楽天モバイルと楽天カードは、どちらも楽天グループが提供するサービスです。セットで利用するとお得になりそうなイメージはあるものの、具体的なメリットを把握している人は意外と少ないかもしれません。
そこで本記事では、楽天モバイルと楽天カードを組み合わせることで得られる具体的なメリットを、実際に活用している筆者が詳しく解説します。
「楽天モバイル」と「楽天カード」をセットで使う6つのメリット
楽天モバイルの支払いを楽天カードにすることで、分割手数料の節約やポイント還元率の向上など、さまざまな特典を受けられます。さらに、楽天経済圏を上手に活用すれば、日々の買い物や関連サービス利用時にもお得度がアップします。
メリット1:楽天モバイル申し込みで2万ポイントを獲得できる

2025年6月20日(金)10時から7月7日(月)10時まで、「マジ得フェスティバル」が開催されています。
「楽天カードを持っている人」「これから楽天モバイルに申し込む人」を対象に、楽天モバイル初回申し込みで楽天ポイントが2万ポイント付与されるお得なキャンペーンです。
キャンペーン名(略称) | 【楽天カード会員様対象】楽天モバイル初めてお申し込みで20,000ポイントプレゼント |
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キャンペーンコード | 2805 |
クーポンコード | RKCMJT00000006 |
開催日 |
2025年6月20日(金)10時から7月7日(月)10時まで |
特典の内容 | 楽天ポイント2万ポイント付与(3カ月間の期間限定ポイント) |
特典の付与時期 | 5カ月間にわたり、各月末日ごろに4000ポイントずつ進呈 |
適用条件 |
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併用できるキャンペーン |
この「2万ポイント」というのは、楽天モバイルのキャンペーン史上最大のポイント付与数です。
マジ得フェスティバルに参加できるのが、「楽天モバイル」と「楽天カード」をセットで使う最大のメリットといっても過言ではありません。楽天モバイルへの申し込みを考えているなら、マジ得フェスティバルが絶好のチャンス。迷わず利用することをおすすめします。
なお、マジ得フェスティバルは期間限定かつ不定期開催であり、次回の開催時期は未定です。今回の開催は2025年7月7日(月)10時までとされているため、期間中に逃さず申し込みましょう。

2025年6月20日(金)10時から6月30日(月)10時までの期間中、「楽天カード」に新規申し込みをすると、通常の倍となる1万ポイントが付与されます。
現時点で楽天カードを持っていない人は、楽天モバイルとのセット申し込みで合計「3万ポイント」を獲得できるチャンスです。現時点でどちらも利用していない人は「楽天モバイル」「楽天カード」セットでの申し込みを強くおすすめします。
1万ポイントを獲得する
メリット2:楽天モバイルで端末を購入する際の分割手数料(24回払い)が無料
楽天モバイルでiPhoneやAndroid端末を購入するなら、楽天カードでの支払いがお得。端末代金を楽天カードで支払うと、24回または48回の分割手数料が「無料」になるからです。

5万円の24回払い実質年率15%だと、だいたい8160円の手数料が発生する
クレジットカードの分割払いサービスを利用する場合、だいたい24回払いで年率15%前後の手数料が発生するケースがほとんど。例えば、本体価格が5万円の端末を24回払いに設定した場合、最終的に手数料だけで8160円発生してしまうことになります。

楽天カードなら分割手数料が発生しない
その点、楽天カードに限って手数料無料で24回の分割払いができます。5万円の端末を24回払いで買ったパターンなら、きっちり2083円だけ毎月支払えばいい計算になります。通常の分割払いと比較すると分かるように、分割手数料が発生しないのは実はかなり大きなメリットです。
さらに、楽天カードユーザーは、iPhoneの分割払い(48回払い設定)がお得になる「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」も利用できます。分割払いを検討しているなら、楽天カードを使わない手はありません。
※分割払い手数料のシミュレーション結果(金額)は実際の支払いと異なる場合があるため、あくまでも目安としてください。
メリット3:「買い替え超トクプログラム」を利用できる

