楽天モバイルをサブ回線(副回線)で使うには? やり方・メリット・注意点まとめ

メイン回線とサブ回線の使い分け方法も解説
楽天モバイルをサブ回線で使うには? やり方・メリット・注意点まとめ

本記事では、楽天モバイルの申し込み手順からサブ回線の設定方法、運用方法までを具体的に解説します。

また、楽天モバイルをサブ回線として使うメリット・デメリットや、実際にどのような場面で役立ったかを筆者の体験を交えて紹介します。これから楽天モバイルをサブ回線として契約しようと考えている人は参考にしてください。

サブ回線の契約時に利用できるキャンペーン一覧
キャンペーン名とキャンペーンコード 特典
三木谷キャンペーン(2798) 乗り換えで1万4000ポイント付与
新規契約で7000ポイント付与
楽天モバイル紹介キャンペーン(1784) 乗り換えで1万3000ポイント付与
新規契約で6000ポイント付与
他社から乗り換えでポイントプレゼントキャンペーン(2091) 1万ポイント付与
新規契約でポイントプレゼントキャンペーン(2142) 7000ポイント付与
初めての申し込みキャンペーン(1173) 3000ポイント付与
楽天銀行会員限定キャンペーン(2660) 3000ポイント付与
楽天カード会員限定キャンペーン(1234) 3000ポイント付与
ただいまキャンペーン(2207) 2162ポイント付与
もう1回線申込みキャンペーン(2331) 3000ポイント付与

開催中のキャンペーン一覧

メイン回線とサブ回線を使い分ける2つの方法

サブ回線の使い分け方

スマホの回線をメインとサブ回線(副回線)で使い分ける方法として、以下の2つの選択肢があります。用途やライフスタイルに合わせて最適な方法を選びましょう。

  1. 1台のスマホで2つのSIM(回線)を使う
  2. 2台のスマホでそれぞれ別のSIM(回線)を使う

1台のスマホで2つのSIM(回線)を使う

楽天モバイル サブ回線

デュアルSIM対応スマホなら、1台の端末で2つの回線を運用できます。シンプルに「電話番号を2つ持ちたい」「用途ごとに回線を使い分けたい」という人は、この方法がおすすめ。スマホを複数台持つ必要がないので、荷物を減らせる上に初期コストもかかりません。

メリット
  • スマートフォンを複数台持たずに済むため、荷物を減らせる
  • キャリアの異なるSIMを組み合わせて、エリアや料金を最適化できる
  • 片方の回線が障害や圏外になった際にもう一方で通話やデータ通信ができる
デメリット
  • すべての機種がデュアルSIMに対応しているわけではない
  • バッテリー消費が増える可能性がある(2つの回線を同時に待機状態にした場合)

ただし、すべてのスマートフォンがデュアルSIMに対応しているわけではないため、手持ちの端末がデュアルSIM対応機種かどうかを事前にチェックすることが重要です(詳しくは後述)。また、運用方法によってはバッテリー消費が増える可能性があるので、その点みも注意が必要です。

2台のスマホでそれぞれ別のSIM(回線)を使う

楽天モバイル サブ回線

1台ではなく、メイン回線用とサブ回線用でスマホを2台持つのも手です。例えば、業務専用スマホとプライベートスマホなど、より明確に用途を分けたい人にはおすすめの方法です。

メリット
  • バッテリー消費を分散できる
  • 1台が故障した場合でも、もう1台の端末で通信を継続できる
  • 業務専用スマホとプライベートスマホを完全に分けられる
デメリット
  • 端末管理の手間が増える(充電や端末の設定・アップデートをそれぞれおこなう必要がある)
  • 荷物が増えるため、持ち運びが不便になる
  • 現時点でスマホを2台持っていない場合は、スマホの購入コストが発生する

シンプルに1台に比べて荷物が増えるため、2台を持ち歩くことが煩わしく感じる場合があります。結局、持ち歩かずに自宅や会社に置きっぱなしになってしまう可能性も否めません。

また、スマホ本体はもちろん、アクセサリー費用(ケースや保護フィルムなど)などの費用もスマホ2台分発生するため、初期コストが高くなってしまいがちな点にも注意が必要です。

