LINEで必須のプライバシー設定、トラブルを防ぐため押さえたい全ポイント

2018-12-07 16:52
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LINEで必須のプライバシー設定、トラブルを防ぐため押さえたい全ポイント

コミュニケーションには欠かせないLINEですが、通知で表示されたメッセージ内容を不意に見られてしまったり、よく知らない人にいつの間にか友だち追加されてしまったりと、普通に使っているつもりでも思わぬところでトラブルが発生することがあります。LINE独自の情報取得システムや位置情報の公開もその安全性が気になるところです。

そこで本記事では、セキュリティを高めてLINEを安全に使うためのプライバシー設定の方法を詳しく紹介します。いま一度自分の設定を見直して、不安なく使えるようにしましょう。

LINEが3年ぶりにポリシー変更、「サービス向上のための情報提供」など新たなプライバシー設定が登場

アプリにパスコードロックをかける

LINEアプリにパスコードロックをかけておけば、第三者に勝手にLINEをのぞかれるような心配はなくなります。

友だちタブ 設定設定 プライバシー管理

まず、LINEの友だちタブから設定ボタン[]をタップし、[プライバシー管理]を選択します。

プライバシー管理 パスコードロックパスコード入力

[パスコードロック]をオンにします。

すると、パスコードの入力を求められるので、確認も含めて2回、任意の4ケタの数字を入力します。

これで、パスコードを入力しなければLINEを起動できなくなります。パスコードが不要になった場合は、「パスコードロック」をオフにするだけで解除されます。なお、iPhone(Xシリーズ)の場合はFace IDで設定することも可能です。

パスコードを忘れてしまった場合はLINEアプリの再インストールが必要になります。その際、メールアドレス登録をしていなければログインできなくなり、バックアップをとっていないとトーク履歴は消えてしまうので注意しましょう。

LINEの再インストール前後にすべき6つのこと
LINEのトーク履歴をバックアップして復元する方法まとめ

プッシュ通知のメッセージ内容を非表示にする

端末をテーブルの上などに置いていたところへ不意にLINEに届いたメッセージが表示され、メッセージの内容をその場にいた誰かに見られてしまったことはありませんか。

通知ポップアップ上のメッセージ内容表示

そういったことを防ぐには、通知ポップアップ上にメッセージ内容がプッシュ表示されないように設定する必要があります。

設定 通知通知 メッセージ内容表示

通知の内容を変更するには、設定ボタン[]→[通知](Androidでは[通知設定])を選択。[メッセージ通知の内容表示]がオンになっていたら、オフにします。

これで、新着メッセージの通知はきても、メッセージの内容は表示されなくなります。また、「新着メッセージ」の通知自体をオフにしておくと、メッセージがあった場合にバッジは付きますが、ポップアップでの通知はされなくなります。

メッセージの内容 通知上に表示されない

Androidの場合、[メッセージ通知の内容表示]をオフにすれば、新着メッセージの通知時に内容は表示されなくなります。また、LINEの「通知管理」タブで、ロック画面にポップアップ表示をするかどうかも選択できます。

Android メッセージ通知の内容表示Android LINE 通知管理 ロック画面での通知

ポップアップ表示自体をさせたくない場合は、両方オフにしておきましょう。

「友だち追加」の設定に注意する

気軽に人とつながれるLINEですが、設定によってはそれほど親しくない人や知らない人も「友だち」として追加されてしまうことがあります。

面倒だというだけでなく、本名で登録していたり、アイコンに自分の写真を設定していたりといった場合、個人情報の流出にもつながります。そうならないためにも、友だち追加の設定はきちんとしておいたほうがよいでしょう。

アドレス帳同期で友だち追加しないようにする

LINEには「友だち自動追加」という設定があります。この項目をオンにすると、スマホのアドレス帳の情報(電話番号とメールアドレス)をLINEのサーバーに送り、アドレス帳に登録されている人がLINEユーザーだった場合は自動的に友だちに追加されます。

いちいち手動で友だちを探さなくていい反面、仕事相手など、LINEでつながりたくない相手まで登録されてしまう恐れがあります。不用意に友だち追加をしないためには、[友だち自動追加]をオフにしておきましょう。

設定 友だち友だち 友だち自動追加 オフ

「友だち自動追加」の設定を変えるには、設定ボタン[]→[友だち]を選択します。

あとは[友だち自動追加]をオフにすれば完了です。

かんたんガイド
LINEに連絡先へのアクセスを許可しない方法

    端末に登録された連絡先へのアクセスをLINEに許可しないことで、友だちの自動追加を防ぐ方法もあります。

    iPhone 設定アイコン設定 LINELINE 連絡先 トグルオフ

    iPhoneの場合、設定ボタン[]から「LINE」→「連絡先」をオフにします。Androidの場合は、[設定]→[アプリと通知]→[権限]→[連絡先]→[LINE]でオフにします。

