【インスタグラム】ストーリーのおしゃれ加工テク12選
Instagramの「ストーリー」では、旅行先やイベントで撮影した写真や動画をリアルタイムで投稿して楽しめます。文字入れやスタンプ、位置調整など、自由に編集できるのもストーリーの魅力です。
本記事では、そんなインスタのストーリーをさらにかわいく、おしゃれにする加工テクニックを紹介します。コラージュや文字のグラデーション、ストーリーならではの撮影モード、専用アプリを使った加工ワザなど、多彩に取り揃えました。
写真や動画にひと手間加えるだけで抜群にかわいい簡単加工
ストーリー投稿に選んだ写真や動画をそのまま投稿する前に、ちょっとした加工テクを使ってより可愛くておしゃれなストーリーを作ってみましょう。まずは、簡単にトライできる加工テクニックを集めました。
2枚以上の写真(動画)をコラージュしてアルバム風に
1つのストーリーに複数の写真や動画をコラージュして楽しむ方法を紹介します。iOS版インスタグラムとAndroid版インスタグラムでコラージュ方法が異なります。
iPhone版インスタグラムの場合
まず、インスタグラムのストーリー作成画面で、1枚写真を選択します。その状態で画面右上の顔マークからスタンプメニューを表示させ、コラージュボタンを選択します。
端末のアルバムが表示されたら、好きな写真や動画を1つ選択します。さらにコラージュ枚数を増やす場合は、もう一度コラージュボタンから写真や動画を選択してください。
コラージュした写真や動画をタップすると、角のデザインが変えられるようになります。

Android版インスタグラムの場合
Android端末では、インスタグラムの「レイアウト」機能を使ったコラージュ方法が実用的です。
ストーリー作成画面のメニューから[レイアウト]を選択してください。レイアウトデザインの部分をタップすると、最大6枚の写真・画像をコラージュできるデザイン一覧が表示されるので、そこから好みのレイアウトをタップします。
左下の写真追加ボタンから端末のアルバム内にある写真・画像を選択するか、真ん中のレイアウトボタン(シャッターボタン)をタップして写真撮影をすると、上(左上)から順番にレイアウトスペースが埋まっていきます。
写真がレイアウトできたら[✓]ボタンをタップし、拡大・縮小や位置調整、文字入れなどをおこなってください。
【インスタグラム】ストーリーに「レイアウト」機能が追加、複数枚コラージュが簡単に
背景の塗りつぶしでベースカラーを統一
ストーリーでは、選択した写真や動画の色彩に引きづられて背景色が適用されます。この背景を自分の好きな色で塗りつぶす裏技を紹介します。
ちなみに、Android版インスタグラムでも背景の単色塗りは可能ですが、塗りつぶし後に写真の反映ができません。そのため、iPhone版インスタグラム限定の加工方法として紹介しています。
ストーリー作成画面で、写真を任意で1枚選び、右上のメニューから手書きアイコンをタップします。
手書きペンは、左からノーマル、矢印ペン、マーカー、ネオンの3種類が用意されています。ノーマル・矢印・ネオンを選択すると単色のベタ塗りになり、マーカーを選ぶと半透明の単色塗りになります。
ペンを選んだら、画面下のカラーパレットから一色をタップし、画面を長押しすると、画面全体がその色で塗りつぶされます。
前述したコラージュの方法と同じ手順で、ストーリーのコラージュスタンプから好きな写真や動画を選択すれば完成です。

動くアニメーションスタンプ「GIF」がかわいい
ストーリーの「GIFスタンプ」では、検索キーワードなどに基づいた“動くスタンプ”が利用できます。
個性的なキャラクターからハートや星などのシンプルな記号まで揃うGIFスタンプの中でも、特におすすめしたいのがストーリー全体をデザインする「素材」となるようなスタンプです。
具体的には、「吹き出し」や「矢印」を使って文字入力をしたり、「キラキラ」や「雪」などを拡大させてストーリー全体の背景や枠にしたりする加工です。
左上の画像のように、文字とGIFスタンプをうまく組み合わせると、手の込んだデザインが施されたようなストーリーが簡単に作成できます。右上の画像では、細かい雪のGIFスタンプを画面いっぱいに拡大し、写真以外の余白部分にも動きを出しました。
GIFスタンプの組み合わせや工夫次第で、ストーリーがより一層目を引くものになるでしょう。
ワンタップで完了、背景にキラキラやフレームをつけて楽しむ
選択した写真や動画をそのまま投稿する前に、エフェクトを追加してみてはどうでしょうか。レトロな加工やキラキラなどが投稿に反映され、ワンタップでストーリーの雰囲気を変えてくれます。
写真や動画を選択した後、画面右上の丸い顔マークをタップしてください。
画面下に表示されるボタン(右方向にスライドできる)をタップすると、当該写真・動画にエフェクトが反映されます。写真や動画の雰囲気に合わせてエフェクトを変更してみてください。

種類豊富なフォントや手書き文字にもひと工夫プラス
ストーリーの楽しみ方のひとつが、フォントや手書き文字を使った入力です。ここでは、フォントや手書き文字に関連する加工テクニックを紹介していきます。
虹色グラデーション文字でポップな仕上がりに
ストーリーで入力した文字を、きれいな虹色にグラデーション加工する方法です。
ストーリー編集画面で入力した文字をダブルタップし、選択バーを表示させます。バーを両方から上手く寄せるように1文字だけ選択してください。
そのままカラーパレットに表示された順で色をつけていきます。1文字ずつ選択バーをずらし、カラーパレットに沿って色を変えていけば、きれいな虹色グラデーションになるはずです。

