LINE(ライン)には電話番号による友だち自動追加のほか、実際に居合わせている時に便利なQRコード、離れていても使えるURLのシェアやID・電話番号検索など、手動でも友だちとして追加できる方法が豊富に用意されています。
この記事では、意外と知られていない手段も含めて、LINEで友達追加する9通りの方法をまとめました。シーン別におすすめの友だち追加方法を分類しているので、自身の環境に合わせて最適なLINEの交換手段を選んでください。
- お互いにLINEのホームタブで検索窓の右側にあるQRコードボタンをタップ
- QRコードリーダーが起動する
- 友だち追加される側は「マイQRコード」ボタンをタップし、自分のQRコードを提示
- 友だち追加する側は相手のQRコードをカメラの枠に合わせて読み取る
- 読み込めたら相手のアイコンと名前を確認して「追加」をタップする
※画像付きの詳しい手順やその他の友だち追加方法の一覧は後述
シーン別 おすすめのLINE友だち追加方法とは?
LINEには多数の友達追加方法が用意されていますが、どの方法が自身にとって便利なのか確認してみましょう。
LINEの友だち追加方法を一覧表でチェック
シーンごとに、推奨されるLINE友達追加の方法を一覧表にまとめました。
LINEに追加する友だちと対面している | QRコードで友だちに追加する | |
---|---|---|
LINEに追加する友だちと離れた場所にいる | 共通の友だちがいない | ID検索で友だちに追加する(※双方で年齢確認などが必要) |
電話番号検索で友だちに追加する(※双方で年齢確認などが必要) | ||
自分のLINEアカウントのURLを送って友達追加してもらう | ||
アドレス帳からの友だち自動追加で追加する | ||
共通の友だちがいる | トーク上の連絡先から共通の友だちに紹介してもらう | |
グループ内のメンバーリストから友だちに追加する | ||
その他 | 「知り合いかも?」から友だちに追加する | |
相手がLINEをやっていない | SMS・メールでLINEに招待して友だちに追加する | |
削除した友だちを復活させたい | トーク履歴や共通グループなどから再追加する |
対面しているなら「QRコード」が便利
まず、LINEの友だち追加をする場面として想定されるのは、その相手と対面しているケースと、離れた場所にいるケースの2つが考えられます。
対面しているなら「QRコード」を使う方法がおすすめです。LINEで友だち追加をする方法の中で、最も手軽な手段といえるでしょう。ちなみに、対面時の友だち追加手段として長く親しまれた「ふるふる」は2020年5月に提供終了しています。
相手と離れた場所にいるときは「URL」による友だち追加が万能
友だちと離れた場所にいる場合、共通の友だちがいなければ「ID検索」または「電話番号検索」を利用する方法があります。ただしこの2つは、双方とも年齢確認などが完了していなければ使えません。

QRコードから友だち追加URLを生成できる
それを回避するには、自分のLINEアカウントのURL(リンク)を送って相手に友達追加してもらう手段が万能です。また、共通の友だちがいれば「連絡先」からLINEトークを通じて紹介してもらう、相手と同じグループに参加しているならグループ内のメンバーリストから友だちに追加するという手もあります。
このほか、自分の端末のアドレス帳(電話帳)からLINEユーザーを割り出す「友だち自動追加」機能を利用することも可能です。そもそも相手がまだLINEを利用していない場合は、SMSまたはメールでLINEに招待してあげましょう。
方法1:QRコードでLINE友だちに追加する
その場に居合わせているなら、「QRコード」による友だち追加が便利です。友達追加される側が自身のQRコードを表示し、追加する側がそれをLINEのリーダーで読み取ります。
LINEアプリを起動して、QRコードを表示する側と読み取る側に分かれます。

QRコードボタンをタップ

【読み取る側】QRコードリーダーで相手のQRコードを読み取る

【QRコードを表示する側】QRコードを相手に読み取ってもらう
お互いに「ホーム」タブの検索窓の右側にあるQRコードボタンをタップし、QRコードリーダーを起動します。
QRコードを読み取る側のユーザーは、相手のQRコードをカメラの枠に合わせると、自動でQRコードが読み込まれます。一方、自分のQRコードを表示する側のユーザーは[マイQRコード]ボタンをタップし、自分のQRコードを提示します。

