LINE「無料通話」の使い方まとめ──仕組みから通知の見方、録音、着信音変更(着うた)、通話できない時の対処法まで

2019-04-24 19:24
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LINE「無料通話」の使い方まとめ──仕組みから通知の見方、録音、着信音変更(着うた)、通話できない時の対処法まで

LINEでは無料で通話することが可能です。本当に料金はかからないのかという疑問解決から、かけ方・受け方などの基本的な手順、ミュートなど通話中の各種操作、「応答なし」「キャンセル」などが示す通知の意味、通話できない時の対処法まで、知っておきたい便利ワザをまとめました。

LINEでビデオ通話(無料)をする方法──設定からエフェクト、グループビデオ通話、通信量、映らない時の対処法まで

料金はかからない? LINEの無料通話とは(仕組み)

LINEにおける音声通話は、電話回線でなくモバイル通信(4G LTEなど)やWi-Fiなどインターネット経由でおこなわれています。モバイル通信では多少のデータ通信量は消費しますが、いわゆる30秒20円といった「通話料」はかからないため、パケット定額サービスを使っているなら基本的に「無料」と考えることができます。

もちろん毎月使えるデータ通信には上限があるため、完全な無料とはいえないかもしれませんが、Wi-Fiなどを上手に利用すれば気軽に友だちとの通話を楽しむことができます。スマホ版LINEユーザー同士のほか、PC(パソコン)版LINEでも無料通話がおこなえます。

なお、LINEの無料通話には通常の音声通話のほか、ビデオ通話グループ通話もあります。本記事では主に1対1の音声通話について解説しますが、ビデオ通話やグループ通話の詳細は下記特集を参照してください。

LINEでビデオ通話(無料)をする方法──設定と各種操作、映らない時の対処法など
LINEの無料グループ通話のやり方まとめ【iPhone/Android/PC対応】

LINE その他サービス LINEOutFreeLINEOutFreeとLINEOut選択画面

また、固定電話やフィーチャーフォン(ガラケー)とはLINEの無料通話はできません。

そうした用途で格安で通話したい場合には、LINE Out(有料)およびLINE Out free(広告を見て無料)というサービスも用意されています。LINEの無料通話で話せない相手に電話をかける機能と考えてもよいでしょう。

「LINE Out」とは──使い方や料金、音質、着信時の番号通知、無料で使える機能など

LINEの無料通話の品質は?

LINEの通話品質は以前より大きく改善されてきてはいますが、さすがにキャリア各社のVoLTE通話などに及んでいるとはいえません。当然IP電話であること、また通信環境や端末スペックなどにより、通話品質が左右されてしまうことが主な要因だと考えられます。

とはいえ、一般的な通信環境であれば音声が途切れて通話にならないといったことはなく、普通に会話することができるでしょう。よりよい音質で通話したいなら、互いに安定した通信環境が重要となります。具体的には、自宅などで電波強度の高いWi-Fi接続をしたLINE同士で通話するケースなどが挙げられます。

LINEの無料通話で消費する通信量は?

LINEの無料通話のうち、最も通信パケットを消費するのがビデオ通話です。LINEの公式サイトによれば、ビデオ通話10分あたりのデータ通信量は51MB。1分あたり5.1MB、1時間ビデオ通話をおこなえば307MBになります。

音声通話は10分あたり3MBと消費パケットは少ないですが、長時間のビデオ通話をおこなう際には(お互い)Wi-Fi接続することをおすすめします。

「無料通話」に要注意、LINEもiPhoneのFaceTimeオーディオも実質的に無料ではない

「LINEオーディオ」とは?

LINEオーディオ

LINEの無料通話を着信するとiPhone標準の電話着信時とよく似た画面で「LINEオーディオ」と表示され、電話(通話)アプリの履歴にも同様の表示が残ります。

LINEオーディオと表示されていても、実際はLINEの無料音声通話であるため、従来どおり無料で利用できます。この仕様の詳細や注意点、画面デザインを元に戻す方法などについては、下記の特集でまとめています。

