「第4のキャリア」として注目を集めている楽天モバイル。ワイモバイルユーザーの中には、楽天モバイルへの乗り換えを検討している人も少なくないでしょう。ワイモバイルも大手キャリアに比べれば割安な料金体系ですが、楽天モバイルに乗り換えればさらに安く利用できる可能性があります。
しかし、必ずしもワイモバイルよりも楽天モバイルのほうが優れているとは言い切れません。ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えることによるメリットとデメリットをしっかりと把握したうえで、どんな人が楽天モバイルに向いているのか判断しましょう。
本記事では、ワイモバイルと楽天モバイルのサービス内容や特徴を比較。乗り換える際のメリット・デメリット、実際の乗り換え手順などをわかりやすく解説します。
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリット
ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換えを検討している人が気になるのは、やはり乗り換えによってどんなメリット・デメリットがあるのかということでしょう。
自身の利用状況と照らし合わせながら、乗り換えるかどうかの判断材料にしてみてください。なお、本記事ではワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える手順も解説しています。
本記事内で記載する価格は特に断りがない限り、すべて税込価格で表記しています。
メリット1:スマホの利用料金を安く抑えられる
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える最大のメリットは、スマホの月額利用料金を安く抑えられるという点でしょう。

「Rakuten UN-LIMIT VII」の料金体系。データ通信量によって料金が変動する
楽天モバイルが提供している「Rakuten UN-LIMIT VII」は、データ通信が無制限で月額最大3278円(データ無制限は楽天基地局に接続時のみ。楽天回線エリア外は最大1Mbps)。料金も3段階に分かれているため、データ通信量を使わなかった月はそのぶん月額料金も安くなります。

ワイモバイルの新料金プラン「シンプルS/M/L」
楽天モバイル | ワイモバイル |
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※ワイモバイルはいずれも割引適用外の価格、データ増量無料適用外の月間データ容量の場合
一方のワイモバイルは、自身の利用したい月間データ容量を「S(3GB)」「M(15GB)」「L(25GB)」から選択できるというプランですが、家族割引サービスの適用がないのであれば、料金だけを見れば楽天モバイルのほうがメリットが大きいといえるでしょう。
たとえば「シンプルS」の場合、月間データ容量3GBで基本料金は月額2178円ですが、楽天モバイルは3GBまでの使用であれば月額1078円とおよそ半額。「シンプルL」では月間データ容量25GBで月額4158円に対し、楽天モバイルは月額3278円でデータ無制限となります(楽天基地局に接続時のみ)。
楽天モバイルは2022年7月1日より新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の提供を開始し、「Rakuten UN-LIMIT VI」からの自動切り替えを実施しました。無料のキャリアメールサービス「楽メール」が利用できるようになるほか、楽天マガジンやYouTube Premiumを最大3カ月無料で提供しています。
一方、月間データ使用量が1GB未満だと0円になる仕組みは廃止となり、最低月額料金は1078円となりました。10月末まではポイント付与との相殺などで実質0円で利用できる期間もありましたが、11月からは最低でも必ず月額1078円が発生します。
メリット2:楽天モバイル回線エリア内なら高速データ通信が無制限
楽天モバイルの場合、楽天基地局への接続時であれば高速データ通信を無制限で使い放題というのも大きな魅力です。
ワイモバイルでは月間データ通信量が最も多い「シンプルL」でも25GBという上限があります。月間データ容量が上限に達してしまうと速度制限がかかってしまうため、データ容量を気にしながら使う人も少なくありません。

楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VII」は、楽天モバイルの自社回線内ならデータ通信が無制限で使い放題となるため、速度制限を気にせず利用できます。
ただし、データ無制限の対象となるのは楽天モバイルの自社回線内に限られます。楽天モバイルの自社回線エリア外は最大1Mbps(5GB超過後)となる点は注意が必要です(対応エリアについては後述)。
メリット3:国内通話が無制限で使い放題


Rakuten Linkの利用画面
楽天モバイルなら、「Rakuten Link(楽天リンク)」という専用メッセージアプリを利用することで他キャリアへの国内通話が無料で使い放題となります。