楽天モバイル買い替え超トクプログラム(旧iPhoneアップグレードプログラム)は、楽天カード保有者のみが利用できるお得なサービス。48回の分割払いで購入したiPhoneを25カ月目以降に返却することで、端末代金の最大半額の支払いが免除されます。

iPhone 15(128GB)を買い替え超トクプログラムで購入した場合のシミュレーション
たとえば、税込13万1800円のiPhone15(128GB)を買い替え超トクプログラムで購入したとしましょう。本来なら2745円を48カ月間(4年間)支払い続けなければなりませんが、25カ月目(約2年目以降)に端末を返却すれば、最大24回分の支払いが免除されます。実質的に6万5920円が浮くというわけです。
現状、楽天モバイルで最も安くiPhoneを購入する方法がこの「買い替え超トクプログラム」です。買い替え超トクプログラムを利用するためだけに楽天カードを発行しても損はないでしょう。
- iPhone 16e
- iPhone 16
- iPhone 16 Plus
- iPhone 16 Pro
- iPhone 16 Pro Max
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 13
- iPhone SE 第3世代
メリット4:楽天市場での買い物で+7倍の楽天ポイントを獲得できる

※楽天カード固有の特典(1倍)と楽天カードのSPU特典(1倍)の合計
楽天モバイルと楽天カードをセットで使うことで、楽天市場での買い物が格段にお得になります。 その理由は、楽天の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」により、ポイント還元率が大幅にアップするからです。
楽天SPUとは、楽天の各種サービスを利用することで、楽天市場でのポイント還元率が上がる仕組みのこと。楽天モバイルと楽天カードをセットで使うと、楽天市場で合計7倍の楽天ポイントを獲得できます。内訳は以下の通り。
楽天市場の利用 | 1倍(楽天市場による通常ポイント) |
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楽天カード利用 | +1倍(SPUによるポイント付与) |
+1倍(楽天カードによるポイント付与) | |
楽天モバイル契約(Rakuten最強プラン) | +4倍(SPUによるポイント付与) |
楽天モバイルと楽天カードのユーザーは、通常ポイント(1倍)+楽天カード利用(+2倍)+楽天モバイル契約(+4倍)=合計7倍のポイントを常時獲得できます。
たとえば、1カ月間に楽天市場で2万円(税抜)ほど買い物をした場合、楽天モバイルと楽天カードのユーザーは合計1400ポイントを獲得できます。一方、通常のユーザーは通常の1倍(200ポイント)のみなので、その差は1200ポイントにもなります。これが毎月積み重なれば、年間で約1万4000ポイント(=1万4000円相当)もの差が生じるのです。
後述するように、楽天モバイルの月額利用料金は楽天ポイントを1ポイント=1円として充当できるシステムです。楽天市場で毎月2万円〜3万円の買い物をする人で、かつ月間データ通信量を3GB以下に抑えられる人なら、SPU特典によって楽天モバイルの維持費をほぼゼロにすることも可能です。
メリット5:楽天モバイルの支払いで貯まる楽天ポイントが2倍になる

楽天モバイルを契約しているユーザーには、毎月の支払い額に対して1%の楽天ポイントが還元されます。
さらに、支払い方法を楽天カードに設定すると、楽天カード利用分として追加で1%の楽天ポイントが付与されます。つまり、楽天モバイルの支払いを楽天カードにするだけで、合計2%分の楽天ポイントを獲得できることになります。

他のクレジットカード(例:PayPayカード、dカードなど)を利用しても、楽天モバイルの1%還元特典は適用され、クレジットカード側のポイントも獲得できます。しかし、楽天ポイントを1P=1円として楽天モバイルの支払いに使えるという点で考えると、楽天カードの方が有利です。
- 楽天カード → 楽天ポイントが貯まり、楽天モバイルの支払いに充当可能
- 他社カード → 各社独自のポイント(例:dポイント、PayPayポイント)が貯まるが、楽天モバイルの支払いには使えない
たとえば、楽天モバイルの請求金額が毎月2980円だったとして、楽天カードで支払った場合は毎月楽天ポイントを59ポイント獲得できます(小数点以下は切り捨て)。
この楽天ポイント59ポイントを毎月の楽天モバイルの支払いに充当すると、年間で708円安く利用できるという計算に。たったの数百円の違いですが、数年間払い続けると大きな差が生じるはずです。楽天カードを選ぶことで、実質的に通信費の節約につながるというわけです。
メリット6:Rakuten最強プランの「データタイプ」を利用できる
楽天モバイルでは、基本プランとなる「Rakuten最強プラン」のほかに、データ通信に特化した「Rakuten最強プラン(データタイプ)」というプランが提供されています。
この「データタイプ」に申し込めるのは「楽天カード」のユーザーだけです。楽天カードを持っていない人は申し込めません。

