PayPay(ペイペイ)でチャージする手段はいくつかありますが、現金チャージするならコンビニの銀行ATMの出番です。しかし、PayPay残高に現金をチャージできるコンビニは限られています。そこで、事前に知っておくと役立つ情報をまとめました。
本記事では、PayPay残高にチャージできるコンビニと現金チャージする方法を解説しています(もし現金でのチャージが面倒だと感じる人は、PayPayカードからのチャージもおすすめです)。
PayPay残高にチャージできるコンビニは?

大手コンビニではいずれもPayPayによる決済は可能ですが、現金チャージが可能なのはセブンイレブンとローソンだけです。ファミリーマートやミニストップなどのコンビニはPayPayのチャージに対応していません。
【ファミマ】チャージできない

ファミリーマートの店頭でPayPay残高にチャージすることはできません。
以前はファミリーマートに設置されている「Famiポート」からYahoo!マネーにチャージ可能でしたが、Yahoo!マネーとPayPay残高の統合にともない、現在は利用できなくなっています。
【セブンイレブン】セブン銀行ATMでチャージできる

セブンイレブンでは、店頭に設置されたセブン銀行ATMからPayPay残高にチャージできます。
セブン銀行ATMはセブンイレブン店舗以外にも、駅や商業施設などにも設置されています。基本的に24時間対応しており(店舗または施設に設置されている場合、営業時間に準ずる)、チャージへの手数料もかかりません。
チャージ手順は以下の通りです。なお、ATMの機種により操作手順が異なる場合があります。
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セブン銀行ATMを操作
セブンイレブンなどに設置されているセブン銀行ATM
セブン銀行ATMからPayPayに現金チャージする場合、まずセブン銀行ATMの画面を操作します。
最初の画面で[チャージ]を選択
画面に表示された[チャージ]をタッチしてください。
[QRチャージ]を選択
チャージできる各種サービスが表示されたら、[QRチャージ]を選択します。
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PayPayアプリでQRコードを読み取る
画面に読み取り用のQRコードが表示されるので、PayPayアプリで読み取ります。
[スキャン]か[チャージ]をタップ
PayPayアプリを開き、「ホーム」タブの[スキャン]をタップするとQRコードリーダーが起動します(「ホーム」タブの[チャージ]→[ATMチャージ]でも可)。
ATMの画面に表示されたQRコードをPayPayアプリで読み取りましょう。
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企業番号をATMに入力
PayPayアプリに表示された企業番号をATMに入力
PayPayアプリでQRコードを読み取ると、スマホの画面に4桁の企業番号(8439)が表示されます。
セブン銀行ATMの画面で[次へ]をタッチすると、4桁の企業番号を入力する画面が表示されます。PayPayの画面に表示された企業番号(8439)を入力し、[確認]をタッチしてください。
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現金を投入する
取引開始の画面が表示されたら[確認]を選択
取引開始の確認画面で[確認]をタッチします。
チャージする金額を指定しましょう。画面に表示されていない金額をチャージする際は、[その他金額(千円単位)]をタッチしてチャージ金額を入力します。
現金の投入口が開くので、紙幣を入れてください。チャージは紙幣のみ可能で硬貨は不可、最低1000円からです。原則おつりは出ませんが、一部のサービスでは指定したチャージ金額以上の紙幣をATMに投入した場合、おつりが出ます。
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チャージ完了
指定したチャージ金額を入金すればチャージ完了です。明細票の必要/不要を選んでください。
チャージ完了画面
「ウォレット」タブの「取引履歴」からもチャージ完了の確認ができる
チャージ後、すぐにPayPay残高(PayPayマネーまたはPayPayマネーライト)に反映されます。
「ウォレット」タブの「取引履歴」でもセブン銀行ATMからのチャージ履歴を確認できます。
【ローソン】ローソン銀行ATMでチャージできる

ローソンでは、店頭に設置されたローソン銀行ATMからPayPay残高にチャージできます。
ローソン銀行ATMはローソン店舗以外にも、一部のナチュラルローソンやローソンストア100にも設置されています。チャージへの手数料もかかりません。
チャージ手順は以下の通りです。
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ローソン銀行ATMを操作
ローソン銀行ATM
ローソン銀行ATMからPayPayに現金チャージする場合、まずローソン銀行ATMの画面を操作します。
はじめに、画面に表示された[スマホ取引]をタッチしてください。
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PayPayアプリでQRコードを読み取る
画面に読み取り用のQRコードが表示されるので、PayPayアプリで読み取ります。
[スキャン]または[チャージ]をタップ
[チャージ]を選択した場合は「チャージ」画面で[ATMチャージ]を選択
PayPayアプリを開き、「ホーム」タブの[スキャン]をタップするとQRコードリーダーを起動します(「ホーム」タブの[チャージ]→[ATMチャージ]でも可)。
ATMの画面に表示されたQRコードをPayPayアプリで読み取りましょう。
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企業番号をATMに入力
PayPayアプリでQRコードを読み取ると、スマホの画面に4桁の企業番号(8439)が表示されます。
ローソン銀行ATMの画面で次へをタッチすると、4桁の企業番号を入力する画面が表示されます。PayPayの画面に表示された企業番号(8439)を入力し、[確認]をタッチしてください。
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現金を投入する
確認画面で[確認]をタッチします。
現金の投入口が開くので、チャージ金額分の紙幣を入れてください。チャージは紙幣のみ可能で硬貨は不可。最低1000円からで、おつりは出ません。
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チャージ完了
入金金額がATMの画面に表示されるので、[確認]をタッチすればチャージ完了です。
チャージ完了画面
「残高」タブでも確認できる
チャージ後、すぐにPayPay残高(PayPayマネーまたはPayPayマネーライト)に反映されます。
「残高」タブを開くと、ローソン銀行ATMによりPayPay残高に加算されていることを確認できるはずです。
【ミニストップ】チャージできない