「LINEオーディオ」とは──iPhoneでLINE無料通話や電話アプリ履歴に表示される新仕様を解説、注意点や無効化の方法も

LINE無料通話のかけ方・受け方と通知の見方

初めてLINEの無料通話を使いたいユーザー向けに、電話のかけ方や受け方の手順、通話中の操作(ミュート・スピーカーフォン・ビデオ通話切替)を解説します。

また、発信や着信をキャンセルしたり、応答しなかったりした場合、トーク画面にどのような通知がなされるのかを説明します。

通話のかけ方(発信)

iPhone 無料通話Android 無料通話

左:iPhone版LINE右:Android版LINE

友だちリストの画面を表示し、通話をしたい友だちを選んでタップ。

ポップアップが表示されるので、[無料通話]ボタンをタップします。

iPhone 電話マーク 無料通話Android 電話マーク 無料通話

左:iPhone版LINE右:Android版LINE

トーク画面からも発信できます。

iPhone版、Android版ともに画面上部の電話マークから[無料通話]を選択します。

無料通話 発信画面

呼び出し画面になります。相手が応答するまで待ちます。

出ない場合は、画面下部の赤いボタンから発信を途中でキャンセルできます。

通話の受け方(着信)

無料通話 着信画面

友だちからLINE無料通話の着信があると、標準の電話と同じような着信画面に切り替わります。

応答は青のボタンをタップで、すぐに会話を始めることが可能です。赤いボタンをタップすると、応答を拒否して即切断できます。

「LINEオーディオ」とは──iPhoneでLINE無料通話の着信時や電話アプリ履歴に表示される新仕様とその注意点

通話中の操作:ミュートやスピーカーフォンなど

無料通話通話中

友だちが応答すると無料通話がはじまり、通話時間がカウントされていきます。

通話を終了するには、赤い終話ボタンをタップすればOKです。

無料通話画面 3種類のボタン

通話画面の各ボタンには次のような意味があります。

  1. マイクをミュートにする:マイクのミュートをオンにすることで、こちらの音が向こうに伝わらない状態になります。保留機能としても利用できます
  2. ビデオ通話に切り替える:音声通話をビデオ通話に切り替えることができます
  3. スピーカーをオンにする:スマホを耳元に当てなくても通話することができます

いずれの機能も、ボタンが緑色の表示になっていればオンになっている状態を示しています。

トーク画面上での通知の見方:「応答なし」など

発信側のトーク画面 キャンセル着信側のトーク画面 不在着信 応答なし

左:発信側のトーク画面の通知右:着信側のトーク画面の通知

相手が通話に出ないので自分から発信を取り止めた場合、発信側のトーク画面には「キャンセル」と表示されます。一方、着信側のトーク画面では「不在着信」の通知が表示されます。

また、発信者のトーク画面に「応答なし」と表示されるのは、相手(着信側)が応答せずに手動で切断(拒否)したか、一定時間ずっと応答しなかったことによる発信の自動終了(発信者は手動キャンセルしていない状態)を示しています。

なお、相手が応答して通話した場合は、通話終了後に互いのトーク画面に通話時間の表示(履歴)が残ります。

LINE通話の「応答なし」「キャンセル」「不在着信」表示の意味と違い、「ブロック」との関係性とは

LINEの無料通話が便利になる小ワザ集

よく通話する友だちを「ショートカット」としてホーム画面や通知センターに追加したり、通話中にLINEのトークも操作したりできる小ワザをいくつか紹介します。

よく通話する相手のショートカットをつくる方法

LINEで頻繁にやりとりする相手のショートカットを作っておくと、直接ワンタップで発信できます。基本的にAndroid版のみに提供されている機能ですが、iPhone版でもウィジェット活用のショートカット(お気に入り)を作成することが可能です。

Android版

Android版LINEアプリでは、トークまたは無料通話がすぐに始められるショートカットをホーム画面上に簡単に作成できます。

メニュー 設定トーク設定 無料通話ショートカットを作成

ショートカットを作りたい相手とのトークルームを開いたら、トーク画面右上の[V]ボタンからメニューを表示させ、[設定]を選択します。

続いて[無料通話ショートカットを作成]をタップします。

ホーム画面に追加 追加ショートカットアイコン

「ホーム画面に追加」の画面で[追加]をタップすると、音声通話のショートカットが追加されます。

アイコンをワンタップすれば、すぐに相手へ発信できます。

iPhone版

iPhone版LINEアプリには、正式にショートカットを作成する機能は提供されていません。しかし、通知センター上にワンタップで特定の相手への発信が可能なウィジェットを作成できます。

