【Amazon】現金払いで買い物する7つの方法 クレジットカード・銀行口座なしでOK

工夫次第でお得に買い物ができる

Amazonをはじめ、多くのネットショッピングで最も使われている支払い手段は「クレジットカード決済」でしょう。ただ、クレジットカードの発行には審査や制限があるので、利用できる人は限られます。また、クレジットカードの情報漏洩や不正利用などのリスクを危惧して、あえてオンラインショップでの利用を避けている人もいるかもしれません。

そこで本記事では、Amazonで使える「現金」による払い手段を7つ紹介し、それぞれの特徴や手数料、特典などをまとめました。なお、支払いの手順については以下の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。

現金で支払う7つの方法、おすすめはどれ?

Amazonで利用できる「現金払い」の方法は以下の7つが挙げられます。それぞれの特徴と手数料、特典などを下表にまとめました。

現金払いが可能な支払い方法7つ
  手数料(税込) お急ぎ便 対象外の商品
方法1:「代金引換」で注文して配達員に直接現金を渡す 330円 非対応 Amazonマーケットプレイス出品者が販売および発送する一部の商品/定期おトク便など
方法2:「コンビニ払い」で注文してレジで現金を支払う なし 非対応 Amazonマーケットプレイス出品者が販売および発送する一部の商品/定期おトク便など
方法3:現金で「Amazonギフトカード」を購入して買い物をする なし 対応 Amazonギフトカードなどの金券類
方法4:現金チャージが可能な「プリペイドカード/バーチャルカード」を使う なし 対応 規定なし
方法5:「PayPay」に現金でチャージしてAmazonの支払いに使う なし 対応 定期おトク便やAmazonギフトカード、一部のデジタルコンテンツなど
方法6:「電子マネー」に現金でチャージしてAmazonの支払いに使う なし 対応 Amazonマーケットプレイス出品者が販売および発送する一部の商品/定期おトク便など
方法7:「ペイディ(あと払い)」を利用してコンビニで現金精算する コンビニ精算1回につき356円 対応 定期おトク便やAmazonギフトカード、一部のデジタルコンテンツなど

Amazonで買い物をする機会があまり多くないなら、手数料が発生しない「コンビニ払い」がおすすめです。

Amazonでの利用金額をコンビニのレジで現金支払いすればいいだけなので、仕組みもシンプル。PayPayや電子マネーなどと異なりチャージの必要がなく、残高に無駄な端数が残ってしまうこともありません。

バーチャルカード

一方で、今後も何回かAmazonを利用する予定があるなら、現金チャージが可能な「バーチャルカード/プリペイドカード」の活用をおすすめします。

1つ目の理由は利便性が高いこと。プリペイドカード/バーチャルカードは、支払い方法の区別としてはクレジットカードと同じ扱いです。Amazonにおいて、クレジットカードはどの商品でも原則利用できる上、配送方法や上限金額などの指定もありません。他の現金払い方法と比べて一番使い勝手がよいといえます。

16桁のカード番号、3桁のセキュリティコード、有効期限といった情報を有するプリペイドカード/バーチャルカードなら、Amazon以外のショッピングサイトでもクレジットカード同様に利用できます。現金派のユーザーは、一度利用登録してみると便利かもしれません。

Amazonギフトカード

2つ目の理由は、Amazonギフトカード(ギフト券)との組み合わせでお得に買い物ができること。プライム会員が前述したプリペイドカード/バーチャルカードを使ってAmazonギフトカードに5000円以上をチャージすると、0.5%分のAmazonポイントが還元されますクーポンコードの入力が必要)。

たとえば、ポイント還元システムのある「Kyash」や「Visa LINE Pay プリペイドカード」を使えば、「カード側の特典」+「Amazonギフトカードチャージの特典」+「Amazonの利用特典」の三重取りも可能です。詳しいチャージ方法は以下の記事を確認してください。