消しゴムを利用した手書き加工
ストーリーの文字入力で用意されている「消しゴム」を使って、手書き風の加工をする方法です。あらかじめ写真を選択した上で背景の塗りつぶしを施し、スクラッチのように画面を消しゴムで消す、という流れでおこないます。
ベースの写真を選んだら、右上の手書きアイコンをタップします。ペンと色を選択したら、画面を長押しで背景を塗りつぶします。
筆者のおすすめは「マーカー」です。マーカーを使うと半透明の背景塗りつぶしができるため、最初に選択した写真の位置やくり抜きたい部分がよく見えます。
塗りつぶしができたら、一番右にある「消しゴム」をタップします。消しゴムの太さは、左のバーを調整して変更してください。塗りつぶした背景を消しゴムでくり抜けば完成です。
ストーリーで使える撮影モードを使いこなす
ストーリーには、さまざまな撮影モードが用意されています。撮影するだけでちょっとしたアニメーションのように加工できる「SUPERZOOM(スーパーズーム)」や「BOOMERANG(ブーメラン)」はもちろん、エフェクトを利用した撮影も可能です。
ストーリーオリジナルのズーム撮影
被写体に向かってズームしながら撮影する「SUPERZOOM(スーパーズーム)」の使い方を紹介します。
ストーリーの作成画面のメニューから[SUPERZOOM]を選びます。画面下に[ハート]や[炎]などのアイコンが表示されるので、右へスクロールして好きな加工を選びましょう。
左:「サプライズ」右:「テレビ番組」
被写体が画面に入るようにカメラを向け、シャッターボタンを長押ししてください。
ズームとともに、選んだアニメーションパターンで撮影が始まります。シャッターボタンから指を離せば、撮影が終了します。そのままストーリーを投稿しましょう。
早送り&巻き戻し撮影「ブーメラン」
早送りと巻き戻しを繰り返す加工ができる「BOOMERANG(ブーメラン)」の撮影方法を紹介します。
ストーリーの作成画面のメニューから[BOOMERANG]を選びます。シャッターボタンを長押しすると、すぐに撮影が始まります。
ブーメランの撮影可能時間は約2秒と短いため、できるだけ素早くオーバーに動くのがコツです。撮影が終了すると、自動で動画の早送り&巻き戻しが繰り返されます。
ブーメランのシャッターボタンを右へスクロールすると、数種類のエフェクトボタンが用意されています。
季節感のあるフレームや、ゴージャスに見せてくれる背景などのエフェクトを使って撮影すれば、ノーマルなブーメラン加工をより華やかにしてくれるでしょう。
エフェクトを使えば映える写真・動画が撮れる
ストーリーのリアルタイム撮影では、さまざまなエフェクトやフィルターが使えます。
ストーリー作成画面下部にあるエフェクトボタンをタップした状態で撮影すればOK。ARを利用して、かわいいキャラクターを画面に登場させたり、キラキラや雪を降らせたりと、ユニークな加工が楽しめます。

こだわり派にはストーリー加工アプリがおすすめ
おしゃれなフレームデザインやアニメーションテンプレートなどが利用できる、おすすめのストーリー加工アプリを3つセレクトしました。
センスの光るテンプレートが豊富な「Unfold」
アプリ「Unfold」では、洗練されたストーリー専用のテンプレートが利用可能です。有料版でしか使えないテンプレートも含まれていますが、無料版でも十分おしゃれでモダンなデザインが揃っています。
アプリを開き、[+]ボタンをタップすると、ストーリー専用テンプレートが表示されます。シンプルなものから、文字入れが可能なデザイン、最大9枚まで写真を選べるテンプレートなど、好きなものを選びましょう。
左:写真は拡大・縮小できる中:背景に色をつけると雰囲気が変わる右:文字入れも可能
テンプレートの枠に写真を当てはめます。写真同士の位置調整や、フレーム内での拡大・縮小、ストーリー全体の背景着色など、自在にストーリーをカスタマイズして楽しめます。
右上のダウンロードボタンから[Instagram]をタップすると、自動的にインスタグラムのストーリー作成画面へと遷移するので、そのまま投稿してください。
ストーリーをアニメーション風に加工できる「Mojo」
アプリ「Mojo」を使うと、写真や動画に動きをプラスしてスライドショーのようなストーリーが仕上がります。
アプリを開き、上に表示された「ミニマル」「グリッチ」などのメニューを切り替え、好きなテンプレートを選びます。ドラマチックなものからポップなものまで、クオリティの高いデザインが用意されています。
テンプレートを選び、画像や動画を当てはめてください。左下の筆マークから、文字の入力や背景色の選択など細かい設定を施し、最後に右上の[保存]をタップします。
[あなたのストーリー]を選択するとInstagramアプリのストーリー作成画面へ遷移するので、投稿をおこないましょう。
いろんな種類のフォントを使いたいなら「Phonto!」
インスタグラムのストーリーで文字入力時に利用できるフォントは5種類です。もっといろんな字体を使いたい人には、アプリ「Phonto」がおすすめ。200種類以上のフォントが用意されています。
アルファベットはもちろん、日本語にも対応しています。文字を入力したら、[フォント]からさまざまな種類の文字を試してみてください。
文字の色や位置、大きさなどの調整が済んだら、右下の共有ボタンから[画像を保存]をタップします。[Instagram]をタップしてしまうと、フィード投稿作成画面へ遷移してしまうため注意してください。
Instagramアプリを開き、ストーリー作成画面で加工済みの画像を選択します。
端末のアルバムで最新の位置に保存した画像がない場合、写真を撮影した時点のところまでスクロールして戻ると、加工済みの画像が見つかるはずです。そのまま位置や大小などを決め、ストーリーへ投稿してください。

検証したInstagramのバージョン:iOS版169.0.0.21.133、Android版169.1.0.29.135