【iPhone】LINEのトーク履歴をiCloudにバックアップして引き継ぎ・復元する方法【PC不要】

2019-04-12 18:01
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【iPhone】LINEのトーク履歴をiCloudにバックアップして引き継ぎ・復元する方法【PC不要】

iPhone版のLINEアプリには、iCloudを利用したトーク履歴データのバックアップ機能が実装されています。これを使えば、パソコンがなくてiTunesを使えなくても、古いiPhoneから新しいiPhoneへ機種変更する時にLINEのトーク履歴を引き継いで復元できます。

また、突然iPhoneの故障や紛失などで機種変更や初期化を余儀なくされ、あらためてLINEアプリをインストールし直してアカウントを再開したいときも、トーク履歴がiCloudにバックアップしてあれば、元通り復活させることが可能です。

LINEのトーク履歴をバックアップ・復元する方法 完全ガイド【iPhone/Android/PC】

LINEのトーク履歴を含め、iPhoneのデータをまるごと移行できるiTunesによる暗号化バックアップ(PCが必要)を用いた引き継ぎ方法については、下記の特集を参照してください。

機種変更時にLINEのトーク履歴を引き継ぎ、元通りに復元する方法(iPhone・Android対応)

また、AndroidスマホからAndroidスマホへの機種変更で、スマホだけ(PCを使わない)でトーク履歴の引き継ぎをおこないたい場合には、下記の特集を参照。

【Android】LINEでトーク履歴をGoogleドライブ/Keepにバックアップして引き継ぎ・復元する方法

1. iCloud Driveをオンにする

まず大前提として、iOSを最新版にアップデートしてください(たとえば、iOS 10など古いバージョンでバックアップしたデータは、iOS 11搭載のiPhoneで復元できないエラーが発生することがあります)。またiOSだけでなく、LINEのアプリも最新バージョンにアップデートするようにしましょう

iPhoneがiCloudに接続されているか確認

その上で、iCloudへのトーク履歴バックアップを実行します(LINEアプリの[友だち(一番左)]タブから[設定(歯車マーク)]→[トーク]→[トークのバックアップ])。

iPhone iCloudに接続されていません

ただし、実行にはiPhoneがiCloudに接続されている必要があり、iCloud Driveがオフになっている場合には上の画像のように「iCloudに接続されていません」画面が表示され、バックアップができません。そこで、iPhoneの「設定」アプリからiCloudの設定をおこないます。

「iCloud」の使い方まとめ──バックアップと復元、iCloud Drive、キーチェーン、写真共有、メールなど

なお、iCloudが設定済みで使える状態の人は、本章を読み飛ばして2章以降を参照してください。

iCloud Driveの設定手順

iCloud Driveの設定手順 iCloud Driveの設定手順

iCloudを利用するには、「設定」アプリで最上部にあるユーザー名の部分をタップ。Apple IDとパスワードを入力して[次へ]を押します。

※Apple IDやパスワードがわからなくなってしまった場合は、[Apple IDをお持ちでないか忘れた場合]のリンクへ進み、画面の指示に従いましょう。

iPhoneでApple IDのパスワード・セキュリティ質問・修復用メールアドレスを変更する方法

iCloud Driveの設定手順 iCloud Driveの設定手順

Apple ID確認コード(6ケタ)が届くので入力します。次にiPhoneのパスコードを入力し、[結合]を選択したら完了です。

※確認コードを受信してない場合は[コードが届いてない場合]のリンクへ進み、画面の指示に従ってください。

続いて、Safariのデータと連絡先をiCloudにアップロードして結合するか訊かれるので、特に問題なければ[結合]を選んでおきましょう。

iPhoneを探す」は自動でオンになります。

iCloud Driveの設定手順 iCloud Driveの設定手順

iCloudが設定されるので、[設定]から[iCloud]と進み[iCloud Drive]がオン(緑色)になっているのを確認します。

無料で使えるiCloudの容量は5GBですが、すでに他の保存データがあったりトーク履歴データのサイズが大きかったりする場合、容量不足でバックアップに失敗するケースもまれにあるため、注意が必要です(容量の追加方法は後述)。

設定 モバイル通信 iCloud Driveの設定手順

なお、バックアップ時の通信パケットが心配な場合は、設定画面から[モバイル通信]をタップし、ページ下部にある[iCloud Drive]をオフにした上で、Wi-Fi環境下でバックアップをおこなうことが推奨されています(原則、バックアップはWi-Fi環境で実施したほうがよいでしょう)。