通知センター通知センター 編集

iPhoneの通知センターを開いて上にスクロール、下部にある[編集]ボタンをタップします。

ウィジェット対応アプリの一覧 LINELINE ウィジェットを追加

ウィジェット対応アプリの一覧から「LINE」の横にある[+]ボタンをタップして、ウィジェットを追加します。

通知センター LINEのウィジェット 人型ボタン友だちリスト ショートカットを作りたい相手を選択

LINEのウィジェットが通知センターに表示されるようになるので、人型ボタンをタップ。

友だちリストが開いたら、ショートカットを作りたい相手を選択します。

ポップアップで星ボタンをタップ 友だちをお気に入り登録通知センター LINEウィジェット ショートカット 表示

ポップアップで星ボタンをタップし、その友だちをお気に入り登録します。

これで、通知センターのLINEウィジェットに相手のショートカット(お気に入り)が表示され、通知センターからワンタップで発信がおこなえます。

LINEの“誤爆”を防止する、トークの「ショートカット」の作り方【iPhone/Android】

通話しながらトークを操作する方法

通話中にLINEの操作をおこなうことも可能です。スピーカーフォン(前述)に切り替えれば、相手と話しながらトークで写真を送ったりすることもできます。

iPhone 無料通話中 画面右上の四角に矢印のボタン

友だちと通話中の画面で、スピーカーのアイコンをタップ(緑色になる)。これで、スマホを耳に当てなくともハンズフリーで話すことができるようになります。iPhone版では画面右上の四角に矢印のボタンをタップすると、通話をする直前に開いていた画面へ遷移します。

iPhone 通話している相手のアイコン 表示Android 通話している相手のアイコン 表示

左:iPhone版右:Android版

iPhone版、Android版いずれも、画面に通話している相手のアイコンが表示されます。元の通話画面に戻るにはこのアイコンをタップするだけです。

LINEで無料通話中に画面を切り替えて他の友だちとトークする方法【iPhone/Android】

無料通話の着信のみを拒否する方法

迷惑な相手の着信を拒否するというより、ミーティングや打ち合わせ中など通話に応答できない場合に、着信だけを受け付けないようにする設定が可能です。ブロックとは異なり、着信履歴があったことはわかります。

友だちタブ 設定設定 通話通話の着信許可 設定をオフ

LINEの[友だち]タブから[]→[通話]と進んだら、[通話の着信許可]の設定をオフにします。

これで無料通話がかかってきても、着信しないようになります。

トーク画面 応答できませんの表示

相手が着信拒否中のあなたに通話を発信すると、通常時と同じく「発信しています」と表示されて呼出音が流れます。

自分には着信せず、相手とのトーク上に「~(相手)からの着信がありました。通話の着信許可がOFFになっているため、応答できません」と表示されます。一方、相手のトーク画面には「応答なし」との表示がなされます。

LINE無料通話の「着信音」「呼出音」を変更するには?

LINEでは、メッセージなどを受信した時の「通知音」だけでなく、無料通話の着信時のサウンド(着信音)も変更することができます。まず、手持ちの音源などをサードパーティ製のアプリを利用し、着信音として設定する方法があります(Androidのみ。詳細は下記の特集を参照)。

LINEの着信音(通知音)を変更する方法まとめ、オリジナルの設定も可能【iPhone/Android】

LINE MUSICLINE MUSIC 楽曲一覧

また、LINE MUSICの公式機能「LINE着うた」(有料プラン)を利用すると、LINEで無料通話(音声通話・ビデオ通話)をかけてきた相手に聞こえる「呼出音」と、かかってきた時の「着信音」として、LINE MUSICで配信されている5000万曲の中から好きな音楽を設定できるようになっています。

呼出音や着信音をカスタマイズしたいユーザーには嬉しい機能ですが、詳しい設定手順は下記の特集を参照してください。

【LINE着うた】好きな音楽を無料通話の「着信音」に設定する方法【LINE MUSIC】
LINEの着信音(通知音)を変更する方法まとめ、オリジナルの設定も可能

LINEの通話を「録音」することはできる?