データタイプの最大のメリットは、本人確認・審査を省略できること。楽天モバイルのSIMタイプを「eSIM」で申し込めば、即日開通してすぐに使うことも可能です。
「楽天モバイルを契約したいけど自身の生活圏で繋がるどうか不安」という人は、いったんデータタイプを試してから通常タイプを契約する、というのもアリでしょう。
データタイプはデータ通信専用プランなので、OS標準の通話アプリが利用できません。また、無料通話アプリの「Rakuten Link」も利用不可です。
キャリア決済、楽メール(キャリアメール)「最強家族プログラム」、「最強青春プログラム」が対象外となるなど、デメリットも多いので注意が必要。加えて、「マジ得フェスティバル」をはじめとするほとんどのキャンペーンのポイント付与対象外に指定されているので、申込みを検討している人は気をつけてください。
「楽天カード」「楽天モバイル」セット申し込みで3万ポイントを受け取る手順

冒頭述べた通り、2025年7月7日(月)10時まで「マジ得フェスティバル」キャンペーンが開催中です。「楽天カードを持っている人」「これから楽天モバイルに申し込む人」を対象に、楽天モバイルのRakuten最強プラン初回申し込みで楽天ポイントが2万ポイント付与されます。
さらに、6月30日(月)までに楽天カードに新規入会すると楽天ポイント1万ポイントを追加で獲得できます。現時点で楽天カードを持っていない人は、合計「3万ポイント」を獲得できるチャンスです。以下、楽天モバイルと楽天カードのセット申し込みで3万ポイントを獲得する具体的な手順を紹介します。
ステップ1:申し込み前に準備する
楽天モバイルと楽天カードの申し込みをスムーズに進めるために、事前の準備が重要です。
楽天会員IDを作成しておく
楽天モバイル・楽天カードの申し込みには楽天会員IDが必要です。楽天会員でない場合は、事前に登録を済ませておきましょう(登録は無料)。

すでに楽天IDを持っている人も、登録された情報が最新のものか確認しておくことをおすすめします。というのも、楽天モバイルや楽天カードに申し込みをする際、楽天IDに登録されている情報が契約者情報としてそのまま自動的に反映されます。
氏名や住所、電話番号など、楽天IDに紐付いている情報がそのまま契約者情報として扱われるため、正しい情報を登録しておくことが重要です。楽天IDに登録されている情報(氏名や住所など)に誤りがある場合、本人確認書類の整合性が取れず、審査に落ちてしまう可能性があります。
手持ちの端末が楽天モバイルに対応するか確認

楽天モバイルで動作確認する
SIMのみ契約する場合は、手持ちのスマホで楽天モバイルのSIMを使えるかどうかを確認しなければなりません。動作確認ができていない機種だと、楽天モバイルの回線を正常に利用できない可能性があります。
手持ちのスマホが楽天モバイルに対応しているかどうか判断するには、楽天モバイル公式サイトの「動作確認済のスマホ」ページでチェックするのが手っ取り早いです。質問に沿って端末の特徴を入力していけば、利用できるか否かの診断結果が表示されます。
本人確認書類を揃える
楽天モバイルの申し込み時には、本人確認書類の提出を求められます。必要な本人確認書類を確認し、あらかじめ用意しておけばスムーズに申し込みできるでしょう。
なお、楽天モバイルにネットで申し込む場合、本人確認の方法によって回線の開通までにかかる時間が異ります。急ぎで楽天モバイル回線を使い始めたい場合は、「AIかんたん本人確認(eKYC)」を実施しましょう。

(※)補助書類として、発行から3カ月以内の公共料金の請求書・領収書(電気・ガス・水道)、住民票、届出避難場所証明書のいずれかが必要
また、合わせて書類の有効期限や記載内容(氏名、住所など)が最新であることを必ず確認しましょう。
「引っ越し後で住所を変更した」「結婚や離婚などで苗字が変わった」という場合は、本人確認書類を最新の情報に更新してから提出することをおすすめします。住所や氏名が不一致の場合、手続きがスムーズに進みません。
楽天カードの申し込み時には、本人確認書類の提出は不要です。実際に筆者が申し込んだ際にも、免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類を提出することなく手続きが最後まで進みました。

ただし、郵送での口座登録を選択した場合は、楽天カードの受け取り時に「顔写真付きの身分証明書」の提示を求められる場合があります。スムーズに受け取れるように、わかりやすい場所に免許証やマイナンバーカードを用意してくとよいでしょう。
なお、申し込み時に支払い口座をインターネットで登録すると、カードの受け取り時に本人確認書類の提示が不要になります(一部例外あり)。手続きをスムーズに進めたい方は事前にオンラインで口座登録を済ませておくのがおすすめです。
引き落とし口座を用意する(楽天カード支払い用)