デュアルSIM運用する場合にやっておくべき事前準備

前述した「1台のスマホで2つのSIM(回線)を使う」ケースを選択した場合、スムーズな運用をするためにいくつかの事前準備が必要です。事前に確認しておくことで、後々のトラブルを回避しやすくなります。

準備1:手持ちの端末が「デュアルSIM」に対応しているか確認

まず、手持ちのスマホがSIMを2枚使える仕様(デュアルSIM)になっているか確認しなければなりません。具体的に、以下のいずれかのパターンに当てはまっている端末なら、デュアルSIM仕様だと判断してよいでしょう。

自身のスマホが上記いずれのタイプにも対応していない場合は、1台のスマホで2つの回線を使い分けることはできません。楽天モバイル回線の契約に進む前に、メーカーやキャリアの公式サイトで仕様を確認しておきましょう。

パターン1:SIMカードスロットが2つ搭載されている端末

SIMカード2枚利用できるタイプ

OPPOやXiaomi、Xperiaなど、一部のAndroid端末で採用されているタイプです。iPhoneの場合、SIMカードスロットが2つ搭載されているモデルは日本では販売されていません。

このタイプの端末を持っている人は、楽天モバイルを申し込む際に必ず「SIMカード」を選択してください。

このタイプに当てはまる主なAndroidスマホ(一例)

Xperia 5 II/OPPO A54 5G/Xiaomi 11T Pro/Xperia 1 IIIなど

パターン2:SIMカードスロット搭載かつeSIM対応の端末

eSIMと物理SIMの組み合わせ

1つのSIMカードスロットに加え、eSIM(端末に内蔵されたデジタルSIM)を利用できるタイプです。Android端末やiPhoneの多くの機種で採用されており、最もポピュラーなデュアルSIM運用方法だといえます。

このタイプの端末を持っている人で現在メイン回線を「SIMカード(物理SIM)」で運用している場合、楽天モバイルを申し込む際に必ずeSIMを選択してください。eSIMは発行手続きがオンラインで完結するため、SIMカードの郵送を待つ必要がなく、迅速に利用を開始できるというメリットもあります。

このタイプに当てはまるiPhone

iPhone 16 Pro Max/iPhone 16 Pro/iPhone 16 Plus/iPhone 16/iPhone 15 Pro Max/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Plus/iPhone 15/iPhone 14 Pro Max/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Plus/iPhone 14/iPhone 13 Pro Max/iPhone 13 Pro/iPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 12 Pro Max/iPhone 12 Pro/iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone 11 Pro Max/iPhone 11 Pro/iPhone 11/iPhone XS Max/iPhone XS/iPhone XR/iPhone SE(第3世代・2022)/iPhone SE(第2世代・2020)

このタイプに当てはまる主なAndroidスマホ

Google Pixelは、「Pixel 4」シリーズ以降のすべての機種でeSIMの利用ができます。

Galaxyは、2022年秋冬モデル(Z Fold4、Z Flip4、A23)以降、またはS23シリーズ以降のモデルがeSIMに対応しています。一方、ソニーのXperiaは、IVシリーズ以降のモデルでeSIMが利用可能です。詳しくは、メーカーやキャリアの公式サイトで確認しておきましょう。

eSIMについて詳しくチェックする

パターン3:2つ以上のeSIMを同時に利用できる端末

デュアルeSIM

最近は、2つのeSIMを同時に利用できる「デュアルeSIM」仕様の端末も増えています。たとえば、iPhoneではiPhone 13シリーズ以降のモデルが、PixelではPixel 7シリーズ以降のモデルがこの機能に対応しています。

楽天モバイルに申し込む場合、特にこだわりがなければ「eSIM」を選ぶとよいでしょう。eSIMは発行手続きがオンラインで完結するため、SIMカードの郵送を待つ必要がなく、迅速に利用を開始できるというメリットもあります。