Rakuten Linkを使えば、Rakuten Link同士の通話だけではなく、他キャリアの電話番号や固定電話への国内通話が無料となります(国内無料通話は、0180や0570から始まる番号など一部対象外の番号あり)。海外指定66の国と地域でも電話は無料です。
また、Rakuten Link同士なら最大100人までのグループメッセージも利用でき、写真や動画、ファイルも送受信可能です。
楽天モバイル(Rakuten Link) | ワイモバイル | |
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国内通話 | 0円 ※国内通話は一部対象外番号あり ※通常の電話アプリ利用時は22円/30秒 |
22円/30秒 【「シンプルS/M/L」向け通話オプション】
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国内SMS |
0円 ※iPhoneユーザーの場合、相手がRakuten Linkを使っていないとiOS標準のメッセージアプリでの送受信となる ※通常のSMS利用時は全角70文字につき3円(税別) |
1回の送信あたり3円〜30円(税別) |
一方のワイモバイルには専用の通話アプリはなく、30秒ごとに22円の通話料が発生します。
新料金の「シンプルS/M/L」向けに、1回10分以内の国内通話が無料になる「だれとでも定額」(月額770円)、24時間国内通話かけ放題となる「スーパーだれとでも定額(S)」(月額1870円)の通話オプションも提供しているものの、あまり通話を使わなかった月は月額料金がむしろ割高になってしまう可能性もあります。
また、ワイモバイルの国内SMSは送信文字数に応じて1回あたり3〜30円(税別)の送信料が発生しますが、Rakuten Link同士なら文字数にかかわらず無料で利用できます。
なお、iPhoneユーザーの場合、相手がRakuten Linkを使っていないとiOS標準のメッセージアプリでの送受信となります。
友達同士でのやりとりはLINEを使うケースが増えている一方で、お店などの固定電話への通話やビジネスシーンなど音声通話を利用することも少なくないでしょう。月額の利用料金が安いだけではなく通話料も抑えられる点も、楽天モバイルを選ぶうえで重要なメリットです。
メリット4:契約期間の縛りや各種手数料が発生しない

契約する回線を乗り換える際には、手数料や解約料が発生するかどうかも気になるポイントでしょう。
ワイモバイル | 楽天モバイル | |
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契約事務手数料(新規・他社から乗り換え) | 3300円(オンライン手続きの場合は無料) | 0円 |
機種変更 | 3300円(オンライン手続きの場合は無料) | 0円 |
MNP転出手数料 | 0円 | 0円 |
SIMロック解除手数料 | 3300円(オンライン手続きの場合は無料) | ‐ |
USIMカード再発行手数料 | 3300円 | 0円 |
電話番号変更手数料 | 3300円 | 楽天モバイルでは電話番号の変更は不可(新規契約時に1100円で電話番号の選択は可能) |
名義変更(譲渡)手数料 | 3300円 | 改姓・家族間譲渡・第三者譲渡は0円(承継は3300円) |
ワイモバイルの場合、新規・他社からの乗り換え、機種変更、SIMロック解除手続きを店舗でおこなうと3300円の手数料が発生します。オンライン手続きの場合は無料なので、店舗でなくても問題ないという人は、手数料がかからないオンラインで手続きするのがよいでしょう。
楽天モバイルは契約・解約(MNP転出)において手数料はかかりません。
デメリット1:ワイモバイルに比べて回線が未成熟
ワイモバイルから楽天モバイルへ乗り換える際に最も懸念されるのが、楽天モバイルの回線対応エリアと割り当てられている周波数帯でしょう。いわゆる、繋がりやすさです。

楽天モバイルは2022年2月、当初計画から4年前倒しで人口カバー率96%を達成。現在は97%を超えている
楽天モバイルは、2022年3月末に4Gによる人口カバー率が97%に到達しました。ハイペースで拡大しているとはいえ、この数字は大手3キャリアに比べれば、まだ通過点であるといえます。たとえば、ワイモバイル(ソフトバンク回線を使用)の人口カバー率は2018年度末時点で99.7%と、楽天モバイルを上回っています。
数値こそわずかな差ではありますが、楽天モバイルが「プラチナバンド」と呼ばれる周波数帯を持っていない影響もあいまって、地方や山奥、地下・屋内などでは楽天モバイルのほうが繋がりにくい可能性が高いと考えられています。