Amazonで利用できる「現金払い」の7つの手段

Amazonで利用できる現金払いの方法を7つ紹介。それぞれの特徴や支払い手順などを詳しく解説します。

方法1:「代金引換」で注文して配達員に直接現金を渡す

オンラインショップにおける、現金支払い手段の代表格ともいえるのが「代金引換」です。自宅に荷物が届いたタイミングで、配達員に現金を手渡して支払います。

代引き

Amazonの支払い方法で「代金引換」を選択して注文を確定させたら、そのまま商品が配達されるまで待ちましょう。配達員が訪ねてきたら、その場で商品と引き換えに現金を渡せば支払い完了です。

コンビニに足を運んだり、残高をチャージしたりする必要がありません。現金払いの手段のなかでは、最も手間がかからない方法だといえます。

手数料

商品1つにつき330円(税込)の手数料が発生します。1つのパッケージに複数の商品が梱包されている場合でも、商品1つごとに手数料がかかってしまいます。「なるべくコストを抑えたい」という人には代金引換は不向きです。

利用できない商品

Amazonで以下の商品を購入する際は代金引換を利用できません。注意してください。

お支払い方法選択画面で代金引換を選択できない場合、代金引換はご利用できません。選択できる別のお支払い方法をご利用ください。

  • 一部のAmazonマーケットプレイスの出品者が販売する商品
  • 配送オプションに当日お急ぎ便をご利用のご注文
  • 商品の小計額が20万円を超える場合(Family Martでのお受け取り、並びに代金引換は5万円を超える場合は選択不可)
  • 支払い方法に制限を設けている商品
  • ほしい物リストから注文する商品
  • Amazonフレッシュのご注文
  • Amazonギフトカード(Eメールタイプ、印刷タイプ、チャージタイプ)
  • Amazonコイン デジタルコンテンツ(Kindle本、デジタルミュージック、Androidアプリ、アプリ内課金アイテム、Prime Video、ゲーム&PCソフトダウンロード)
  • Amazon Hubロッカーへのお届けの商品
  • ヤマト運輸の営業所および宅配便ロッカー(PUDO)で商品を受け取る場合

方法2:「コンビニ払い」で注文してレジで現金を支払う

購入代金をコンビニのレジで現金精算できるのが「コンビニ払い」です。

コンビニ

対応しているコンビニは、セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、デイリーヤマザキ/ヤマザキデイリーストア、セイコーマートの6つ。

コンビニごとに支払い手順は異なりますが、(1) 店頭端末(Loppi、Famiポートなど)で申込券を発行してレジで支払う方法、(2) オンライン決済番号(払込票番号)をレジで入力あるいは直接店員に伝えるなどして支払う方法の2種類に大別されます。

詳しい手順は以下の記事を参照してください。

手数料

手数料は一切発生しません。

利用できない商品

Amazonで以下の商品を購入する際は、コンビニ払いを利用できません。

以下の商品または注文については、コンビニ払い、ATM払い、ネットバンキング払いまたは電子マネー払いを選択できません。 以下は一例です。

  • Amazonマーケットプレイス出品者が販売および発送する一部の商品
  • お急ぎ便やお届け日時指定便利用のご注文
  • Amazon定期おトク便のご注文
  • Amazonフレッシュでのご注文
  • 支払い方法に制限を設けている商品
  • Amazon.co.jpギフトカード(チャージタイプ以外)
  • Amazonコイン デジタルコンテンツ(Kindle電子書籍、デジタルミュージック、Androidアプリやアプリ内課金アイテム、Amazon Prime Video、ならびにデジタルゲームやダウンロードソフトウェアなど)
  • 合計金額が500,001円以上のご注文 高額な時計
  • ご登録の住所に送付されるほしい物リストの商品

方法3:現金で「Amazonギフトカード」を購入して買い物をする

Amazonギフトカード(ギフト券)は、Amazon.co.jpでの買い物をはじめ、Kindleでの電子書籍購入やプライムビデオの有料作品レンタルといった、Amazon関連サービスで使える前払い式のプリペイドカードです。このAmazonギフトカードは、現金での購入が可能です。