とはいえ、このタイプの端末はほとんどがSIMカードスロットも備えており、物理SIMカードも使えないことはありません。

このタイプに当てはまるiPhone

iPhone 16 Pro Max/iPhone 16 Pro/iPhone 16 Plus/iPhone 16/iPhone 15 Pro Max/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Plus/iPhone 15/iPhone 14 Pro Max/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Plus/iPhone 14/iPhone 13 Pro Max/iPhone 13 Pro/iPhone 13/iPhone 13 mini

このタイプに当てはまる主なAndroidスマホ(一例)

Google Pixelは、「Pixel 7」シリーズ以降のすべてのモデルでデュアルeSIMの利用が可能です。また、Galaxyでは2024年4月に発売された「Galaxy S24」および「Galaxy S24 Ultra」もデュアルeSIMに対応しています。

eSIMについて詳しくチェックする

準備2:手持ちの端末が「楽天モバイル回線」に対応しているか確認

楽天回線に対応している端末の場合

楽天回線に対応している端末

端末の対応状況を確認する

続いて、手持ちの端末が楽天モバイルで使えるかどうかを確認しましょう。動作確認ができていない端末だと、楽天モバイルでは使えない可能性があります。

手持ちの端末が楽天モバイルに対応しているかどうか判断するには、楽天モバイル公式サイトの「動作確認済のスマホ」ページでチェックするのが手っ取り早いです。質問に沿って端末の特徴を入力していけば、利用できるか否かの診断結果が表示されます。

「この製品は楽天回線対応製品です」と表示された場合
楽天回線に対応している端末の場合

楽天回線に対応している端末

上図と同じように「楽天回線対応製品です」と表示されていれば、その端末は問題なく楽天モバイル回線で使えます。

iPhoneであれば「iPhone 6s」以降の機種はすべて楽天モバイルに対応しているので、あまり心配する必要はありません。対してAndroidスマホは、楽天モバイルに対応していない機種もあるので注意が必要です。同じ機種でも販売元のキャリアによって対応可否が異なる場合もあります。

「この製品は一部の機能がご利用いただけます」と表示された場合
一部の機能のみ対応している端末

一部の機能のみ対応している端末

「一部の機能がご利用いただける端末です」と表示された場合は、画面をスクロールして対応している機能の詳細をチェックしてください。

「4Gデータ通信」「通話」「SMS」に対応していれば、十分普段使いできます。この3点に対応しているかで利用の可否を判断するとよいでしょう。

「この製品はご利用いただけません」と表示された場合
楽天モバイル回線に非対応の端末

楽天モバイル回線に非対応の端末

「この製品はご利用いただけません」と表示された場合、その端末は楽天モバイル回線に適用していないことを意味します。楽天モバイル回線を利用するには、回線契約とセットで新しい端末に買い替えるほかありません。

楽天モバイルでは、端末購入時に利用できるお得なキャンペーンが複数開催されているので、ぜひチェックしてみてください。

準備3:サブ回線の申し込みで一番お得なキャンペーンを確認

楽天モバイルでは、回線契約時に楽天ポイントを獲得できるキャンペーンが多数実施されています。せっかく楽天モバイルをサブ回線に選ぶなら、キャンペーンを活用して契約するのがよいでしょう。

そこで、2025年6月時点でサブ回線の契約時に利用できるキャンペーンをお得順にまとめました。キャンペーン同士の併用パターンも含めて紹介しています(端末購入系のキャンペーンは割愛)。

電話番号を新規契約する場合

楽天モバイル 新規契約キャンペーン

楽天モバイルで電話番号を新規契約する場合は、「新規契約でポイントプレゼントキャンペーン(2142)」と「初めての申し込みキャンペーン(1173)」を併用するのがおすすめです。この2つのキャンペーンを組み合わせることで、楽天ポイント1万ポイントを獲得できます

  獲得できる楽天ポイント 開催期間
【1位】新規契約でポイントプレゼントキャンペーン+初めての申し込みでポイントプレゼントキャンペーン 1万pt(7000pt+3000pt) 終了日未定で常時開催中
【1位】新規契約でポイントプレゼントキャンペーン+楽天カード会員限定キャンペーン 1万pt(7000pt+3000pt) 終了日未定で常時開催中
【1位】新規契約でポイントプレゼントキャンペーン+楽天銀行会員限定キャンペーン 1万pt(7000pt+3000pt) 終了日未定で常時開催中
【3位】三木谷キャンペーン 7000pt 終了日未定で常時開催中
【4位】楽天モバイル紹介キャンペーン 6000pt 終了日未定で常時開催中

