楽天市場での買い物や楽天の各種サービス利用などで貯まる楽天ポイント。加盟店やお得なキャンペーンが多いことから、ポイントを獲得しやすく、還元率アップのチャンスも多い点が魅力です。貯まった楽天ポイントは、楽天市場や加盟店で1ポイント=1円として利用できます。
この記事では、楽天ポイントの上手な貯め方や知っていると得する裏ワザを紹介します。楽天ポイントの還元率やそもそもの仕組みなども詳しく解説しているので参考にしてください。
楽天ポイントを効率的に貯める10の方法
さっそく、楽天ポイントを賢く貯める方法を10通りまとめました。自分にあった方法を探してみましょう。
- 貯め方1:コンビニなどで楽天ペイアプリを提示すれば獲得ポイントが2倍に
- 貯め方2:楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどのキャンペーンを活用する
- 貯め方3:楽天関連サービスを利用すると知らないうちに貯まる
- 貯め方4:楽天カードで支払えばポイント3倍、「5と0のつく日」なら5倍に
- 貯め方5:楽天市場アプリで買い物するだけで+0.5倍
- 貯め方6:楽天モバイルや楽天トラベルなどを利用するとポイントアップ
- 貯め方7:楽天ペイで支払えば最大2.5%還元
- 貯め方8:他社のポイントを楽天ポイントに交換する
- 貯め方9:楽天スーパーDEALなら最大50%還元のアイテムも
- 貯め方10:くじやスロットなどに毎日参加する
貯め方1:コンビニなどで楽天ペイアプリを提示すれば獲得ポイントが2倍に

楽天ポイントを貯められる加盟店には、レジなどにステッカーが貼ってある
最も手軽に楽天ポイントを貯める方法は、楽天ポイントの加盟店で買い物した際にアプリを提示するというものです。買い物した金額に応じた楽天ポイントが付与されます。
貯まるポイントは、原則として税込200円につき1ポイント。ただし、店舗によって貯まるポイントの倍率が異なる場合があります。
飲食店 | マクドナルド、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、すき家、ココス、はま寿司、くら寿司、吉野家 |
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コンビニ | ファミリマート、ファミマ!!、TOMONY、デイリーヤマザキ、、ポプラ、くらしハウス、スリーエイト、生活彩家 |
スーパー・ホームセンター・百貨店 | コーナ、西友、コモディイイダ、大丸、松坂屋、ハンズ、東急百貨店、渋谷ヒカリエ |
ドラッグストア | ツルハドラッグ、くすりの福太郎、サンドラッグ、ダイコクドラッグ、ドラッグストアセキ、杏林堂、ドラッグストアウェルネス |
家電量販店 | ジョーシン、エディオン、100満ボルト、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ |
ファッション | メガネスーパー、BEAMS、UNITED ARROWS、SHIPS、SNIDEL、gelato pique、ROPÉ PICNIC、ViS、ライトオン、ete、Jouete、coen |
車・ガソリンスタンド | apollostation、出光サービスステーション、シェルサービスステーション、ENEOS、コスモ石油、Jネットレンタカー、スカイレンタカー、ニッポンレンタカー |
上記で紹介している店舗はごく一部であり、楽天ポイントを貯められる加盟店は500万箇所以上にものぼります(2022年7月発表時点)。

「楽天PointClub」アプリで楽天ポイントを貯める場合

「楽天ペイ」アプリで楽天ポイントを貯める場合
楽天ポイントは「楽天PointClub」アプリまたは「楽天ペイ」アプリでバーコードを表示し、レジで読み取ってもらうことで貯められます。
楽天PointClubアプリは、楽天ポイントの獲得実績や有効期限ポイントの期限確認など貯まった楽天ポイントを管理できる専用アプリ。楽天ペイアプリは、楽天ポイントを貯められるキャッシュレス決済サービスです(詳細は後述)。
加盟店でバーコードを提示して楽天ポイントを貯めるなら、楽天ペイアプリを提示するのがおすすめです。