電話番号で友だちへの追加をされないようにする

上述の[友だち]タブ(設定ボタン[]→[友だち])の中に、「友だちへの追加を許可」という項目があります。LINEに電話番号を登録している状態でこの項目をオンにすると、友だちの自動追加をオンにしているLINEユーザーがあなたの電話番号をアドレス帳に登録していた場合、自動であなたが友だちとして追加されます。また、電話番号であなたのアカウントが検索できるようにもなります。

つまり、相手が電話番号さえ知っていれば、一方的にあなたのLINEアカウント情報を知られてしまうことがあるのです。かつての恋人や仕事相手など、つながりたくない相手が自分の電話番号を知っている可能性がある時は、「友だちへの追加を許可」をオフにしておきましょう。

LINEの「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」の違い

ID検索で友だち追加されないようにする

LINEでは18歳以上で年齢確認をした場合、アカウント名以外に「ID」を設定できるようになります。IDを設定しておけば電話番号などの情報を知らなくても簡単に検索できる反面、不特定多数の人があなたを検索できてしまう、というデメリットもあります。

知らない人から検索されたり、メッセージを受け取ったりしたくない場合、IDを設定しないか、無効にしておきましょう。

設定 プライバシー管理IDで友だち追加を許可 オフ

一度IDを設定してしまうと、アカウントを消さない限り変更や削除はできません。その上でID検索されないようにするには、設定ボタン[]→[プライバシー管理]へと進み、[IDによる友だち追加を許可]をオフにします。

LINE プライバシー設定LINE プライバシー設定

左:ID検索がオンになっている状態、右:ID検索がオフになっている状態

これで、あなたのIDを検索しても、アカウントは表示されないようになりました。iPhoneでは「入力したIDのユーザーは存在しないか、または検索を許可していません。」、Androidでは「該当するユーザーが見つかりませんでした。」というメッセージが表示されます。

「LINE ID」とは──設定・変更・削除の方法や年齢確認、ID検索できないケースなどを解説

QRコードを更新する

自分のアカウントのQRコードやURLを悪意ある誰かが保存していた場合、そこから自分のアカウント情報が第三者に渡ってしまう、あるいは不特定多数に向けて拡散されてしまう恐れがあります。

QRコードは定期的に更新するようにしましょう。QRコードを更新すれば、それに紐づくURLも更新されます。

LINEのQRコードで友だちを追加する方法と、2つの注意点

設定 プロフィールプロフィール マイQRコード

QRコードを更新するには、[]→[プロフィール]と進み、メニューから[マイQRコード](Androidでは[QRコード])をタップ。

マイQRコード

QRコードが表示された画面の右上の[v](Androidでは[])をタップします。

マイQRコード QRコードを更新QRコードを更新 OK

その後、表示されたメニューの中から[QRコードを更新]をタップ。更新の確認が表示されるので、[OK](Androidでは[確認])をタップすれば完了です。画面には、新しいQRコードが表示されているはずです。

つながりたくない人をブロックする

つながりたくない人が友だちリストや「知り合いかも?」に表示される場合、その相手をブロックすれば、1対1のメッセージの送受信ができないようになります。相手にはブロックしたことは伝わりませんし、誤ってブロックしてもすぐに解除できるので安心です。

LINEの「知り合いかも?」とは──表示される条件、非表示にする方法、追加時の通知の有無など

LINEで「ブロック」したら/されたらどうなるか、確認方法の最新まとめ【iPhone/Android】

友だちタブ左にスワイプ

すでに友だち登録されている相手をブロックするには、友だちリストでブロックしたい相手の名前を左にスワイプします。すると、「非表示」「ブロック」の選択肢が出てくるので、ブロックを選択すればOKです。

Android 友だち 長押しメニュー ブロック

Android版では、ブロックしたい相手を長押しするとメニューが表示されるので、[ブロック]をタップします。

知り合いかも リスト友だち プロフィール画面 ブロック

「知り合いかも?」に表示された相手をブロックするには、まずその相手の名前をタップします。すると、相手のプロフィール画面で「ブロック」か「追加」を選べるので、[ブロック]をタップすれば完了です。

友だちタブ 設定設定 友だち友だち ブロックリスト

ブロックを解除するには、友だちタブの設定ボタン[]→「友だち」から[友だち]に移行し、[ブロックリスト]を開きます。

ブロックリストブロックリスト ブロック解除

「ブロックリスト」を開くと、ブロックした相手が表示されます。「編集」をタップして「ブロック解除」を選択すれば、ブロックが解除されます。

「プライバシー管理」を見直す

LINEの設定ボタン[]の中にある[プライバシー管理]では、様々な項目について情報提供の意思を設定できます。

友だち以外からのメッセージを拒否する

相手が一方的に友だちに追加している場合でも、メッセージを送ることができます。滅多にないことかもしれませんが、まったく知らない相手からのメッセージを受信する可能性もあるということです。