楽天モバイルの回線エリアは公式サイトで確認できる
そうした中でも、楽天モバイルは自社の基地局の設置を進めており、同社回線を利用できるエリアは拡大しています。2023年中に4Gの屋外基地局を6万局超に増やして人口カバー率99%超のエリア整備を目指すと表明。屋内や地下の接続も専門チームを組んで対応しています。そのため、自分が利用するエリアが「Rakuten UN-LIMIT VII」のデータ無制限対応エリアではなくても、やがて対応する可能性はあります。
楽天モバイルの自社回線エリア外ではパートナー回線であるau回線を利用しており、日常で楽天モバイルの回線を使うぶんにはまったく繋がらないという問題は起きにくいといえるでしょう。ただし、パートナー回線は順次楽天モバイル回線へ切り替わることが発表されています。楽天モバイルの回線エリアは公式サイトで確認できます。
デメリット2:手持ちの端末が楽天モバイルに対応しない可能性がある
楽天モバイルに乗り換える場合、契約前に必ず以下の点を確認してください
- 契約する端末が楽天モバイルの対応機種かどうか
- SIMロック解除が完了しているかどうか
確認ポイント1:楽天モバイルの対応機種かどうか
楽天モバイルの回線を手持ちの端末で利用する場合、楽天モバイルの対応機種であるかどうかを公式サイトで必ず事前に確認してください。
動作確認が完了していれば安心して利用できますが、動作確認が完了していない端末で楽天モバイルを契約すると、結果的に対応外である可能性もあるので慎重に検討しましょう。

たとえばXperia 10 IIでは4Gデータ通信を利用できない
たとえば、購入元がワイモバイルのXperia 10 IIでは「一部の機能がご利用いただけます」と表示されますが、よく見ると利用できるのは楽天モバイル回線のSMSのみで、4Gデータ通信は利用できません。
このように、購入元がワイモバイルの端末では動作確認が完了していない、あるいは機能の一部が制限されていることがあります。楽天モバイルの回線を契約した際に使用しようと思っている端末が対応機種であるかどうか、必ず事前に確認してください。
なお、楽天モバイルの公式サイトで購入した端末で楽天モバイルの回線を使うという手段もあります。
特に、「Rakuten UN-LIMIT VII」プラン申し込みと同時に対象のiPhoneまたはAndroidスマホを購入すると、本体価格が割引になるクーポンをもらえるキャンペーンも実施しているので、端末の購入も検討している人はチェックしてみてください。その他にも楽天モバイルでは豊富な種類の機種が販売されています。
確認ポイント2:SIMロック解除
手持ちのスマホで楽天モバイルの回線を利用するには、手持ちのスマホの「SIMロック解除」が完了している必要があります。
SIMフリーの端末または楽天モバイルで購入した端末であればSIMロック解除の必要はありませんが、ワイモバイルまたはソフトバンクなどのキャリアで購入した端末であれば、SIMロックが解除されているかを事前に確認してください。

iPhoneでSIMロック解除済みの場合
iPhoneであれば「設定」アプリから[一般]→[情報]と進み、「SIMロック」の項目を確認してください。「SIMロックなし」と表示されていれば、SIMロックが解除されています(iOS 16の場合)。
Androidスマホは、端末でSIMロックの状態を確認できないケースが多いため、そのスマホを購入したキャリアに解除が適用されているか問い合わせるのが間違いないでしょう。
デメリット3:ショップ数が少なく、地域によっては対面での相談が難しい
楽天モバイルもワイモバイルも、契約内容の変更や解約などはオンライン上で手続きできますが、「オンラインでの手続きは不慣れだから店舗でサポートを受けたい」という人も少なからずいるでしょう。

楽天モバイルショップは公式サイトで確認できる
楽天モバイルショップは全国に約1300店舗が展開されていますが、店舗があるのは都市部に限られており、地方には行き渡っていないのが実情です。
一方のワイモバイルショップおよび取扱店は全国に約4000店舗を構えています。また、相談内容次第ではソフトバンクショップでも対応可能な場合もあるため、万が一近くにワイモバイルショップがない場合は、近くのソフトバンクショップを利用するという手も期待できるでしょう。
なお、楽天モバイルショップおよびワイモバイルショップではオンラインで事前の来店予約が可能です。来店予約をすれば、混雑する時間帯でも待たずに受け付けしてくれます。
デメリット4:キャリア決済が利用できない場合がある
キャリア決済とは、スマホで購入した商品の購入代金やサブスクリプションなどのサービス利用代を毎月のスマホ利用料金と合算して支払える決済方法です。クレジットカードを持っていなくても利用できるため、重宝している人も多いでしょう。
ワイモバイルには「まとめて支払い」というキャリア決済がありますが、楽天モバイルのキャリア決済は利用できるケースが限られてしまう点に注意が必要です。