加盟店で楽天ポイントを貯めるなら、楽天ペイアプリを提示するのがおすすめ(要エントリー)
楽天ペイでは、楽天ペイアプリ内のバーコードを提示すると、獲得できる楽天ポイントが2倍になるキャンペーンを毎月実施しています。たとえば対象のコンビニで1000円(税込)の買い物をした場合、楽天PointClubや物理型のポイントカードを提示すると5ポイントしか貯まらないところ、楽天ペイアプリを提示すれば獲得できる楽天ポイントは10ポイントにアップします。
参加にはキャンペーンページからのエントリーが毎月必要です。一度エントリーしても、翌月には再度エントリーしなければならない点には注意しましょう。
楽天ペイアプリ提示で楽天ポイント2倍キャンペーン 概要
- 特典ポイントとして獲得できる楽天ポイントは、通常ポイント1倍分を除いた残り1倍分を期間限定ポイントとして付与
- エントリーと買い物の順序は問わず。買い物後でも月内のエントリーであれば有効
- ポイント付与時期:買い物・エントリーの翌々月末ごろ
- ポイント有効期限:ポイント付与の翌々月末まで
- 加盟店のうち、ファミリーマート、ファミマ!!、TOMONYは対象外
貯め方2:楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどのキャンペーンを活用する


お買い物マラソンなど、大半のキャンペーンにはエントリーが必要
楽天市場で実施しているキャンペーンを活用すれば、お得に楽天ポイントを貯めることができます。
とりわけ月1〜2回ペースで開催の「お買い物マラソン」や、年に4回の大型キャンペーン「楽天スーパーセール」で実施している「買いまわり」は、楽天ポイントを普段よりも多く貯めるチャンスです。

「買いまわり」の仕組み。1000円以上購入したショップ数に応じてポイント倍率がアップする
「買いまわり」は、キャンペーン期間中に1000円(税込)以上買い物したショップ数に応じてポイント倍率がアップ仕組み。2ショップ利用でポイント2倍、3ショップ利用でポイント3倍……とアップし、10ショップ以上利用で最大10倍となります(11ショップ以上は10倍のまま)。
買いまわりのおすすめ商品やポイント付与の仕組みは、以下のお買い物マラソンの特集記事で詳しく解説しているのであわせてチェックしてみてください。

楽天カードユーザーが対象の「5と0のつく日」

毎月1日に開催される「ワンダフルデー」

毎月18日に開催される「ご愛顧感謝デー」
そのほか、毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日に実施される「5と0のつく日キャンペーン」や毎月1日に実施される「ワンダフルデー」、毎月18日に実施される「ご愛顧感謝デー」など、楽天ポイントを定期的に貯められるキャンペーンが実施されています(いずれも要エントリー)。
貯め方3:楽天関連サービスの利用で知らず知らずのうちに貯まる

上記以外にも楽天ポイントを貯められる楽天関連サービスは様々ある

楽天モバイルの月額料金を支払うだけで楽天ポイントが貯まる

楽天銀行や楽天証券も利用状況に応じて楽天ポイントがもらえる
たとえば楽天モバイルであれば、月々の利用代金100円(税別)につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。月間データ容量20GB以上の月額料金は2980円(税別)なので、29ポイントが毎月貯まります。
また、楽天銀行であれば預金残高に応じて楽天ポイントが毎月もらえる無料の優遇プログラム「ハッピープログラム」に参加できます(要エントリー)。
このように、楽天関連サービスを利用していれば楽天市場で買い物をしなくても知らず知らずのうちに楽天ポイントが貯まっていくのです。楽天ポイントを効率よく貯めたいのであれば、利用するサブスクやサービスを楽天関連サービスに乗り換えて「楽天経済圏」で生活していくのもいいでしょう。
貯め方4:楽天カードで支払えばポイント3倍、「5と0のつく日」なら5倍に

楽天カード
楽天市場で頻繁に買い物するのであれば、楽天カードは必携のクレジットカードです。楽天カードを支払い方法に設定して楽天市場で買い物すると、楽天ポイントの付与率が+2倍となります。
原則として、楽天市場では100円(税別)につき1ポイントの楽天ポイントが通常ポイントとして付与されます(還元率の詳細は本記事で後述)。
たとえば1000円(税別)の商品を楽天カードで支払うと、10ポイントの通常ポイントの2倍分が特典ポイントとして加算されるので、合計で30ポイントが付与されるのです。

