楽天モバイルと楽天カードは、どちらも楽天グループが提供するサービスです。セットで利用するとお得になりそうなイメージはあるものの、具体的なメリットを把握している人は意外と少ないかもしれません。
そこで本記事では、楽天モバイルと楽天カードを組み合わせることで得られる具体的なメリットを、実際に活用している筆者が詳しく解説します。
新規入会で5000ポイント獲得
「楽天モバイル」と「楽天カード」をセットで使う6つのメリット
楽天モバイルの支払いを楽天カードにすることで、分割手数料の節約やポイント還元率の向上など、さまざまな特典を受けられます。
さらに、2025年7月からは「楽天カードプレミアムプログラム」内に新たな特典が追加され、楽天プレミアムカード・楽天ブラックカード会員には毎月の通信料を実質割引できる「ギガ割引クーポン」が進呈されるようになりました。
メリット1:毎月のスマホ料金が最大1100円お得に(上位カード限定特典)

2025年7月より、「楽天プレミアムカード」または「楽天ブラックカード」と「楽天モバイル(Rakuten最強プラン)」をセットで利用しているユーザーには、毎月以下の「ギガ割引クーポン」が進呈されます。
対象のカード | クーポン内容 | 年会費(税込) |
---|---|---|
楽天ブラックカード会員 | 当月のデータ通信量から10GBが差し引かれる | 3万3000円 |
楽天プレミアムカード会員 | 当月のデータ通信量から5GBが差し引かれる | 1万1000円 |
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、月間のデータ使用量に応じて以下のように段階的に料金が決まります。

0〜3GB:1078円(税込)/3GB超〜20GB:2178円(税込)/20GB超〜無制限:3278円(税込)
ここにギガ割引クーポン(5GBまたは10GB)を適用することで、毎月のデータ使用量から該当分が差し引かれた後の容量で料金が判定されます。
楽天ブラックカード会員であれば10GB分、楽天プレミアムカード会員であれば5GB分、余裕を持ってデータ通信ができるというわけです。

たとえば月に25GB使用した場合、楽天プレミアムカード会員であれば5GBが差し引かれるので実質20GB分の利用としてカウントされ、月額料金は通常3278円(税込)→2178円(税込)に切り替わります。つまり、1つ下の料金帯に収まることで、1100円(税込)の節約が可能になります。
クーポンは月間のデータ使用量が多い人ほど、恩恵が大きくなる設計です。特に20GB前後の利用者にとっては、料金が1段階下がるかどうかの分岐点にクーポンが作用するため、非常に効果的だといえます。

ただし注意点として、クーポン適用後にデータ利用量が0GB相当になった場合でも、最低料金1078円(税込)は必ず請求される点は押さえておきましょう。
つまり、たとえクーポンで全量が相殺されたとしても、完全無料にはならないというわけです。もともと月間3GB以下の利用ですでに最低料金が適用されているユーザーにとっては、クーポンを使っても料金が変わらないため、節約効果は限定的です。
また、クーポンは毎月中旬にメールで配布され、月末までに「my 楽天モバイル」アプリで適用が必要です。適用し忘れるとその月の割引は無効になってしまうため、リマインダー設定をしておくのがおすすめです。




年会費 |
11,000
|
---|---|
還元率 |
1.00%
100円ごとに1ポイント
|
ポイント |
楽天ポイント
|
ウォレット |
Apple Pay
Google Pay
|
QUICPay
楽天Edy
| |
申込条件 |
原則20歳以上の安定収入のある方
|
審査/発行 |
ー
/
最短1週間
|
支払い |
毎月末日締め 翌月27日引落 |
楽天ポイントの基本還元率が1%(100円につき1ポイント=1円相当)。誕生月は、楽天市場・楽天ブックスの買い物でポイント還元+1倍
海外空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パス(最高ランクのプレステージ会員)がタダで使える(2025年1月以降、無料利用は年間5回までにダウングレード予定)
楽天証券の投信積立クレジット決済でポイント還元率が通常の0.5%から1%にアップ
ETCカード年会費が無料