いずれのキャンペーンも、楽天モバイルへ初めて申し込む人であれば、誰でも簡単に利用できます(具体的なキャンペーン併用方法は後述)。

なお、楽天カード会員であれば「楽天カード会員限定キャンペーン」、楽天銀行のユーザーであれば「楽天銀行会員限定キャンペーン」を利用してもOKです(獲得できる楽天ポイントはいずれも同じ1万ポイント)。

楽天モバイルに他社から乗り換える場合

乗り換えキャンペーン

乗り換えで一番おすすめなのは、「三木谷キャンペーン(2798)」です。回線(SIM)のみ契約する場合に併用可能なキャンペーンがないものの、複数のキャンペーンを併用したケースと比較しても、トータルで最も多くの楽天ポイントを獲得できます。

キャンペーン 単体で獲得できる楽天ポイント
【1位】三木谷キャンペーン 1万4000ポイント付与
【2位】楽天モバイル紹介キャンペーン 1万3000ポイント付与
【2位】他社から乗り換えキャンペーン初めての申し込みキャンペーン 1万3000pt(1万pt+3000pt)
【2位】他社から乗り換えキャンペーン楽天カード会員限定キャンペーン 1万3000pt(1万pt+3000pt)
【2位】他社から乗り換えキャンペーン楽天銀行会員限定キャンペーン 1万3000pt(1万pt+3000pt)
【6位】ただいまキャンペーン 2162pt

三木谷キャンペーンは年齢や参加資格などは定められておらず、特設ページから申し込むだけで簡単に適用できます。

さらに、再契約や2回線目の申し込みにも対応しているので、利用できるユーザーも幅広いです。最大限お得に楽天モバイルへ乗り換えたい人には、三木谷キャンペーン(2798)」の利用を強くおすすめします。

【実録】楽天モバイルに申し込み〜サブ回線設定までの手順

ここからは、実際にサブ回線として楽天モバイルに申し込んでサブ回線の設定するまでの流れを解説します。

特設ページでエントリーする

まずは、前述したランキングを参考にして利用するキャンペーンを選びましょう。ここでは、「新規契約・プラン変更キャンペーン(2142)」と「初めての申し込みで3000ポイントプレゼントキャンペーン(1173)」を併用する方法を解説します。

[エントリーはこちら]をタップ

[エントリーはこちら]をタップ

「エントリーが完了しました」と記載されていればOK

「エントリーが完了しました」と記載されていればOK

特設ページにアクセスし、楽天会員情報でログインしましょう。[エントリーはこちら]ボタンを押します。ボタンがグレーアウトし、「エントリーが完了しました」に切り替わればOKです。

なお、楽天モバイル申し込み後のエントリーはキャンペーン適用対象外です。必ず、楽天モバイルに申し込む前にエントリーを済ませてください。

申し込みページにアクセスする

[楽天モバイルお申し込み]をタップ

[楽天モバイルお申し込み]をタップ

クーポンコードが適用される

クーポンコードが適用される

続いて、「初めての申し込みで3000ポイントプレゼントキャンペーン」の特設ページにアクセスします。[お申し込みはこちら]ボタンを押してください。クーポンコード「ENVREG00000003」が適用されていることを確認したら、そのまま楽天モバイル「Rakuten最強プラン」への申込みを確定させましょう。

なお、特設ページ以外から楽天モバイルに入会した場合は「特典適用対象外」と案内されています。注意してください。

Rakuten最強プランを選択する

「プランを選択する」をタップ

[プランを選択する]をタップ

プランの選択画面にはデフォルトで「Rakuten最強プラン(通常タイプ)」が表示されるはずなので、[プランを選択する]ボタンをタップします。

SIMのタイプやオプションを選択する

画面をスクロールする

画面をスクロールする

「この内容で申し込む」をタップ

[この内容で申し込む]をタップ

画面を下にスクロールしつつ、必要に応じて通話や保証などのオプションを選択しましょう。オプションは申し込み後の追加・解約も可能です。最後にSIMタイプのうち「SIMカード」または「eSIM」のどちらかを選択し、[この内容で申し込む]をタップします。

