iPhoneの容量が不足した時、空きを効果的に増やす方法──容量の見方、「その他」を減らす、写真・アプリ・書類データ節約、外付けストレージ増設など

2019-05-15 15:09
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iPhoneの容量が不足した時、空きを効果的に増やす方法──使用状況確認から「その他」の削減、写真・アプリデータの節約まで

iPhoneのストレージ容量が足りなくて、iOSアップデートができない、写真が撮れないといった話をよく耳にします。

普段何の気なしに使っていると、iPhoneの容量はすぐにいっぱいになっていきます。容量不足を解消したい時に、「その他」や写真・アプリ・書類とデータ(キャッシュ)などの余分なデータを減らし、空き容量を増やす方法をまとめました。

どれがおすすめ? iPhoneで最適な容量モデルを選ぶコツ

容量(使用状況)を確認して削除の方針を決める

容量を圧迫しているものは何でしょうか? それを確認するには、「設定」アプリで[一般]→[iPhoneストレージ]へと進みます。ストレージの使用状況がグラフで表示されます。

設定:iPhoneストレージ

[一般]→[iPhoneストレージ]でストレージの使用状況が表示される

グラフの内訳は「App」「写真」「メディア」「メッセージ」「その他」などがあり、ストレージの使用状況により異なります。グラフを見て、ストレージを大きく占有しているものから整理していけば、より効率的です。

そこで以下、カテゴリ別にストレージの整理方法を見ていきます。

「App」(アプリ)を一斉に掃除する

「App」がストレージを占有している場合は、使っていないアプリやサイズの大きなアプリを削除します。とくにゲームなどのサイズが大きなアプリを削除すれば、容量を一気に確保できます。

またアプリのサイズよりも「書類とデータ」が大きいものは、アプリごとに軽量化できないか試してみましょう。キャッシュや古いデータが残ったままになっていれば、これを削除してストレージの圧迫を解消します。

使っていないアプリを一網打尽にする

最初に試したいのは、「非使用のAppを取り除く」です。これは、しばらく起動していないアプリを端末から自動で削除する機能です。「○GBを節約」という表示があり、節約効果は一目瞭然です。ゲームなどが多くインストールされていると、一気に数GBの容量を確保できます。

設定:iPhoneストレージ

おすすめにある「非使用のAppを取り除く」の[使用]をタップ。表示されないときは、[すべてを表示]をタップする

この方法のよいところは、アンインストールと違って書類データ(ユーザーデータ)を削除しない点です。

アプリ本体は端末から削除されますが、ホーム画面のアイコンはそのまま残ります。アイコンをタップすればすぐに再ダウンロードされ、前回中断したところから再開できます(アプリが配信されている場合に限ります)。

サイズや日付を確認しながら削除する

もう使わないアプリは、ユーザーデータと一緒に削除します。iPhoneストレージの画面を下にスクロールすると、インストールされているアプリがサイズ順に並んでいます。前回使用した日付も表示されるので、使っていないアプリの中でも節約効果の大きなものをすばやく見つけることができます。

設定:iPhoneストレージ

サイズや使った日付で不要アプリを見つける

削除するアプリが見つかったらタップして詳細画面を開きます。[Appを削除]をタップすれば、その場でアンインストールできます。

「Appのサイズ」と「書類とデータ」が両方とも大きい場合は、端末から完全に削除したほうがより効果的です。

設定:iPhoneストレージ

Appのサイズや書類とデータのサイズを確認し、[Appを削除]で削除する。

[Appを取り除く]を選んで、App本体だけを削除することも可能です。

「非使用のAppを取り除く」で自動削除されないアプリは、この画面で個別に削除します。

サイズの大きいキャッシュ(書類とデータ等)を削除

アプリによっては、本体のサイズよりもキャッシュやユーザーデータ(iPhoneではおもに「書類とデータ」として表記される)のほうが大きいものがあります。この場合、アプリ本体だけを削除しても節約効果を得られず、書類とデータの削除が必要です。

書類とデータを削除するには、アプリ内で削除を実行するか、またはアプリをインストールし直します。一つひとつ対処するのは手間ですが、サイズが大きいものから削除していけば、より効果的です。ここでは代表的な例をいくつかを紹介します。

iPhoneの「書類とデータ」「システム」を減らし、空き容量を増やす方法と注意点

Safariなどブラウザのデータを消す

ブラウザの「Safari」には「Webサイトデータ」や「履歴」データが保存されています。とくにWebサイトデータは数百MBになることがあるので、ときどき整理するのがおすすめです。