支払い口座の登録方法を選択する
楽天カードを申し込む前に、引き落とし口座の確認と準備をしておきましょう。カード会員規約上、楽天カードの利用には銀行口座の登録が必須となっています。
すでに銀行口座を持っている場合でも、その金融機関が楽天カードに対応しているかを公式サイトで事前に確認しておくと安心です。
他社からMNPで乗り換える場合は追加で準備
他社から電話番号を引き継いで乗り換え(MNP)をおこなう場合、追加でいくつかの準備が必要です。具体的には、請求締日や契約者名義の確認といった作業が必要です。また、一部キャリアでは事前に「MNP予約番号」を取得しなければならないケースもあります。
乗り換えの手順や必要な準備について、より詳しい情報は以下の記事で解説しています。参考にしながら確実に乗り換えを進めてください。
ステップ2:楽天カードに特設ページから申し込む
準備ができたら、さっそく楽天カードに申し込みましょう。なお、「マジ得フェスティバル」における楽天カードと楽天モバイルのポイントアップ期間は、それぞれ終了時期が異なるため注意が必要です。
楽天カードの新規入会による1万ポイント特典の締切は、2025年6月30日(月)10時までと設定されています。楽天モバイル側のポイントアップ期間よりも約1週間早く終了してしまうため、「両方の特典を狙いたい」と考えている人は、楽天カードの申し込みを先に済ませておくのがおすすめです。
特設ページにアクセス

画面をスクロールする

会員状況に応じてボタンをタップ
楽天カードの申し込み特設ページにアクセスしたら、画面をスクロールします。事前に楽天会員登録している人は楽天会員の方に進んでください。楽天会員登録したことがない人は、楽天会員でない方をタップして新規登録を済ませましょう。
1万ポイントを獲得できる
楽天IDでログインする

楽天IDでログインする
楽天IDでのログイン画面が表示されるので、自身のIDとパスワードを入力して次へを押します。
本人の情報を入力
![[お申し込みへ]ボタンをタップ](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2025/06/11/202506011-rakutencardr-4.jpg)
[お申し込みへ]ボタンをタップ

本人情報を入力する
デザインを選んだら、[お申し込みへ]ボタンをタップ。続く画面で自身の氏名や電話番号などを入力しましょう。
国際ブランドを選択する

国際ブランを選ぶ
クレジットカードのブランドをJCB・Visa・Mastercard・American Expressの中から1つ選択してください。各カードブランドの特徴や違いについては、以下の特集で詳しく解説しています。
暗証番号を設定する

暗証番号を設定する
数字4桁の暗証番号を設定します。カード決済の際にここで設定した番号の入力が求められる場合があります。数字4桁に何を設定したか、確実に覚えておきましょう。
支払い口座の登録方法を決める

暗証番号を設定する
楽天カードの申し込み時には、口座登録方法を「インターネットで手続き」または「郵送で手続き」から選択する必要があります。どちらの方法を選んでも問題ありませんが、おすすめはインターネットでの口座登録です。
というのも、楽天カードの申し込み特典ポイントを受け取るには、申し込み日の翌々月25日までに口座振替設定を完了させなければなりません(詳しくは後述)。
郵送で口座登録をした場合、手続き完了まで1〜2カ月かかる可能性があり、特典の受け取り期限ギリギリになることも。その点、インターネットでの口座登録なら最短3分で手続きが完了し、スムーズに設定できるので安心です。
![[次へ]をタップする](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2025/06/11/202506011-rakutencardr-11.jpg)
[次へ]をタップする
すべての情報をもれなく入力できたら次へをタップします。
申し込みを確定する

申し込み内容を確認する
![[お申し込み]をタップ](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2025/06/11/202506011-rakutencardr-13.jpg)
[お申し込み]をタップ
申し込み内容を確認して問題なければ[お申し込み]ボタンを押します。利用規約の確認も忘れずにおこなってください。

申し込み完了メールが届く
申し込み完了を知らせるメールが届きます。今後の流れなどが記載してあるので、一読しておきましょう。
カードを受け取って「e-NAVI」に登録する

審査に通ったら「発行手続き完了のお知らせ」が届く
しばらくすると、「発行手続き完了のお知らせ」というメールが届きます。このメールが届いたら、楽天カードの審査に通過したということです。カードが手元に届くまで、もうしばらく待ちましょう。
なお、筆者は1日で審査が完了しました。審査にかかる時間は個人差が大きいとは思われますが、割とスムーズに処理された印象です。

