Instagramの加工テクニック「文字入れ」。おしゃれ&かわいいフォントを使って写真に文字入れするには、専用アプリを使うのがおすすめです。トレンドの無造作な手書きスタイルのひらがなや、被写体に合わせてカーブするように配置した文字などを使った画像も、専用アプリを使えば簡単に作成できるはずです。



アプリでさまざまな文字入れ加工が楽しめる
この記事では、初心者でも使える定番の文字入れアプリから、デザインに凝りたいユーザーも満足できる本格的な加工アプリまで、おすすめアプリ4本を使い方とともに紹介します。
【PicsArt】文字入れはもちろん、アート風加工に強いアプリ


サブスクリプションの画面で左上の「×」ボタンをタップすると無料で使える
「Picsart(ピックスアート)」では、文字入れのほかに吹き出し文字、アートなエフェクトやレイヤーの追加、手書き加工なども楽しめます。
サブスクリプション画面が表示されたら、画面左上の[×]ボタンをタップすれば無料版での使用が可能です。
吹き出しを使った文字入力もできる「PicsArt」の使い方


アプリを開いたら画面下の[+]ボタンをタップし、端末のアルバムから加工したい写真を読み込みます。続いて、画面下の[テキスト]から好きな文字を入力します。



文字を入力したら、好きなフォントに変更していきましょう。画面下の[フォント]を選択後、すぐ左上にある上ボタンをタップするとフォント一覧が表示されます。
フォントの横に王冠マークがあるものは、有料版で利用できる書体となります。ここでは「からかぜ」という大人っぽい手書き風のフォントを選びました。
文字は画面下の[色]ボタンでカラー変更なども可能。設定した右上の[適用]をタップしてください。


画面下のメニューを左スワイプすると表示される[吹き出し]では、おしゃれな吹き出しに好きな言葉を入力したスタンプが簡単に作成できます。写真のアクセントにもなるので、ぜひ使ってみてください。
アートなエフェクトやスタンプを使う


画面したのメニューにある[エフェクト]では、ぼかしやモノクロ、ノイズ系やカラー系のフィルターなどの加工が画像に施せます。



メニューの[ブラシ]は、キラキラやお花、星などをシールスタンプのように指でなぞって反映させる機能です。自分で好きな位置に、好きなだけ模様を追加できます。
フィードやストーリーのサイズに簡単トリミング


インスタ用の投稿を作るなら、フィードやストーリーのサイズにトリミングできる機能を使うのがおすすめ。
メニューにある[ツール]から[切り抜き]を選択したら、[フィード]や[ストーリー]など希望のサイズをタップしてください。自動的に適応サイズにトリミングしてくれます。
【Phonto】文字入れ加工の定番アプリ


アプリ「Phonto」
「Phonto(フォント)」は文字入れに特化した画像加工アプリで、200種類以上のフォントが利用可能です。そのうち、日本語フォントも30種類以上と豊富に用意されています。
日本語フォントにも対応する「Phonto」の使い方



アプリを開いたら画面下のカメラボタンをタップし、[写真アルバム]から加工したい写真を選択します。


フィルターの設定画面に遷移したら、好きなものを選び[完了]をタップ。次の画面で、読み込んだ画像の上をどこでもいいのでタップすると[文字を追加]のボタンが出てきます。ここを選択して、テキストを入力しましょう。


画面下の[フォント]をタップすると、好きな書体に変換できるようになります。日本語フォント一覧は、画面右下の[日本語]タブに切り替えて展開してください。
文字スタイル(カーブや透過文字など)の変更もできる


入力したテキストを再度タップすると、フォントの変更や色・サイズ・傾きなどの変更メニューが表示されます。
[スタイル]→[背景]の選択では、右の画像のように文字の背景を色の塗りつぶしでつけることが可能です(透明度なども調整できます)。


メニューを左方向へスワイプすると表示される[カーブ]は、入力した文字を最大で360度までカーブさせる機能です。被写体に合わせて文字をカーブさせるといった使い方ができます。
フィード投稿に便利、正方形トリミングも簡単


Instagramのフィード投稿に便利な正方形トリミングも、Phontoアプリなら簡単です。
画面左下のメニューボタン
から[正方形化]を選んだら、位置調整やフィットスタイル(画面下の矢印ボタン)を調整してください。あとは[完了]ボタンをタップでOKです。【Canva】細かい文字位置調整が自在&テンプレートも豊富