設定:iPhoneストレージ設定:iPhoneストレージ

Webサイトデータの削除は、iPhoneストレージ画面の[Safari]→[Webサイトデータ]でおこないます。

一番上の部分にWEBサイトデータのサイズが表示されます。[全Webサイトデータを削除]でまとめて削除するのが、簡単です。

設定:Safari

履歴も一緒に削除するなら「設定」アプリから[Safari]を開いて[履歴とWebサイトデータを消去]をタップします。

ただし、ブラウザに記憶しておいたID・パスワードなども削除されるので注意してください。

電子書籍や動画などのコンテンツデータを削除する

たとえばポッドキャストをよく聞くなら、ダウンロードしたエピソードがそのまま残っているかもしれません。これらのデータは数十MBから数GBを超えるものもあるため、再生が終わったらこまめに削除するとストレージを圧迫しません。

設定:iPhoneストレージ

[Podcast]を開くとダウンロードしたエピソードを選んで削除できる

また電子書籍を読むための「Kindle」アプリ、「楽天マガジン」などの読み放題サービスを提供しているアプリ、「少年ジャンプ+ 人気漫画が読める雑誌アプリ」などのマンガアプリを利用していると、作品がどんどんストレージに保存されていきます。

一つひとつは小さくても、読み進めているうちにかなりのサイズになります。何度も読み返すことがないなら、これらも削除したほうが節約になります。

Kindle楽天マガジン

左:「Kindle」。作品を長押しして削除する右:「楽天マガジン」。読んだ雑誌を一括削除できる

このほか「Netflix」「YouTube」のような動画配信サービス系のアプリで、オフライン再生用にダウンロードした作品などもストレージを占有しやすいため、こまめに削除しましょう。

LINEのキャッシュや不要データを消す

「LINE」アプリでは、不要なキャッシュや写真・ボイスメッセージ・ファイルのデータをそれぞれ一括で削除できるようになっています。トーク履歴は残したまま、不要なデータを種類ごとに削除できるので、容量の節約には実用的な機能です。

LINE

LINEの「友だち」タブから設定ボタン[]→[トーク]→[データの削除]と進んだ画面で操作できます。詳しくは下記の特集を参照してください。

LINEの容量を減らす、キャッシュや写真・画像のデータを削除する方法

Twitterのキャッシュや不要データを消す

公式の「Twitter」アプリでも、蓄積したキャッシュを削除する設定が用意されています。

Twitter

キャッシュの削除は、メニューから[設定とプライバシー]→[データ利用の設定]へと進んでおこないます。

削除できるのは、「メディアストレージ」と「ウェブサイトストレージ」の2種類です。タップすると、それぞれのキャッシュデータを削除できる画面に移動します。詳しくは下記の特集を参照してください。

ようやくTwitterアプリでキャッシュ削除が可能に iOS版にストレージ設定を追加

Googleマップのキャッシュデータを消す

「Googleマップ」などの地図アプリも、キャッシュやオフラインマップなどのデータを溜め込みやすいものの一つです。これも、アプリ内の設定から削除することが可能です。

Googleマップ

Googleマップの画面左上の[≡]ボタンをタップして表示されたメニューから、設定ボタン[]→[概要、利用規約、プライバシー]へと進みます。[アプリのデータを消去]をタップすれば、キャッシュデータを一括で削除できます。

「写真」を減らして容量を節約する

写真や動画をたくさん撮影するなら、ストレージの占有率もかなり大きくなっているはずです。不要な写真や動画を整理するのは大前提として、それでも容量が足りない時は、クラウドや外付けストレージを活用するという思い切った方法も検討したいところです。

不要な写真や動画を整理する

設定:iPhoneストレージ

iPhoneストレージの画面で[写真]を開くと、写真や動画を整理ためのさまざまな方法が表示されます。まずは「”最近削除した項目”アルバム」や「自分のビデオを再検討」を開いてみて、不要なものを整理します。

