インスタやTwitterなどSNSに写真をアップしたいのに、「顔があんまり盛れなかった」ときや「顔出しするのは抵抗がある」というケースは多いでしょう。そこで便利なのが「顔隠し加工」です。
スタンプや文字などを使って顔を隠せるだけでなく、あえて隠すことによっておしゃれでかわいい写真や、目を引く個性的な一枚に仕上げることができます。

油絵風モザイクで顔隠し

手ブレで顔隠し

手書きの線で目隠し
絵の具を塗ったような油絵風モザイク、あえて写真をブレさせた加工を使った顔隠し、手書きの線で目隠しするような加工がおしゃれで人気が高くなっています。
本記事では、インスタのストーリーやiPhone・Androidスマホの無料アプリを使ってできる、顔隠し加工のテクニック25種類を紹介。それぞれ実際のやり方もわかりやすく解説しています。
おしゃれに顔隠し加工
おしゃれに顔隠しできる加工テクを紹介します。
絵の具で塗ったような油絵風モザイク

絵の具で顔を塗ったような加工で、おしゃれに顔を隠せます。使うアプリは「Camera360」です。

Camera360のアプリを起動して「編集」タブを開いたら、端末のアルバムから加工したい写真を選びます。

「創意」タブから[モザイク]をタップしてください。


表示されたメニューの中から好きなモザイクを選び、顔を塗りつぶします。右下の[✔︎]ボタンで編集を保存し、最後に右上の[保存]を押せば端末のアルバムに画像がダウンロードされます。


他にも「創意」タブから[ステッカー]をタップすると、クレヨンっぽいステッカーや水彩絵の具のようなステッカーでかわいく加工することも可能です。
不思議なぐるぐる渦巻き・波紋
ぐるぐるとした渦巻きや波紋で顔を隠した写真は、SNSでもよく見かける人気の加工です。渦巻きや波紋加工をするには、「PicsArt」というアプリを使います。
ぐるぐる渦巻き加工

まずはぐるぐるとした渦巻きで顔を隠す加工の方法です。

PicsArtのアプリを起動し、[+]ボタンをタップしたら、編集したい画像を選んでください。

画像の編集画面に移動するので、画面下の「ツール」タブから[伸縮]ボタンをタップします。


[渦巻き 左回り]または[渦巻き 右回り]のどちらか好きな方を選び、画像の顔部分を長押しすると、自動で渦巻きが生成されます。
加工できたら画面右上の[適用]→[次へ]と進みます。


画面下の[保存]をタップし、[写真をダウンロード]を選択すれば、加工した画像が端末のアルバムに保存できます。
波紋加工

続いては、水面に広がるような波紋を写真に追加するやり方を説明します。
ぐるぐる渦巻きの加工とも少し印象が変わるので、気分に合わせて使い分けてみてもいいでしょう。

アプリを開いて「+」ボタンをタップし、加工する画像を選んだら編集画面に移動します。次に画面下部の[エフェクト]ボタンを押してください。

「ゆがみ」タブから[波紋]を選択します。


もう一度[波紋]をタップすると、波紋の大きさなどを調整できるバーが出現するので、好みの大きさに合わせます。編集が終わったら画面右上の[適用]→[次へ]を押してください。あとは画面の案内に従って保存すればOKです。
色鉛筆風モザイクで顔隠し

色えんぴつで顔を隠したようなモザイクができるのは「EPIK」アプリです。
加工手順は以下の通りです。


アプリを開いて[モザイク]をタップします。編集する画像を選ぶと、編集画面に遷移します。
好きなモザイクを選び、隠したい箇所を塗りつぶせば完成です。右下の[✓]ボタンで編集内容を保存しましょう。

