アプリ「LINE」大人気の無料通話・チャットアプリ #Android #iPhone

おすすめのポイント

  • 無料でスマホ同士の通話やメッセージ送受信ができる
  • 日本語なので登録認証方法や操作も敷居が低い
  • ユーザーの検索や追加機能が充実し、友達を増やしやすい
  • フィーチャーフォンにも対応(無料通話機能は非対応)
  • 日英韓中の言語間のメッセージ翻訳機能がある

Androidアプリ レビュー

通話料無料のVoIPアプリ

android-LINE
操作もわかりやすいインターフェース

無料メッセンジャーアプリとして話題を集めていたLINEだが、アップデートを重ねて無料通話機能を実装し、さらに最近ではベッキー出演のテレビCM効果もあってか、いま最も注目を浴びているアプリとなっている(11月30日現在、Android Marketの無料カテゴリで1位)。

このLINEとは、LINEアプリをインストールしたスマートフォン間(docomo、au、softbank)で、ネット回線を通じて無料通話とメッセージ送受信(本アプリではトークと呼ばれる)が行えるVoIP系アプリのこと。3G回線でもWi-Fi回線でも利用可能で、登録認証を済ませればLINEを使っている相手を自動で連絡帳からインポートし、通話料無料で家族や友人、恋人と通話やチャットを楽しめてしまう(パケット代はかかる)。

iPhoneユーザーとも無料で通話・メッセージ送受信ができるし、通話機能を除けばフィーチャーフォンにも対応している。端末・キャリアの壁を越えて使え、登録や操作の敷居も比較的低いため、国内を中心に今後もユーザーをどんどん増やしていきそうだ。

LINEをSkypeやViberと比較すると?

さて、無料で通話やチャットができるアプリといえば、「Viber」「Skype」の2つがまず挙げられるが、これらに比べてLINEが優れているのは主に以下の3点だろう。

  • 登録認証も比較的簡潔で、操作方法にも癖がない
  • 友達の検索や追加機能が充実し、相手を増やしやすい
  • チャットでは、絵文字、画像、位置情報などの添付、翻訳などが可能

まずLINEは日本語に対応しており、ガイドも丁寧なので登録認証や操作が英語のViberなどに比べると、わかりやすい。チャットはフィーチャーフォンのユーザーとも可能で、1対1から100人まで対応、絵文字や画像、地図の添付、日英韓中の言語間の翻訳機能まで搭載しているのも便利。そして何より、友達の追加や検索に「ふるふる」「招待」「QRコード」「ID検索」といった豊富な方法が用意されており、最初は相手が少なくても友達を増やしていきやすいように設計されているのも魅力だ。

反対に、ビデオ通話機能やPCユーザー対応、3Gにおける通話品質の安定度、ユーザー数など、SkypeやViberのほうが上回っていると考えられる点もある。また、ユーザーマナーの問題ではあるが、一部に出会い系のような状況がみられるのも事実だ。

結局、いずれのアプリも一長一短あり、どれが一番というよりは目的に応じて上手に使いこなすのが賢い行動といえるだろう。

※本アプリは、連絡先情報の読み取りなどをLINE側に許可しなければなりません。個人情報の取り扱いを中心に、利用規約をよく読んで同意したうえで自己責任において使用してください(2011年11月30日現在)。