設定:iPhoneストレージ

「”最近削除した項目”アルバム」の[削除]→[このiPhoneから削除]をタップすると、「写真」アプリの「最近削除した項目」にあるアイテムを完全に削除します。

「最近削除した項目」のアイテムは30日経てば自動で消去されますが、削除することで容量を即座に開放します。

設定:iPhoneストレージ

サイズの大きな動画を整理するのに便利なのが、[自分のビデオを再検討]です。

これを開くと、カメラロール内にある動画がサイズ順に表示されます。アイテムを左にスワイプして、その場で削除できるようになっています。

iPhoneで写真を一括削除してストレージの空き容量を増やす方法

クラウドサービスを活用して容量を開放する

不要なアイテムを整理しても、ストレージが圧迫されている場合は、クラウドサービスを検討してみましょう。アップルが提供する「iCloud写真」、または「Googleフォト」や「Amazon Photos」といった外部のサービスを使うという選択肢があります。

使い勝手満点の「iCloud写真」を利用する

iCloud写真

「設定」の[写真]で[iCloud写真]をオンにするだけ

iCloud写真は、iOSの標準機能として組み込まれているため、使い勝手が優れています。[iCloud写真]のオプションをオンにすると、オリジナルの写真がiCloudへアップロードされ、カメラロールのライブラリが劇的に軽くなります。端末には最適化された写真が残り、iCloudの写真と同期されます。

このような仕組みにより、これまで通り写真を開いたり、編集したりという操作が自由におこなえるのが、iCloud写真の長所です。

【iPhone】無駄な「写真」の容量を上手に節約して、ストレージの空きを増やす方法まとめ

写真を容量無制限で保存できる最強の無料クラウドサービス「Googleフォト」

iPhone 容量 不足

iCloud写真はiCloudの容量を使うためアップデート(有料)が必須ですが、なるべく追加投資なしで済ませたいという人におすすめしたいのが「Googleフォト」。無料かつ実質的に容量無制限で写真・動画をバックアップする方法を提供するクラウドサービスです。

写真や動画のバックアップにおける保存タイプで「高品質」を選べば、1600万画素までの写真と1080pまでの動画を、容量制限なく無料で保存できます。サイズを超える場合は縮小されますが、撮影したままの解像度や高精細をほぼ維持しながら格納できます。

「Googleフォト」がスマホユーザーにとって最強である4つの理由 ── 写真を容量無制限で保存できる無料クラウドサービス

Googleフォトでは、人工知能を活用した写真の検索機能も特長。写真にタグやラベルを付ける必要はなく、人物や場所、日付などで自動的に分類されます。特定の写真を探したい時も、関連するキーワードで検索して見つけることが可能です。

iCloud写真と違うのは、iOS版Googleフォトでは写真のバックアップのみおこなうということです。バックアップ完了後は、カメラロールの写真や動画をすべて削除して、容量を開放するという操作が必要です。またバックアップした写真には、専用アプリまたはブラウザを通してアクセスすることになります。

iPhoneの写真をバックアップする2つの方法 【PCまたはGoogleフォト】
「Googleフォト」の使い方 超入門──初期設定から写真・動画のバックアップ、共有、アルバム作成、ダウンロード、PC版の活用まで

無劣化・無制限の強力フォトストレージ「Amazon Photos」も注目

写真を容量無制限かつ無劣化で保存できるストレージ「Amazon Photos」も注目です。Amazonがサービス提供しています(以前はプライム・フォトの名称でした)。

Amazon、容量無制限でRAWデータも非圧縮の写真ストレージ「プライム・フォト」を国内で提供開始

Amazonプライム会員であれば追加料金なしで、クラウドストレージサービス「Amazon Cloud Drive」に手持ちのスマホなどにある写真を好きなだけ無劣化でアップロードできるサービスです。

iPhone 容量 不足

1600万画素を超える写真は圧縮されるGoogleフォト(高画質タイプ)とは、この点で異なります。ただし、動画は5GBまでの制限がある点などに注意が必要です。

ブラウザやiOS/Androidアプリ、PC向けクライアントからAmazonアカウントでログインするだけでアップロードが可能となっており、プライム会員でない場合はAmazon Cloud Driveの無料上限容量である5GBまで利用できます。

外付けストレージで容量を物理的に増設する

iPhone 容量 不足

Googleフォトなどのクラウドサービスを使わず、物理的にiPhoneのストレージ容量を確保するのが「外付けストレージ」です。

iPhoneの容量を増設、外付けストレージの選び方 おすすめ製品も紹介

外付けストレージは様々な製品が販売されていますが、たとえばLightningコネクタとUSBコネクタを搭載するSanDisk製の「iXpand Flash Drive」では、iPhoneなどに直接挿して写真や動画などのデータを吸い出すことができます。

