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「iCloud+」とは? 料金や支払い方法、Apple Musicとの組み合わせも解説

iCloud+(アイクラウドプラス)の料金プランとお得に使う方法

Appleのストレージサービス「iCloud」はAppleアカウントさえ持っていれば誰でも無料で使えますが、容量が5GBと少なく、バックアップなどの機能を使おうとすると上限まですぐ使い切ってしまいます。

iCloudの有料版である「iCloud+(アイクラウドプラス)」に加入すれば、ストレージ容量を増設できます。料金は50GBで月額180円〜とリーズナブル。Appleデバイスを軸に写真や動画を大量に保存したい人にとって、iCloudの機能を十分に活用するにはiCloud+へのアップグレードが不可欠でしょう。

今回は、iCloud+の内容や料金プラン、支払い方法などを解説。Apple Musicとのセット(Apple One)についても紹介します。

iCloud+やApple Musicがセットでお得

目次

iCloud+(アイクラウドプラス)とは?

iCloud+アップグレード

設定アプリから名前→[iCloud]→[ストレージ容量を増やす]の順に進む

iCloud+は、iCloudを拡張する有料版のクラウドサービスです。無料版のiCloudは容量5GBと少ないため、バックアップするだけで容量をすぐに使い切ってしまいます。写真や動画をある程度保存するには容量の追加が必要です。

iCloud+の料金

iCloud+料金プラン

iCloud+のプランは50GBから12TBまでの5種類から選べます。各プランの月額料金は下記の通り。

iCloud+の料金
容量 月額料金
50GB 180円
200GB 540円
2TB 1800円
6TB

5500円

12TB 1万1000円

おもな違いはストレージ容量で、追加される機能はどのプランも共通。ただし、HomeKitセキュアビデオで利用できるカメラの台数に制限があります。50GBは1台、200GBは5台、2TB以上は無制限です。

写真や動画をたくさん撮影するユーザーは、大容量のストレージが必要です。カメラの性能が上がるほど大容量ストレージのニーズが高まっていると言えます。

どの容量を選ぶか迷ったときには、まずは最小の50GBから始めてみるのがおすすめです。それでも不足するようなら、アップグレードも検討してください。

iCloud+の支払い方法

iCloud+の支払いには、クレジットカードやデビットカード、キャリア決済などが使用可能です。基本的にはApple IDの支払い方法に登録されている方法が使用されるため、支払い方法が登録されてさえいれば、すぐに利用を開始できます。

サポートしている支払い方法
  • クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、Diners Club、American Express)・デビットカード
  • キャリア決済
  • PayPay
  • メルペイ
  • Appleアカウントの残高
  • iTunes Storeクレジット
  • Appleギフトカード
支払いと配送先
Appleアカウントメニュー
支払い方法追加

設定アプリで支払い方法を追加

支払い方法を追加したいときは、「設定」アプリの名前をタップして、[お支払いと配送先]を開きます。[お支払い方法を追加]をタップすると、クレジットカード/デビットカード、キャリア決済、PayPay、メルペイのいずれかの方法を追加できます。

App Store
アカウントメニュー

Appleアカウントにチャージまたはギフトカードを利用

Appleアカウントにチャージまたはギフトカードなどを利用するときは、「App Store」アプリを使用します。画面上部にあるプロフィール写真をタップして、[ギフトカードまたはコードを使う]や[アカウントにチャージ]を選択してください。

ギフトカードなどでチャージした残高があると、支払い方法に登録されている方法よりも優先的に使用されます。また毎月の請求も、十分な残高がある場合はアカウントの残高から引き出されます。

iCloud+の容量追加以外のおもな機能

前述の通り、iCloud+に登録すれば必要なストレージ容量を増やせます。そのほか、メールの非表示やプライベートリレー、HomeKitセキュアビデオのサポート、ファミリー共有といった無料版のiCloudにはない機能が使用できるようになります。

iCloud+のおもな機能
メールを非表示 ランダムなメールアドレスを作成し、プライバシーを強化します。作成されたアドレス宛に送信されたメールはApple IDに紐付けられているアドレスに転送される仕組みです。Webフォームの入力やニュースレターへ登録するときに、実際のメールアドレスを使う必要がなくなります。
プライベートリレー Safariブラウザを利用する際に、ネットの閲覧履歴やIPアドレスを隠せる機能。プロバイダなどが閲覧履歴を収集するのを防げます。
HomeKit セキュアビデオのサポート 対応している家庭用防犯カメラからの映像をiCloudに保存できるようになります。iCloudに接続すれば、カメラの映像をリモートで確認したり、ストリームで視聴したりでき、セキュリティを強化します。
カスタムメールドメイン iCloudメールを独自のドメインで利用することができます。
ファミリー共有 最大5人の家族とiCloud+のプランを共有できます。ストレージはもちろん、iCloud+の機能を家族で利用可能です。

iCloud+をファミリー共有する

iOSのファミリー共有を使うと、iCloud+のストレージを最大5人の家族と分け合うことができます。ストレージはもちろん、iCloud+で追加されるメールを非表示やプライベートリレーなどの機能も共有されます。

