Amazonの支払い方法 おすすめ比較 決済手段の変更・追加・削除方法も解説
Amazon(アマゾン)での買い物には、クレジットカードや携帯決済、Amazonギフト券など、さまざまな支払い方法を選択することができます。Amazonでよく買い物する人は、自身の支払い方法がベストなのか見直しておきたいところ。
本記事では、Amazonで利用できる支払い手段をメリット・デメリットで比較した上で、お得でおすすめな方法について紹介。また、決済方法を変更・追加・削除するやり方、変更できないときのトラブルシューティングも解説します。
Amazonの支払い方法は全10通り
Amazonで利用できる支払い方法は、以下の10通りです。
- クレジットカード(Visa、Mastercard、American Express、Diner's Club、JCB、銀聯)
- Paidy翌月払い
- 携帯決済(ドコモ d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い)
- コンビニ払い
- ATM払い
- ネットバンキング払い(ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行)
- 電子マネー払い(楽天Edy、モバイルSuica、JCB PREMO)
- 代金引換
- Amazonギフト券
- Amazonポイント
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネーでの支払いは、一部のAmazonマーケットプレイス出品者が販売する商品、ほしい物リストにある商品、Kindle本やAmazonコインなどのデジタルコンテンツを購入した際、またはAmazonフレッシュを注文した際には利用できません。
一部の例外を除いて支払い手数料は原則無料ですが、代金引換を選択した際は配送1件につき330円の手数料が発生します。
おすすめの支払い方法は? メリット・デメリットで比較
下記の比較表では、Amazonで利用できる各支払い方法のメリットとデメリットを簡単にまとめました。
メリット | デメリット | |
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クレジットカード |
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Paidy翌月払い |
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携帯決済 |
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コンビニ払い |
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ATM払い |
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ネットバンキング払い |
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電子マネー払い |
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代金引換 |
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Amazonギフト券 |
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Amazonポイント |
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特によく使われる支払い方法について、以下で特徴をざっくり解説していきます。自身にあった支払い方法を選ぶようにしましょう。
クレジットカード
支払い方法でクレジットカードを追加する際の画面
クレジットカード払いは、Amazonでで最も多くの人に使われている決済手段といえるでしょう。Amazonでどの商品・サービスを購入・加入する際でも原則利用できる方法です。デビットカードは、J-Debitなど一部を除いて、クレジットカードとほぼ同じように利用できます。
Visa、Mastercard、American Express、Diner's Club、JCB、銀聯に対応しており、日本国内で利用できる主要クレジットカードはほぼすべて利用可能です。もちろん、Amazonでの支払いで各クレジットカードのポイントも貯まります。
なかでも「Amazon Mastercard」は、Amazonで買い物した際に付与されるAmazonポイントの還元率が高くなるのでお得です(詳しくは後述)。
携帯決済
支払い方法で携帯決済を追加する際の画面
携帯決済(キャリア決済)は、Amazonでの支払いを携帯電話料金と合算できる支払い方法です。クレジットカードを持っていない人でも、携帯決済であればAmazonで簡単に買い物できます。
携帯決済を利用できるキャリアはドコモ(d払い)、au(auかんたん決済)、ソフトバンク(まとめて支払い)、ワイモバイル(まとめて支払い)のみ。dポイントなどキャリアが提供するポイントも貯められ、d払いは関連キャンペーンなども積極的に展開しています。
携帯決済ではAmazonギフト券やデジタルコンテンツ(Kindle本を除く)の購入、Prime NowやAmazonフレッシュ、定期おトク便などの注文には使えない点は注意しましょう。
代金引換
自宅に荷物が届いたら現金を配達員に渡すだけなので、クレジットカード払いや携帯決済などの支払い方法を利用できない人でも、代金引換であれば誰でも利用できます。
ただし、代金引換には商品1つにつき330円(税込)の手数料が発生します。1つのパッケージに複数の商品が梱包されている場合でも、商品1つごとに手数料がかかる点は注意が必要です。
Amazonギフト券
Amazonギフト券をチャージする際の画面
Amazonギフト券には、コンビニなどで購入できるカードタイプ以外にも、自己使用向けにチャージできるデジタルタイプもあります。プリペイドカードのような要領でいつでも残高にチャージでき、チャージ時にはAmazonポイントも付与されます。
Amazonギフト券はお得度も高い支払い方法のひとつなので、利用したことのない人は検討してみるのもいいでしょう。詳しくは以下の記事で解説しています。
Amazon Mastercard