「発行手続き完了のお知らせ」メールが届いてから7日〜10日前後で楽天カードが届きます。楽天カードを受け取ったら「楽天e-NAVI」に登録しましょう。
楽天e-NAVIは、楽天カード会員向けのオンラインサービスで、カードの利用状況やポイント残高の確認、支払い方法の変更などを簡単に管理できる便利なツールです。楽天カード発行や利用による特典ポイントを受け取るには楽天e-NAVIへの登録が必須です。受け取り後はなるべく早く登録を済ませてください。
条件を達成してポイントを受け取る
楽天カードの申し込み特典として付与される楽天ポイントは、一括で受け取れるわけではなく、条件に応じて段階的に付与される仕組みになっています。マジ得フェスティバルの期間中は、以下の流れで1万ポイントを受け取ることになります。

まず、「楽天e-NAVI」への登録を完了すると、約2日後を目安に2000ポイントが自動的に付与されます。残りの8000ポイントは、以下の条件を達成した月の翌月末頃を目安に付与される仕組みです。
- 申し込み日の翌月末までに楽天カードを1回以上使う(1円以上でOK)
- 申し込み日の翌々月25日までに、口座振替設定を完了させる
条件未達のまま期限を過ぎると、ポイントの受け取り資格を失ってしまいます。カードが届き次第、なるべく早めに条件を達成しましょう。
ステップ3:楽天モバイルに特設ページから申し込む

ここでは「マジ得フェスティバル」を適用して楽天モバイルへの申し込み手順を解説します。マジ得フェスティバルの楽天モバイル特典の獲得条件は以下の通りです。
- 条件1:楽天モバイルに初めて申し込む(再契約や2回線目の契約は対象外)
- 条件2:特設ページからRakuten最強プランに申し込む
- 条件3:7月31日時点で楽天カードの発行が完了している
- 条件4:7月31日までにRakuten最強プランを利用開始する
後ほど詳しく解説しますが、「マジ得フェスティバル」の適用にあたって、楽天カードの発行を完了させる必要はありません。申込み時点で楽天カードを持っていなくても、指定された期日までに発行が完了していれば特典の付与対象となります。
キャンペーン特設ページにアクセスする

特設ページにアクセスして「楽天モバイルお申し込み」をタップする
マジ得フェスティバルの特設ページにアクセスしたら、画面を下にスクロールして楽天モバイルお申し込みボタンをタップします。
特設ページ以外から申し込んだ場合は、楽天ポイント2万ポイントは付与されません。必ず特設ページを経由して申し込んでください。
楽天会員情報でログインする

楽天IDとパスワードを入力
手続きを進めるにあたって、ログインが求められます。楽天IDとパスワードを入力してログインしてください。
マジ得フェスティバルの対象となるには、楽天カードと楽天モバイルの利用情報が同じ「楽天ID」に紐づけられている必要があります。必ず「楽天カード」で利用しているものと同じ楽天IDでログインしましょう。
クーポンコードの適用を確認する

ログイン後、申込み画面の一番上にクーポンコードが表示されているか確認します。
クーポンコードが表示されていない場合は、時間超過等でセッションが切れている可能性があるます。もう一度、特設ページにアクセスして楽天モバイルお申し込みボタンを押してください。
「Rakuten最強プラン」を選択する

プランの選択画面にはデフォルトで「Rakuten最強プラン(通常タイプ)」が表示されるはずなので、[プランを選択する]ボタンをタップします。

「SIMカード」と「eSIM」を選択する

「この内容で申し込む」をタップする
画面を下にスクロールしつつ、必要に応じて通話や保証などのオプションを選択しましょう。オプションは申し込み後の追加・解約も可能です。
SIMタイプのうち「SIMカード」または「eSIM」のどちらかを選択し、この内容で申し込むをタップします。
本人確認をおこなう

契約者情報の一致にチェックを入れる

本人確認方法を選択
「契約者情報と本人確認書類の情報が一致していることを確認しました」にチェックを入れたら、本人確認をおこないます。以下4つの方法から本人確認の方法を選んでチェックを入れてください。
- 楽天グループに提出済の書類で確認する:楽天証券もしくは楽天生命のユーザーのみ利用可能。すでに提出済みの本人確認書類が使用される
- 書類画像をアップロードで確認:本人確認書類を撮影し、アップロードする
- AIかんたん本人確認(eKYC):本人確認書類と自身の顔を同時に撮影。eSIM対応スマホでeSIMを申し込んだ場合、最短5分で回線の開通が可能
- 受け取り時に自宅で確認:SIMカードの受け取り時に配達員に本人確認書類を提示する(eSIMを選択した場合、後日スタートガイドが配達された際に提示)
「eSIM」を選択し、かつ「AIかんたん本人確認(eKYC)」での本人確認を済ませた人は、審査完了後すぐに回線開通が可能です。
急ぎで楽天モバイル回線を開通したい場合は「eSIM」を選択したうえで「AIかんたん本人確認(eKYC)」での本人確認を済ませるようにしてください。ここでは本人確認の手順は割愛します。
電話番号を選択する(乗り換える場合は使用中の電話番号を入力)

