LINEビデオ通話ができない・映らないときの原因と対処法

iPhone/Androidスマホ/PCに対応

LINEの友だちやグループの顔を見ながら話せるビデオ通話(テレビ電話)はとても便利ですが、「発信や着信ができない」「通話中に自分や相手の映像や音声が途切れる」といったトラブルに悩まされるケースが少なくないようです。

そこで本記事では、LINEでビデオ通話が「できない」場合と、「映らない・途切れる・聞こえない」場合に分けて、それぞれ考えられる原因と試したい対処法について紹介します。

なお以下の記事では、LINEの「音声通話」ができないトラブルの原因と対処法について詳しく解説しています。音声通話もビデオ通話も、発生するエラーやトラブルの原因は共通するものも多いので、こちらも参考にしてください。

LINEで通話できない? アクセス権限など症状別の対処法【iPhone/Android】LINE通話が聞こえない/相手に声が届かないときに確認すべき3つのこと

ビデオ通話を「発信・着信できない」原因と対処法

原因1:LINEアプリの「通話の着信許可」設定がオフになっている

「○○からの着信がありました。通話の許可がOFFになっているため、応答できません」というメッセージがトークに表示されている場合は、LINEアプリで「通話の着信許可」の設定がオフになっています。

いわゆる“着信拒否”の状態になるので、ビデオ通話の応答画面が立ち上がらず、出ることができません(自分から相手に発信することは可能)。なお、「通話の着信許可」がオフだとビデオ通話のほか、音声通話も着信しなくなります。

以下の通り、設定を変更しましょう。

スマホ版LINE(iOS版/Android版)の設定方法

スマホ版LINEで着信を許可するには、LINEの「ホーム」タブから設定ボタン​→[通話]と進み、「通話の着信許可」の項目をオンにします。これでビデオ通話の着信に出られるようになるはずです。

PC(パソコン)版LINEの設定方法

PC版LINEで着信を許可するには、​ボタンから[設定]をクリックします。

「通話の着信許可」にチェックが入っていなければオフの状態となり、ビデオ通話を着信できません。チェックを入れてオンに切り替えましょう。

原因2:端末のマイク・カメラへのアクセスが許可されていない

LINEのビデオ通話を利用するには、端末の設定でマイクやカメラへのアクセスを許可しなければなりません。

特にAndroidスマホの場合は、一度アクセスを拒否してしまうと次回から「権限がありません」状態になるので注意してください。

iPhoneでカメラ・マイクをオンにする手順

iPhoneの場合、マイクやカメラへのアクセスを許可していない状態でビデオ通話を起動しようとすると、毎回アクセス許可のポップアップが表示されます。

設定アプリから設定する場合は、[LINE]を選択し、「マイク」と「カメラ」をそれぞれオンにしてください。

Androidスマホでカメラ・マイクをオンにする手順

Androidスマホの場合、LINEアプリに「電話の発信と管理」「音声の録音(マイクの使用)」「カメラの使用」のいずれかの権限を許可していない状態だと、「この機能を利用する権限がありません」と表示され、通話機能が利用できなくなってしまいます。

以下の手順で「電話の発信と管理」と「音声の録音(マイクの使用)」「カメラの使用」すべての権限を許可しましょう。

ホーム画面上でアプリを長押しして[ i ]ボタンをタップすると、アプリ情報の画面にアクセスできます。ここで「権限」や「許可」の項目へ進み、マイク・カメラ・電話の発信と管理へのアクセスを許可しましょう。

長押しで[ i ]ボタンが表示されない場合は、端末の「設定」からアプリと通知もしくはアプリへと進み、LINEアプリを選択してください。

PC版LINEでカメラ・マイク・スピーカーをオンにする場合

PC版LINEでは、マイクの利用が許可されていない状態でビデオ通話の発信や応答を試みると、上記のようにエラーが表示されて通話できません。

カメラ・マイク・スピーカーのアクセス権限を許可する手順は、Windows PCとMacでそれぞれ異なります。自身の環境に合わせて確認してください。

Windows PCでの接続確認(Windows 10)
  1. Windowsのスタートから[設定]→[プライバシー]の順に選択
  2. マイクを選択し、「アプリがマイクにアクセスできるようにする」の設定(LINEを含む)をオンにする
  3. カメラを選択し、「アプリがカメラにアクセスできるようにする」の設定(LINEを含む)をオンにする
Macでの接続確認
  1. Macのアップルメニューから[システム環境設定]→[セキュリティとプライバシー]の順に選択
  2. プライバシータブでマイクを選択し、LINEアプリ横のチェックボックスを選択
  3. プライバシータブでカメラを選択し、LINEアプリ横のチェックボックスを選択