前述した通り、デュアルSIM運用をする場合は自身の端末の仕様に応じてどちらを選ぶかが変わってきます。必ず事前に端末の仕様を確認しておきましょう。

本人確認を済ませる

契約者情報の一致にチェックを入れる

契約者情報の一致にチェックを入れる

本人確認方法を選択

本人確認方法を選択

「契約者情報と本人確認書類の情報が一致していることを確認しました」にチェックを入れたら、本人確認をおこないます。以下4つの方法から本人確認の方法を選んでチェックを入れてください。

楽天モバイルの本人確認方法
  • 楽天グループに提出済の書類で確認する:楽天証券もしくは楽天生命のユーザーのみ利用可能。すでに提出済みの本人確認書類が使用される
  • 書類画像をアップロードで確認:本人確認書類を撮影し、アップロードする
  • AIかんたん本人確認(eKYC):本人確認書類と自身の顔を同時に撮影。eSIM対応スマホでeSIMを申し込んだ場合、最短5分で回線の開通が可能
  • 受け取り時に自宅で確認:SIMカードの受け取り時に配達員に本人確認書類を提示する(eSIMを選択した場合、後日スタートガイドが配達された際に提示)

「eSIM」を選択し、かつ「AIかんたん本人確認(eKYC)」での本人確認を済ませた人は、審査完了後すぐにMNP転入・および回線開通が可能です。

締め日ギリギリに乗り換える場合や急ぎのケースでは、「eSIM」を選択したうえで、「AIかんたん本人確認(eKYC)」での本人確認を済ませるようにしてださい。ここでは本人確認の手順は割愛します。

電話番号の新規取得を選択する

「次へ進む」をタップ

電話番号の選択画面が表示されます。楽天モバイルをサブ回線として使うなら、「新規電話番号を取得」を選択してください。

支払い方法を選択

受け取り方法を確認して画面をスクロール

受け取り方法を確認して画面をスクロール

SIMカードの配送先を自宅または店舗から選択します。ここでは自宅を選択しました。そのまま画面を下にスクロールしましょう。

「プランのお支払い」項目をタップ

「プランのお支払い」項目をタップ

任意の支払い方法を選択する

任意の支払い方法を選択する

「プランのお支払い」項目に楽天会員情報に登録中の支払い方法が反映されます。変更したい場合は、タップして任意の方法を選択しましょう。楽天モバイルで利用できる支払い方法は以下の通り。

  月額料金の支払い 端末代金の支払い
クレジットカード ◯(※1)
デビットカード ◯(※2)
口座振替(※3)
代金引換(※4)
楽天ポイント/楽天キャッシュ利用(※5)
  • ※1:「買い替え超トクプログラム」に申し込む場合は、本人名義の「楽天カード」しか利用できない
  • ※2:支払いの登録ができても、請求時に何らかの理由で手続きが出来ない場合がある
  • ※3:毎月の引き落とし時に手数料110円が発生する
  • ※4:以下の場合には代金引換は利用できない
    • 本人確認方法で「受け取り時に自宅で確認」を選択した場合
    • 楽天モバイルショップ(店舗)で製品を購入した場合
    • 送料含む商品合計額(税込)が3万1円以上の場合
  • ※5:期間限定ポイント→通常ポイント→楽天キャッシュの順に利用される

どの支払い方法でも、楽天モバイルのRakuten最強プランは同じ料金体系です。ただし、口座振替の場合は毎月の引き落とし時に手数料110円が発生します。なるべくお得に楽天モバイルを利用したいなら、クレジットカード、もしくはデビットカードでの支払いを選択するのがおすすめです。

なお、楽天モバイルの支払いに楽天カードを利用すると「端末を購入する際の分割手数料(24回払い)が無料になる」「買い替え超トクプログラムを利用できる」といった特典があります。