Amazon ギフト券 カードタイプ

コンビニのラックで販売されているAmazonギフトカード

ある程度まとまった金額を現金で購入・チャージしておけば、その残高がなくなるまでAmazonで買い物ができます。前述した「コンビニ払い」と違い、購入するたびにコンビニに行かなくて済むのがメリットです。

前払い式で限度額を把握しやすいのも魅力でしょう。「使い過ぎを防止したい」「予算を決めて買い物金額を管理したい」という人にはおすすめだといえます。

現金でAmazonギフトカードを購入する3つの方法

現金でAmazonギフトカードを購入する方法は上記の3通りがあります。プライム会員なら、ポイントを三重取りできる「その3」が一番お得です(詳しくは後述)。

手数料

手数料は一切発生しません。

また、Amazonギフト券をはじめ商品券やプリペイドカード類の販売は、物品切手等の譲渡として非課税(消費税がかからない)とされています。購入した金額分をそのまま買い物に利用できるというわけです。

利用できない商品

Amazonギフトカードを使って、Amazonギフトカードを買うことはできません。

このほか、AppleギフトカードやGoogle Playギフトカードといったギフトカード類、商品券、Visa・Mastercardのギフト券などの金券類の注文時にも利用できない仕様です。

方法4:現金チャージが可能な「プリペイドカード/バーチャルカード」を使う

KYash

16桁のカード番号、3桁のセキュリティコード、有効期限といった情報を持った「プリペイドカード」や「バーチャルカード」なら、クレジットカード同様にAmazonでの支払いに利用できます。具体的には以下のようなサービスです。

これらは、あらかじめ一定の金額を入金しておくことで決済できる「前払い式」サービスのため、支払い能力の審査や収入制限などはありません。コンビニやセブン銀行ATM経由での現金チャージが可能で、銀行口座がなくてもOK。未成年や学生でも利用しやすいでしょう。

プリペイドカード

Kyashカード バーチャル

プリペイドカード

Visa LINE Pay プリペイドカード

原則としてプラスチック状のカードは発行されず、16桁のカード番号、3桁のセキュリティコード、有効期限といった情報はアプリやWebサイトで管理できる仕組みです。

カードの郵送を待つ必要がないので、申し込みから5分程度ですぐに利用できます。

手数料

前述で紹介したサービスは、原則として年会費や手数料は発生しません。

ただし、「Kyash」や「バンドルカード」は、オプションとしてプラスチック製のリアルカードを発行できる仕様です。このリアルカード発行の際に手数料として数百円がかかってしまいます。

利用できない商品

バーチャルカードは、支払い方法の区別としてはクレジットカード/デビットカードと同じ扱いになります。Amazonにおいて「クレジットカードで買えない」と規定されている商品はありません。どの商品においても原則利用できます。

方法5:「PayPay」に現金でチャージしてAmazonの支払いに使う

2022年4月から、Amazonでの支払いにスマホ決済「PayPay(ペイペイ)」のオンライン支払いを利用できるようになりました。

PayPayは、セブン銀行やローソン銀行のATMを経由した現金チャージが可能です。現金チャージした残高を使ってAmazonで買い物をすれば、間接的に現金払いができます。

Amazon PayPay

最大のメリットは、PayPayの利用により支払い額の0.5〜1.5%(PayPayステップで変動)のPayPayポイントが還元されること。Amazonで還元率1%の商品を購入した場合、PayPayポイントとAmazonポイントの二重取りが可能です。

現金払いでポイントを獲得できるサービスは希少なので、現金派ユーザーには特におすすめの支払い手段です。詳しい使い方は、以下の記事を参照してください。

手数料

手数料は一切発生しません。セブン銀行ATMやローソン銀行ATM経由での現金チャージ時にも、AmazonでのPayPay利用時にも手数料はかからない仕様になっています。