電話番号の選択画面が表示されます。自身のニーズにあわせて「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」「新規電話番号を取得」を選択します。どちらを選択しても、マジ得フェスティバルの適用には影響しません。
支払い方法を選択する

「プランのお支払い」項目をタップ

任意の支払い方法を選択する
「プランのお支払い」項目に楽天会員情報に登録中の支払い方法が反映されます。変更したい場合は、タップして任意の方法を選択しましょう。楽天モバイルで利用できる支払い方法は以下の通り。
支払い方法 | 楽天ポイントの還元率 | 手数料 | 料金請求日・支払い日 |
---|---|---|---|
楽天カード | 合計2% | 0円 | 毎月11日ごろ |
楽天カード以外のクレジットカード | 1% | 0円 | 毎月11日ごろ |
デビットカード | 1% | 0円 | 毎月11日ごろ |
銀行口座振替 | 1% |
毎月110円 |
毎月27日ごろ |
なお、マジ得フェスティバルの特典を受け取るには、楽天カードの保有が条件となります。しかし、支払い方法として楽天カードを設定する必要はありません。どの支払い方法を選んでもキャンペーンの適用に影響はないので、安心してください。
申し込みを確定させる

[申し込む]をタップ

[この内容で申し込む]をタップ
楽天ポイント使用の有無を選択したら、[申し込む]をタップします。続く画面でプラン内容やオプション、MNP転入電話番号などを確認し、改めて[この内容で申し込む]を押してください。

[この内容で申し込む]をタップ

[同意して申し込む]をタップ
あらためて申し込み内容を確認し、[この内容で申し込む]をタップ。「重要事項説明・利用規約」を確認してチェックを入れたうえで、[同意して申し込む]ボタンを押してください。

最後に、「お申し込みを受け付けました」と表示されていれば完了です。他社から乗り換える人は、そのまま[電話番号の引き継ぎ(MNP)申請を行う]をタップしてください。
なお、「MNP」の手順については本記事では割愛しています。詳しく知りたい人は以下の記事を参照してください。
回線開通の準備ができるまでしばらく待つ

ステータスが切り替わるまでしばらく待つ
「my 楽天モバイル」にアクセスします。TOP画面に「準備中」という画面が表示されたら、開通の準備ができるまでしばらく待ちましょう。SIMのタイプや本人確認の方法によって、開通できるまでにかかる日数が変わってきます。
SIMのタイプ | 本人確認方法 | 「MNP転入を開始する」ボタンが表示されるタイミング |
---|---|---|
SIMカード | 2〜7日後(郵送でSIMカードを受け取り次第) | |
eSIM | AIかんたん本人確認(eKYC) | 最短3分 |
書類画像をアップロードで確認 | 2〜7日後(郵送で書類を受け取り次第) | |
受け取り時に自宅で確認 | 2〜7日後(郵送で書類を受け取り次第) | |
楽天グループに提出済の書類で確認 | 2〜7日後(郵送で書類を受け取り次第) |
「eSIM」を選択しかつ「AIかんたん本人確認(eKYC)」での本人確認を済ませた人は、すぐにMNP転入および回線開通が可能です。
逆に、「AIかんたん本人確認(eKYC)」での本人確認をおこなわない場合、eSIMもSIMカードと同様に数日間の待機時間が発生します。郵送物を受け取るまで開通手続きを進められません。
楽天モバイルの回線を開通させる
開通2025年7月31日(木)23時59分までにRakuten最強プランの利用を開始しましょう。「Rakuten最強プランの利用を開始」が示す具体的な行為は、状況によって以下の通り異なります。
「Rakuten最強プランの利用を開始」が認められるタイミング | ||
---|---|---|
新規申し込みの場合 | 「AIかんたん本人確認」を実施した場合 | 楽天モバイル回線を開通した時点 |
「AIかんたん本人確認」を実施した場合 |
配送物(SIMカードや冊子など)の配達が完了した時点 |
|
他社から乗り換え(MNP)の場合 |
楽天モバイル回線を開通した時点 |
|
楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)の料金プランからプラン変更(移行)した場合 | 楽天モバイル回線を開通した時点 |
新規申し込みでかつ「AIかんたん本人確認」を実施していない場合、SIMカードやスタートガイドなどの配送物が自宅に届きます。このとき、配送会社が「お届け完了」を楽天モバイルに通知した時点で、「Rakuten最強プランの利用開始」として扱われます。開通作業をおこなわなくても、配送完了の通知が利用開始日の起点となる仕組みです。
一方、これ以外の申し込みケースでは、楽天モバイルの回線を開通した時点で「Rakuten最強プランの利用開始」が認められます。回線開通の手順は、eSIMとSIMカード(物理SIM)で異なるため、自身の状況に合わせて確認してください。
eSIMの開通手順をチェックする

