Acerは先日、ドイツ・ハンブルグにおいて、同社のAndroidタブレットシリーズ「Iconia Tab」の新モデルとなる「Iconia Tab A510」を発表した。日本でも発売されている「Iconia Tab A500」の後継機にあたる。
「Iconia Tab A510」は、クアッドコアプロセッサNVIDIA Tegra 3を搭載しているAndroidタブレット端末。11月にはその存在が明らかになっていたが、今回初めて公式に発表された。
「Iconia Tab A510」のスペックとして明らかになっているのは、CPUにNVIDIA Tegra 3を搭載し、RAMは1GBになるという。OSにはAndroid 4.0.3(Ice Cream Sandwich)が搭載されており、ディスプレイ解像度は1280×800となっている。
2月か3月には量産が開始されるとのことなので、4月頃には発売される見通し。価格は500ユーロと設定されているものの、競合製品の動向次第でより低価格になる可能性があるとのこと。
また、既に正式発表されている同社のハイスペックタブレット「Iconia Tab A700」についても、同イベントにおいて新しい情報がもたらされた。
「Iconia Tab A700」もCPUにNVIDIA Tegra 3、RAMは1GB、OSにはAndroid 4.0.3(Ice Cream Sandwich)が搭載されている。ディスプレイサイズは10.1インチ、解像度が1920×1200となっているほか、9800mAhもの大容量バッテリーが搭載される。
こちらも、発売時期は2012年第2四半期と設定されているが、4月中には発売される予定であるとのこと。価格は3G+Wi-F付き64GBモデルで749ユーロ、Wi-Fiのみ16GBモデルで549ユーロに設定されているとのこと。
A510の上位モデルであることから、A510よりは高い値段設定になると思われる。A510の値段同様に、こちらも値下げされる可能性があるとのことだ。