年会費 |
33,000
|
---|---|
還元率 |
1.00%
100円ごとに1ポイント
|
ポイント |
楽天ポイント
|
ウォレット |
Apple Pay
Google Pay
|
QUICPay
楽天Edy
| |
申込条件 |
楽天プレミアムカード保有(12カ月以上)+12カ月間の請求額が合計500万円以上
|
審査/発行 |
ー
/
最短1週間
|
支払い |
毎月末日締め 翌月27日引落 |
楽天ポイントの基本還元率が1%(100円につき1ポイント=1円相当)。楽天市場では3%以上の還元率。楽天証券の投信積立で2%還元
自動付帯の海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険、国内外の空港ラウンジ利用などトラベル関連の付帯保険・サービスが充実
楽天プレミアムカードの各種特典に加え、コンシェルジュサービスの提供あり
メリット2:楽天モバイルで端末を購入する際の分割手数料(24回払い)が無料
楽天モバイルでiPhoneやAndroid端末を購入するなら、楽天カードでの支払いがお得。端末代金を楽天カードで支払うと、24回または48回の分割手数料が「無料」になるからです。

5万円の24回払い実質年率15%だと、だいたい8160円の手数料が発生する
クレジットカードの分割払いサービスを利用する場合、だいたい24回払いで年率15%前後の手数料が発生するケースがほとんど。例えば、本体価格が5万円の端末を24回払いに設定した場合、最終的に手数料だけで8160円発生してしまうことになります。

楽天カードなら分割手数料が発生しない
その点、楽天カードに限って手数料無料で24回の分割払いができます。5万円の端末を24回払いで買ったパターンなら、きっちり2083円だけ毎月支払えばいい計算になります。通常の分割払いと比較すると分かるように、分割手数料が発生しないのは実はかなり大きなメリットです。
さらに、楽天カードユーザーは、iPhoneの分割払い(48回払い設定)がお得になる「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」も利用できます。分割払いを検討しているなら、楽天カードを使わない手はありません。
※分割払い手数料のシミュレーション結果(金額)は実際の支払いと異なる場合があるため、あくまでも目安としてください。
メリット3:「買い替え超トクプログラム」を利用できる

楽天モバイル買い替え超トクプログラム(旧iPhoneアップグレードプログラム)は、楽天カード保有者のみが利用できるお得なサービス。48回の分割払いで購入したiPhoneを25カ月目以降に返却することで、端末代金の最大半額の支払いが免除されます。

iPhone 15(128GB)を買い替え超トクプログラムで購入した場合のシミュレーション
たとえば、税込13万1800円のiPhone15(128GB)を買い替え超トクプログラムで購入したとしましょう。本来なら2745円を48カ月間(4年間)支払い続けなければなりませんが、25カ月目(約2年目以降)に端末を返却すれば、最大24回分の支払いが免除されます。実質的に6万5920円が浮くというわけです。
現状、楽天モバイルで最も安くiPhoneを購入する方法がこの「買い替え超トクプログラム」です。買い替え超トクプログラムを利用するためだけに楽天カードを発行しても損はないでしょう。
メリット4:楽天市場での買い物で+7倍の楽天ポイントを獲得できる

※楽天カード固有の特典(1倍)と楽天カードのSPU特典(1倍)の合計
楽天モバイルと楽天カードをセットで使うことで、楽天市場での買い物が格段にお得になります。 その理由は、楽天の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」により、ポイント還元率が大幅にアップするからです。
楽天SPUとは、楽天の各種サービスを利用することで、楽天市場でのポイント還元率が上がる仕組みのこと。楽天モバイルと楽天カードをセットで使うと、楽天市場で合計7倍の楽天ポイントを獲得できます。内訳は以下の通り。
楽天市場の利用 | 1倍(楽天市場による通常ポイント) |
---|---|
楽天カード利用 | +1倍(SPUによるポイント付与) |
+1倍(楽天カードによるポイント付与) | |
楽天モバイル契約(Rakuten最強プラン) | +4倍(SPUによるポイント付与) |
楽天モバイルと楽天カードのユーザーは、通常ポイント(1倍)+楽天カード利用(+2倍)+楽天モバイル契約(+4倍)=合計7倍のポイントを常時獲得できます。
たとえば、1カ月間に楽天市場で2万円(税抜)ほど買い物をした場合、楽天モバイルと楽天カードのユーザーは合計1400ポイントを獲得できます。一方、通常のユーザーは通常の1倍(200ポイント)のみなので、その差は1200ポイントにもなります。これが毎月積み重なれば、年間で約1万4000ポイント(=1万4000円相当)もの差が生じるのです。
後述するように、楽天モバイルの月額利用料金は楽天ポイントを1ポイント=1円として充当できるシステムです。楽天市場で毎月2万円〜3万円の買い物をする人で、かつ月間データ通信量を3GB以下に抑えられる人なら、SPU特典によって楽天モバイルの維持費をほぼゼロにすることも可能です。
![[エントリーはこちら]をタップ](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2025/01/30/20250130-rakutenmor-2.jpg)
特設ページにアクセスし、[エントリーはこちら]をタップ