原因3:通話相手をブロック中、または友だちリストに未追加

友だちリスト未追加の相手へは、ビデオ通話の発着信ができません。

友だちリスト未追加の相手からビデオ通話の着信があった場合、「○○からの着信がありました。友だち追加後に通話が可能です」のメッセージとともに、着信が拒否される仕組みになっています。

相手と通話したければ、トークルーム上部にある3つのボタンのうち[追加]をタップしましょう。すると友だちリストに追加され、着信が受けられるようになります。

ブロックされている相手の場合は、通話をしても着信しないので常に「応答なし」で終了します。とはいえ、単に忙しかったり着信に気づかなかったりというケースも考えられるので、一概にブロックが原因だとは言いきれません。

しかし、不自然なほど音信不通の状態が続いているなら、ブロックされていることも否めません。以下の記事を参考に、ブロックされていないかチェックしてみましょう。

LINEでブロックされたら起きる7つの現象まとめ【2022年最新版】LINEでブロックされたか確認する4つの方法【2022年最新版】

原因4:LINEアプリのバージョンやデバイスのOSが古い

LINEビデオ通話の推奨環境は、それぞれ以下の通り。デバイスのOSバージョンがこれより古い場合は、ビデオ通話の機能を利用できない可能性があります。

  • iOS 14.0以上
  • Android 7.0以上
  • iPad OS 14.0以上
  • Windows 10以上
  • Mac OS X 10.14以上

また、LINEアプリは月に1〜2回程度アップデートをおこないます。常に最新版にしておくようにしましょう。アップデートしないままでも使うことはできますが、最新版にするほうが動作は安定します。

LINEアプリをアップデートする方法 2022最新版【iPhone/Android】 PC(パソコン)版LINEをアップデートする方法【Windows/Mac/Chrome】

原因5:LINEで不具合・障害が発生している

継続的に上のメッセージが表示される場合は、LINEアプリに一時的な不具合や障害が発生している可能性が考えられます。

実際に、2021年4月にはLINEで大規模な通信障害が発生し「メッセージが送れない」「音声・ビデオ通話が発信できない」などのトラブルが起きました。

LINEの公式サイトやTwitterアカウント(@LINEjp_official)で不具合や障害が起きていないか確認してみましょう。LINE側で障害が発生している場合、ユーザー側からできることはありません。

ビデオ通話が「映らない・途切れる・聞こえない」原因と対処法

原因1:グループ通話の同時接続人数が多すぎる

ビデオ通話は、同時に接続する人数が増えれば増えるほどデータ通信量が多くなり、接続も不安定になりがち。音声や映像が途切れるといったトラブルも起こりやすくなります。

グループビデオ通話の参加人数が多くなると、上の画像のように自動的に音声通話に切り替わってしまうこともあります。モバイルデータ通信や、多数の人が接続する公衆Wi-Fiなどを介してグループビデオ通話をするのはなるべく避けたほうがよいでしょう。

なお、参加人数10人以上の通話では、ビデオをミュートにして音声のみで会話して、必要な時だけビデオ通話に切り替えるのもおすすめです。

LINEでグループ通話をする方法 始め方や招待、切り方まで【iPhone/Android/PC】

原因2:カメラやマイクがオフ(ミュート)になっている

ビデオ通話中、画面の下にある[マイクをオフ]や[カメラをオフ]をタップするとカメラやマイクがミュート状態になり、こちらの音声や映像が相手に届かなくなります。

逆に、相手のカメラやマイクがミュート状態だと、相手の映像や音声が一切届きません。ミュート状態では、音声だけでなくノイズや環境音なども一切聞こえなくなります。通話中に不自然なほど静かになったら、相手がなにかの拍子にミュートボタンに触れてしまった可能性が高いでしょう。