[eSIM開通用のQRコードを表示する]をタップ

QRコードを表示する
「my 楽天モバイル」にアクセスします。TOP画面に[eSIM開通用のQRコードを表示する]ボタンが表示されているはずなので、これをタップ。QRコードが表示されたら「現在操作中のスマートフォンで楽天回線を開通したい方はこちら」を押してください。

[開通手続きを行う]をタップ

15分かけ放題に加入しない場合は[後にする]をタップ
[開通手続きを行う]をタップすると、15分かけ放題への加入を勧められます。必要なければ[後にする]を押してください。

[許可]をタップ

[続ける]をタップ
新規eSIMアクティベートの許可が求められます。問題なければ[許可]を押しましょう。「eSIMをアクティベート」といった画面に切り替わったら[続ける]をタップします。
「my 楽天モバイル」の画面に戻り、「開通手続きが完了しました」というポップアップが表示されていれば開通完了です。

iPhoneの場合、eSIMアクティベートの直後に「キャリア設定アップデート」というポップアップが表示されるケースがあります。このポップアップが表示された場合は、「アップデート」ボタンを押してください(ポップアップは必ず表示されるわけではありません)。
誤って「今はしない」を押してしまった場合は、「設定」アプリを開き「一般」→「情報」に進むとポップアップが再度表示されるので、「アップデート」を押しましょう。
SIMカードの開通手順をチェックする

SIMカードの入れ替えをおこなう前には、必ず端末の電源を切りましょう。起動したまま入れ替え作業をおこなうと、端末の故障につながるおそれがあります。

ICチップ部分を取り外す
台紙から、ICチップのある部分を取り外します。チップ部分に皮脂や汚れ、ほこり、水分などがつくと不具合の原因になります。なるべくICチップ(金属部分)に触れないよう、取り扱いには注意してください。

nanoSIMサイズにSIMカードを切り離す
楽天モバイルで提供されるSIMカードは、初期状態では「microSIM」として利用できるサイズになっています。しかし、iPhoneやほとんどのAndroidスマホでは「nanoSIM」を採用しているため、一回り小さいサイズに調整する必要があります。
ICチップ周辺のプラスチック部分を軽く押し出せば簡単に切り離すことができます。カードを破損しないよう丁寧に扱いましょう。

nanoSIMサイズにする
上の写真ように、一回り小さいサイズに切り離せていればOKです。

SIMピンを用意する
SIMトレイを引き出すにあたって、「SIMピン」を用意します。楽天モバイルのSIMカードには同梱されていないので自身で用意しなければなりません。
見当たらない場合は、ペーパークリップ、つまようじ、安全ピンなど、身近にある先端が細いものでも代用可能です。

端末の側面や上部にある小さな穴をSIM取り出し用ピンなどでプッシュ
続いて、端末の側面や上部にある小さな穴をSIM取り出し用ピンなどでプッシュして、挿し込み口(トレイ)を取り出します。
一部Androidスマホ(Xperiaなど)穴がないタイプは、そのままトレイを爪で引き出して取り出せます。

SIMカードをセットする
トレイが引き出せたら、既存のSIMカードを取り外し、楽天モバイルのSIMカードを乗せて挿し込みます。
このとき、斜めに欠けている角部分が合うようにSIMカードを置き、トレイと端末のプッシュ穴の位置を合わせて水平に押し込むと正しい向きで装着できます。SIMカードを装着したら、端末の電源を入れてください。

iPhoneの場合、電源を入れた直後に「キャリア設定アップデート」というポップアップが表示されるケースがあります。このポップアップが表示された場合は、「アップデート」ボタンを押してください(ポップアップは必ず表示されるわけではありません)。
誤って「今はしない」を押してしまった場合は、「設定」アプリを開き「一般」→「情報」に進むとポップアップが再度表示されるので、「アップデート」を押しましょう。
楽天ポイントが複数回に分けて付与される
マジ得フェスティバル特典の楽天ポイント2万ポイントは、2025年9月末日ごろより5カ月間にわたって4000ポイントずつ付与されます。2万ポイントを一括で獲得できるわけではありません。

