「OPPO A5 2020(オッポ エーファイブ 2020)」を持っていて楽天モバイルの契約を考えているけど、楽天モバイルで使えるかわからないということはありませんか。
本記事では、販売元がUQモバイル・楽天モバイル・SIMフリー版の「OPPO A5 2020」が楽天モバイルに対応しているか解説。楽天モバイル契約前に知っておきたい準備や手順、OPPO A5 2020がどんな機種なのかについても紹介しています。
OPPO A5 2020は楽天モバイルに対応している?
まず、OPPO A5 2020が楽天モバイルの各種機能に対応しているか一覧表にまとめました。自分が所有している(または購入予定の)OPPO A5 2020の各キャリアモデル/SIMフリーモデルが、楽天モバイルの回線や通話に対応しているかチェックしてみてください。
なお、APN自動設定に非対応の機種の場合、回線開通時に自身でAPN設定をおこなわないとインターネットに接続できないので注意が必要です。
楽天モバイル版「OPPO A5 2020」の場合

楽天モバイル版OPPO A5 2020であれば、すべての機能に対応している
当然ですが、楽天モバイル版OPPO A5 2020ならすべての機能を利用できます。APN自動設定なども含め、すべての動作確認がとれているため、問題なく楽天モバイル回線を利用可能です。
楽天モバイル版OPPO A5 2020はすべての機能に対応していますが、楽天モバイルでの販売が終了しています。中古・新古品の楽天モバイル版をECサイトなどで購入するか、すべての機能に対応しませんが後述するSIMフリー版を購入するといいでしょう。
UQモバイル版「OPPO A5 2020」の場合

楽天モバイルの端末対応ページにUQモバイル版OPPO端末の記載はない
UQモバイルで販売されているOPPO製品は、2023年3月時点で楽天モバイルによる動作確認がおこなわれていません。

理論上はUQモバイル版OPPO A5 2020で楽天モバイルを使えるはずだが、動作未確認のため使える保証はない
UQモバイルが公表している対応周波数帯一覧(※PDF)を見てみると、楽天モバイルが使用している「バンド3」とパートナー回線の「バンド18/26」に対応していることが確認できます。
そのため、理論上はUQモバイル版OPPO A5 2020でも楽天モバイルを利用できる可能性はあります。しかし、楽天モバイルによる動作確認がおこなわれていないため、楽天モバイルを契約しても使えないリスクがあります。
UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリットは?
UQモバイルから楽天モバイルに乗り換える際は、事前にメリット・デメリットをチェックしておきましょう。
- 料金プランは楽天モバイルのほうが割安
- 通話オプションが無料で充実
- 専用アプリ「Rakuten Link」で無料通話かけ放題
- データ消費量がゼロになる「節約モード」が使えなくなる
- 楽天モバイルで手持ちの端末が使えない可能性
- データ容量の繰り越しができなくなる
SIMフリー版「OPPO A5 2020」の場合

SIMフリー版OPPO A5 2020は一部の機能には対応していないが、問題なく利用できる
SIMフリー版OPPO A5 2020の場合、4Gデータ通信、通話、SMS(楽天回線およびパートナー回線)、APN自動設定に対応します。
ETWSや緊急通報時の位置情報測位には対応しませんが、ほとんどの機能に対応しているため、普段使いするぶんには問題なく利用できるといえます。ETWS(緊急速報受信などの機能)の代わりに「Yahoo!防災」といったアプリの利用を検討してください。
SIMフリー版OPPO A5 2020は楽天モバイルの一部機能に対応しませんが、これからOPPO A5 2020を購入する人は、SIMフリー版を購入してから楽天モバイルの回線を契約するといいでしょう。
OPPO A5 2020で楽天モバイルを契約する準備と手順

OPPO A5 2020
OPPO A5 2020は楽天モバイル版とUQモバイル版、どちらもSIMフリー製品なのでSIMロック解除の必要はありません。MVNOやECサイトなどで購入できるSIMフリー版も、当然SIMロックが掛かっていない端末です。
また、楽天モバイルの契約には本人確認のための身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)やMNP予約番号の発行(他社からの乗り換えの場合)などが必要です。こちらも契約前に忘れずに準備しておきましょう。
その他、楽天モバイルのキャンペーンや新規申し込み方法、乗り換えの手順なども必要に応じてチェックしてください。
OPPO A5 2020はどんな機種?

- 手ごろな価格が魅力な6.5インチの大画面スマホ
- 中級クラスのスペックで普段使いには最適
- トリプルSIMスロットでDSDVにも対応
- カメラは4眼で超広角レンズも搭載
手ごろな価格が魅力のOPPO A5 2020は、強い日差しでも見やすい6.5インチのサンライトスクリーンを採用したAndroidスマホです。ディスプレイにしずく型ノッチタイプのカメラを搭載しているため、89.3%の画面占有率を達成し、画面解像度も1600×720ドットと十分緻密です。本体サイズは163.6×75.6×9.1ミリ、重量195グラムと大型スマホらしいサイズ感になっています。
CPUはSnapdragon 665を採用し、搭載メモリは4GB。内蔵ストレージは64GBと最近のスマホでは少し物足りませんが、256GBまでのmicroSDカードによる増設が可能です。全体的に中級クラスのスペックとなっており、普段使いには困らないレスポンスに期待できます。また、生体認証は顔認証と指紋認証の両方に対応し、イヤホンジャックを備えていることも嬉しいポイント。ただし、おサイフケータイや防水に対応していないため、これらの機能が必須という人は別モデルを選んだほうがいいでしょう。
トリプルSIMスロットを採用しており、nanoSIM2枚(DSDV対応)とmicroSDカード1枚が同時に使用可能です。1枚はメイン回線、もう1枚はデータ通信専用のサブ回線といった活用ができます。DSDVに対応する他モデルだと、1枚はmicroSDカードとの排他的利用になるケースも多く、microSDカード含む3枚同時使用はOPPO A5 2020の強みといえるでしょう。
背面のカメラは標準1200万画素、視野角119度の超広角800万画素、ポートレートとモノクロがそれぞれ200万画素の4眼で構成。ディスプレイ側には1600万画素のカメラを備えます。有効画素数だけを見ると、カメラに力を入れている最近のスマホには及びませんが、2万円台という価格を考慮すれば妥協してもよさそうです。また、背景をぼかすポートレート撮影やナイトモードも搭載しており、様々なシーンでの写真撮影が可能です。