容量が不足した時のバックアップ用に役立つだけでなく、同期アプリ「SanDisk iXpand Sync」を通じてiPhoneからPCへ各種ファイルを簡単に転送することも可能です。容量のラインナップは16GB・32GB・64GB・128GBの4モデル。64GBモデルの実勢価格は約7000円前後となっています。

SanDisk iXpand フラッシュドライブ 64GB

クラウドを使って「メディア」を削除する

「メディア」に含まれているのは、おもに音楽です。音楽もまた、ストレージを大きく消費します。聴きたい音楽を厳選して転送できればよいのですが、たくさんあって選びきれない時は、「iTunes Match」や「Google Play Music」といったクラウドサービスを利用して、楽曲をオンラインで管理するのが効果的です。

不要なアイテムを削除する

設定:iPhoneストレージ

iPhoneストレージ画面の[ミュージック]を開くと、端末に保存されているすべての楽曲が表示されます。タップすると、アーティスト→アルバム→楽曲とたどっていくことができ、どのアイテムも左にスワイプして削除できます。PCが必要ないので、不要な楽曲をサクサク整理できます。

iOSのアップデートなどで、まとまったサイズの容量を確保したい時は、「すべての曲」を左にスワイプして、ミュージックライブラリの楽曲すべてを削除してもよいでしょう。Apple Musicからダウンロードした楽曲や、iTunesで同期した楽曲なら、ダウンロード(または同期)し直せば簡単に元に戻すことができます。

「iTunes Match」を利用する

iPhone 容量 不足

「iTunes Match」は、アップルが提供している音楽専用のクラウドサービスです。iTunes Matchを利用すると、ミュージックのライブラリがiTumes Matchのライブラリに置き換えられます。聴きたい曲はiCloudからストリーミング再生で楽しむことができ、デバイスにはダウンロードした楽曲だけ保存されます(容量を消費します)。

iCloudミュージックライブラリとは──Apple MusicやiTunes Matchで音楽を管理する時の注意点まとめ

楽曲をダウンロードせずストリーミング再生のみで楽しむなら、ライブラリのサイズがゼロになります。持ち運びたい曲がたくさんあるのに容量が足りない時ほど、恩恵が大きいでしょう。

iTunes Matchを有効にするには、「設定」の「ミュージック」→「iTunes Match」をオンにします。登録料は年間3980円です。詳しくはAppleの公式ページを参照してください。

ちなみに、「Apple Music」を登録していれば、iTunes Matchの全サービスがそのまま提供されます。音楽の聴き放題を楽しみたいなら、Apple Musicも検討したいところです。

Apple Musicの使い方──料金プランから基本機能、歌詞表示、オフライン再生、ギフトカード、退会方法まで

「Google Play Music」を利用する

音楽ライブラリのサイズを節約するだけなら、「Google Play Music」がもっともおすすめです。iTunes MatchやApple Musicが有料なのに対して、Google Play Musicなら無料で使えるからです。

Google Play Musicは、Googleが提供している音楽配信サービスです。有料サービスを購読しなくても自分のライブラリをクラウドにアップロードできます。最大5万曲分とサイズも十分で、必要な曲のみダウンロードしてオフラインで再生すれば、通信量を最低限に抑えられます。

Google Play Music

楽曲のアップロードには、ブラウザを利用します。Google Play Musicのサイトを表示して、メニューから[音楽のをアップロード]を実行します。ウィンドウに曲やフォルダをドラッグするとライブラリに音楽が追加されます。

ライブラリに追加した音楽は、iOS版の「Google Play Music」アプリをインストールすれば聴くことができます。

アレも消せる、「Google Play Music」が最強たりうる2つの理由

いつの間にか増えている「メッセージ」や「メール」を整理する

「メッセージ」や「メール」には、ほかのユーザーと交わしたやりとりや添付ファイルが記録されています。iPhoneストレージのグラフで「メッセージ」や「メール」のサイズが肥大化している場合は、不要なものや古いものを消去することでストレージを開放できます。

メッセージアプリの添付データを消す

設定:iPhoneストレージ

iPhoneストレージの画面で[メッセージ]を開いて、書類とデータのサイズを確認しましょう。

サイズが大きい場合は、送られてきた写真や動画から必要なものだけカメラロールに保存して、残りは削除します。

設定:iPhoneストレージ

添付ファイルを整理するなら、「大きい添付ファイルを再検討」が便利です。タップすると添付ファイルがサイズ順に表示されるので、一つひとつ確認しながら削除していけます。