楽天モバイルのキャリア決済は、Google Playストアで購入するアプリ代金やアプリ内サービスの支払いにしか対応していません。
つまり、現時点ではiPhoneユーザーは楽天モバイルでキャリア決済を利用できないということになります。また、Androidスマホユーザーでも、利用しているサービスがGoogle Playストアでの支払いに対応していなければ、楽天モバイルのキャリア決済は利用できません。
楽天モバイルに向いている人とは?
上記のメリット・デメリットを踏まえたうえで、楽天モバイルに向いているのはどんな人なのかをまとめました。
スマホの利用料金をもっと安くしたい人
本記事の冒頭でも述べたように、楽天モバイルの最大の魅力はなんと言っても利用料金の安さです。
ワイモバイルの利用料金もドコモ・au・ソフトバンクといったキャリアと比べて決して高いわけではありませんが、スマホの利用料金を少しでも安くしたいという人は楽天モバイルへの乗り換えを検討する余地が大きいでしょう。
楽天モバイルであれば、ワイモバイルの新料金プラン「シンプルL」と比べても、月額料金が1000円程度安くなります(家族割引サービスの適用がない場合)。また「Rakuten UN-LIMIT VII」なら、データ使用量に応じて料金が変動する仕組みになっているので、あまりデータ容量を使わないという人にも楽天モバイルは適していると言えます。
2台目のスマホやタブレット用の回線を契約したい人
たとえば、「プライベート用と仕事用でスマホを分けたい」「自宅で動画配信サービスを視聴するためのタブレットがほしい」という人にも楽天モバイルはおすすめです。

Rakuten Hand 5Gが実質1円で購入できるキャンペーンも実施されている
楽天モバイルでは現在、「Rakuten UN-LIMIT VII」に初めて申し込むとRakuten Hand 5Gを実質1円で購入できるキャンペーンを実施しています。2台目の端末を安く入手したいという人にはおすすめのキャンペーンです。
そのほかにも楽天モバイルでは端末を安く購入できるキャンペーンを定期的に実施しています。回線の契約とあわせてチェックしておきましょう。
楽天ポイントを貯めている・利用している人
もちろん、楽天モバイルでも楽天ポイントは貯まります。楽天のサービスをよく利用する人であれば、楽天モバイルを選ぶメリットはより大きくなります。
月々の利用料金の支払い100円(税別)ごとに楽天ポイントが1ポイント還元され(付与率1%)、貯まった楽天ポイントで月々の利用料金を支払うこともできます。ポイント利用分も還元の対象です。

楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)
さらに、楽天モバイルは楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象サービスとなっており、楽天モバイルを契約しているだけで楽天市場で買い物をすると楽天ポイントの付与率が+2%されます(ダイヤモンド会員なら+3%)。
以前までは楽天モバイルの契約による付与率アップは1%でしたが、2022年11月の改定で最大+3%に改良されました。また、月に2000円以上の料金をキャリア決済で支払うと、さらに+0.5%となります。
楽天モバイルの利用料金を楽天カードで支払えば、楽天ポイントを二重取りすることも可能です。いわゆる「楽天経済圏」で生活する人なら、賢く使うことで楽天ポイントを効率的に貯められるでしょう。
楽天モバイルでキャンペーン中の狙い目機種
楽天モバイルは回線だけでなく、端末とセットで購入するとお得になるのが魅力。ワイモバイルからの乗り換えを検討している人は、あわせてチェックしてはどうでしょうか。
iPhone 14シリーズ