Amazonで買い物をすると、購入金額に応じたAmazonポイントが付与されます。Amazonポイントは1ポイント=1円として買い物で利用することができます。
Amazonで買い物した際に付与されるAmazonポイントは、基本的に1%です(商品によっては付与されない場合もあります)。しかし「Amazon Mastercard」を支払い方法に設定して購入すると、より多くのAmazonポイントが付与されるため買い物がさらにお得になります。
Amazonポイント還元率 | ||
---|---|---|
Amazonで買い物 | クラシックカード | ゴールドカード |
|
2.5% | |
Amazon以外での買い物 | 1% |
支払い方法にAmazon Mastercardを設定してAmazonで買い物した場合のポイント還元率は、クラシックカードなら1.5%または2%、ゴールドカード(年会費1万1000円)なら2.5%となります。さらに、Amazon以外で買い物した際にも1%のAmazonポイントが付与されます。
Amazonで頻繁に買い物する人は、Amazon Mastercardを利用することでAmazonポイントが貯まりやすくなるのでおすすめです。
Amazonの支払い方法を変更・追加・削除する方法
Amazonで買い物する際の支払い方法を変更・追加する手順および支払い方法を削除する手順を解説します。
いずれの手順もiOS版アプリを利用した手順を解説していますが、Android版アプリやPCブラウザ版でも手順は同様です。
支払い方法を変更・追加する
支払い方法の追加は、「アカウントサービス」から事前に設定する方法と、購入手続きの途中で設定する方法の2通りがあります。
「アカウントサービス」から設定する
画面はiOS版アプリ。Android版アプリは画面左上にあるメニューボタン[]をタップ
iOS版アプリであれば右下、Android版アプリであれば左上にあるメニューボタン[]から[アカウントサービス]→[お客様の支払い方法]と進みます。
左:「お客様の支払い方法」画面を開く中:追加したい支払い方法を選択右:クレジットカードを追加する場合
[お支払い方法を追加]をタップし、任意の支払い方法を選択します。[クレジットまたはデビットカードを追加]を選択した場合は、カードをスキャンするか名義・カード番号・有効期限を手入力して追加しましょう。
購入手続きの途中で支払い方法を変更・設定する
アカウントサービスで支払い方法を設定せずに購入手続きを進めてしまっても、途中で支払い方法を変更・追加することもできます。
「お支払い方法を選択」の画面で[お支払い方法を追加]をタップ。あとはアカウントサービスで設定する方法と同様の手順で支払い方法を選択すればOKです。
支払い方法を削除する
設定された支払い方法は、削除することもできます。利用頻度が少ない支払い方法や期限が切れたクレジットカードなどは整理しておきましょう。
まずメニューボタン[]→[アカウントサービス]→[お客様の支払い方法]と進みます。
削除したい支払い方法の[削除]をタップし、確認画面で[確認]を押します。これで支払い方法の削除は完了です。
注文確定後に支払い方法を変更する
商品の注文確定後でも、支払い方法を変更することは可能です。ただし、注文商品が「出荷準備中」または「発送済み」の場合、支払い方法の変更はできないので注意しましょう。
メニューボタン[]→[注文履歴]と進み、注文した商品の直下にある[お支払い方法を変更する]を選択。支払い方法を再選択し、[次に進む]をタップして変更手続きをおこないましょう。
なお、注文確定後に支払い方法を変更すると商品の配達予定日が変わってしまう可能性があります。
支払い方法を変更できない要因は?
Amazonで支払い方法を変更できない主な要因を3つ挙げています。下記を参照してもどうしても解決しない場合は、Amazonに問い合わせてみるのがいいでしょう。
コンビニ・ATMなどでの支払いを選択できない?
Amazonではコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネーによる前払いが可能ですが、以下のケースでは利用できないことがあります。
- Amazonマーケットプレイス出品者が販売・発送する一部の商品
- お急ぎ便やお届け日時指定便を利用した注文
- Amazon定期おトク便やAmazonフレッシュでの注文
- お支払い方法に制限のある商品
- 「ほしい物リスト」に追加された商品
- Amazonギフト券、Amazonコイン、Amazonデバイス
- デジタルコンテンツ(Kindle本など)
- 50万1円以上の商品
Amazon「欲しいものリスト」とは? 匿名でプレゼントを送る・受け取る方法を解説
「マーケットプレイス」とは?
第三者の販売事業者が新品または中古を販売できるAmazonのプラットフォームのことです。マーケットプレイスによる発送の場合、販売業者が送料を定めているため金額にかかわらず配送料が発生することがあります。
商品詳細ページで「この商品は、Amazon.co.jpが販売、発送します」と表示されている商品は、マーケットプレイスではなくAmazonが販売元です。
コンビニ・ATMなどでの支払いは利用額の上限がある
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネーでの支払いには、利用額の上限が定められています。
- 電子マネー払い:Edy…5万円、モバイルSuica…2万円、JCB PREMO…5万円
- ATM払い:現金…10万円、キャッシュカード…各金融機関により異なる
- コンビニ払い:30万円
- ネットバンキング払い:各金融機関により異なる
Amazonギフト券を購入する場合、購入画面で50万円分まで入力することは可能ですが、実際に支払う際の上限額は上記の金額となります。
注文確定後に支払い方法を変更できないケース
前述の通り、注文確定後でも「出荷準備中」または「発送済み」でなければ支払い方法を変更することができます。しかし、以下のケースでは注文確定後の支払い方法を変更する際に制限があります。
- コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いの場合:お支払い番号発行後に注文内容の変更は不可。その場合はキャンセルするか、注文期限が切れて支払いが自動的にキャンセルするまで待つ
- 携帯決済の場合:注文確定後に支払い方法を変更する場合は、クレジットカードまたはAmazonギフト券のみ。
検証したAmazonアプリのバージョン:iOS版15.21.4、Android版22.1.0.100