申し込みを確定させる

「申し込む」をタップ

[申し込む]をタップ

「この内容で申し込む」をタップ

[この内容で申し込む]をタップ

楽天ポイント使用の有無を選択したら、[申し込む]をタップします。続く画面でプラン内容やオプション、MNP転入電話番号などを確認し、[この内容で申し込む]を押してください。

「この内容で申し込む」をタップ

[この内容で申し込む]をタップ

「同意して申し込む」をタップ

[同意して申し込む]をタップ

あらためて申し込み内容や電話番号を確認し、[この内容で申し込む]をタップ。「重要事項説明・利用規約」を確認してチェックを入れたうえで、[同意して申し込む]ボタンを押してください。

申込み受付完了画面

最後に、「お申し込みを受け付けました」と表示されていれば完了です。楽天モバイルの審査が完了するまで、待ちましょう。

楽天モバイル回線を開通する

ステータスが「回線開通待ち」になっているか確認

ステータスが「回線開通待ち」になっているか確認

my楽天モバイルでステータスが「回線開通待ち」になっていることが確認できたら、楽天モバイルの回線を開通します。手順は「eSIM」と「SIMカード」で異なります。自身の状況に合わせて確認してください。

eSIMの開通手順を確認する
「eSIM開通用のQRコードを表示する」をタップ

[eSIM開通用のQRコードを表示する]をタップ

QRコードを表示する

QRコードを表示する

my 楽天モバイルにeSIM開通用のQRコードを表示するボタンが表示されたら、これをタップ。QRコードが表示されるので、「現在操作中のスマートフォンで楽天回線を開通したい方はこちら」をタップしてください。

「開通手続きを行う」をタップ

[開通手続きを行う]をタップ

15分かけ放題に加入しない場合は「後にする」をタップ

15分かけ放題に加入しない場合は[後にする]をタップ

[開通手続きをおこなう]をタップすると、15分かけ放題への加入を勧められます。必要なければ「後にする」を押してください。

「許可」をタップ

[許可]をタップ

「続ける」をタップ

[続ける]をタップ

自動的にiPhoneの設定アプリが起動し、新規eSIMアクティベートの[許可]が求められます。問題なければ[許可]を押しましょう。「eSIMをアクティベート」といった画面に切り替わったら続けるをタップします。

「成功」と記載されていればOK

「成功」と記載されていればOK

「my 楽天モバイル」アプリの画面に戻り、「開通手続きが完了しました」というポップアップが表示されていれば開通完了です。

キャリア設定アップデート

iPhoneの場合、回線の開通後に「キャリア設定アップデート」というポップアップが表示されるケースがあります。このポップアップが表示された場合は、「アップデート」ボタンを押してください(ポップアップは必ず表示されるわけではありません)。

誤って「今はしない」を押してしまった場合は、「設定」アプリを開き「一般」→「情報」に進むとポップアップが再度表示されるので、「アップデート」を押しましょう。

SIMカードの開通手順
電源オフ

SIMカードの入れ替えをおこなう前には、必ずスマホの電源を切りましょう。起動したまま入れ替え作業をおこなうと、端末の故障につながるおそれがあります。

ICチップ部分を取り外す

ICチップ部分を取り外す

台紙から、ICチップのある部分を取り外します。チップ部分に皮脂や汚れ、ほこり、水分などがつくと不具合の原因になります。なるべくICチップ(金属部分)に触れないよう、取り扱いには注意してください。

nanoSIMサイズにSIMカードを切り離す

nanoSIMサイズにSIMカードを切り離す

楽天モバイルで提供されるSIMカードは、初期状態では「microSIM」として利用できるサイズになっています。しかし、iPhoneやほとんどのAndroidスマホでは「nanoSIM」を採用しているため、一回り小さいサイズに調整する必要があります。