楽天モバイル回線への初めての申し込みとセットで最新のiPhone 14シリーズ(iPhone 14/iPhone 14 Plus/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max)を購入すると、最大2万4000ポイントが還元されます。
ポイント還元の条件は以下の通り。3つの条件を達成すると、最大2万4000ポイントの還元を受けられます。
キャンペーン | 条件 | 付与ポイント |
---|---|---|
Rakuten UN-LIMIT VII 申し込み特典 | 以下3つの条件をすべて達成した楽天会員
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3000ポイント |
iPhone 14 全機種発売記念キャンペーン | 以下4つの条件をすべて達成した楽天会員
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1万6000ポイント |
iPhoneアップグレードプログラム | 端末の本体代金の支払いで48回払いを選択 | 5000ポイント |
上記のキャンペーンを組み合わせることで、最大2万4000ポイントの楽天ポイントが付与されます。
たとえばiPhone 14の128GB(定価13万1800円)の場合、25カ月目で機種変更すると、残り24回分の支払いが不要になり、支払い総額は6万5880円となります。
また、iPhone 12シリーズ・iPhone 13シリーズ・iPhone SE 第3世代もポイント還元キャンペーンの対象となっています。
AQUOS sense6・OPPO A55s 5G・Xperia 10 III Liteなど

楽天モバイル公式楽天市場店にて、楽天モバイル回線とセットで対象のAndroidスマホを購入すると、製品価格が1万6000円オフとなるクーポンをもらえます。
クーポン付与の対象となるAndroidスマホは以下の通りです。
クーポン配布対象端末 | 製品価格 | クーポン適用価格 |
---|---|---|
AQUOS sense6 | 3万4980円 | 1万8980円 |
AQUOS sense6s | 3万9800円 | 2万3800円 |
AQUOS zero6 | 6万9790円 | 5万3790円 |
AQUOS wish | 2万9800円 | 1万3800円 |
OPPO Reno7 A | 4万5800円 | 2万9800円 |
OPPO A55s 5G | 2万5900円 | 9900円 |
OPPO Reno5 A | 3万2780円 | 1万6780円 |
Xperia 10 III Lite | 3万6790円 | 2万790円 |
Xperia 5 IV | 11万9900円 | 10万3900円 |
Redmi Note 11 Pro 5G | 4万2980円 | 2万6980円 |
Rakuten Hand 5G | 1万9001円 | 3001円 |
また、以下の条件を満たすことで、Rakuten UN-LIMIT VIIの申し込み特典として楽天ポイント3000ポイント(期間限定)をもらえます。
- 楽天モバイルを申し込む(新規・他社からの乗り換え・プラン変更)
- 開通手続きを完了し、Rakuten UN-LIMIT VIIのプランを開始する
- 購入した端末を利用し、申し込みの翌月末日までにRakuten Linkで10秒以上の通話をする
たとえばAQUOS sense6の場合、通常の製品価格3万4980円からクーポンおよび申し込み特典を適用すると、実質1万5980円で購入できることになります。
ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える手順
実際にワイモバイルから楽天モバイルに乗り換える手順を解説します(検証端末:OPPO Reno3 A) 。なお、ここではeSIMではなく、SIMカード(nanoSIM)による手続きを紹介しています。
楽天モバイルの契約には「楽天アカウント」が必要です。まだ持っていない人は作成しておきましょう(無料)。
- 乗り換えるスマホのSIMロック解除が完了しているか?
- 乗り換え後に使うスマホは楽天モバイルの対象端末か?
- 乗り換え後に使うスマホのOSバージョンがアップデートされているか?(iPhone 12以下はiOS 14.4以上、iPhone 13シリーズはiOS 15以上。AndroidスマホはAndroid 11以上)
ワイモバイルでMNP転出の手続き(MNP予約番号の取得)
現在利用している電話番号を楽天モバイルに乗り換え後も利用する場合、まずはワイモバイルでMNP転出手続きをおこない、MNP予約番号を発行する必要があります。
MNP転出するには、下記リンクより「myワイモバイル」にアクセスしてください。MNP転出手続きは電話や店舗でも可能です。



利用中の電話番号とパスワード、および4桁の暗証番号を入力してログイン。次の画面では[MNP予約番号の発行]を選択します。


MNP予約番号の発行完了
あとは画面に表示された注意事項などを確認しながら案内に従って進み、「MNP予約番号のお手続き」の画面で[申込]をタップします。これで10桁のMNP予約番号が発行されました。直後に届く申し込み完了メールでもMNP予約番号を確認できますが、スクリーンショットを撮っておくと安心でしょう。
MNP予約番号の発行が完了しても、ワイモバイルが解約されたわけではありません。また、MNP予約番号には2週間程度の有効期限が設けられています。楽天モバイルへの乗り換えは、有効期限までにおこなってください。
楽天モバイルの公式サイトにアクセス
まずは、楽天モバイルの公式サイトにアクセスします。