具体的には、2025年9月末日ごろに4000pt付与、10月末日ごろに4000pt付与、11月末日ごろに4000pt付与、12月末日ごろに4000pt付与、最終5回目のポイント付与日が2026年1月末日ごろになります。
最終ポイント付与日である「2026年1月末日」を迎える前に楽天モバイルを解約した場合、2万ポイントを受け取り終えることができません。2万ポイントを丸ごと獲得したいなら、少なくとも2026年1月末日までは楽天モバイルを継続利用しましょう。
よくある疑問と回答
ここからは、楽天カードと楽天モバイルのセット使いに関するよくある疑問に回答していきます。
楽天モバイルの月額料金を楽天カードで支払ったら割引される?
楽天カードを利用したからといって月々の通信料金が割引になることはありません。

楽天モバイルでは、支払い方法によって基本料金が変わることはありません。楽天カードを使ったからといって「月々の通信料金が割引になる」「月間データ容量が増量する」といった特典はないので注意しましょう。
楽天モバイルの支払い方法に楽天カード以外は使える?
楽天カード以外のクレジットカード、デビットカード、銀行口座振替といった方法での支払いも可能です。
現在、楽天モバイルで利用できる支払い方法は以下の通りです。
支払い方法 | 楽天ポイントの還元率 | 手数料 | 料金請求日・支払い日 |
---|---|---|---|
楽天カード | 合計2% | 0円 | 毎月11日ごろ |
楽天カード以外のクレジットカード | 1% | 0円 | 毎月11日ごろ |
デビットカード | 1% | 0円 | 毎月11日ごろ |
銀行口座振替 | 1% |
毎月110円 |
毎月27日ごろ |
口座振替の場合は毎月の引き落とし時に手数料110円が発生します。楽天カードを利用できない場合でも、他社クレジットカード、もしくはデビットカードでの支払いを選択するのがおすすめです。
楽天カードの「家族カード」もキャンペーンの対象?
家族カードのユーザーも、一部の楽天カード会員限定キャンペーンの対象になります。
楽天モバイルに問い合わせたところ、「新生活応援キャンペーン(2677)」と「学生応援キャンペーン(2676)」「マジ得フェスティバル(2532)」については家族カードもポイント付与対象との回答を得られました。
対して「楽天モバイル申し込みで3000ポイントプレゼント (1234)」キャンペーンは家族カードはポイント付与対象外とのことです。利用する際は、注意してください。
キャンペーン名とキャンペーンコード(略称) | 単体で獲得できる楽天ポイント | 家族カード |
---|---|---|
新生活応援キャンペーン(2677) |
|
◯ |
学生応援キャンペーン(2676) | 1万4000ポイント付与 |
◯ |
楽天モバイル申し込みで3000ポイントプレゼント (1234) | 3000ポイント付与 | ✕ |
マジ得フェスティバル(2532) | 2万ポイント付与 | ◯ |
楽天カードの「家族カード」は、18歳以上で本会員と生計をともにする家族なら無料で発行できます。本会員の信用情報に基づいて審査が行われるため、比較的スムーズに発行できるケースが多いです。
身近に楽天カードのユーザーがいる人は、家族カードの新規発行も検討してみるとよいでしょう。
楽天カードを利用していれば楽天モバイルで本人確認が省略される?
楽天カードを利用していても、楽天モバイルでの本人確認は必要です。
楽天カードを利用していても、楽天モバイルの本人確認は省略されません。
ただし、楽天銀行・楽天証券・楽天生命のいずれかを契約している場合、楽天モバイル申し込み時の本人確認書類の撮影が不要となり、スムーズに手続きを進められます。
支払い方法の変更はいつから適用される?
支払い方法を変更した時期により、新しい支払い方法の適用月が異なります。
毎月1~3日に支払い方法を変更した場合は当月の請求から適用され、毎月4日~月末に変更した場合は、翌月の請求から適用されるシステムです。したがって、支払い方法の変更を急ぐ場合は、毎月1日~3日の間に手続きを完了するのがおすすめです。
毎月1日~3日に変更した場合 | 当月の請求から新しい支払い方法が適用される |
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毎月4日~月末に変更した場合 | 翌月の請求から新しい支払い方法が適用される |
例えば、4月2日に支払い方法をクレジットカードから銀行口座引き落としに変更した場合、4月分の請求から銀行口座引き落としが適用されます。
一方、4月10日に支払い方法をクレジットカードから銀行口座引き落としに変更した場合、5月分の請求から銀行口座引き落としが適用されます。この場合、変更日が4日以降のため、変更が反映されるのは翌月(5月)の請求からとなるわけです。