「エントリーが完了しました」と記載されていればOK
楽天モバイルの特典ポイントを獲得するには、特設ページでの事前エントリーが必要になりました。楽天市場で買い物をしたり、楽天ふるさと納税で寄付をしたりする前にエントリーを済ませておきましょう。
現時点では毎月のエントリーなどの定期的な手続きは不要と案内されています。一度エントリーすれば、+4倍の楽天ポイントが継続して付与される仕組みです。また、楽天カードのSPU特典を獲得するにあたってはエントリーは不要です。
メリット5:楽天モバイルの支払いで貯まる楽天ポイントが2倍になる

楽天モバイルを契約しているユーザーには、毎月の支払い額に対して1%の楽天ポイントが還元されます。
さらに、支払い方法を楽天カードに設定すると、楽天カード利用分として追加で1%の楽天ポイントが付与されます。つまり、楽天モバイルの支払いを楽天カードにするだけで、合計2%分の楽天ポイントを獲得できることになります。

他のクレジットカード(例:PayPayカード、dカードなど)を利用しても、楽天モバイルの1%還元特典は適用され、クレジットカード側のポイントも獲得できます。しかし、楽天ポイントを1P=1円として楽天モバイルの支払いに使えるという点で考えると、楽天カードのほうが有利です。
- 楽天カード:楽天ポイントが貯まり、楽天モバイルの支払いに充当可能
- 他社カード:各社独自のポイント(dポイント、PayPayポイントなど)は貯まるが、楽天モバイルの支払いには使えない
たとえば、楽天モバイルの請求金額が毎月2980円だったとして、楽天カードで支払った場合は毎月楽天ポイントを59ポイント獲得できます(小数点以下は切り捨て)。
この楽天ポイント59ポイントを毎月の楽天モバイルの支払いに充当すると、年間で708円安く利用できるという計算に。たったの数百円の違いですが、数年間払い続けると大きな差が生じるはずです。楽天カードを選ぶことで、実質的に通信費の節約につながるというわけです。
メリット6:Rakuten最強プランの「データタイプ」を利用できる
楽天モバイルでは、基本プランとなる「Rakuten最強プラン」のほかに、データ通信に特化した「Rakuten最強プラン(データタイプ)」というプランが提供されています。
この「データタイプ」に申し込めるのは「楽天カード」のユーザーだけです。楽天カードを持っていない人は申し込めません。

データタイプの最大のメリットは、本人確認・審査を省略できること。楽天モバイルのSIMタイプを「eSIM」で申し込めば、即日開通してすぐに使うことも可能です。
「楽天モバイルを契約したいけど自身の生活圏で繋がるどうか不安」という人は、いったんデータタイプを試してから通常タイプを契約する、というのもアリでしょう。
データタイプはデータ通信専用プランなので、OS標準の通話アプリが利用できません。また、無料通話アプリの「Rakuten Link」も利用不可です。
キャリア決済、楽メール(キャリアメール)「最強家族プログラム」、「最強青春プログラム」が対象外となるなど、デメリットも多いので注意が必要。加えて、「マジ得フェスティバル」をはじめとするほとんどのキャンペーンのポイント付与対象外に指定されているので、申込みを検討している人は気をつけてください。
楽天カードと楽天モバイルセットで申し込む手順(最大1万9000ポイント獲得可能)

楽天カードの申し込みと同時に、他社から電話番号を引き継いで楽天モバイルに乗り換え(MNP)する人は、合計1万9000円相当の楽天ポイントを獲得できます。内訳は以下の通り。
キャンペーン名 | 特典内容 | |
---|---|---|
楽天カード申し込み特典 | 楽天カード新規入会キャンペーン | 楽天ポイント合計5000ポイント付与 |
楽天モバイル乗り換え(MNP)特典 | 三木谷キャンペーン | 楽天ポイント1万4000ポイント付与 |
合計 | - | 楽天ポイント1万9000ポイント |
楽天カードでは、新規入会と利用で合計5000円相当の楽天ポイントが付与されるキャンペーンが常時開催されています。
加えて、他社から楽天モバイルへ乗り換える際に「三木谷キャンペーン(常時開催中)」を活用すれば、1万9000円相当の楽天ポイントを獲得できます。いずれも、終了日未定で常時開催中のキャンペーンなので、時期を選ばずに利用可能です。
新規入会で5000ポイントを獲得
ステップ1:申し込み前に準備する
楽天モバイルと楽天カードの申し込みをスムーズに進めるために、事前の準備が重要です。
楽天会員IDを作成しておく
楽天モバイル・楽天カードの申し込みには楽天会員IDが必要です。楽天会員でない場合は、事前に登録を済ませておきましょう(登録は無料)。