以上のiCloud Driveの設定が完了したら、続いてLINEのトーク履歴をバックアップする作業に進みましょう。

2. トーク履歴をiCloudにバックアップする

ここでは、iPhoneの機種変更に伴って、LINEアカウントとともにトーク履歴を引き継ぐためのバックアップ手順を紹介します。

なるべくWi-Fiに接続してバックアップ

トーク履歴をiCloudにバックアップ トーク履歴をiCloudにバックアップ

まずは旧端末のLINEアプリを開き、[友だち(一番左)]タブから[設定(歯車マーク)]→[トーク]→[トークのバックアップ]と進みます。

Wi-Fi接続した状態で、[今すぐバックアップ]をタップします(Wi-Fi接続していないと「一時的なエラー」が生じるケースが少なくないようです)。

トーク履歴をiCloudにバックアップ トーク履歴をiCloudにバックアップ

自動的にトーク履歴データの圧縮・アップロードがはじまります。今回は679KBなので数秒でアップロードが完了しました。筆者が別のiPhoneで検証した結果、73.9MBというサイズで12秒程でアップロードが済みました。

[バックアップ完了]の表示とともに、「トークのバックアップ」の履歴部分にバックアップ日時が記録されます。

これだけの操作で、すべてのトークを一括バックアップできてしまうので大変便利です。

メールアドレス登録や2段階認証の準備も

LINE アカウント引き継ぎ

LINEの[友だち]タブ→[設定(歯車マーク)から[アカウント引き継ぎ]をおこなう

旧端末ではこのほか、メールアドレスとパスワードの登録が引き継ぎに向けた必須の準備となります。また、機種変更で電話番号が変更になる場合や、Facebook連携のみでLINEに登録しているユーザーは、2段階認証(アカウント引き継ぎ設定)も必要です。

未設定の場合は、新端末でのアカウント引き継ぎ作業の途中で設定をおこなうことができます。詳しい手順などについては、下記の特集を参照してください。

3. LINEにログイン後、iCloudからトーク履歴を復元する

新端末のLINEでアカウントの引き継ぎ(ログイン)をおこなう中で、バックアップしたトーク履歴を復元する作業になります。

注意したいのがiCloudの設定です。新端末においてiCloud Driveがオンになっていないと、トーク履歴を復元するステップが表示されず、iCloudからトークをインポートできません。このためLINEアプリを起動する前に、まずは新iPhoneをiCloudに接続してください。手順は本稿1章で解説している内容とまったく同じです。

LINEにログインしてアカウントを引き継ぐ

LINEにログインしてアカウントを引き継ぐ

iCloud Driveをオンにしたら、LINEアプリを新しいiPhoneで起動します。

[ログイン]をタップします。引き継ぎなので、誤って[新規登録]を選択しないように注意しましょう。

LINEにログインしてアカウントを引き継ぐ

LINEに登録してあるメールアドレスおよびパスワードを入力してください。

[OK]ボタンをタップします。

LINEにログインしてアカウントを引き継ぐ

旧端末でLINEが使えなくなり(バックアップをとっていない)、トーク履歴が削除される旨の案内が表示されます。

ここまで述べてきたような引き継ぎ準備ができていれば問題ありませんので、[OK]をタップします。

LINEにログインしてアカウントを引き継ぐ

続いて、電話番号認証の画面に遷移します。端末の電話番号を入力し、[番号認証]をタップ。

SMSで認証番号がiPhoneに送られてきます。届かない場合などには、音声通話による認証も可能です。

LINEにログインしてアカウントを引き継ぐ

取得した4ケタの認証番号を入力し、[次へ]をタップします。

LINEにログインしてアカウントを引き継ぐ

旧端末で事前に「アカウント引き継ぎ設定」をおこなっていない場合には、上掲のような「アカウントの引き継ぎを続けるためには?」という2段階認証の画面が表示されます。

旧端末がまだ使える時は、旧端末のLINEの[友だち(一番左)]タブから[設定(歯車マーク)]→[アカウント引き継ぎ設定]と進み、[アカウントを引き継ぐ]の項目をオンに。その後、新端末のLINEで[続行]をタップして、次のステップに進めます。

もしくは、新端末のLINEで[認証コードを受け取る]を選択し、LINEに登録していた電話番号宛に届く認証コードを新端末のLINE上で入力することにより、引き継ぎを進めることも可能です。

パスワードを忘れた、2段階認証が通らない、その他エラーなどが生じてうまく進めない場合は下記の特集も参照してください。

この後が、いよいよトーク履歴を復元するステップになります。

トーク履歴をiCloudから復元する

トーク履歴をiCloudから復元

iCloudにバックアップしたトーク履歴を復元する画面が表示されます。ここで復元しないと、後から設定などでトーク履歴を復元することはできない仕様です。

ちなみにAndroid版LINEでは、アカウント引き継ぎが完了した後でも、トーク履歴のバックアップがGoogleドライブにあればいつでも復元できる仕様となっています。

機種変更時にLINEのトーク履歴を引き継ぎ、元通りに復元する方法(iPhone・Android対応)