ミニストップの店頭でPayPay残高にチャージすることはできません。
以前はミニストップに設置されている「MINISTOP Loppi(ロッピー)」からYahoo!マネーにチャージ可能でしたが、Yahoo!マネーとPayPay残高の統合にともない、現在は利用できなくなっています。
【デイリーヤマザキ】チャージできない

デイリーヤマザキの店頭でPayPay残高にチャージすることはできません。
【NewDays】チャージできない

NewDaysの店頭でPayPay残高にチャージすることはできません(KIOSK KewDays含む)。
なお、NewDaysでは2022年4月よりPayPayでの支払いにも対応しました(ストアスキャン方式)。ただし、NewDaysでの決済はPayPayステップの特典付与の対象外となる点には注意してください。PayPayステップの達成条件(決済回数・利用金額)にはカウントされます。
PayPayカードならクレカでチャージできる

PayPayカード
コンビニで都度現金チャージするのは面倒。そんなときに便利なのがPayPayのアプリでチャージする方法です。PayPayではコンビニの他に銀行口座からチャージする方法などもありますが、ここではPayPayカードでのチャージについて解説します。
クレジットカードではPayPay残高にチャージすることはできませんが、PayPayカードだけは例外で、PayPay残高にチャージできます。PayPayカードはPayPay残高にチャージが可能な唯一のクレジットカードなのです。
PayPayカード、すなわち「PayPayクレジット」でPayPay残高にチャージすると、チャージ金額は翌月まとめて支払われます(手数料は無料)。銀行口座からチャージした際のチャージ金額は銀行口座から都度引き落とされる一方、PayPayカードによるチャージ金額は翌月27日に一括で支払われるという点で違いがあります。
- コンビニで現金チャージするのが面倒
- 利用している銀行がPayPayのチャージに対応していない
- チャージ金額を翌月まとめて支払いたい
- 銀行口座以外の方法でチャージしたい
- 送金したいときにPayPay残高不足で困るのは避けたい
なお、PayPayカードで支払うと決済金額の1%のPayPayポイントが貯まります(200円ごとに付与)。基本付与分は1%です。PayPayステップの条件を達成すると翌月に0.5%加算され、付与率は最大1.5%になります。
基本付与分のPayPayポイントがもらえるPayPayの支払い方法は、「PayPay残高払い」「PayPayクレジット」「PayPayカード決済(PayPayアプリに登録必須)」です。「PayPay残高払い」の基本付与分は0.5%、「PayPayクレジット」「PayPayカード決済」の基本付与分は1%です(どちらも200円ごとに付与)。「PayPayクレジット」を利用するにはPayPayカードの発行が必要です。
「PayPayクレジット」または「PayPayカード」で決済するだけで1%のPayPayポイント(200円ごとに付与)を入手できるのですが、PayPayカードを持っていなければ「PayPay残高払い」を選択することになり、0.5%の差が生じます。この点で、「PayPay残高払い」と比べると確かな差が存在します。PayPayにおいて、PayPayカードでの支払いには利点があるのです。PayPayポイントを貯めたい人にとって、PayPayカードは発行を検討する価値があるクレジットカードといえます。年会費は無料です。
PayPayカードの発行をする際、プラスチック製カードを発行するか・しないか、デザインは縦型・横型どっちを選ぶか、国際ブランドはVisa・Mastercard・JCBどれがおすすめか。それぞれ、以下の記事で解説しています。



年会費 |
0
永年無料
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還元率 |
1.00% ~ 1.50%
200円ごとに最大1.5%のポイント
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ポイント |
PayPayポイント
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ウォレット |
Apple Pay
Google Pay
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QUICPay
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申込条件 |
18歳以上(高校生不可)
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審査/発行 |
最短2分審査
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最短7分発行(申込5分・審査2分)
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支払い |
毎月末日締め 翌月27日引落 |
年会費無料で利用金額200円(税込)ごとに1%または1.5%のPayPayポイント獲得(1ポイント=1円相当)。PayPayポイント攻略に必携のクレカ
国際ブランドごとに1枚ずつ、合計3枚まで発行可能
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