楽天会員情報が反映される
すでに楽天IDを持っている人も、登録された情報が最新のものか確認しておくことをおすすめします。というのも、楽天モバイルや楽天カードに申し込みをする際、楽天IDに登録されている情報が契約者情報としてそのまま自動的に反映されます。
氏名や住所、電話番号など、楽天IDに紐付いている情報がそのまま契約者情報として扱われるため、正しい情報を登録しておくことが重要です。楽天IDに登録されている情報(氏名や住所など)に誤りがある場合、本人確認書類の整合性が取れず、審査に落ちてしまう可能性があります。
手持ちの端末が楽天モバイルに対応するか確認

楽天モバイルで動作確認する
SIMのみ契約する場合は、手持ちのスマホで楽天モバイルのSIMを使えるかどうかを確認しなければなりません。動作確認ができていない機種だと、楽天モバイルの回線を正常に利用できない可能性があります。
手持ちのスマホが楽天モバイルに対応しているかどうか判断するには、楽天モバイル公式サイトの「動作確認済のスマホ」ページでチェックするのが手っ取り早いです。質問に沿って端末の特徴を入力していけば、利用できるか否かの診断結果が表示されます。
本人確認書類を揃える
楽天モバイルの申し込み時には、本人確認書類の提出を求められます。必要な本人確認書類を確認し、あらかじめ用意しておけばスムーズに申し込みできるでしょう。
なお、楽天モバイルにネットで申し込む場合、本人確認の方法によって回線の開通までにかかる時間が異なります。急ぎで楽天モバイル回線を使い始めたい場合は、「AIかんたん本人確認(eKYC)」を実施しましょう。

(※)補助書類として、発行から3カ月以内の公共料金の請求書・領収書(電気・ガス・水道)、住民票、届出避難場所証明書のいずれかが必要
また、合わせて書類の有効期限や記載内容(氏名、住所など)が最新であることを必ず確認しましょう。
「引っ越し後で住所を変更した」「結婚や離婚などで苗字が変わった」という場合は、本人確認書類を最新の情報に更新してから提出することをおすすめします。住所や氏名が不一致の場合、手続きがスムーズに進みません。
楽天カードの申し込み時には、本人確認書類の提出は不要です。実際に筆者が申し込んだ際にも、免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類を提出することなく手続きが最後まで進みました。

ただし、郵送での口座登録を選択した場合は、楽天カードの受け取り時に「顔写真付きの身分証明書」の提示を求められる場合があります。スムーズに受け取れるように、わかりやすい場所に免許証やマイナンバーカードを用意してくとよいでしょう。
なお、申し込み時に支払い口座をインターネットで登録すると、カードの受け取り時に本人確認書類の提示が不要になります(一部例外あり)。手続きをスムーズに進めたい方は事前にオンラインで口座登録を済ませておくのがおすすめです。
引き落とし口座を用意する(楽天カード支払い用)

支払い口座の登録方法を選択する
楽天カードを申し込む前に、引き落とし口座の確認と準備をしておきましょう。カード会員規約上、楽天カードの利用には銀行口座の登録が必須となっています。
すでに銀行口座を持っている場合でも、その金融機関が楽天カードに対応しているかを公式サイトで事前に確認しておくと安心です。
他社からMNPで乗り換える場合は追加で準備
他社から電話番号を引き継いで乗り換え(MNP)をおこなう場合、追加でいくつかの準備が必要です。具体的には、請求締日や契約者名義の確認といった作業が必要です。また、一部キャリアでは事前に「MNP予約番号」を取得しなければならないケースもあります。
乗り換えの手順や必要な準備について、より詳しい情報は以下の記事で解説しています。参考にしながら確実に乗り換えを進めてください。
ステップ2:楽天カードに特設ページから申し込む
準備ができたら、さっそく楽天カードに申し込みましょう。18歳以上(高校生を除く)であれば、基本誰でも申し込むことができます。
なお、楽天カードの年会費は永年無料です。通常は、楽天カードを持っていることで費用が発生することはないので安心してください。ただし、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードなどの上位カードには年会費がかかります。申し込みの際はカードの種類を確認しましょう。
特設ページにアクセス

画面をスクロールする

状況に応じて申し込みボタンを押す
楽天カードの申し込み特設ページにアクセスしたら、画面をスクロールします。事前に楽天会員登録している人は[楽天会員の方]に進んでください。楽天会員登録したことがない人は、[楽天会員でない方]をタップして新規登録を済ませましょう。
楽天IDでログインする