アプリ「Canva(キャンバ)」は、インスタグラムの投稿はもちろん、ロゴ、ポスター、名刺、招待状などのデザインを作成・加工できるアプリです。
スマホ・PCの両方で作成できる「Canva」の使い方
Canvaの魅力は、無料で自由度の高い加工ができること。おしゃれなフォントはもちろん、素材やテンプレートが充実しています。スマホとPC、どちらの環境でも作業ができるのもポイントです(ここではスマホで使用しました)。



Canvaを開き、右下の[+]ボタンをタップ。続いて「Instagramの投稿」あるいは「ストーリー」など、作成の用途に合わせてサイズを選びます。
設定できたら、画面下の「カメラロール」から加工したい写真・画像を選択してください。



次に画面下の[+]→[テキスト]で画面上部の[見出しを追加]をタップします。画像の上にテキストが表示されるので、タップして好きな文字を入力してください。
続いて画面下の[フォント]を選択すると、文字を好きな書体に変更できます。フォントの横に王冠マークがついているものは、有料版でのみ開放されます。
ストーリー、フィード専用のテンプレートが使える



Canvaにはデザイン性が高いテンプレートが揃っているので、それらを活用して投稿を作るのもいいでしょう。
画面右下の[+]ボタンから[Instagramの投稿]や[ストーリー]を選択すると、それぞれの投稿サイズに合ったテンプレ一覧が表示されます。



テンプレの画像を自分の写真に置き換えたり、不要な要素を削除したりすれば、元のデザインを活かした投稿が作れます。


テキスト部分はタップで編集が可能です。フォントや位置などはそのままに、文字だけ打ち替えるといいでしょう。
フォントや写真の位置を上下左右に微調整


スマホアプリ版Canvaを利用するとき、指で文字や写真の位置を調整するのには限界があります。そこで便利なのが「微調整」機能です。
動かしたい要素(フォント部分や画像など)をタップした状態で、画面下の[微調整]メニューを選択。あとは、表示された上下左右の矢印で好きな方向に少しずつ位置をずらしていくだけ。全体のバランスを整えるのに役立ちます。
【PhotoDirector】かわいい文字入力、コラージュ、フィルター加工まで


サブスクリプション画面で[<]戻るを選択すれば無料版が使用可能
アプリ「PhotoDirector」は、文字入れ加工だけではなく、コラージュや背景加工にも対応しています。アプリを開くと、サブスクリプション画面に切り替わりますが、画面左上の[<]戻るボタンをタップすれば無料版のまま使用可能です。
個性的な日本語フォントが光る「PhotoDirector」の使い方



ホーム画面の[編集]を選択し、加工したい画像を端末のアルバムから読み込みます。続いて画面下の[テキスト]をタップしてください。
テキストは2タイプあります。シンプルにテキストを入力する場合は[テキスト]を、吹き出しやハートなどの囲みを追加したい場合は[テキスト吹き出し]を選んでください。今回は、[テキスト吹き出し]からハートのデザイン吹き出しを選んでみました。



テキスト部分をタップすると、文字の編集ができるようになります。好きな文字を入力後、画面下の[フォント]から書体を変更してください。フォント左側に「Try」の印がないものなら、無料版で自由に使えます。
複数の画像をコラージュできる、おしゃれなテンプレ


PhotoDirectorでは、複数の画像を1つのテンプレートにまとめて配置できます。シンプルな文字入れ加工だけではなく、ストーリー投稿にもぴったりなテンプレートを使ってコラージュ加工もできるというわけです。
ホーム画面にある[コラージュ]ボタンから好きなテンプレートをタップし、コラージュしたい画像を複数選べば自動で配置されます。
おしゃれなカラーフィルターは濃度調節も可能



画面下のメニューから[エフェクト]をタップすると、さまざまな種類のエフェクト一覧が表示されます。
おすすめは「ルック」機能。おしゃれなフィルターの種類も豊富で、簡単に濃度調整もできます。投稿の雰囲気を決めるフィルター加工までPhotoDirectorアプリで完結できるため、重宝するでしょう。