「楽天モバイル」と「楽天カード」をセットで使うと得られる4つのメリット

楽天モバイルユーザーは楽天カードを利用すべき?

楽天モバイルも楽天カードも、同じ楽天グループが提供するサービスです。なんとなく楽天モバイルの料金を楽天カードで支払うとお得な感じはするものの、そのメリットを具体的に把握している人は少ないでしょう。

そこで本記事では、楽天モバイルと楽天カードをセットで利用した場合、どんなメリットがあるのか詳しく解説します。

楽天モバイルユーザーが楽天カードを持つ4つのメリット

まず知っておいてほしいのが、楽天カードを利用したからといって楽天モバイルを安く利用できるわけではないということ。たとえば「月々の通信料金が割引になる」「月間データ容量が増量する」といった分かりやすい特典はありません。

とはいえ、楽天モバイルを利用する上で楽天カードユーザーはさまざまな点で優遇されます。以下詳しくみていきましょう。

楽天カード
楽天カード
年会費初年度:
0

2年目以降:
0
還元率
1.00%
ポイント
楽天ポイント
ウォレット
Apple Pay
Google Pay
電子マネー
QUICPay
楽天Edy
申込条件
18歳以上(高校生不可)
審査/発行
/
最短1週間
支払い

毎月末日締め

/

翌月27日引落

  • 楽天ポイントの基本還元率が1%(100円につき1ポイント=1円相当)。しかも年会費は無料

  • 楽天市場では3%以上の還元率。SPU(スーパーポイントアッププログラム)やお買い物マラソンなどでポイント最大42倍も

  • 楽天ポイントは貯められる、使える店舗・サービスが多い

楽天モバイルで端末を購入する際の分割手数料が無料

楽天モバイルで買える端末は2~5万円程度のリーズナブルなものが多いですが、それでも一括で支払うとなると負担は大きいはず。分割払いを希望する人も多いでしょう。

分割払い

クレジットカードの分割払いシステムを利用する場合、だいたい24回払いで年率15%前後の手数料が発生してしまいます。

たとえば、本体価格が5万円の端末を分割払いすると、端末代金の2083円に加え、手数料340円を毎月支払わなければなりません。最終的に、手数料だけで8160円発生してしまうことになります。

楽天モバイル分割払い

その点、楽天カードに限って手数料無料で最大24回まで端末の分割払いができます。5万円の端末を24回払いで買ったら、きっちり2083円だけ毎月支払えばよいのです。通常の分割払いと比較すると分かるように、分割手数料が発生しないのは実はかなり大きなメリットです。

さらに楽天カードユーザーは、iPhoneの分割払いがお得になる「iPhoneアップデートプログラム」を利用できます(後述)。分割払いを検討しているなら、楽天カードを使わない手はありません。

iPhoneアップグレードプログラムを利用できる

「iPhoneアップグレードプログラム」は、楽天カード保有者のみが利用できるお得なシステムです。

楽天モバイル

楽天カードで48回の分割払いで購入したiPhoneを25カ月目以降に返却すると、残りの分割支払い料金(最大24回分)の支払いが不要になります。

つまり、購入したiPhoneを2年後に返却することで、端末代金の最大2分の1が免除されるというわけです。もちろん、分割手数料は発生しません。

iPhoneアップグレードプログラムの適用条件
  • 対象のiPhoneを48回払いで購入する
  • 支払い方法に楽天カードを設定する
  • 購入してから25カ月目以降、47カ月目までの間にiPhoneを返却する(返却手数料として税込み3300円が発生)

対象は、iPhone 13シリーズなど最新モデルがメイン。今後、新しいモデルが発売されるたびにプログラム対象機種に追加されていくことが予想されます。

プログラム対象のiPhone
  • iPhone 13 Pro Max(128GB/256GB/512GB/1TB)
  • iPhone 13 Pro(128GB/256GB/512GB/1TB)
  • iPhone 13(128GB/256GB/512GB)
  • iPhone 13 mini(128GB/256GB/512GB)
  • iPhone SE 第3世代(64GB/256GB/512GB)
  • iPhone 12 Pro Max(64GB/256GB/512GB)

「常に最新モデルのiPhoneを使っていたい」という人は、ぜひ活用したい制度です。今は楽天カードを持っていなくても、iPhoneアップグレードプログラムのためにわざわざ楽天カードを発行する価値はあるといえます。