また、楽天カードを持っていれば毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日にポイントが5倍になる「5と0のつく日キャンペーン」に参加できます。
通常、楽天カードで支払うとポイント付与率は3倍ですが、5と0のつく日キャンペーンを利用すればさらに2倍分が加算され、合計5倍となるのです。1000円(税別)の買い物を楽天カードで支払えば、50ポイントを貯められます。
5と0のつく日キャンペーンは毎月エントリーが必要などの注意点がありますが、上手く活用すれば楽天ポイントを効果的に貯められるお得なキャンペーンです。楽天カードは年会費無料で、新規入会・利用すると楽天ポイントがもらえるキャンペーンも実施されています。まだ楽天カードを持っていない人は、検討してみるのもいいでしょう。
また、楽天カードを持っているなら実店舗での買い物で楽天ペイを使うと楽天ポイントを効率的に貯めることもできます(詳細は後述)。
貯め方5:楽天市場アプリで買い物するだけで+0.5倍

楽天市場アプリを使うだけでポイント倍率が+0.5倍に

0.5倍分のポイントが加算されていることがわかる
楽天市場で買い物する際は、特別な理由がない限りブラウザではなく楽天市場アプリを利用するのがおすすめです。楽天市場アプリを使うだけでポイント倍率がアップします。
通常、楽天市場では100円(税別)ごとに1ポイントの通常ポイント付与され(付与率1%)、これを1倍として計算します。楽天市場アプリで買い物すれば、これだけで0.5倍分の特典ポイントが加算されるのです。
- ブラウザで購入:通常ポイント10ポイント(付与率1%)
- 楽天市場アプリで購入:通常ポイント10ポイント+特典ポイント5ポイント(付与率1.5%)
楽天市場アプリを使う以外の条件はありません。余程の事情がないのであれば、ブラウザよりも楽天市場アプリを使うのがいいでしょう。
貯め方6:楽天モバイルや楽天トラベルなどを利用するとポイントアップ

楽天関連サービスの利用状況に応じてポイント倍率がアップする「楽天SPU」(一部抜粋)
「楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)」を利用すれば、楽天市場でのポイントアップを狙えます。楽天SPUとは、楽天モバイルや楽天トラベルなど対象の楽天関連サービスの利用状況に応じてがアップする仕組みです。

楽天モバイルの場合。Rakuten UN-LIMIT VIIプランを契約していれば、最低でもポイント倍率は+2倍となる
たとえば楽天モバイルを契約しているだけで、楽天市場での買い物で獲得できるポイントが+2倍となります(ダイヤモンド会員なら+3倍)。前述で紹介した楽天カードや楽天市場アプリを使うとポイントアップする理由も、楽天SPUの一環だからなのです。
対象サービスには楽天トラベル、楽天ブックス、楽天kobo(電子書籍)、Rakuten Fashion、楽天ビューティなど身近なサービスも含まれるので、自分にあったサービスを試してみるのもいいでしょう。
貯め方7:楽天ペイで支払えば最大2.5%還元

楽天ペイアプリの支払い画面。支払い元を「楽天キャッシュ」に設定する

楽天キャッシュの残高を確認し、不足していればチャージする

楽天キャッシュのチャージ方法で「楽天カード」を選択する
実店舗での買い物でも効率よく楽天ポイントを貯めたいなら、楽天ペイを使うのがおすすめ。なかでも最大限にポイントを貯められるのは、楽天カードで楽天キャッシュにチャージし、楽天ペイの支払い元に楽天キャッシュを選択して支払う方法です。
楽天ペイに設定できる支払い元は以下の3種類です(カッコ内は加盟店で支払った際のポイント付与率)。このとき、支払い元にクレジットカード(楽天カード含む)を設定して支払っても楽天ポイントは付与されない点に注意が必要です。
- クレジットカード(付与率0%)
- 楽天キャッシュ(付与率1%)
- 楽天銀行からの引き落とし(付与率1%)
楽天キャッシュとは、楽天関連サービスで使える電子マネーのこと。あらかじめ残高にチャージしておく必要がありますが、楽天カードで楽天キャッシュにチャージするとチャージ金額の0.5%の楽天ポイントが貯まります。つまり、楽天キャッシュへのチャージと支払いでポイントの二重取りが可能になるわけです。
また、「貯め方1:コンビニなどのお店で提示する」で紹介したように、楽天ペイアプリで楽天ポイントカードのバーコードを提示すれば1%の楽天ポイントが貯まります(通常は0.5%。毎月エントリーが必要)。

