LINEで友だちをブロックしたり、逆に自分がブロックされたりすると、相手とのトークなどに様々な変化が生じます。
本記事では、LINEで一度ブロックした後、それを「解除」したら相手にバレるかを解説。通知の有無や、ブロック中に受信したメッセージがどうなるか、既読・未読表示の変化など、ブロック解除で起こる現象についてまとめました。
ブロック解除したら相手にバレる?
ブロック解除した事実が、通知やメッセージなどで相手にバレるかどうかを解説します。
ブロックを解除しても相手に通知されない
ブロックを解除しても、「◯◯◯◯が友だちになりました」のようにブロック解除した事実が相手に通知されることはありません。
ブロック解除した相手は自分の友だちリストに自動で復活し、以前と変わらずメッセージの送受信や通話ができるようになります。
ブロック中の相手からのメッセージは解除後も復元できない

【ブロックされた側】トーク画面には、ブロックされている間に送ったメッセージが表示されている

【ブロック解除した側】ブロック中に届いた相手からのメッセージは、解除後も表示されない
まず相手をブロックしている間は、その相手からのメッセージを受信しません。ブロックされた側は、ブロック中でもメッセージや写真などを送信すること自体は可能ですが、その内容が読まれることはありません。
ブロックを解除したとしても、ブロック中に受信しなかった相手のメッセージは復元されず、ブロック解除後のやりとりから再度トークに表示されるようになります。
そのため、ブロック中にいくつかメッセージが送られていた場合、ブロック解除した後のやりとりで話が噛み合わないことから、相手側が「もしかしたらこの間までブロックされていたのかも」とあなたを疑う可能性もあり得ます。
メッセージの既読の有無でブロック解除に気づく可能性も
ブロック解除後に起こるメッセージの既読・未読の変化などから、相手があなたからブロックされていたことに気づく可能性があります。

【ブロックされていた側の画面】ブロックした側が先にメッセージを送ると、既読がつかないメッセージが残る
ブロック解除後、ブロックしていた側が“自分から先に”ブロックしていた相手にメッセージを送ると、相手の画面に既読が付かない状態のメッセージが残ってしまいます。
そのため、「メッセージは送ってくるのになぜ以前のメッセージは未読のままなのか」と不審に思われ、ブロックしていたことがバレてしまう可能性が高まるわけです。

ブロックされていた側が、ブロック解除された後に再度メッセージを送り、受信者側がそのトークを開けば、ブロック中に送ったメッセージにも既読がつく
ただし、ブロックされていた側がその後再度メッセージを送り、ブロック解除した側もそのトークを開けば、ブロックされていた間に送ったメッセージにも「既読」がつきます。
そうすればブロックされていた側は、「LINEアプリや通信環境の一時的な不具合で過去のメッセージに既読がつかなかっただけかも」と考え直してくれる可能性もあるでしょう。
ブロックリストから削除した友だちを、ブロック解除→友だち追加する際には注意が必要

iOS版アプリでブロックリストから友だちを削除する場合

Android版アプリでブロックリストから友だちを削除する場合
友だちをブロックした後にブロックリストからもその友だちを削除すると、自分のLINEから相手アカウントの存在が完全に消えます。相手と二度と連絡を取りたくないときに有効な手段です。
ただ、何らかの事情でもう一度その相手と連絡を取る必要が出てきたときなどは、やはり「友だちとして復活させたい」と考えるケースもあるでしょう。
このとき自分のLINEに相手とのトークルームが残っているか否かで、友だちへの復活方法が異なります。
相手とのトークルームが残っている場合


相手とのトークルームが残っている場合、トークルームを開いて、画面上部の[ブロック解除]→[追加]の順にタップすれば、再び友だちリストへ復活できます。この友だち追加の操作が相手に通知されることはありません。