個別に削除するのが面倒なら、「古いチャットを自動削除」のオプションが用意されています。1年を過ぎたメッセージや添付ファイルを自動で削除できます。

メールのゴミ箱を削除する

メール

不要なメールを削除したときは、ゴミ箱を空にするという操作を忘れがちです。削除したメールはゴミ箱に移動して、1週間保存されます(初期状態)。

容量をすぐに確保したいなら、[ゴミ箱]を開いて、[編集]→[すべて削除]をおこないます。

容量を多く占める「その他」を削除する

iPhoneストレージのグラフにある「その他」には、iOSアプリが作業用に使用した一時ファイルなどが保存されています。一時ファイルの多くは自動で削除されますが、iPhoneを使い続けているうち消去されずに残ってしまうものもあります。

「その他」データがあまりにも大きくなってしまった場合は、次の手順で削除できます。(1)iTunesでiPhoneのバックアップを作成、(2)iPhoneをリセット(初期化)、(3)データの復元という手順です。

なおバックアップから復元を行うには、十分に時間がある時におこなってください。元のサイズにもよりますが、アプリの再インストールなどが必要なため、最低でも1時間以上はかかります。またFace ID(Touch ID)やApple Payなどの再登録も必要です。

iPhoneを初期化して復元する方法、iTunes/iCloudバックアップも解説【パスワード忘れ・LINEなど】

1. iPhoneのバックアップを作成する

iTunes

バックアップは基本的にPC(iTunes)でおこないます。iCloudにバックアップすることもできますが、無料プラン(5GB)では容量がすぐ足りなくなります。そこでPCにてiTunesに接続し、手動でバックアップを実行します。

[概要]タブを開いて、[このコンピュータ]と[iPhoneのバックアップを暗号化]にチェックを入れ、任意でパスワードを設定したあと、[今すぐバックアップ]をクリックすれば、いつでも手動でバックアップをおこなえます。パスワードを忘れると復元できなくなるので、必ず覚えておくようにします。

ちなみに、バックアップの暗号化では、LINEのトーク履歴などのデータもまるごとバックアップして復元できます。環境によってはデータが消えてしまう(復元できない)場合もあるため、バックアップから復元までの一連の作業は自己責任でおこなうようにしてください。

機種変更時にLINEのトーク履歴を引き継ぎ、元通りに復元する方法【iPhone・Android対応】

2. iPhoneをリセット(初期化)する

バックアップが完了したら、iPhoneを初期化(リセット)します。「iPhoneを探す」機能を無効にしなければならないため、iPhone上で操作したほうがよいでしょう。iTunesは接続した状態でかまいません。

「設定」アプリを開いて、[一般]→[リセット]→[すべてのコンテンツと設定を消去]とタップします。

設定:リセット設定:リセット

iCloudへバックアップするか聞かれますが、iTunesにバックアップ済みなら不要です。[今すぐ消去]をタップします。

続いてパスコードを入力し、[iPhoneを消去]を2回タップしたあと、Apple IDのパスワードを入力(「iPhoneを探す」をオフにする)して[消去]をタップすれば、iPhoneがリセットされます。

iPhoneを完全に初期化(リセット)する方法──譲渡や下取り、売るときに知っておきたい手順を徹底解説

3. iPhoneのデータを復元する

最後に復元です。iPhoneにアクティベーション画面が表示されたら、iTunesに戻ります。

iTunes

「新しいiPhoneへようこそ」と表示されるので、[このバックアップから復元]で先ほどバックアップしたデータを選び、[続ける]をクリックします。バックアップを暗号化した場合は、パスワードの入力が必要です。

復元が完了し、Face ID(Touch ID)やApple Payなどの再設定を行うと、アプリの再インストールがおこなわれます。すべてが完了したら、「設定」で[一般]→[iPhoneストレージ]を開いて、「使用済み」がどれくらい削減されたか確認してみましょう(削減効果は環境により異なります)。

設定:iPhoneストレージ設定:iPhoneストレージ

左:iPhoneリセット直前の使用済み右:復元後

iPhoneのストレージ容量を圧迫する「その他」を削除し、空き容量を大幅に増やす方法

4. PCがない時は再起動も試してみよう

ここで紹介している手順では、バックアップにPCが必要です。利用できるPCがない時は、端末を再起動するだけでも容量を確保できることがあります。場合によっては1GB近くの容量を確保できるので、試す価値はあります。

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