店舗での支払いで最大2.5%の楽天ポイントを貯める方法
これらを総合すると、トータルで2.5%の楽天ポイントを貯めることができます。
事前に楽天キャッシューのチャージが必要だったり、楽天ペイアプリ提示でポイントが2倍になるキャンペーンへのエントリーが毎月必要だったりと、注意すべき点がいくつかありますが、上手く活用すれば楽天ポイントを効果的に貯められるはずです。
詳細は以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
貯め方8:他社のポイントを楽天ポイントに交換する
楽天ポイントを重点的に貯めていきたい場合、楽天以外の他社が発行しているポイントを楽天ポイントに換えてまとめることもできます。楽天PointClubサイトの「楽天ポイントに換える」から交換したいポイントサービスを選び、各サービスの専用サイトにアクセスして申請するだけです。
提携しているのは約50サービスほど(2023年4月現在)。楽天証券など楽天サービス内で獲得したポイントを相互交換することもできるほか、楽天Edyにポイントをチャージして電子マネーとして活用すれば、支払いの度にさらにポイントを貯めることができます。
提携サービス | 交換レート | 交換までの期間 |
---|---|---|
ANAマイル | 1万マイル→8000ポイント | 7~10日後 |
ユナイテッド航空 | 1000マイル→400ポイント | 7~10日後 |
JAL | 1万マイル→8000ポイント | 1週間〜10日後 |
アメリカン・エキスプレス | 3000ポイント→900ポイント | 通常5日以内 |
ダイナースクラブ リワードポイント | 4000ポイント→1000ポイント | 1〜2週間 |
DC | 1ポイント→3ポイント | 5営業日後 |
JCB(Oki Dokiポイント) | 1ポイント→3ポイント | 1〜2週間 |
JACCS | 1ポイント→0.9ポイント | 約5日 |
NICOS | 1ポイント→3ポイント | 3営業日後 |
三井住友カード/三井住友銀行(Vポイント) | 1ポイント→0.8ポイント | 約2日 |
三菱UFJ銀行/MUFGポイント | 1ポイント→3ポイント | 5営業日後 |
ぐるなび | 1ポイント→1ポイント | 1カ月前後 |
りそな銀行 | 100ポイント→75ポイント | 1〜2カ月程度 |
東京ガス | 500ポイント→500ポイント | 約4日 |
交換先の提携サービスによっては、不利な交換レートになるケースもある点には注意が必要です。
たとえば、三井住友銀行や三井住友カードで貯められるVポイントは、楽天ポイントと同じく1ポイント=1円相当の価値があります。しかし、100円相当のVポイントは80円相当の楽天ポイントに交換することになるため、交換レートが20%も下がってしまうことになります。
貯め方9:楽天スーパーDEALなら最大50%還元のアイテムも


楽天スーパーDEALとは、対象の商品を購入すると10%〜50%という高還元の楽天ポイントを貯められるサービスです。
楽天スーパーDEALの対象商品を購入すれば、通常の商品を購入するよりも多くの楽天ポイントをゲットできます。


検索結果ページ(左)や商品ページ(右)でもスーパーDEAL対象商品を確認できる
そのほか、検索結果ページや商品ページに「スーパーDEAL」と記載されていることでも対象商品を判別できます。
貯め方10:くじやスロットなどに毎日参加する


1日1回、誰でも参加できる「ラッキーくじ」
楽天アカウントを持っていれば、楽天ポイントが当たる「ラッキーくじ」に誰でも参加できます。参加できるのは1日に1回のみ。くじに当選すると、楽天ポイントがもらえる仕組みです。
当選確率は高くないですが、もし当たれば楽天ポイントをもらえるので、毎日挑戦してみるといいでしょう。


お買い物マラソン期間中に参加できるスロット
そのほかにも、お買い物マラソン実施期間中はスロットにも挑戦できます。くじと同様に1日1回のみ参加可能で、当選すると楽天ポイントがもらえます。
楽天ポイントの還元率と仕組み
楽天ポイントを効率的に貯めたいなら、そもそもの楽天ポイントの仕組みも理解しておくべきでしょう。
基本還元率は何%なのか、ポイント◯倍とはどういう意味なのか、期間限定ポイントとは何なのか、ポイントはいつ付与されるのかといった仕組みを理解しておけば、キャンペーンを活用する時などに迷ってしまうこともありません。
楽天市場の基本還元率は1%