Appleアカウントメニュー
ファミリーメニュー

iCloud+を共有するには、「設定」アプリから上部の名前(Appleアカウント)タップ。Appleアカウトのメニューが表示されたら、あらかじめファミリーを追加した状態で[ファミリー]→[ファミリーへのおすすめ]と進みます。

ファミリーへのおすすめ一覧
ファミリー共有開始

[iCloud+をファミリーと共有]→[ファミリーと共有]とタップします。これでiCloud+のストレージが家族と共有されます。チェックリストからiCloud+(またはiCloudにある[アカウントのストレージを管理])を開くと、ファミリーメンバーのストレージ使用量を確認できます。

ファミリー共有停止確認

ファミリーとの共有を停止することも可能です。

[ファミリー]→[サブスクリプション]→[iCloud+]と進み、[ファミリーとの共有を停止]をタップしてください。これでファミリーとiCloud+の共有が停止されます。ファミリー共有グループ自体が削除されるわけではありません。

iCloud+を解約する方法

iCloud+はいつでも解約できます。解約は「設定」アプリからおこないます。

Appleアカウントメニュー
iCloud+メニュー

名前をタップして、[iCloud]→[ストレージ]へと進みます。

ストレージ管理
キャンセル確認画面

[ストレージプランを変更]を開き、[サブスクリプションをキャンセル]をタップすると解約完了です。

5GBを上回るコンテンツが保存されていると、警告が表示されます。更新日前までにコンテンツをダウンロードまたは削除して整理する必要があります。コンテンツがストレージプラン(5GB)を上回っていると、iCloudは情報の同期や更新ができなくなります。

なお、200GB以上のプランを利用している場合、解約ではなく容量の少ないプランへのダウングレードも可能です。ストレージ容量が余っているときは、別のプランに切り替えることで利用料金を節約できます。ただし解約時と同じく、新しいストレージ容量を上回らないようにコンテンツを整理する必要があります。

解約やダウングレードはいつでも好きなタイミングでおこなえますが、画面に表示されている更新日までは現在のプランが適用されます。解約をしても日割り計算で料金が戻ってくることはありません。

iCloud+やApple Musicがセットになった「Apple One」もおすすめ

Apple Musicを利用している、または利用する予定があるなら、「Apple One(アップルワン)」に登録するという選択肢も検討したいところです。

Apple One個人料金

4つのサービスがセットになった「Apple One」

Apple Oneは「Apple Music」「Apple TV+」「Apple Arcade」「iCloud+」の4つがセットになったサブスクリプションサービス。料金は個人向けが月額1350円です。iCloud+には50GBのストレージが付いています。

iCloud+(50GB)の利用を主軸に、Apple One加入でお得になるサービスの組み合わせをまとめました。

利用サービス(※)

個別契約合計 Apple Oneとの月額差額 Apple Oneとの年間差額
  • iCloud+(50GB)
  • Apple Music
合計1360円/月 ひと月あたり10円お得 年間120円お得
  • iCloud+(50GB)
  • Apple TV+
合計1380円/月 ひと月あたり30円お得 年間360円お得
  • iCloud+(50GB)
  • Apple Music
  • Apple TV+
合計2560円/月 ひと月あたり1210円お得 年間1万4520円お得
  • iCloud+(50GB)
  • Apple Music
  • Apple TV+
  • Apple Arcade
合計3460円/月 ひと月あたり2110円お得 年間2万5320円お得

(※)iCloud+50GB:月額180円
(※)Apple Music:月額1160円
(※)Apple TV+:月額1200円
(※)Apple Arcade:月額900円

基本的には、iCloud+(50GB)とApple MusicまたはApple TV+のどちらか(あるいは両方)に同時に加入するならApple Oneの方がおすすめです。特にiCloud+(50GB)とApple Musicを別々に加入するよりも、Apple Oneの方が月10円安くてApple TV+とApple Arcadeも付いています。

ただしiCloud+で200GB以上の容量を使いたい人は注意が必要です。Apple Oneに付いている容量は50GBなので、200GBが必要に人にとっては容量が不足しています。Apple Oneの50GBで不足している人は、追加でiCloud+の容量を購入することも可能です。

なお、50GBのiCloud+を利用中のユーザーがApple Oneに登録すると、iCloud+のサブスクリプションが解除され、Apple Oneに一本化されます。二重課金とはならないので安心してください。