楽天IDでログインする
楽天IDでのログイン画面が表示されるので、自身のIDとパスワードを入力して[次へ]を押します。
本人の情報を入力
![[お申し込みへ]ボタンをタップ](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2025/06/11/202506011-rakutencardr-4.jpg)
[お申し込みへ]ボタンをタップ

本人情報を入力する
デザインを選んだら、[お申し込みへ]ボタンをタップ。続く画面で自身の氏名や電話番号などを入力しましょう。
国際ブランドを選択する

国際ブランドを選ぶ
クレジットカードのブランドをJCB・Visa・Mastercard・American Expressの中から1つ選択してください。各カードブランドの特徴や違いについては、以下の特集で詳しく解説しています。
暗証番号を設定する

暗証番号を設定する
数字4桁の暗証番号を設定します。カード決済の際にここで設定した番号の入力が求められる場合があります。数字4桁に何を設定したか、確実に覚えておきましょう。
支払い口座の登録方法を決める

支払い口座の登録方法を選択する
楽天カードの申し込み時には、口座登録方法を「インターネットで手続き」または「郵送で手続き」から選択する必要があります。どちらの方法を選んでも問題ありませんが、おすすめはインターネットでの口座登録です。
というのも、楽天カードの申し込み特典ポイントを受け取るには、申し込み日の翌々月25日までに口座振替設定を完了させなければなりません(詳しくは後述)。
郵送で口座登録をした場合、手続き完了まで1〜2カ月かかる可能性があり、特典の受け取り期限ギリギリになることも。その点、インターネットでの口座登録なら最短3分で手続きが完了し、スムーズに設定できるので安心です。
申し込みを確定する
![[次へ]をタップする](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2025/06/11/202506011-rakutencardr-11.jpg)
[次へ]をタップする
すべての情報をもれなく入力できたら[次へ]をタップします。

申し込み内容を確認する
![[お申し込み]をタップ](/sites/default/files/styles/portrait_lg_1/public/2025/06/11/202506011-rakutencardr-13.jpg)
[お申し込み]をタップ
申し込み内容を確認して問題なければ[お申し込み]ボタンを押します。利用規約の確認も忘れずにおこなってください。

申し込み完了メールが届く
申し込み完了を知らせるメールが届きます。今後の流れなどが記載してあるので、一読しておきましょう。
カードを受け取って「e-NAVI」に登録する

審査に通ったら「発行手続き完了のお知らせ」が届く
しばらくすると、「発行手続き完了のお知らせ」というメールが届きます。このメールが届いたら、楽天カードの審査に通過したということです。カードが手元に届くまで、もうしばらく待ちましょう。
なお、筆者は1日で審査が完了しました。審査にかかる時間は個人差が大きいとは思われますが、割とスムーズに処理された印象です。

「発行手続き完了のお知らせ」メールが届いてから7日〜10日前後で楽天カードが届きます。楽天カードを受け取ったら「楽天e-NAVI」に登録しましょう。
楽天e-NAVIは、楽天カード会員向けのオンラインサービスで、カードの利用状況やポイント残高の確認、支払い方法の変更などを簡単に管理できる便利なツールです。楽天カード発行や利用による特典ポイントを受け取るには楽天e-NAVIへの登録が必須です。受け取り後はなるべく早く登録を済ませてください。
条件を達成してポイントを受け取る
楽天カードの申し込み特典として付与される楽天ポイントは、一括で受け取れるわけではなく、条件に応じて段階的に付与される仕組みになっています。
現在実施中の「5000ポイント付与キャンペーン」の場合、以下の流れでポイントを受け取ることになります。

まず、「楽天e-NAVI」への登録を完了すると、約2日後を目安に2000ポイントが自動的に付与されます。残りの3000ポイントは、以下の条件を達成した月の翌月末頃を目安に付与される仕組みです。
- 申し込み日の翌月末までに楽天カードを3回以上使う
- 申し込み日の翌々月25日までに、口座振替設定を完了させる
条件未達のまま期限を過ぎると、ポイントの受け取り資格を失ってしまいます。カードが届き次第、なるべく早めに条件を達成しましょう。
オンラインでも実店舗でも、支払い方法は問いません。 ネットショッピングやコンビニ、スーパーなど、どこでも1回でも楽天カードを利用すれば、条件達成となります。この利用条件を達成すると、その月の翌月末日頃を目安に、残りのポイント(3000ポイント)が付与される仕組みです。
ステップ3:楽天モバイルに特設ページから申し込む
2025年9月現在、乗り換え(MNP)・新規契約ともに、最もお得なのが「三木谷キャンペーン(楽天・三木谷浩史の特別なお客様キャンペーン)」です。ここでは、実際に三木谷キャンペーンを適用して楽天モバイルに申し込む手順を紹介します。
キャンペーン特設ページにアクセス