読み込みに成功すると、相手のアイコン画像とLINEの名前が表示されます。あとは[追加]をタップすることで、友だちに追加できます。
方法2:ID検索でLINE友だちに追加する
LINE IDは、LINEだけで利用できるユーザーの識別記号です。電話番号を知らない相手などでも、LINE IDを検索して友だち追加することができます。一方で、LINE IDが流出すると迷惑トークが届いたり、知らないユーザーから友だちに登録されたりしやすくなるというリスクもあります。
そのため、LINE IDを設定せずに利用しているユーザーもいます。しかし、遠方にいるユーザーやSNSで知り合ったユーザーとLINEでつながる機会が多いなら、デメリットを補える利便性もあります。ID検索を利用するには、事前に年齢確認など各種設定をおこなう必要があります。
- LINEにIDを登録しているユーザーが対象
- LINEで年齢確認が完了した18歳以上のユーザーのみ検索が可能(自分も相手も)
- 相手が「IDによる友だち追加を許可」の設定をオンにしていないと利用できない


ID検索をおこなうには、「ホーム」タブ画面の右上にある人型アイコン→[検索]の順で選択します。
![[ID]を選択](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2022/03/08/r-line-add-friends-10.jpg)
「ID」を選択

相手のIDを入力
「ID」にチェックを入れ、友だち追加したいユーザーのLINE IDを入力して虫眼鏡ボタンをタップすれば、ユーザーが表示されるはずです。
相手からLINE IDを教えてもらったのに検索できない(結果に表示されない)場合、考えられる理由は主に2つです。一つは、相手が「IDによる友だち追加を許可」の設定をオフにしている場合。もう一つは、相手が18歳未満のユーザー、もしくは年齢認証を済ませていない場合です。
方法3:電話番号検索でLINE友だちに追加する
LINEでは電話番号を直接入力することにより、該当するユーザーを友だちとして検索・追加することが可能です。
- LINEに電話番号を登録しているユーザーが対象
- 年齢確認が完了した18歳以上のユーザーのみ検索が可能(自分も相手も)
- 相手が友だちへの追加を許可の設定をオンにしている必要がある


「ホーム」タブ画面の右上にある人型アイコン→[検索]の順で選択します。

「電話番号」を選択

相手の電話番号を入力
「電話番号」を選択し、友だち追加したい相手の電話番号を入力して検索ボタン
をタップすれば、その電話番号に該当するユーザーが表示され、友だち追加することができます。IDや電話番号による友だち検索機能を利用するには、携帯電話の契約情報を介した年齢確認が必要となります。


NTTドコモの場合
具体的には、18歳以上のユーザーのみが通信会社(ドコモ・au・ソフトバンクなど)が提供する年齢認証サービスを通じておこなえます。加えて、LINEに電話番号を登録しているユーザーが対象となります(Facebook認証のみでLINEに登録しているユーザーは利用不可)。
方法4:LINEアカウントのURLで友だち追加する
LINEアカウントにはそれぞれURLが割り当てられており、そのURL(リンク)にアクセスして友だち追加することも可能です。
2022年3月、自分のアカウントURL(リンク)を簡単に取得できる機能が登場しました。メールやメモなどを経由せず、URLをすぐにコピペ可能です。この機能が利用できないときは、LINEアプリをアップデート(iOS版はバージョン12.3.0以降、Android版はバージョン12.3.1以降)してください。



「ホーム」タブ画面上部にあるQRコードボタン→[マイQRコード]の順にタップします。QRコードが表示されるので、左の[リンクをコピー]を選択してください。


リンクがコピーされるので、メールやその他SNSなどにリンクをペーストして共有しましょう。
このほか、友だち招待の画面からURLを作成する方法もあります。旧バージョンのLINEを利用している人などは、下記記事も参照してください。
方法5:アドレス帳からの友だち自動追加で追加する
LINEには、アドレス帳に登録されている電話番号の情報をもとに友だちを自動的に追加できる機能があります。その手順と注意点を紹介します。
「友だち自動追加」をオンにする