Apple Oneのファミリープランも
Apple One ファミリープラン

Apple Oneのファミリープラン

Apple Oneには家族向けのファミリープランも提供されています。料金は月額2500円。個人プランの違いは主に下記の3つです。

  • 家族5人までと共有可能
  • iCloud+の容量が200GB
  • Apple Musicのプランが「ファミリープラン」

4つすべてのサービスに別々に加入するよりも、Apple Oneのファミリープランの方が月2120円も割安な料金体系となっています。

また、iCloud+の200GB(月額540円)とApple Musicのファミリープラン(月額1980円)に別々に加入すると合計で月額2520円なので、Apple Oneのファミリープランの方が月20円割安でApple TV+とApple Arcadeも付いてきます。

iCloud+とGoogle Oneを比較

【iCloud+】Google Oneとの違い

iCloud+と同じように使用できるクラウドストレージとして、Googleが提供する「Google One」があります。無料で使える容量は、iCloud+が5GBであるのに対し、Google Oneは15GBです。

iCloud+とGoogle Oneの容量や利用料金を比較すると、下表のようになります。GBあたりの料金にはさほど差がありませんが、Google Oneは年額プランが用意されており長期的にみてお得。また、プランの種類も多いです。

iCloud+とGoogle Oneを比較
  iCloud+ Google One
月額料金 年額料金 月額料金 年額料金
50GB 180円
(3.6円/GB)
100GB 290円
(2.9円/GB)
2900円
(2.083円/GB)
200GB 540円
(2.7円/GB)

440円

(2.2円/GB)

4400円
(1.833円/GB)
400GB 725円
(1.8円/GB)
7250円
(1.51円/GB)
2TB 1800円
(0.9円/GB)

1450円
(0.72円/GB)

1万4500円
(0.604円/GB)

5TB 2900円
(0.58円/GB)
2万9000円
(0.483円/GB)
6TB 5500円
(0.916円/GB)
10TB 7280円
(0.65円/GB)
12TB 1万1000円
(0.916円/GB)
20TB 1万4500円
(0.72円/GB)
30TB 3万2000円
(1.06円/GB)

※()内は1GBあたりの料金

Google OneとiCloud+のどちらを選ぶかは、使う人次第と言えるでしょう。Google Oneはコストパフォーマンスがよく、その他のサービスとの連携などiCloud+に欠けているサービスを提供しています。

iCloud+はAppleのデバイス向けに提供されているクラウドサービスです。iOSやiPadOS、macOSといったAppleのエコシステム内で使用することを前提にしており、iCloudフォトやiCloudバックアップなどはiOSやiPadOSでしか機能を十分に活用できません。

一方でGoogle Oneは、Googleドキュメントやスプレッドシート、スライドなどのツールと組み合わせることにより、共同の作業スペースとして活用できます。またGoogleドライブと連携のできるアプリやサービスは多く、リンクを通じてファイルを簡単に共有できます。

このように、AppleデバイスならiCloud+の一択というわけではありません。どのような機能が必要かによって、iCloud+かGoogle Oneかを選ぶのがよさそうです。

どんな人にどの容量がおすすめ?

「iCloud+」でどの容量を選べばいい?
  • 50GB:初めてiCloud+を利用するユーザーにおすすめ。まずは50GBからスタートし、足りなければアップグレードも検討
  • 200GB・2TB:家族でストレージを共有する人におすすめ。写真や動画が増えても安心
  • 6TB・12TB:iPhoneで撮影した高画質・長時間の動画ファイルを保存したい人におすすめ

どの程度の容量が必要かは、使用する目的やユーザーの数で変化します。連絡先やカレンダー、メモなどを保存し、iCloudバックアップやiCloudフォトを利用しないなら、5GBでも十分かもしれません。

しかし、iCloudバックアップやiCloudフォトを利用するユーザーはiCloud+が必須です。カメラの性能が上がるほど撮影データは大きくなり、ストレージを圧迫します。iCloudフォトを使用すれば、オリジナルのデータをiCloud+に保存して、端末上では軽いデータを残すという使い方ができるようになります。

50GBは初めてiCloud+を利用するユーザーに最適です。まずはここからスタートし、容量が十分かどうかを見極めましょう。Apple Musicも利用したいなら、Apple Oneに登録するという選択肢もあります。

ストレージを家族と共有する場合は、より大容量が必要になります。50GBは数人で利用するには心もとない容量で、完全に一人用です。また写真や動画が増えてくると、50GBでは不足してきます。200GBや2TBへのアップグレードも検討しましょう。2TBは高額でヘビーユーザー向けですが、ほとんどのデータを保存できるはずです。

6TBと12TBは、一般ユーザーよりも業者や動画編集者向けのプランです。iPhone 14 Pro以降では48MPのカメラが搭載されており、ストレージの大容量化が避けられません。またiPhone 15 Proで追加された空間ビデオが普及すれば、ストレージの使用が一層進むはずです。6TBや12TBは、このように写真のRAWデータや長時間の動画ファイルを保存したい人に向いているプランです。

iCloud+やApple Musicがセットでお得

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