画面をスクロール

「Rakuten最強プランお申し込み」ボタンをタップ
三木谷キャンペーンの特設ページにアクセスしたら、画面を下にスクロールして[Rakuten最強プランお申し込み]ボタンをタップします。
繰り返しになりますが、三木谷キャンペーンの特設ページを経由しない場合は、楽天ポイントは付与されません。必ず特設ページを経由して申し込んでください。
楽天会員情報でログインする

楽天IDとパスワードを入力してログインします。楽天会員でない人は、新規作成したうえでログインをおこなってください。
楽天IDがないと、三木谷キャンペーンの特典である楽天ポイントを受け取ることができません。必ず事前に楽天会員登録を済ませてから、手続きに進んでください。
クーポンコードの適用を確認する

ログイン後、申し込み画面の一番上にクーポンコード「WTPRMI20250411」が表示されているか確認します。
クーポンコードが表示されていない場合は、時間超過等でセッションが切れている可能性があります。もう一度、特設ページにアクセスして「Rakuten最強プランお申し込み」ボタンを押してください。
Rakuten最強プランを選択する

「プランを申し込む」をタップ
プランの選択画面にはデフォルトで「Rakuten最強プラン(通常タイプ)」が表示されるはずなので、[プランを選択する]ボタンをタップします。
オプションの有無・SIMのタイプを選択する

15分かけ放題オプションの加入を見直す
画面を下にスクロールしつつ、必要に応じて通話や保証などのオプションを選択しましょう。オプションは申し込み後の追加・解約も可能です。
ここで注意したいのがデフォルトで「15分かけ放題」オプションに加入する設定になっていること。必要ないなら、「加入しない」に切り替えてください。

「SIMカード」か「eSIM」か選択する

「この内容で申し込みに進む」をタップ
SIMタイプのうち「SIMカード」または「eSIM」のどちらかを選択し、[この内容で申し込む]をタップします。
どちらを選んでも楽天モバイル回線を利用できることには違いないのですが、「手早く利用開始したい」「締め切りギリギリに申し込んだ」という人は「eSIM」を選択するのがおすすめ。SIMカードを差し替える必要がない分、素早く楽天モバイル回線を開通できます。
本人確認を済ませる

本人確認の方法を選択する
「契約者情報と本人確認書類の情報が一致していることを確認しました」にチェックを入れたら、本人確認をおこないます。以下4つの方法から本人確認の方法を選んでチェックを入れてください。
- 楽天グループに提出済の書類で確認する:楽天証券もしくは楽天生命のユーザーのみ利用可能。すでに提出済みの本人確認書類が使用される
- 書類画像をアップロードで確認:本人確認書類を撮影し、アップロードする
- AIかんたん本人確認(eKYC):本人確認書類と自身の顔を同時に撮影。eSIM対応スマホでeSIMを申し込んだ場合、最短5分で回線の開通が可能
- 受け取り時に自宅で確認:SIMカードの受け取り時に配達員に本人確認書類を提示する(eSIMを選択した場合、後日スタートガイドが配達された際に提示)
「eSIM」を選択し、かつ「AIかんたん本人確認(eKYC)」での本人確認を済ませた人に限り、審査完了後すぐにMNP転入・および回線開通が可能です。
急いで乗り換えたい場合は、必ず「eSIM」を選択したうえで、「AIかんたん本人確認(eKYC)」を実施してださい。詳しくは以下の記事で解説しています。
電話番号を選択する(乗り換える場合は使用中の電話番号を入力)

電話番号の選択画面が表示されます。自身のニーズにあわせて「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」「新規電話番号を取得」を選択しましょう。
「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選択した場合は楽天ポイント1万4000ポイント、「新規電話番号を取得」を選択した場合は楽天ポイント1万1000ポイントが付与されます。
支払い方法を選択する