iPhoneでもAndroidでも、端末の機能やLINEアプリ自体にLINE無料通話の内容を録音する機能は用意されていません。通話の録音を可能とするサードパーティアプリは一部存在しますが、LINEの通話録音への対応を正式に謳い、かつ正常に動作するものはほぼないというのが現状です。

LINE 通話 録音

そうした中で、ICレコーダーとテレフォンピックアップなどの外部機器を利用する方法を駆使することにより、LINE通話の録音がおこなえる場合があります。テレフォンピックアップはインナーイヤー式のマイクロホンで、ICレコーダーのマイク入力に接続し、イヤホンを耳に入れた状態で通話して内容を録音するというものです。

詳しくは、下記の特集を参照してください(Androidスマホにも対応しています)。さらにiPhoneでは、iOS 11以降で画面収録(画面録画/スクリーンレコード)を利用したLINE通話の録音も可能になっています。

LINEの通話を録音する方法まとめ【iPhone/Android】
iPhoneで通話を録音する方法まとめ【アプリ、ICレコーダー+テレフォンピックアップなど】

「通話できない」時のよくある原因と対処法

LINEで無料通話の発信ができない、着信しない、あるいは通話中に切れてしまうという場合、どのような原因が考えられるでしょうか。よくある原因とその対処法を紹介します。

LINEで通話ができない、聞こえない時の対処法まとめ──オーディオの状態や音質が確認できる「テスト通話」機能も紹介

通話の着信許可がオフになっている

何らかの操作により、通話の着信許可の設定がオフになってしまっているケースがあります。

通話着信許可がOFF 着信時の画面表示

この場合、相手が無料通話をかけてくると、画面やトーク上に「~(相手)からの着信がありました。通話の着信許可がOFFになっているため、応答できません」と表示されるだけで、通話を受けることができません。

通話の着信許可 設定 オン

着信を許可するには、LINEの[友だち]タブから[]→[通話]と進み、[通話の着信許可]の設定をオンにします。

ブロックしている/されている

相手をブロックしたり、逆に自分がブロックされていると、無料通話の発信・着信がなされなくなります。

ブロックした側は、相手へ発信できなくなります。相手からの着信も受け付けなくなり、「不在着信」の表示も一切されません。相手に何か応答メッセージが流れるということもありません。

自分がブロックしている場合は、ブロック解除することで再び通話できるようになります。

LINEでブロックを「解除」したらどうなるか──トーク履歴などの変化で相手にバレないのか検証

無料通話 着信中トーク 発信キャンセル 表示

ブロックされた側の画面

一方ブロックされた側は、相手に発信すると呼び出し画面(音)が続きます。発信を止めると、トークには自分が発信キャンセルした表示だけが残ります。

ブロックされた側にとっては、単に相手が電話に出なかったというように感じられるでしょう。

ブロックされていない場合 応答なしブロックされている場合 応答なし

左:ブロックされていない場合右:ブロックされている場合

ただし、通話をキャンセルせず発信したままにして相手が応答しなかった場合、一定時間が経過すると「応答がありません」という画面が表示されますが、Android版LINEではこの画面表示がブロックの有無によって異なる現象が確認されています。

LINEで「ブロック」したら/されたらどうなるか、確認方法の最新まとめ【iPhone/Android】

通信状態がよくない

通話中に切れてしまうという場合、モバイル通信の状態が不安定である可能性があります。自宅などでWi-Fi環境が整っているなら、Wi-Fiに接続しましょう(相手もWi-Fiにつながるなら尚よし)。

もしくは電波のよい場所に移動する、また機内モードをオン・オフするなどで通信をリフレッシュしてみましょう。これだけでも、状況が改善できることがあります。

失敗しない、Wi-Fiルーター(無線LAN親機)の選び方 おすすめ機種も紹介

(相手が)無料通話機能に対応できない

相手が古いバージョンのLINEを使用している場合や、自分を「友だち」に追加していない場合など、相手側の都合で通話ができないケースもあるのでお互いに事前確認が必要です。

また、相手がフィーチャーフォン(ガラケー)版のLINEを利用している場合などは通話ができないため、PC版LINEを利用する方法があります。

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検証したLINEのバージョン:iOS版9.1.0、Android版9.1.1

EDITED BY SORA