まったく知らない相手からのメッセージを受信

こうした友だち以外からのメッセージを拒否するには、友だちタブから設定ボタン[]→[プライバシー管理]と進み、[メッセージ受信拒否]をオンにします。これで、こちらが友だち追加していない相手からのメッセージは受信しないようになります。

プライバシー管理 メッセージ受信拒否

アプリからの情報アクセスを拒否する

LINEでつながっている友だちが、外部アプリに自分の友だち情報へのアクセスを許可した場合、そのアプリはあなたのプロフィールにアクセスすることができます。このアプリからの情報アクセスを拒否することで、自分のプロフィール情報の流出を防ぐことができます。

公開されるプロフィールの範囲は、LINEで設定した名前・プロフィール画像・ステータスメッセージ・LINE独自の内部識別子(ユーザーを特定する番号)で、LINEが提供するアプリや自分も利用しているアプリ、LINEと提携している一部のアプリに関してのアクセスは制限できません。

プライバシー管理 アプリからの情報アクセスアプリからの情報アクセス 拒否

アプリからの情報アクセスを拒否するには、友だちタブから設定ボタン[]→[プライバシー管理]と進み、[アプリからの情報アクセス]をタップします。

次の画面で[お互いに友だちの場合は許可]あるいは[拒否]を設定することで、アクセス範囲を制限することができます。

Letter SealingをONにする

さらにセキュリティを強化するには、LINEのメッセージ暗号化機能「Letter Sealing」をオンにしておくことをおすすめします。Letter Sealingとは、従来より強度なメッセージの暗号化通信システムで、各ユーザー自身が設定することでトーク内容の保護を図ることができます。LINEの設定ではあらかじめオンになっていますが、再度確認しておきましょう。

プライバシー管理 Letter Sealing

友だちタブから設定ボタン[]→[プライバシー管理]と進み、[Letter Sealing]をオンにします。

LINEのメッセージ暗号化機能「Letter Sealing」とは、鍵マーク設定や本人確認の方法まとめ【iPhone・Android・PC】
【LINE】トークルームの「鍵マーク」がなくなった? Letter Sealing機能の設定を確認・変更する方法

情報の提供を制限する

LINEのプライバシー管理をする上で意外と盲点なのが、情報の提供に関する項目です。LINEを新たにインストールしたり、アップデートしたりする際に出てくる「位置情報」や「LINE Beacon」の利用に関する意思確認のポップに、思わず「OK」あるいは「許可」をタップしてしまう人は多いはずです。

災害時の緊急通知や近隣店舗のお得な情報の取得などユーザーにとってメリットもありますが、自分の現在地やLINEの利用状況など個人的な情報を提供することに抵抗がある場合は設定をオフにすることができます。

プライバシー管理 情報の提供情報の提供 項目一覧

左:セキュリティ対策はまずプライバシー管理画面を確認することから右:すべてオフなら万全

情報提供の意思表示は友だちタブの設定ボタン[]→[プライバシー管理]の中にある[情報の提供]で設定することができます。各項目をオフにすることで万全の対策ができます。

自分で管理できる情報提供の範囲
  1. コミュニケーション関連情報

  2. LINEのサービス内容改善・広告配信等のため、個人のコミュニケーション内容(トーク内容や動画・画像・通話内容などは含まれない)やLINE機能の利用状況、LINE経由でアクセスしたURL情報などの利用取得を許可します。

  3. 位置情報の取得を許可

  4. 大規模災害時の緊急速報、現在地の天候の変化、近くのお店で使えるクーポン情報を利用するための端末の位置情報を許可します。

  5. 通知メッセージ

  6. オンにすると、LINEに登録された電話番号と、自分に関係する企業に登録された電話番号が合致した際に配送や決済などの情報が通知されます。企業のLINEアカウントを友だち追加していなくてもメッセージが届きます

  7. LINE Beacon

  8. 店舗などに設置された機器から発信される信号をユーザーが受信して、便利な情報を受け取ることができる仕組みです。オンにすると、サービス改善や広告配信などに活用されるほか、LINE関連サービスの提供会社やLINEの業務委託先にも情報を共有されることがあります。

  9. 情報の削除

  10. 上述の[位置情報の取得を許可]の設定に基づいて、すでに取得されたそれぞれの情報を削除することができます。

LINEで「位置情報」「Beacon」の情報利用に同意を求める画面が表示されたらどうする? その意味と対処法を解説

サイトの訪問履歴を元に配信される広告も停止できる

プライバシー管理の一環で、自分が見たウェブサイトの訪問履歴情報を取得して配信されるLINEの広告を停止できます。

プライバシー管理 広告の設定広告の設定 ウェブ追跡型広告の受信

友だちタブの設定ボタン[]→[プライバシー管理]→[広告の設定]と進み、「ウェブ追跡型広告の受信」をオフにします。さらに画面下の「広告の最適化」をタップすると、広告配信を管理するLINE提携企業への情報提供を個別に制限することも可能です。

検証したLINEのバージョン:iOS版8.18.0、Android版8.18.1

EDITED BY SORA