NTTドコモにまた通信障害が発生
1月25日8時26分頃、東京都14区の一部地域において、NTTドコモの回線に通信障害が発生し、最大252万人が影響を受けた。
その後の発表によると、原因は「制御信号が新型パケット交換機の処理能力を超えたこと」だという。スマートフォンのVoIP(ViberやLINE、Skypeなど)、チャット系アプリなどによって、端末と交換機間でやり取りされる制御信号が想定量を超えたため障害が発生したようだ。
昨年より度重なる障害の発生を受けて、総務省は26日、ドコモに再発防止の指導を行っている。
NTTドコモは、これらの影響を深刻に受け止めており、障害への対応として、2012年度までに40億円を投資し、5000万台のスマートフォンにも対応できるネットワーク基盤の整備費用に2014年度までに1600億円するとしている。
さらに、NTTドコモがGoogleに対し、Androidの自動通信頻度を抑制するように要請することを検討しているという。このニュースは世界的に話題となっており、今後の動きが注目されている。
「App Inventor」がオープンソースに
GoogleとMITは20日、Androidアプリの開発ツールApp Inventorをオープンソース化を発表し、公開した。App Inventorは「プログラミング言語を知らなくてもAndroidアプリを開発できる」ツールとして、Google Labsで公開されていた。Google Labsは閉鎖されたが、App Inventorはオープンソースとなって、これからもアプリ開発者の卵を生み出し続けるだろう。
アプリは作ってみたいが、プログラミングが難しいし……と思っている人は多いようで、SNSではApp Inventorが特に注目された。ここから大ヒットアプリが出てきたら面白いと思うのだが。
徐々に話題になってきたMWC
2月27日よりバルセロナで開催されるMobile World Congress 2012(MWC2012)。今年もメーカー各社からスマホ新機種やサービスの発表が予定されており、あちこちから噂が漏れ聞こえてくるなど、徐々に温度が上がってきている。
残念ながら、Galaxy S IIIの発表は延期されるようだが、それでもSamsungからは超高解像度のGalaxy Tabが発表されるのではと噂になっている。
また、アプリオ読者に熱烈なファンが多数いるHTCもMWCで新機種を発表する予定だ。新機種に搭載される「Sense 4.0」にはDropbox容量50GBが無料で付いてくるとも言われており、発表前にも関わらず「今年の買換えはHTCで決まりだ!」というフライング気味の声があちらこちらから挙がっている。
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ニュース
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アプリリリース
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