「プランのお支払い」項目をタップ

支払い方法を選択
「プランのお支払い」項目に楽天会員情報に登録中の支払い方法が反映されます。変更したい場合は、タップして任意の方法を選択しましょう。楽天モバイルで利用できる支払い方法は以下の通り。
支払い方法 | 手数料 | 料金請求日・支払い日 |
---|---|---|
楽天カード | 0円 | 毎月11日ごろ |
楽天カード以外のクレジットカード | 0円 | 毎月11日ごろ |
デビットカード | 0円 | 毎月11日ごろ |
銀行口座振替 |
毎月110円 |
毎月27日ごろ |
口座振替の場合は毎月の引き落とし時に手数料110円が発生します。なるべくお得に楽天モバイルを利用したいなら、クレジットカード、もしくはデビットカードでの支払いを選択するのがおすすめです。
さらに、楽天モバイルの支払いに楽天カードを利用すると「端末を購入する際の分割手数料(24回払い)が無料になる」「買い替え超トクプログラムを利用できる」といった特典があります。
三木谷キャンペーンの適用を確認したうえで申込みを確定させる

三木谷キャンペーンのクーポンコードが適用されているのを確認
楽天ポイント使用の有無を選択したら、[申し込む]をタップします。続く画面で三木谷キャンペーン適用の有無やプラン内容、オプション、MNP転入電話番号などを確認して[この内容で申し込む]を押してください。

[この内容で申し込む]をタップ

利用規約を一読してチェックを入れる
あらためて申し込み内容や電話番号を確認し、[この内容で申し込む]をタップ。「重要事項説明・利用規約」を確認してチェックを入れたうえで、[同意して申し込む]ボタンを押してください。

申し込み完了画面
最後に、「お申し込みを受け付けました」と表示されていれば完了です。他社から乗り換える人は、そのまま[電話番号の引き継ぎ(MNP)申請を行う]をタップしてください。
ここでは、MNP手続きの手順は割愛します。詳しくは以下の記事を確認してください。
ステップ4:Rakuten最強プランを利用開始する
三木谷キャンペーンの特典を獲得するには、申し込み日の翌月末日までにRakuten最強プランを利用開始する必要があります。
SIMカードの場合は郵送で届いたら、eSIMの場合は「eSIMプロファイルダウンロードのお願い」メールが届いたら、楽天モバイルの回線を開通しましょう。手順は「eSIM」と「SIMカード」で異なります。自身の状況に合わせて確認してください。
SIMカードの開通手順を詳しくチェック

SIMカードは上の写真のように封筒に入れられて届きます。

SIMカードとスターターガイドが入っているので取り出しましょう。

SIMカードの入れ替えをおこなう前には、必ずスマホの電源を切りましょう。起動したまま入れ替え作業をおこなうと、端末の故障につながるおそれがあります。

ICチップ部分を取り外す
台紙から、ICチップのある部分を取り外します。チップ部分に皮脂や汚れ、ほこり、水分などがつくと不具合の原因になります。なるべくICチップ(金属部分)に触れないよう、取り扱いには注意してください。

nanoSIMサイズにSIMカードを切り離す
楽天モバイルで提供されるSIMカードは、初期状態では「microSIM」として利用できるサイズになっています。しかし、iPhoneやほとんどのAndroidスマホでは「nanoSIM」を採用しているため、一回り小さいサイズに調整する必要があります。
ICチップ周辺のプラスチック部分を軽く押し出せば簡単に切り離すことができます。カードを破損しないよう丁寧に扱いましょう。

nanoSIMサイズにする
上の写真のように、一回り小さいサイズに切り離せていればOKです。

SIMピンを用意する
SIMトレイを引き出すにあたって、「SIMピン」を用意します。楽天モバイルのSIMカードには同梱されていないので自身で用意しなければなりません。
見当たらない場合は、ペーパークリップ、つまようじ、安全ピンなど、身近にある先端が細いものでも代用可能です。

端末の側面や上部にある小さな穴をSIM取り出し用ピンなどでプッシュ
続いて、端末の側面や上部にある小さな穴をSIM取り出し用ピンなどでプッシュして、挿し込み口(トレイ)を取り出します。
一部Androidスマホ(Xperiaなど)穴がないタイプは、そのままトレイを爪で引き出して取り出せます。

SIMカードをセットする
トレイが引き出せたら、既存のSIMカードを取り外し、楽天モバイルのSIMカードを乗せて挿し込みます。
このとき、斜めに欠けている角部分が合うようにSIMカードを置き、トレイと端末のプッシュ穴の位置を合わせて水平に押し込むと正しい向きで装着できます。

SIMカードの装着が完了したら、端末の電源を入れましょう。iPhoneの場合、回線の開通後に「キャリア設定アップデート」というポップアップが表示されるケースがあります。このポップアップが表示された場合は、「アップデート」ボタンを押してください(ポップアップは必ず表示されるわけではありません)。
誤って「今はしない」を押してしまった場合は、「設定」アプリを開き「一般」→「情報」に進むとポップアップが再度表示されるので、「アップデート」を押しましょう。
eSIMの開通手順を詳しくチェック