なお、現在iPhoneアップグレードプログラムを利用すると5000円相当分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンが開催中です(終了時期未定)。返却時に発生する事務手数料3300円分は、還元される楽天ポイントで相殺できるでしょう。

楽天モバイルの支払いで貯まる楽天ポイントが2倍になる

楽天モバイルでは、支払い方法問わず全ユーザーに毎月の支払い料金に対して1%の楽天ポイントが付与されます(税別100円に対して1P)。加えて、還元率1%の楽天カードで支払えばさらに1%分の楽天ポイントが貯まります。

楽天モバイル

とはいえ、ポイント還元システムのあるクレジットカードなら、どれでもお得感はさほど変わりません。楽天モバイルの支払いにPayPayカードを使ったとしても、楽天モバイルの特典である1%分の楽天ポイントは付与されますし、クレカ固有の特典(1%分のPayPayポイント)も獲得できるでしょう。

しかし、楽天モバイルの支払いに充当できるのは「楽天ポイント」だけです。効率的に楽天ポイントを獲得することは、結果的に楽天モバイルを安く利用できるということにつながります。

楽天モバイル

たとえば、楽天モバイルの請求金額が2980円だったとして、楽天カードで支払った場合は毎月楽天ポイントを59P獲得できます(小数点以下は切り捨て)。

この楽天ポイント59Pを毎月の楽天モバイルの支払いに充当すると、年間で708円安く利用できるという計算に。たったの数百円の違いですが、数年間払い続けると大きな差が生じます。

楽天市場での買い物で貯まるポイントが+4倍になる

SPU

楽天SPU」と呼ばれる仕組みにより、楽天市場の買い物で獲得できる楽天ポイントが+4倍にアップします。

これは「楽天カード」と「楽天モバイル」をそれぞれ利用していれば適用される特典であり、楽天モバイルの支払いを楽天カードに設定していなくても構いません。

税別1000円の商品を買うときに獲得できる楽天ポイント
条件 ポイント倍率 獲得できる楽天ポイント数
楽天会員に登録
(通常ポイント)
1%
(税抜き100円につき1P)
10P
楽天カードで支払い 通常ポイントの2倍
(うち1倍分は期間限定ポイント)
20P
楽天モバイルを契約 通常ポイントの1倍 10P
    合計40P

楽天市場の+○倍というシステムはかなり分かりづらいのですが、通常ポイント(1倍分)を基準とすると理解しやすいでしょう。

たとえば、楽天市場で税別1000円の商品を買うとします。楽天会員であれば誰でも+1倍特典があるので、税別100円につき1ポイントが付与されて10Pが獲得できます。これが、基準となる通常ポイント1倍分です。

楽天モバイルユーザーはこの通常ポイントに+1倍(10×1)で10P、さらに楽天カードユーザーは+2倍(10×2)で20Pが付与されるので、合計40Pを獲得できるというわけです。

前述したように、効率よく楽天ポイントを貯めればその分楽天モバイルをお得に利用できます。楽天モバイル、楽天カードユーザーは、ぜひ楽天市場を活用してください。

楽天カードと楽天モバイル同時申し込みのキャンペーンも実施中

キャンペーン

楽天カードと楽天モバイルに同時に申し込むことで、楽天ポイント2000Pが付与されるキャンペーンが常時開催中です(2021年7月1日〜終了時期未定)。

ポイント獲得までの流れ
  1. 専用ページから楽天カード申し込み&楽天カードの審査可決
  2. 同月中に「Rakuten UN-LIMIT VI」へ申し込み
  3. 楽天回線またはパートナー回線でのデータ通信をする
  4. Rakuten Link」を用いた発信で10秒以上通話する
  5. 楽天モバイルと楽天カード同時申込特典2000ポイントGET(STEP3を達成した月の翌々月末日頃に進呈)

さらに今なら、楽天カードの新規発行および初回利用特典として5000ポイントも付与されるので、同時申し込み特典と合わせて7000ポイントが獲得可能です。

前述したように楽天カードを持つことで、楽天モバイルユーザーは多くのメリットを得られます。これから楽天モバイルを契約しようと思っている人は、ぜひ楽天カードの発行も検討してみてください。

EDITED BY
MOEGI