最後に画面右上のダウンロードボタン
を押すと、画像が端末のアルバムに保存されます。量産型のゆるふわハートスタンプ

量産型女子におすすめのゆるふわ系のハートスタンプも、「Picsart」のアプリで使えます。


Picsartのアプリを開いたら、[ステッカー]を選び、検索窓で「顔隠し 量産型 ハート」などのキーワードで検索しましょう。

好きなスタンプを選んで、サイズや位置を調整すれば完成です。
ぷくっとしたウサギのかわいいスタンプ

ぷっくりしたウサギのスタンプを顔隠しに使うことで、写真全体がかわいらしい雰囲気になります。
この加工はEPIKアプリを使っています。


アプリを開いて[編集する]をタップし、加工する画像を選びます。編集画面に移動するので[ステッカー]を押してください。



さまざまなステッカーが選べるようになっています。ウサギのアイコンをタップすると、上の画像のようなぷっくりかわいらしいステッカーが使えます。
ステッカーはサイズ・位置・角度などを調節できます。顔がうまく隠れるように配置すれば完成です。最後に右上のダウンロードボタン
で、加工した画像をスマホにダウンロードしましょう。あえての手ブレフォトがエモい

あえて手ブレさせたような加工をすると、自然に顔をぼかすことができ、おしゃれでエモい写真に仕上がります。加工アプリは「SNOW」を使います。


SNOWアプリで加工したい画像を選んだら、編集画面で[エフェクト]をタップ。タブを「ブラー」に切り替えると、手ブレ加工専用のエフェクトが一覧表示されます。
その中から好きなエフェクトをタップすればOKです。今回は顔を自動で認識して部分的にブレさせることができる「Blur 11」を選択しています。その他にも、写真全体をブレさせるエフェクトなどもあるので、いろいろ試してみてください。
メッセージ代わりにミュージックスタンプ


インスタストーリーのミュージックスタンプで顔隠しする方法です。曲名をメッセージ代わりに使ったり、その時の気持ちを表現したりするのに使えます。


インスタのストーリー作成画面を開いたら、右上のニコちゃんマークをタップし、[ミュージック]を押します。


顔隠しに使うための音楽を選び、曲名がわかる細長いスタンプに切り替えます。右上の[完了]ボタンを押して、スタンプで顔が隠れるように位置を調整したら完成です。
そのままストーリーを投稿してもいいですし、ストーリー編集画面をスクリーンショットで撮影すれば、通常のフィード投稿にも使えます。
絵文字・記号で顔隠し加工
絵文字や記号で顔隠し加工する方法を紹介します。
キュートなニコちゃんマーク

白いニコちゃんマーク「☺︎」でキュートな顔隠し加工をする方法を解説します。


インスタストーリーの編集画面右上にある[Aa]をタップし、キーボードで「にこ」などと入力すると候補に「☺︎」マークが表示されるので、それをタップします。

あとはマークのサイズを調整し、顔の上に配置すれば完成です。
丸などの記号でシンプルに


シンプルに白丸だけで顔を隠す方法もおすすめです。「まる」などのキーワードで記号を検索すれば白丸の絵文字を見つけられます。
目元にぼかし+顔文字

目元にぼかしを入れて、その上にかわいい顔文字をのせた顔隠し加工です。写真にぼかし+顔文字をつけるのは手間がかかる作業に見えますが、「SNOW」アプリを使えばとても簡単に作れます。


SNOWアプリの写真編集画面で、[スタンプ]を押し、「顔隠し」タブの右端にあるスタンプをタップします。
すると、写真の中の顔を自動で判別し、目元にぼかし+顔文字が付きます。

サムネイルをタップすることで、顔文字を別のものに切り替えることも可能です。
キラキラ&ガーリーな飾り線

流行りのキラキラな飾り線を使ったかわいい顔隠し加工です。キラキラのラインは「みんなの顔文字辞典」のアプリでコピーできます。


アプリの検索ボタンを押して「ライン」と検索すると、キラキラやハートの飾り線が表示されます。使いたい飾り線をタップするとコピーされます。


続いてインスタのストーリー編集画面を開き、[Aa]をタップします。先ほどコピーした飾り線を[ペースト]しましょう。

目元が隠れるように飾り線を配置・サイズ調整します。飾り線だけで使うのもかわいいですが、間に半角のカタカナで名前を入れるのも今のトレンド。最後にメニューボタン
から[保存する]を押せば画像が端末内に保存されます。バリエーション豊富な絵文字