「eSIMプロファイルダウンロードのお願い」メールが届く
eSIMの開通準備が整ったら、楽天モバイルに登録したアドレス宛てにメールが届きます。このメールが届いたら、開通手続きを開始しましょう。
なお、eSIMを開通する方法は複数存在します。ここでは公式の案内どおりに「my楽天モバイル」アプリから開通する手順を紹介しますが、ブラウザ版「my楽天モバイル」からの開通やQRコードを使っての開通も可能です。

「申し込み履歴を見る」をタップ
「my 楽天モバイル」アプリをインストールして楽天IDでログインしたら、下にスクロール。申し込み状況が表示されるので、[お申し込み履歴を見る]をタップします。

「開通手続きへ進む」をタップ
申し込み履歴で該当する回線が表示されたら[開通手続きへ進む]をタップします。Androidスマホの場合、機種によっては[開通手続きへ進む]をタップ後自動的に開通手続きが完了します。

「許可」をタップ
「新規eSIMをアクティベート」というポップアップが表示されます。一読して問題なければ[許可]を押しましょう。

「続ける」ボタンをタップ
「Rakutenからの新規eSIMをアクティベートする準備ができました」と表示されたら続けるをタップします。ボタンが「アクティベート中」の表示に切り替わったら、完了するまでしばらく待ちましょう。筆者の場合は1分ほどで完了しました。

開通手続き完了
アクティベートが完了すると「my 楽天モバイル」の画面に戻ります。画面上部にポップアップで「成功」と表示されていれば、eSIMの開通は問題なく完了しています。
よくある疑問と回答
ここからは、楽天カードと楽天モバイルのセット使いに関するよくある疑問に回答していきます。
楽天モバイルの支払い方法に楽天カード以外は使える?
楽天カード以外のクレジットカード、デビットカード、銀行口座振替といった方法での支払いも可能です。
現在、楽天モバイルで利用できる支払い方法は以下の通りです。
支払い方法 | 楽天ポイントの還元率 | 手数料 | 料金請求日・支払い日 |
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楽天カード | 合計2% | 0円 | 毎月11日ごろ |
楽天カード以外のクレジットカード | 1% | 0円 | 毎月11日ごろ |
デビットカード | 1% | 0円 | 毎月11日ごろ |
銀行口座振替 | 1% |
毎月110円 |
毎月27日ごろ |
口座振替の場合は毎月の引き落とし時に手数料110円が発生します。楽天カードを利用できない場合でも、他社クレジットカード、もしくはデビットカードでの支払いを選択するのがおすすめです。
楽天カードの「家族カード」もキャンペーンの対象?
家族カードのユーザーも、一部の楽天カード会員限定キャンペーンの対象になります。
楽天モバイルに問い合わせたところ「マジ得フェスティバル(2805)」は家族カードもポイント付与対象との回答を得られました。
対して「楽天カード会員限定 3000ポイントプレゼント (1234)」キャンペーンは家族カードはポイント付与対象外とのことです。利用する際は、注意してください。
楽天カードを利用していれば楽天モバイルで本人確認が省略される?
楽天カードを利用していても、楽天モバイルでの本人確認は必要です。
楽天カードを利用していても、楽天モバイルの本人確認は省略されません。ただし、楽天銀行・楽天証券・楽天生命のいずれかを契約している場合、楽天モバイル申し込み時の本人確認書類の撮影が不要となり、スムーズに手続きを進められます。
支払い方法の変更はいつから適用される?
支払い方法を変更した時期により、新しい支払い方法の適用月が異なります。
毎月1~3日に支払い方法を変更した場合は当月の請求から適用され、毎月4日~月末に変更した場合は、翌月の請求から適用されるシステムです。したがって、支払い方法の変更を急ぐ場合は、毎月1日~3日の間に手続きを完了するのがおすすめです。
毎月1日~3日に変更した場合 | 当月の請求から新しい支払い方法が適用される |
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毎月4日~月末に変更した場合 | 翌月の請求から新しい支払い方法が適用される |
例えば、4月2日に支払い方法をクレジットカードから銀行口座引き落としに変更した場合、4月分の請求から銀行口座引き落としが適用されます。
一方、4月10日に支払い方法をクレジットカードから銀行口座引き落としに変更した場合、5月分の請求から銀行口座引き落としが適用されます。この場合、変更日が4日以降のため、変更が反映されるのは翌月(5月)の請求からとなるわけです。