楽天市場で買い物すると、支払い方法などにかかわらず100円(税別)ごとに1ポイントの楽天ポイントが付与されます。つまり、楽天市場の基本還元率は「1%」です。この基本還元で付与される楽天ポイントの種別を「通常ポイント」と呼びます。
1000円(税別)の商品を購入すると、通常ポイントとして10ポイントが付与されます。小数点以下は切り捨てとなるため、999円(税別)の場合は付与されるポイントは9ポイントです。
通常購入・予約購入・定期購入(同じ商品を定期的に配送)・頒布会購入(はんぷかい/異なる商品を定期的に配送)のいずれの場合も基本還元率は1%です。購入金額に応じたポイントは購入から20日後に付与され、利用可能となります。通常ポイントに付与上限はありません。
基本還元に消費税・送料・ラッピング料は含まれず、クーポン適用後の商品価格を対象としてポイントが算出されます。金券・商品券・切手・はがきなど、換金性の高い商品は基本還元の対象外となる場合があります。

通常ポイントの有効期限の仕組み
なお、通常ポイントの有効期限は最後に通常ポイントを獲得した月を含めた1年間です。1年以内に1度でも通常ポイントを獲得していれば、有効期限はさらに1年間延長されます。
たとえば2023年4月1日〜4月31日の間に獲得した通常ポイントの有効期限は、2024年3月31日です。2023年5月1日〜2024年3月30日までに1度でも通常ポイント(期間限定ポイントは対象外)を獲得すれば、有効期限が1年間延長されるというわけです。
通常ポイントと期間限定ポイントの違い
楽天ポイントには、基本還元(1%)として付与される「通常ポイント」のほか、キャンペーン適用による特典ポイントとして付与される「期間限定ポイント」と呼ばれる種別のポイントがあります。
期間限定ポイントとはその名の通り有効期限が定められたポイント。通常ポイントの場合、最後に獲得した月から1年以内にもう一度通常ポイントを獲得すれば有効期限を延長できますが、期間限定ポイントは有効期限を延ばすことはできません。
有効期限を過ぎた期間限定ポイントは消失してしまいます(復元不可)。そのため、キャンペーンを活用して貯めた期間限定ポイントは有効期限内に消費する必要があります。

楽お買い物マラソンのキャンペーン概要。事前にポイントの獲得上限、付与予定日、有効期限を確認しておくとよい
通常ポイント | 期間限定ポイント | |
---|---|---|
付与条件 | 楽天市場など楽天関連サービスを利用した際に付与される通常特典。楽天市場での還元率は1% | キャンペーンを適用した際に付与される、有効期限が定められた特典ポイント。ポイント倍率はキャンペーンにより異なる |
付与上限 | なし | キャンペーンにより異なるが、およそ1000〜3000ポイント程度 |
付与日 | 支払いの20日後 | キャンペーンにより異なるが、およそ1〜2カ月後 |
有効期限 | 最後の通常ポイント獲得から1年間 | キャンペーンにより異なるが、およそ1〜2カ月程度 |
期間限定ポイントの付与上限・付与日・有効期限はキャンペーンにより異なるので、キャンペーンを利用して楽天ポイントを貯める際はキャンペーン概要を必ず確認しましょう。


期間限定ポイントの有効期限は、楽天市場アプリなどで確認できます。有効期限が近い期間限定ポイントを所有している際は、優先的に使うといいでしょう。
「ポイント◯倍」の意味とは?

「ポイント◯倍」とはどういう意味?
楽天市場などを見ていると、「ポイント◯倍」と記載されたキャンペーンを見かけることもあるでしょう。これは通常ポイントに対して付与される期間限定ポイントの倍率を表しています。
ここでは、毎月1日にポイント3倍となる「ワンダフルデー」キャンペーンを例に解説します。

ワンダフルデーは、全ショップを対象にポイントが3倍になるキャンペーン。毎月1日に開催されており、エントリーさえすれば誰でも参加できます。
この「ポイント3倍」とは、通常ポイントとして獲得したポイントを「1倍」とし、残りの2倍分を期間限定ポイントとして付与するという意味です。1000円(税別)の商品を購入すると、獲得できる通常ポイントは10ポイントです。この10ポイントを「1倍」として扱い、2倍に相当する20ポイントが期間限定ポイントとして付与されるので合計30ポイントという計算になります。
ただし、通常ポイント(10ポイント)と期間限定ポイント(20ポイント)は付与日が異なるためバラバラに付与されます。付与上限と有効期限などが異なる点にも注意してください。