おすすめのポイント
- 無料でスマホ同士のIP電話やメッセージ送受信ができる
- 3G回線でもWi-Fi回線でも通話できる
- 登録は簡単で、電話帳と連動して相手も探しやすい
- 通話品質もおおむね良好
Androidアプリ レビュー
Viberでスマホ無料通話網をつくろう
iPhoneで話題の無料通話アプリViberが、ついにAndroidでもリリースされた。
このViberは、Viberアプリをインストールしたスマートフォン間で無料通話とテキストメッセージの送受信を可能とするアプリ。3G回線でもWi-Fi回線でも利用可能なので、電波が届く限り通話料無料で家族や友人たちと通話やチャットを楽しめる(パケット代はかかるが、定額料金なら問題にならないと思われる)。
iPhoneユーザーとも無料で通話・メッセージ送受信ができるので、キャリアの壁を越えて使えるアプリだ。
Skypeと比較
無料で通話やテキストチャットができるアプリといえば「Skype」という人も多いだろう。しかし、Skypeを利用しているユーザーにとっても、Viberも使う利点はある。特に以下の3点が挙げられる。
- ユーザーネーム(ID)やパスワードが不要
- 相手が電話帳に登録されているだけで通話・メッセージ送受信可能
- 電力消費が格段に少ない
この3点はSkypeにはないViberの強みだといえるだろう。要するに、Viberとは従来の電話機能やSMS機能を無料で代替できるアプリなのだ。連絡先の中でViber利用者だけを簡単に絞り込むことができ、音質も悪くないので、実際のところ普通に電話するのと変わらない感覚で利用できる。
逆にSkypeと比べて欠点といえる点もある。電話帳に登録されていない相手とはやりとりできない、スマホ間でしか利用できない、グループチャットができない、連絡先情報をViber Media社のサーバーに送信・記録される、といった特徴を欠点だと捉えることもできる。もっとも、ViberとSkypeでは用途が一致するわけではないので、これらの点をマイナスに評価するのは筋違いだろう。
結局のところ、ユーザーが目的に応じてViberとSkypeを上手に使い分けるのが賢い使い方だと言えそうだ。
※本アプリは連絡先情報の読み取りなどを許可しなければならず、プライバシー保護の観点から懸念の声もあります。リスクを考慮した上でインストールしてください(2011年7月21日現在)。
解説記事:Viberアプリの登録方法と使い方
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