LINEアプリのホーム画面右上のベルマークを押すと「お知らせ」画面を見られる

「◯◯◯◯と友だちになりました」と表示されるが、これは自分の画面だけに表示されており、相手側には表示されない
ブロック解除→友だちに再追加すると、LINEアプリの「お知らせ」画面に「○○と友だちになりました」と表示されますが、これは自分のみに表示されており、相手側の画面には表示されません。つまり、友だちに再追加したことは相手にバレないということです。
相手とのトークルームが残っていない場合
反対に、相手とのトークルームを消してしまって残っていないときは、自分だけで友だちを復活させるのは難しくなります。以下の方法で友だちを再追加できる場合があるので試してみましょう。
- 別の友だちから相手のアカウントを紹介してもらう
- ID検索・電話番号検索・QRコード等で友だち追加する
- ブロック削除した相手を加えたグループを作ってもらう
ただし、やり方によっては相手にブロック解除したことがバレる危険性もあるので注意が必要です。詳細は下記記事で解説しています。
ブロック解除が及ぼすその他の影響
ブロックを解除した際、LINE VOOMやLINE関連ゲームなどメッセージ以外の影響について解説します。
LINE VOOMの投稿には影響がない

友だちをブロック/ブロック解除してもLINE VOOMの投稿に影響はない
友だちをブロック/ブロック解除しても、LINE VOOMに影響はありません。LINE VOOMには専用のブロック機能があり、通常の友だちをブロックする機能とは別の役割を持っています。
そもそもLINE VOOMは、LINEの友だち関係とは切り離された空間であるため、特定の友だちをブロックしてもその友だちのLINE VOOM投稿を閲覧できなくなることはないのです。
ゲーム内ランキングの表示やハートのやりとりが復活
ツムツムなどのLINEゲームではブロック解除後、ブロックした側のゲーム内ランキングにブロックされていたユーザーが再表示されます。
また、LINEトークを介したハートなどのやりとりが再び可能になるなど、ブロック前と同じ状態に戻ります。
ブロックされた側はスタンプ等をプレゼントできるようになる
ブロック中は、ブロックされた側がブロックした側へスタンプ・着せかえ・絵文字をプレゼントすることができません(LINEアプリ内スタンプショップ、LINEストアともに)。ブロックが解除されると、通常どおりプレゼントができるようになります。

ブロックされている場合、スタンプをプレゼントできない
LINEスタンプのプレゼントは、相手にブロックされているかどうかを確認する手法のひとつです。たとえばあなたが特定の友だちからブロックされているか確認したい場合、その友だちが持っていないであろうスタンプのプレゼントを試してみてください(実際にプレゼントする必要はなく、購入前の段階まででOK)。
スタンプの購入画面が表示されていればブロックされていないことになりますが、もしも「このスタンプを持っているためプレゼントできません」と表示されればブロックされている可能性が高いということになります。
スタンプのプレゼントを用いたブロック確認方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
LINEギフトが送られた際にメッセージが届くようになる

【ブロックされていてる側】LINEギフトを送ること自体は可能

【ブロックしている側】LINEギフトは送られているがメッセージが届かないので気づきにくい
ブロック中は、ブロックされた側からLINEギフトを送られてもトークルームにメッセージが届きません。ブロック解除後に送られたLINEギフトは、トークルームにメッセージが届きます。
ただし、ブロック中の相手からのメッセージは解除後も復元できないため、ブロック解除前に届いたLINEギフトのメッセージは再送信されません。


ブロックしている相手からLINEギフトが届いていた場合、LINEギフトのマイページから確認ができます。ブロックしている相手から届いたギフトは使用することもでき、使用期限が過ぎていた場合でも、相手に知られることはありません。
ただし、住所入力が必要な配送ギフトが送られていた場合、期限内に住所を入力しないと相手にLINEギフトの代金が返金されてしまいます。そのため、LINEギフトの返金をきっかけに、ブロックしていたことがバレてしまう可能性もあります。