絵文字を使った顔隠し加工なら、サングラスやハート、花、リボン、フルーツなど、組み合わせのバリエーションは豊富にあります。この加工方法も、テキスト入力で絵文字を検索し、顔に配置するだけです。
インスタストーリーの絵文字スライダー

インスタのストーリーで使える「絵文字スライダー」で顔隠しするのもおすすめです。


インスタストーリーの編集画面を開いて、右上のニコちゃんマークをタップし、メニューの中から絵文字スライダーを選択します、


「質問を投稿…」の欄に、自由に言葉を入力します。その下で表示されている絵文字の中から好きなものを選択しましょう。右端にある[+]ボタンを押すと、絵文字の一覧画面が表示されるので、その中から選ぶことも可能です。
最後に被写体の顔が隠れるように、絵文字スライダーの位置とサイズを調節してください。
名前やユーザーネームで顔隠し加工
インスタのユーザーネーム(アカウント名)や名前で顔隠し加工する方法を紹介します。
定番のユーザーネーム

目が隠れるようにインスタのユーザーネームを貼る定番の加工方法です。


Instagramアプリのストーリーで加工したい画像を開き、[Aa]を押して、好きなフォントで被写体のユーザーネーム(@◯◯◯◯◯◯◯)を入力。あるいは「@メンション」から検索することも可能です。

ユーザーネームを目の位置に動かして、サイズを調整したら完成です。画面右上のメニューボタン
から[保存する]をタップしましょう。インスタのタグ付け

インスタの「タグ付け」機能を利用した顔隠し加工のテクニックです。


インスタの新規投稿画面で[タグ付け]をタップし、自分や友達のユーザーネームで顔を隠すように配置しましょう。
あとはその画面をスクショして利用すればOKです。
テキストで名前やメッセージを入力

インスタストーリーで名前やメッセージを入力して、その文字で顔隠しする方法です。


ストーリーの編集画面で[Aa]ボタンをタップし、好きな文字を入力します。あとはその文字を被写体の目元に重ねればOKです。


2人以上で撮影した写真であれば、それぞれの名前を顔の上に重ねたり、メッセージなど少し長い文章で顔を隠したりするのもおすすめです。
イニシャルのステッカー

イニシャルのステッカーや文字を入力して顔を隠す方法もあります。アプリは「Picsart」を使うのが簡単です。

アプリの画像編集画面で[ステッカー]を選択します。


イニシャルのアルファベットを、画面上部の検索窓で検索し、好みのステッカーを選んで顔の部分に配置すれば完成です。
同じ系統色のステッカーで揃えてもかわいいですし、逆にカラフルなステッカーを貼ってもポップな仕上がりになります。
手書きペンで顔隠し加工
インスタのストーリー編集画面で使えるペン機能も顔を隠すのにぴったりです。ペンで描くのが苦手な人は加工アプリのエフェクトを使えば一発でおしゃれな加工が作れます。
ラフに落書き

ペンで顔の部分をラフに落書きしたような加工でも、雰囲気が出ておしゃれになります。この画像はインスタのストーリーで作りました。


インスタのストーリー編集画面を開き、メニューボタン
→[落書き]をタップします。ペンと色を選んで自由に線を描きましょう。ネオンペンでハートを描く

インスタストーリーのネオンペン(右から2番目のペン)でハートを描くと、顔出しするのが苦手な人でもかわいく加工できます。
手書き風の加工がワンタップで作れるテンプレート

自分で手書きするのが苦手・面倒だという人には、EPIKアプリのテンプレートがおすすめです。画像全体のぼかしやハート、目隠しの線もワンタップでそのまま自分の画像に使えるので、加工が簡単です。


EPIKアプリの「テンプレート」タブを開き、画面上の検索窓で「Waku」と入力して検索すると、テンプレートが表示されます。[使用する]を押して、加工する画像を選んでください。