トップページ画面上部の[お申し込み]から[ログイン]をタップし、楽天アカウントにログインします。楽天アカウントのユーザIDとパスワードを入力し、ログインしてください。
プランを選択する

「プラン」からRakuten UN-LIMIT VIIの下にある[プランを選択する]をタップします。

有料オプションを選択(任意)

SIMカードのタイプを選択

端末を購入しないなら[この内容で申し込む]
必要に応じて任意でオプション(有料)を選択し、「nanoSIM」か「eSIM」を選択してください。ここでは、nanoSIMを選択しました。
最後に申し込み内容を確認し、[この内容で申し込む]をタップします。あわせて端末を購入する人は、[製品選択へ進む]をタップして端末の購入へ進んでください。
本人確認書類をアップロード・MNP予約番号を入力

本人確認書類の提示方法を選択

本人確認書類のアップロードを選択した場合
「契約者情報」の画面で名前や電話番号、メールアドレス、住所を確認。本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)は、この時点で撮影してアップロードするか、SIMカードの受け取り時に配達員に提示するか、どちらかを選択します。
楽天モバイル契約時の必要書類と注意点、本人確認不備になるパターンまとめ
eSIMを申し込んだ人で「受け取り時に自宅で確認」を選択した場合、後日自宅にスタートガイドが郵送された際に配達員に本人確認書類を提示してください。


次に、電話番号を選択します。今回は乗り換え(MNP)の例を紹介しているので、「他社からの乗り換え(MNP)」を選択しています。
手順1で発行した10桁のMNP予約番号や電話番号、有効期限を入力してください。なお、有効期限は7日以上残っている必要があります。有効期限の残り日数が6日以下の場合、MNP予約番号を再発行してください。
支払い方法を設定、SIMカードの申し込み完了



支払い方法や利用するポイント数を設定し、[申し込む]→[この内容で申し込む]と進みます。



最後に、申し込み内容を再度確認して[この内容で申し込む]をタップ。さらに利用規約を確認・同意したら[同意して申し込む]をタップしてください。
これでSIMカードの申し込みは完了です。数日後に自宅にSIMカードが届くまで待ちましょう。
自宅にSIMカードが届く

実際に届いたSIMカードとスタートガイド
申し込み状況の混雑具合や申込者の居住地によって前後はありますが、筆者の場合は申し込みから2日後にSIMカードが届きました。
SIMカードとあわせて送られてくるスタートガイドにも、利用開始までの手順や注意事項が記載されているので参考にしてください。
MNP転入手続きをおこなう
乗り換えの場合、いきなりSIMカードを挿し替えても楽天モバイルの回線を利用することはできません。MNP転入の手続きをおこない、回線を切り替える必要があります。


ステータスが「準備中」になっていることを確認する
楽天モバイルの公式サイトから、my楽天モバイルにログインします。
申込番号のステータスが「準備中」となっているはずなので、ここをタップ。「お申し込み回線」の[転入を開始する]をタップしてください。

[MNP転入を開始する]をタップするとワイモバイル回線は解約される

「MNP予約番号は送信済みです」と表示される
MNP転入手続きの注意事項を確認したら、[MNP転入を開始する]をタップ。これで、MNP転入および回線開通手続きがおこなわれます。
なお、MNP転入手続きが完了すると、ワイモバイルは自動的に解約となります。受付完了時間により、楽天モバイルの開通とワイモバイルの解約のタイミングが異なります。
SIMカードを挿し替える

MNP転入手続きが完了したら、楽天モバイルで使用するスマホに届いたSIMカードを挿入しましょう。一度スマホの電源をオフにし、ワイモバイルのSIMカードから楽天モバイルのSIMカードに挿し替えます。
もしSIMカードの取り出し用ピンがない場合、ペーパークリップの先端で代用できます。ただし、ペーパークリップを使用する際は無理に押し込まないよう、力の入れ具合などに注意してください。
楽天モバイル回線の開通完了

回線の表示が「Rakuten」となる
SIMカードを挿し替えたら、スマホの電源をオンにしてみましょう。回線が楽天モバイルに変わったことがわかります。

my楽天モバイルの[申し込み履歴]で「回線開通完了」と表示されているのを確認してください。ワイモバイルから楽天モバイルへの乗り換え作業は、これですべて完了です。