原因3:画面が真っ暗な時は「端末の動画コーデックを使用」をオフにする(Android)

Android版LINEでビデオ通話の画面が真っ暗になってしまったり、正常に映らない時は、「端末の動画コーデックを使用」の設定を確認してみてください。

「ホーム」タブの設定ボタン​→[通話]→[通話の詳細設定]と進みます。「端末の動画コーデックを使用」がオンになっていたら、オフにしてもう一度ビデオ通話をやり直してみてください(必要に応じて端末の再起動も)。これでビデオ通話の画面が正常に映る可能性があります。

なお、「端末の動画コーデックを使用」の設定はAndroid版LINEのみ設定可能です(iOS版LINEでは設定不可)。

原因4:PC版LINEでビデオ通話が映らない時は設定を確認する

PC版LINEでビデオ通話の画面が映らない・聞こえない時などは、通話設定を確認してみてください。

たとえば「マイク」であれば、「システム設定と同じ」または「内蔵マイク」のどちらかを選択できます。PC本体の設定内容によって状況は異なりますが、この設定を変更することで映らない・聞こえないなどの問題が解消するケースもあります。

PC(パソコン)版LINEで音声通話・ビデオ通話する方法

原因5:インターネット通信環境(電波)が悪い

ビデオ通話の映像や音声の質は、インターネット環境(速度や安定性)に大きく左右されます。

調子が悪いと感じたらまずは通信状態を確認し、電波が悪い場合は移動するか、機内モードをオン・オフするなどで通信をリフレッシュしてみましょう。これだけで改善することも多いものです。

自宅のWi-Fi接続時に動作が遅くなった場合は、Wi-Fiルーターなどに問題があるケースも考えられます。メールやチャットの送受信、サイト閲覧などでは問題がなかったとしても、常に多くのデータをやりとりするビデオ通話は影響を受けやすいといえるでしょう。

以下の記事を参考に、古いWi-Fiルーターを利用していたり、1台の親機に多数のデバイスが接続していたり、といったことがないかチェックしてください。

バッファローに訊いた、Wi-Fiルーターが「つながらない」「遅い」時のよくある原因と対処法

また、有線LANはWi-Fiに比べて接続が安定しているので、有線LANにパソコンに繋いでPC版LINEアプリ(Windows/Mac)を使うのもひとつの手です。

原因6:スマホ自体の動きが重くなっている

ビデオ通話は常に多くのデータをやりとりするため、端末の状態やスペックによっては正常に動かない可能性があります。

まずは、端末を再起動する、端末のキャッシュを削除する、他のアプリを停止するといった基本的な対処法を試してみましょう。それでも変化がない場合は、不要な画像やアプリを削除してストレージ容量の空きを確保してみてください。

また、外見を補正するエフェクト機能や、バーチャル背景機能などを使用すると、端末への負荷が増す可能性があります。少しでも動作を軽くしたい場合は、これらの機能は使わないことをおすすめします。

LINEが「重い」「遅い」ときに試したい7つの解消法【iPhone/Android】

原因7:イヤホンやヘッドセットなど外部機器の問題

端末がBluetooth接続のイヤホンやヘッドホンとペアリングした状態になっていると、端末の内蔵スピーカーから音が出なかったり、本体のマイクを使用しての通話ができなかったりといった現象が起こる可能性があります。

iPhoneの場合

Androidスマホの場合

端末のスピーカーとマイクでビデオ通話をしたい場合は、外部機器と端末のBluetooth接続を切りましょう。

iPhone、Androidスマホともに、画面を上から下にスワイプすると表示されるパネル(コントロールパネル/クイック設定パネル)から、それぞれBluetoothのオン/オフを切り替えることができます。

一方、イヤホンやヘッドセットを介してビデオ通話をしたい場合は、正しく接続されているかをチェック。イヤホンジャック部分が汚れたり、異物が入っていたりしないかも確認してみてください。

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