LINEで動画が送れない? 時間・容量サイズ・ファイル形式などの制限と注意点

LINEで動画が送れない? 時間・容量サイズ・ファイル形式などの制限と注意点

LINE(ライン)ではテキストメッセージや写真のほか、動画も送信できます。ただ、送信できる動画の長さや容量(サイズ)、ファイル形式などに制限が設けられていることは意外と知られていません。

LINEで動画が「送れない」という場合には、これらの制限に引っかかっている可能性があるのです。そこで本記事では、動画の長さや容量(サイズ)、ファイル形式など動画を送信する際にチェックしたいポイントをまとめました。

LINEで動画を送る時の制限・注意点とは

LINEで動画を送る場合、以下のような制限と注意点があります。場合によっては動画が送れない原因にもなりうるので、知っておくといいでしょう。

LINEで動画を送る際に知っておくべき3つの注意点
  • 動画の長さ(制限時間)は最長5分
  • 容量サイズには制限がないが圧縮される
  • PC版LINEではファイル形式に注意

動画の長さ(制限時間)は最長5分

LINEで相手に送信できる動画の長さは、最長5分です。2016年8月まではLINEで送れる動画の長さは120秒までとされていましたが、LINEのバージョン6.6.0以降、5分に延長されました。

LINE 送信できる動画の長さ(制限時間)は最長5分 LINE 送信できる動画の長さ(制限時間)は最長5分

左:5分以上の動画をカメラロールから選択右:LINEのトーク画面から5分以上の動画を撮影

実際に5分を超える動画をカメラロールから選択、もしくは撮影してLINEで送信しようとすると、エラーメッセージが表示され、自動的に編集画面に遷移します。

LINE 送信できる動画の長さ(制限時間)は最長5分

編集画面では、シークバーで動画の範囲や長さを調節できます。ここで5分以内に短縮(トリミング)すれば、問題なく動画を送信することができます。

容量サイズには制限がないが圧縮される

現状、容量サイズが原因で動画が送れないという事態にはなりません。以前は最大300MBという制限があった容量サイズですが、現在は容量無制限で送れるようになっています。

ただし、そのままの容量サイズで送れるというわけではありません。LINEで動画を送ると必然的に圧縮され、画質が落ちた状態で送られてしまうのです。

LINE 動画 容量が圧縮される LINE 動画 容量が圧縮される

左:オリジナルサイズの動画右:LINEに送信した後の動画

試しに1920×1080のフルHD動画をLINEで送ってみたところ、約半分ほどの容量サイズに圧縮されていました。ちなみに、トークで送ってもノートで共有しても、またKeepで保存した動画も同じだけ圧縮されます。

LINE 動画 容量が圧縮される LINE 動画 容量が圧縮される

左:オリジナルサイズの動画の拡大図右:LINEからダウンロードした動画の拡大図

実際に、撮影した元動画とLINEで受信してダウンロードした動画を拡大して見比べると、明らかな画質の差が感じられました。

画質にこだわりたいなら、LINEでの動画の共有はおすすめできません。後述の「高画質のまま/時間の長い動画を送る方法は?」に進みましょう。

ファイル形式によっては送信できない可能性も

PC(パソコン)版LINEからでも、動画は送信可能です。

ただ、このとき注意したいのがファイル形式。ファイル形式によってはLINEで送信できない、あるいはスマホ側で見られない可能性があります。

LINE ファイル形式

最も確実なのが「mp4」です。スマホ端末で撮影した動画は、基本的には「mp4」のファイル形式で保存されますから、これなら確実に送受信できます。

また検証したところ、Windows標準の動画ファイル形式である「.avi」や、Mac標準の動画ファイル形式である「.mov」でも動画を送ることができ、スマホ側でも視聴(再生)できました。なお、機種によってはサードパーティ製アプリが必要な場合もあります。

長さや容量といった条件はクリアしているのに動画の送信に失敗してしまうような場合には、これらの対応形式に変換して送信してみるとうまくいくかもしれません。

LINEで動画を送る(共有する)方法

LINEで動画を送る際の注意点について説明したところで、実際にトークで動画を共有する方法について解説していきます。LINEで動画を共有する方法は「トークルームで送信する」「ノートに保存する」の2つです。「アルバム」には動画を保存できない仕様になっています。

なお、動画の送信は容量によってはかなりの時間と通信パケットがかかるため、自宅でのWi-Fi環境下などで送信したほうがよいでしょう。

トークルームで送信する:保存期間の制限あり

まずは、トークルームで動画を送信する方法を紹介します。気軽に送れるのがメリットですが、保存期間の制限がある点に注意しましょう。

LINE 動画をトークルームで送信する

すでに保存されている動画を送る場合は、メッセージ入力欄の左にある[写真ボタン]を、動画を新たに撮影したい場合は[カメラボタン]をタップしてください。ここでは[写真ボタン]をタップしました。

LINE 動画をトークルームで送信する LINE 動画をトークルームで送信する

端末のカメラロール(ギャラリー)が表示されるので、任意の動画を選択します(複数選択も可能)。選択後、下に表示される飛行機マークをタップすれば、即座に動画が送信されます(動画ではオリジナル画質で送るオプションは選択不可)。

動画の送信が完了すると、トークルームにサムネイルが表示されます。自動再生設定をオンにしている場合はトークルームを開くだけで動画が再生されます。

注意
トークルームで送信しただけの動画には保存期間に制限がある

トークルームで送信する動画には、保存期間が設定されます。

LINE 動画をトークルームで送信する

LINEで動画が送信されてから一定期間経過後にタップして開こうとすると、「保存期間が終了したため動画を読み込みことができません。」というエラーが表示されます。こうなると、動画の閲覧も保存もできません。

もしLINEで動画を共有し続けたいなら、後述するノートへの保存がおすすめです。ノートに投稿した動画は保存期限もないので、ノートにさえアクセスできればいつでも閲覧・保存が可能となります。

ノートに保存する:保存期間の制限なし

LINEで1対1やグループのトークルームに、テキストから写真、動画、スタンプ、リンク、位置情報、音楽まで何でも残しておけるのが「ノート」機能です。

LINE ノート 動画

ノートに投稿した動画はいつでも閲覧可能

ノートに投稿された動画は、ノートを開けばいつでもすぐに閲覧・保存でき、保存期限もありません。また、万が一トーク履歴が消えてしまった場合でも、動画を共有し続けられます。

ノートに動画を保存する方法や詳しい仕様については、以下の記事を参照ください。

高画質のまま/時間の長い動画を送る方法は?

手軽に動画のやりとりができるLINEですが、5分を超える動画が送れない、本来より画質が劣化してしまうなどのデメリットもあります。

もし高画質にこだわりたい、または5分以上の長い動画を送りたいと思ったら、別の手段をとる必要があるというわけです。

高画質のまま動画を送る方法
  • Send Anywhereを使う
  • iPhone同士であればAirDrop機能で共有
  • クラウドストレージを経由する

以下の記事では、Send AnywhereやAirDropなど、LINE以外の方法で高画質のまま動画を共有する方法を紹介しています。LINEで動画を送る際の画質・容量の変化についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

EDITED BY MOEGI