あとは目隠し用の線とハートをそれぞれ好きな位置やサイズ、角度に調整すれば完成です。右上のダウンロードボタン
で画像をスマホに保存しましょう。おもしろ系の顔隠し加工
かわいすぎない加工がしたい人や、インパクトのある写真にしたい人、ちょっとふざけた感じの写真に仕上げたい人におすすめの個性的な顔隠し加工を紹介します。
目と口が大きくなるインスタのエフェクト

目と口が大きくなる加工は元の顔がわからなくなるので、顔隠し加工としてもよく使われています。
加工にはインスタのエフェクトを使うのが簡単です。エフェクトを事前に保存しておくと、端末のアルバムに入っている画像に後からでも加工を施せるようになって便利です。


インスタのストーリー作成画面で、エフェクトリストを一番左にスワイプします。エフェクトギャラリーを開いて検索ボタン
を押してください。

検索窓で「BIG MOOD」と入力しましょう。検索結果画面からBIG MOODを選択し、画面下の保存ボタンをタップします。
これで使いたい時にすぐエフェクトを呼び出すことができ、端末のアルバムに入っている写真に後からエフェクトを付けることも可能になります。


ストーリー編集画面で加工したい写真を選び、エフェクトボタンをタップします。エフェクトリストから「BIG MOOD」を押せば、写真の人物の目と口が大きくデフォルメされます。
かわいい動物になれちゃうインスタのエフェクト

顔の部分をかわいいイヌに変えられる

カップが頭に乗ったネコのバージョンもある
顔の部分が自動でかわいいイヌやネコに変わる、インスタでトレンドのエフェクトです。撮影済みの写真に後付け加工はできませんが、ストーリーのカメラを使ってその場で撮影するときにエフェクトを適用できます。
上の画像のエフェクトはどちらも同じ作成者で、「21decz」さんの名前でエフェクトを検索すると表示されます。エフェクトの検索方法や保存方法は前述のやり方と変わりません。
ディズニー風フェイスに変身

SNOWアプリには、ディズニーキャラクター風の顔に変身できるスタンプがあります。顔がいまいち盛れなかったときでも、この加工なら誰でも憧れのプリンセス・プリンスになれそうです。

SNOWアプリの編集画面で[スタンプ]をタップします。

「Cartoon」タブに切り替えると、ディズニーキャラクター風のフェイスがいくつかあるので、好きなものを選べば完成です。
表情多彩なミー文字

iPhoneユーザーで、かつiOS 12以降であれば利用できる「ミー文字」を顔を隠すための加工に活用する方法もあります。顔を隠しても表情が見えるので、写真の楽しそうな雰囲気をそのまま反映させることが可能です。


ミー文字を写真に追加するには、Instagramアプリを経由すると便利です。
ストーリー作成画面でミー文字を貼りたい画像を選び、画面右上のテキスト挿入ボタンからキーボードのニコちゃんマークをタップします。


メニューボタン
をタップし、さらにもう一度メニューボタン をタップしてください。

[新しいミー文字]から新規でミー文字を作りましょう。あとは同じ要領で隠したい顔の人数分ミー文字を作成し、顔に合わせてミー文字の大きさや位置、角度を調整してください。
そのままシェアボタンでストーリーに投稿できます。すぐにシェアしない場合は、画面右上のメニューボタン
→[保存する]で画像を端末のアルバムに保存しておくといいでしょう。西洋絵画で目隠し

ちょっと変わった面白い加工をするなら、西洋絵画の目元をスタンプで使った加工がおすすめです。使用するアプリは「SNOW」です。


アプリを起動したら[編集]をタップし、[スタンプ]を押します。


「顔隠し」のタブに切り替え、左から2番目のスタンプを選ぶと、写真の目元が西洋画の目元と切り替わります。
最後に右下の[✔︎]ボタンをタップして[保存]を押せば、編集した画像が端末のアルバムに保存されます。