ICチップ周辺のプラスチック部分を軽く押し出せば簡単に切り離すことができます。カードを破損しないよう丁寧に扱いましょう。

nanoSIMサイズにする

nanoSIMサイズにする

上の写真ように、一回り小さいサイズに切り離せていればOKです。

SIMピンを用意する

SIMピンを用意する

SIMトレイを引き出すにあたって、「SIMピン」を用意します。楽天モバイルのSIMカードには同梱されていないので自身で用意しなければなりません。

見当たらない場合は、ペーパークリップ、つまようじ、安全ピンなど、身近にある先端が細いものでも代用可能です。

端末の側面や上部にある小さな穴をSIM取り出し用ピンなどでプッシュ

端末の側面や上部にある小さな穴をSIM取り出し用ピンなどでプッシュ

続いて、端末の側面や上部にある小さな穴をSIM取り出し用ピンなどでプッシュして、挿し込み口(トレイ)を取り出します。

一部Androidスマホ(Xperiaなど)穴がないタイプは、そのままトレイを爪で引き出して取り出せます。

SIMカードをセットする

SIMカードをセットする

トレイが引き出せたら、既存のSIMカードを取り外し、楽天モバイルのSIMカードを乗せて挿し込みます。

このとき、斜めに欠けている角部分が合うようにSIMカードを置き、トレイと端末のプッシュ穴の位置を合わせて水平に押し込むと正しい向きで装着できます。

キャリア設定アップデート

iPhoneの場合、回線の開通後に「キャリア設定アップデート」というポップアップが表示されるケースがあります。このポップアップが表示された場合は、「アップデート」ボタンを押してください(ポップアップは必ず表示されるわけではありません)。

誤って「今はしない」を押してしまった場合は、「設定」アプリを開き「一般」→「情報」に進むとポップアップが再度表示されるので、「アップデート」を押しましょう。

必要に応じてAPN設定をおこなう

モバイルデータ通信ができていない状態

モバイルデータ通信ができていない状態

楽天モバイルの開通が済んだら、モバイルデータ通信ができるか確認します。Wi-Fiをオフにした上で、ブラウザでなにか適当に検索してみてください。検索結果を表示できた場合はAPN設定が済んでいるので、何もしなくてOKです。

一方、検索結果が表示できなかった場合は、モバイルデータ通信ができていません。Androidスマホユーザーは、APN設定をおこないましょう。ここでは、一例としてPixel 8(Android 14)での設定手順を紹介します。機種やOSごとに設定手順が異なるので、自身の状況に応じて個別に確認しましょう。

iPhoneの場合は、APN設定は手動でおこなう必要はありません。モバイルデータ通信ができない場合は、再起動を試した後に後述する回線切り替えをおこなってください。

「ネットワークとインターネット」をタップ

[ネットワークとインターネット]をタップ

Androidスマホで「設定」を開いたら、[ネットワークとインターネット]をタップ。

「SIM」をタップ

[SIM]をタップ

「Rakuten」をタップ

[Rakuten]をタップ

[SIM]→[Rakuten]の順にタップ。

画面をスクロール

画面をスクロール

「アクセスポイント名」をタップ

「アクセスポイント名」をタップ

画面を一番下までスクロールして[アクセスポイント名]をタップ。

画面右上の[+]ボタンをタップ

画面右上の[+]ボタンをタップ

アクセスポイント情報を入力

アクセスポイント情報を入力

画面右上の[+]ボタンをタップして、下記の表の通りに入力・選択してください(名前は自由に設定可)。

名前 楽天【rakuten.jp】
APN rakuten.jp
MCC 440
MNC 11
APNタイプ default,supl
APNプロトコル IPv4/IPv6

