるポイントと、スマホ決済アプリ固有のポイントの二重取りができる可能性があります。特典面を重視するなら、別のスマホ決済アプリの利用を検討してもいいかもしれません。

楽天銀行/ラクマ売上金でチャージした楽天キャッシュ

楽天ペイでは、「楽天キャッシュ」と呼ばれる電子マネーにチャージした残高で支払う方法も用意されています。

チャージにひと手間かかるので利便性は損なわれますが、入金した分だけ使えるため、計画的な利用がしやすくなるといった一面もあります。

前述したクレジットカードとは異なり、「楽天キャッシュ」は楽天ペイ固有のポイント還元システムの対象です。楽天キャッシュを支払い元に設定して楽天ペイ決済をすると、1%の楽天ポイントが還元されます。

楽天キャッシュへは「楽天銀行の口座振替」「楽天カード」「ラクマの売上金」「暗号資産(ビットコインなど)」のいずれかでチャージできます。このうち、楽天カードのみチャージ時に楽天ポイント0.5%が付与される仕様です(後述)。

より貪欲にポイント還元率を上げたいなら、楽天銀行よりも楽天カードでチャージするとよいでしょう。

楽天カードでチャージした楽天キャッシュ

現状、楽天ペイの支払い元として一番得するのは、「楽天カード」+「楽天キャッシュ」の組み合わせです。

楽天キャッシュは、楽天銀行やラクマからのチャージこそポイント還元対象外ですが、唯一、楽天カードでは200円チャージするごとに1ポイントが貯まります(0.5%還元)。

加えて、楽天キャッシュを支払い元に設定した状態で楽天ペイを使うと1%分が還元されるので、楽天ポイントの還元率を合計1.5%までアップできるというわけです。

なお、この手法により還元率を高めるための具体的な使い方は後述しているので、気になる人は参考にしてください。

楽天銀行からの引き落とし

楽天ペイの利用代金を、楽天銀行から直接引き落とすことも可能です。

楽天銀行からの引き落としも楽天ペイ固有のポイント還元システムの対象で、還元率は1%です。

還元率では、前述の「楽天銀行でチャージした楽天キャッシュで支払う」方法と変わりません。チャージする手間が省ける分、直接引き落としに設定するほうがスムーズでしょう。

楽天ポイント

貯まった楽天ポイントは1ポイント=1円として、楽天ペイのQRコード決済やオンライン支払いなどに利用できます。

特筆すべきは、楽天ポイントで支払った場合も、決済金額の1%分の楽天ポイントが付与されること。「ポイント払い」を還元対象外にしているサービスが多いなか、かなり太っ腹な仕様だといえます。

ポイントを使うには、トップ画面で「すべてのポイント/キャッシュを使う」にチェックを入れて支払うだけでOK。チャージや変換など手間のかかる作業はありません。

貯まったポイントは、積極的に楽天ペイで使っていくとよいでしょう。

楽天ペイの還元率を最大限に高める使い方

最もお得な楽天ペイの支払い元がわかったところで、実際に楽天カードから楽天キャッシュにチャージし、それを楽天ペイの支払い元に設定する手順を解説します。

なお、楽天キャッシュにチャージした残高は、楽天ペイでの支払いのほか、「送金」にも使えます。また、楽天市場、楽天トラベル、ラクマなど、楽天が運営するサービスでの決済にも利用可能です。

楽天カードを用意する

前述した通り、楽天ペイのポイント還元率を最大まで高めるには楽天カードが必須です。また、AndroidユーザーならSuicaへのチャージで0.5%還元されるなど、楽天カード保有者が優遇される特典はたくさんあります。

今、楽天カードを持っていない人でも「今後長く楽天ペイを使いたい」「楽天市場など楽天系サービスを多く使う」といった場合は、わざわざ発行する価値のあるクレジットカードといえるでしょう。年会費無料で発行・利用できます。

楽天カードで楽天キャッシュにチャージする

「楽天ペイ」アプリを開き、画面上部の[チャージ・送る]をタップします。

楽天キャッシュ未使用の場合、チャージ方法に「未設定」と表示されているはず。ここをタップしてください。

楽天カードが未登録なら、+新しいカードを登録ボタンを押します。

すでに楽天カードを登録済みの場合は、表示されている楽天カードをタップしてください。

楽天会員ログインページに遷移するので、楽天アカウントでログインします。

その後、会員情報ページでクレジットカードの登録をおこないましょう。

楽天カードを登録したら、チャージ方法の画面に戻ります。登録した楽天カードを選択し、[設定する]ボタンを押してください。

最後に、チャージする金額を入力して[チャージする]ボタンを押せば完了です。

楽天カードでは、200円チャージするごとに楽天ポイントが1Pが付与されます。ここでは1000円をチャージしたので、5P獲得できました。

楽天ペイの支払い元を楽天キャッシュに設定する

続いて、チャージした楽天キャッシュを楽天ペイの支払い元に設定します。

トップ画面中央の[お支払い元]をタップしましょう。

お支払い元に「楽天キャッシュ」が記載されていれば設定完了です。この状態で楽天ペイのQRコード決済やオンライン決済をすれば、支払金額100円(税込)ごとに楽天ポイントが1P付与されます。

たとえば、楽天ペイで1000円(税込)の買い物をすると、10Pが付与されます。チャージ時に付与された5Pと合計すると、15Pを獲得できたことになります。

EDITED BY
MOEGI