ホーム画面の設定ボタン
から[友だち]を選択し、「友だち自動追加」にチェックを入れます。この設定をおこなうと、自分のスマホのアドレス帳に(電話番号が)登録してあり、すでにLINEを使っている人が「友だち」として自動的に追加されます。LINEで多くのユーザーと手早く友だちとしてつながれる一方、意図せず(アドレス帳に登録されている)親しくない人や仕事関係の人まで友だち追加してしまうこともあるので注意してください。
なお「友だちへの追加を許可」の設定は、アドレス帳にあなたの電話番号を登録(保有)しているLINEユーザーに自動で友だち追加されることを許容するのか、というもの。これは言い換えれば、(友だち追加したい)相手がこの設定をオフにしていると、自動追加できないということになります。
このように友だち自動追加の成否は、追加される側の設定状態にも左右されるケースが多々あります。詳しい仕組みについては下記記事を参照してください。
友だち自動追加を利用するには、LINEアプリの設定だけではなく、端末の設定(アドレス帳へのアクセス権限)を確認しておく必要があります。

iPhoneの場合

Androidの場合
iPhoneでは「設定」アプリで[LINE]を選択し、「連絡先」のアクセス権限をオンにします。
またAndroidスマホの場合、端末の「設定」で[アプリと通知]→[LINE]→[権限]と進み、連絡先へのアクセス権限を「許可」にします(機種やOSバージョンにより手順が一部異なります)。
端末のアドレス帳に新しい電話番号を登録するとき「友だち自動追加」の対象から除外できる機能
LINEには、端末のアドレス帳に新しい連絡先を登録する際に名前の前に「#」をつけておくことで、その相手が「友だち自動追加」の対象から除外される仕組みが備わっています。

登録名の前に「#」を付けると「友だち自動追加」の対象外となる
たとえば、普段LINEを使っているスマホが私用とビジネス利用を兼ねている場合に、仕事上で新しく知り合った人の連絡先をスマホのアドレス帳に登録したとします。自分がLINEで「友だち自動追加」設定をオンにしていて、また相手もLINEで「友だちへの追加を許可」設定をオンにしていると、意図せずとも相手が自分のLINE友だちとして自動的に追加されます。
自動で友だち追加すると、相手にはその旨が通知されてしまいます。それほど親しくない間柄であれば、不信感を持たれてしまうこともあるかもしれません。「友だち自動追加」設定をオフにしておけば回避できるケースですが、逆にアドレス帳に登録されている誰かがLINEを始めた時にすぐつながれる同機能を有効にしておきたいと考える人もいます。
このような背景から、「#」による友だち自動追加の除外機能が用意されていると考えられます。
方法6:別の友だちにLINEトーク上で相手の連絡先を紹介してもらう
LINEでは、トーク上で自分の友だちAさんのLINEアカウント(連絡先)を、別の友だちBさんに共有することができます。つまり、BさんはAさんと友達でなくても、連絡先をLINEのトークで紹介してもらうことにより、友だちに追加できるというわけです。
紹介する側の手順
まず、自分の友だちを別の友だちに紹介する手順を紹介します。



紹介する側のユーザーは、紹介してあげる相手(例:アプリオ太郎)とのトーク画面でメッセージ入力窓の左にある[+]ボタンをタップします。
メニューが表示されるので[連絡先]ボタンを選択します。


[LINE友だちから選択]を選択すると、LINE上での自分の友だちが一覧で表示されます。
紹介する人(例:アプリオ治郎=アプリオ太郎とは友達ではないユーザー)を選んでチェックを入れ、[送信]ボタンをタップします。複数選択はできません。
紹介された側の手順