利用できない商品

Amazonで以下の商品を購入する際は、PayPayを利用できません。

以下のお支払いでは、PayPayをご利用いただけません。

  • 合計額が30万円(税込)以上のご注文
  • Amazonギフトカード
  • 一部のデジタルコンテンツ(Kindle本以外)
  • ライフ/バローでのご注文
  • Amazonフレッシュでのご注文
  • Amazon Payご利用分のお支払い
  • 定期おトク便のご注文
  • Amazonビジネスでのご注文

方法6:「電子マネー」に現金でチャージしてAmazonの支払いに使う

電子マネー

Amazonでは「楽天Edy」「モバイルSuica」「JCB PREMO」「支払秘書」の4つの電子マネーを利用できます。このうち「楽天Edy」「モバイルSuica」「JCB PREMO」は現金によるチャージが可能です。

現金チャージした残高を使ってAmazonで買い物をすれば、間接的に現金払いが可能になります。普段から利用しているサービスなら使ってみるのもよいでしょう。

手数料

いずれの電子マネーも手数料は発生しません。

利用できない商品

Amazonで以下の商品を購入する際は、電子マネーを利用できません。

以下の商品または注文については、コンビニ払い、ATM払い、ネットバンキング払いまたは電子マネー払いを選択できません。 以下は一例です。

  • Amazonマーケットプレイス出品者が販売および発送する一部の商品
  • お急ぎ便やお届け日時指定便利用のご注文
  • Amazon定期おトク便のご注文
  • Amazonフレッシュでのご注文
  • 支払い方法に制限を設けている商品
  • Amazon.co.jpギフトカード(チャージタイプ以外)
  • Amazonコイン デジタルコンテンツ(Kindle電子書籍、デジタルミュージック、Androidアプリやアプリ内課金アイテム、Amazon Prime Video、ならびにデジタルゲームやダウンロードソフトウェアなど)
  • 合計金額が500,001円以上のご注文 高額な時計
  • ご登録の住所に送付されるほしい物リストの商品

方法7:「ペイディ(あと払い)」を利用してコンビニで現金精算する

「ペイディ」とは、購入代金を翌月にまとめて支払える「あと払い」の決済サービスです。電話番号とメールアドレスさえあれば、誰でもすぐに利用開始できます。

ペイディあと払い

ペイディでは、1日〜月末までの利用分をまとめて翌月1日〜10日の間に精算します。精算方法は「コンビニ支払い」「銀行振込」「口座振替」の3つ。このうち「コンビニ支払い」は現金の利用が可能です(手数料356円発生)。

つまり、ペイディを利用してAmazonで買い物をし、後日コンビニで精算をすれば、間接的に現金支払が可能になるというわけです。ペイディの詳しい使い方は以下の記事を参照してください。

手数料

「コンビニ払い」で精算した場合、1回につき税込み356円の手数料が発生してしまいます。

「銀行振込」と「口座振替」は銀行口座をもっている人しか利用できないので、現金支払いを希望する場合は「コンビニ支払い」を利用するほかありません。ペイディを利用する場合、現金派のユーザーは手数料を避けられないでしょう。

利用できない商品

Amazonで以下の商品を購入する際は、ペイディ(あと払い)を利用できません。また、ペイディは注文ごとに審査があり、支払いの遅延などが続くと利用できなくなる場合があります。注意してください。

以下のお支払いについては、あと払い (ペイディ)をご利用いただけません。

  • Amazonギフトカード
  • 一部のデジタルコンテンツ(Kindle本、Kindle Unlimited、Amazon Music Unlimited以外)
  • 提携ネットスーパー(ライフ、バロー、成城石井)でのご注文
  • Amazonフレッシュでのご注文
  • 定期おトク便ご注文
  • 海外へ配送のご注文
  • 合計額が25万円(税込)以上のご注文
  • Amazonビジネスのご注文
EDITED BY
MOEGI