ここでは当然、[トーク履歴をバックアップから復元]をタップします。

時間が少しかかる場合もありますが、それほど待つことなく復元が完了します。

LINE 年齢確認

トーク履歴の復元が済むと、年齢確認のステップが表示されます。

LINE ID検索の機能を使う場合など、必要に応じて設定をおこないます。後で設定もできるので、とりあえず[年齢確認をしない]を選んでおいても支障ありません。

LINE サービス向上のための情報利用に関するお願い LINE サービス向上のための情報利用に関するお願い

また「サービス向上のための情報利用に関するお願い」というポップアップ画面が2回続けて表示されます。

情報利用に同意しなくても、特に機能が制限されることなくLINEを利用できますから、気になるなら同意せずに進みましょう。詳しくは下記の記事を参照してください。

LINE トーク画面

アカウント引き継ぎとiCloudからのトーク履歴の復元作業はこれで完了です。トークリストや各トークの中身も元通り復活しているはずです。

あとは、購入したスタンプや絵文字、着せかえを再ダウンロード([友だち(一番左)]タブから[設定(歯車マーク)]→[スタンプ/着せかえ]→[マイスタンプ/My着せかえ]と進んだリストからDL可能)すれば、これまで同様にLINEが利用できるようになります。

iCloudによるトーク履歴バックアップと復元の注意点

iCloudを利用したトーク履歴のバックアップや引き継ぎ/復元は、基本的にシンプルで便利ですが、事前に知っておきたいいくつかの注意点もあります。

iCloudの無料容量は5GBまで

iCloudのストレージ

iCloudのアップグレード画面

本稿の冒頭でも触れましたが、すでに他の保存データがあったりトーク履歴データのサイズが大きかったりする場合、5GBでは容量が足りずバックアップしきれないケースも可能性としてはありえます。

iCloudの空き容量をギリギリでやりくりしているなら、iCloudの保存データを整理するか、有料プランへのアップグレードも検討しましょう。有料プランは50GBで月額130円(税込)から用意され、最大2TBのプラン(月額1300円)まで選べます。

iPhoneの「設定」から最上部の名前部分をタップして[iCloud]→[ストレージを管理]→[ストレージプランを変更]と進み、アップグレードをおこなえます。

写真・動画は基本的に縮小サムネイルのみが残る

LINE トーク画面 LINE 保存期間が終了したため写真を読み込めない

写真や動画のサムネイルは表示されるが、一定期間経過後は中身を閲覧できない

iCloudバックアップから復元したトークに限った話ではありませんが、過去にやりとりした写真や動画はサムネイルは残るものの、(一度も閲覧せず)一定の期間を過ぎてしまうと、中身を読み込むことができなくなるものがあります。

保存できない? LINEで受信した写真や動画の保存期限とバックアップ方法

残しておきたい写真や動画は、日頃からすぐ端末やクラウドに保存する習慣を付けておく、あるいはLINEのアルバムやノート機能を活用して共有・保存しておくことをおすすめします。

トークを復元できる機会が限られる

トーク履歴の復元

iCloudにバックアップしたトーク履歴データを復元できるのは、LINEにログインした直後のタイミングだけです。Android版LINEのように、いつでもインポート(復元)できるわけではない点に注意が必要です。

また、復元する時は(もちろんバックアップする時も)iPhoneでiCloud Driveがオンになっていなければなりません。トークを復元しようと思ってLINEログインを進めていっても、iCloudに接続できていなければ復元のステップが表示されません。

iCloudからAndroid版LINEにはトーク履歴を引き継げない

LINE トーク履歴 テキストデータ LINE トーク履歴 Keepに保存

LINEのトーク履歴は、AndroidからAndroidへ、もしくはiPhoneからiPhoneへ機種変更する場合のみ引き継いで復元することが可能です。iCloudにバックアップしたトーク履歴も例外ではなく、Android端末に乗り換える場合には復元(インポート)することができません。

ただし、トーク履歴をLINEアプリに復元することはできなくても、テキストデータで記録として保存したり、スクリーンショットとして一部を思い出写真のように残しておいたりすることは可能です。

機種変更時にLINEのトーク履歴を引き継ぎ・復元する方法<iPhoneからAndroidへ、AndroidからiPhoneへの機種変更の場合>

LINEのトーク履歴のバックアップを復元できない原因と対処法

iPhone版LINEでトーク履歴のバックを復元できない際の原因と対処法には、下記のようなものがあります。一度試してみてください。

iCloud Driveがオフになっている

iPhone版のLINEでバックアップをおこなったり、そのデータを復元する際、iCloud Driveをオンにしなければなりません。

詳細は、本稿1章で紹介した内容を参照ください。

バックアップ時にLINEまたはiOSのバージョンが最新版でない

バックアップする際には、LINEアプリとiOSのバージョンをそれぞれ最新版にアップデートする必要があります。下記の記事を参考にバージョンを確認してください。

検証したLINEのバージョン:iOS版9.0.1

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