トーク画面に、選択されたユーザーのアカウント名とアイコン画像が表示されます。アイコン画像をタップし、[追加]を選択すれば友だちに追加できます。
なお、友だち追加したことの通知は相手には届きませんが、相手の「知り合いかも?」に表示されるようになります。
方法7:グループ内のメンバーリストから友だちに追加する
相手がLINEで同じグループトークに参加しているメンバーでも、友だちにはなっていないケースは少なくないでしょう。もしグループの中に個別に友だちになりたいユーザーがいるなら、メンバーリストから簡単に友だち追加することができます。



グループトークのメンバーリストから友だち追加
具体的には、トークルーム内で右上のメニューボタン
から[メンバー]と進んでグループメンバーリストを開き、友達に追加したいユーザーを選択すればOKです。なお、友だち追加される側からすると、参加しているグループのメンバーが自分の「知り合いかも?」に表示された場合、グループ内で友だち追加された可能性が高いと考えられるでしょう。
方法8:LINEの「知り合いかも?」から友だちに追加する
LINEの「知り合いかも?」欄に表示されるのは、「あなたのことを友だちに追加しているが、こちらからは友だちに追加していない人」です。本当の知り合いが表示されていれば、ユーザー横の追加ボタンをタップして即座に「友だち」に追加できる便利な機能です。


「知り合いかも?」から友だち追加
お互いが友だち同士となることで、「知り合いかも?」からは非表示になります。「知り合いかも?」に表示されている人を友だちに追加しても、相手はすでに自分を友だちに追加しているため、通知されることはありません。
また、あまりつながりを持ちたくない人や、まったく知り合いではない人も「知り合いかも?」に表示されることがあり、そのまま放置しておいてもいいのか判断に迷います。「知り合いかも?」に表示される理由などの詳細は、以下の記事で解説しています。
方法9:SMS・メールでLINEに招待して友だちに追加する
LINEを利用していない相手を友だち追加したい場合、その相手をLINEに招待するしか方法はありません。メールやSMSなどで招待用のURLを送ることで、受け取った相手がLINEの登録(アカウント作成)を開始できます。



SMSまたはメールアドレスを選択
友だちリストの画面上部にある人型アイコンから[友だち追加]→[招待]と進むと、[SMS]または[メールアドレス]の招待方法を選択できます。ここでは例として[SMS]をタップしますが、以後の手順はどちらも同様です。


アドレス帳に登録されている電話番号に紐付いて招待する相手が表示されるので、招待したい相手を選択し、[招待]ボタンをタップします。
QRコードとともにURLが記載された内容の招待メールが開くので、あとはメッセージを送信するだけです。もしメッセージを送れない場合は、QRコードを消した状態で送信してみましょう。

URLをタップするとLINEが起動する
LINEを利用していないユーザーがこのURLをタップすると、LINEアプリを開始する画面に遷移します。すでにLINEユーザーなら、このURLから送り主をLINEの友だちに追加することもできます。

ただし、この仕組みを悪用したスパムも確認されています。知らないユーザーから送られてきたメッセージのURLを不用意にタップすることは避けましょう。
削除した友だちを再追加する(復活させる)には?
LINEでブロックして削除した相手や、非表示にした後に削除した相手とは、再び友だちになることができます。なお、再追加したことは相手に通知されません。
友だちとして復活させる方法は、ブロック後に削除した場合でも、非表示後に削除した場合でも共通で、以下の通りです。
- 1対1トーク(履歴)から友だち追加 → 追加可能、ブロックも解除される
- 共通のグループトークか複数人トークの履歴で相手のプロフィールアイコンをタップ → 追加可能、ブロックも解除される
- 別の友だちから相手を紹介してもらう → 追加可能、ブロックも解除される
- 相手から自分へのメール・SMS(URL/QRコード)による招待 →「追加」が表示されて再追加できる、ブロックも解除される
- 自分が相手のQRコードを読み取る → 再追加可能、ブロックも解除される
- 自分からID検索 → 再追加可能、ブロックも解除される
- 自分から電話番号で検索 → 再追加可能、ブロックも解除される
それぞれの詳しい手順は、下記記事で解説しています。