ANPローミングプロトコル

IPv4/IPv6
PDPタイプ IPv4/IPv6

表に記載された項目以外は未入力・未設定で構いません。

「保存」をタップ

[保存]をタップ

入力・選択が完了したら、忘れずに保存してください。これで設定は完了です。「APN」の一覧に保存したAPN情報が表示されています。

最後にブラウザでウェブサイトを開いてみたり、SNSアプリを使ってみたりして、インターネットに接続できるかどうかを確認しましょう。

楽天モバイル回線開通後に利用できるキャンペーンをチェックする

楽天モバイルは、回線開通後に利用できるキャンペーンや特典も豊富です。ぜひ活用してください。

キャンペーン・特典名 特典内容
初めての3GB超過利用キャンペーン 楽天ポイント1000pt付与
初めての20GB超過利用キャンペーン 楽天ポイント1500pt付与
テザリング利用キャンペーン 楽天ポイント100pt付与
楽天モバイルキャリア決済利用キャンペーン 支払い金額の2%分の楽天ポイントを還元
YouTubeプレミアム 3カ月無料体験キャンペーン YouTubeプレミアム 3カ月無料
楽天ミュージックを追加料金無しで利用できる 楽天ミュージックをひと月あたり30日間で5時間まで無料で利用できる
NBA Rakutenを追加料金無しで利用できる 楽天モバイル契約者はNBAの試合が見放題
楽天ドライブを追加料金無しで利用できる スマートフォン向けのクラウドストレージを50GBまで無料で利用できる

楽天モバイル回線をメイン/サブで切り替えて使う方法

メイン回線とサブ回線の切替方法は、端末が対応している待ち受け方式(DSDS、DSDA、DSDVなど)によって異なります。以下に主要な待ち受け方式ごとの特徴と切替方法についてざっくり説明します。

待ち受け 普及状況(※) 電話の発着信・SMSの送受信の切替 データ通信の切替
DSSS(Dual SIM Single Standby) 事前に指定した回線(電話番号)宛ての電話のみ着信する

利用するSIM(回線)をあらかじめ手動で設定しておく

DSDS(Dual SIM Dual Standby) 手動で切り替えることなく、どちらの回線(電話番号)宛ての電話・SMSも受信できる

利用するSIM(回線)をあらかじめ手動で設定しておく

DSDV(Dual SIM Dual VoLTE) 手動で切り替えることなく、どちらの回線(電話番号)宛ての電話・SMSも受信できる

利用するSIM(回線)をあらかじめ手動で設定しておく

DSDA(Dual SIM Dual Active) 手動で切り替えることなく、どちらの回線(電話番号)宛ての電話・SMSも受信できる

回線を切り替える必要はない(両方のSIMで同時にデータ通信が可能)

(※)2025年時点

現在販売されているデュアルSIM対応スマホは、iPhone・Androidスマホを問わず「DSDS(Dual SIM Dual Standby)」または「DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)」に対応しているのが一般的です。

以下、これらの「DSDS」および「DSDV」方式のスマホでのデュアルSIM運用方法について解説します。

データ通信に使うSIM(回線)を切り替える

[モバイル通信]をタップ

[モバイル通信]をタップ

[モバイルデータ通信]をタップ

[モバイルデータ通信]をタップ

優先的に利用する回線を選択する

優先的に利用する回線を選択する

iPhoneの「設定」アプリから[モバイル通信]→[モバイルデータ通信]の順にタップすると、データ通信に優先的に利用するSIM(回線)を選択できます。Androidスマホの場合、デュアルSIMの設定方法は機種によって異なりますが、多くの場合は「ネットワークとインターネット」→「SIM」から操作できます。

優先的に利用するSIM(メイン回線・サブ回線)は、状況に応じて柔軟に切り替えるのがおすすめ。通信の安定性を高めたり、コストを抑えたりと、デュアルSIMを最大限に活かすことができます(詳しくは後述)。

電話の発着信に使うSIM(回線)を切り替える

電話の発着信に使うSIM(回線)も柔軟に切り替えられます。

電話の発信に使うSIM(回線)を切り替える手順

「キーパッド」タブの左上にあるボタンをタップ

「キーパッド」タブの左上にあるボタンをタップ

電話の発信に利用する回線を選択する

電話の発信に利用する回線を選択する

電話を発信する際は、その都度使用する回線を「メイン回線(主回線)」と「サブ回線(副回線)」から選択できます。

電話アプリの「キーパッド」タブに表示されている左上のアイコンが、電話を発信する際に使用される回線を示しています。このアイコンをタップすると、発信時に利用する回線が簡単に切り替えられる仕組みです。なお、設定次第で発信に使用する回線をどちらか一方に固定しておくことも可能です。

電話の着信に使うSIM(回線)を切り替える手順

副回線の番号宛てに電話が掛かってきた状態

副回線の番号宛てに電話が掛かってきた状態

主回線の番号宛てに電話が掛かってきた状態

主回線の番号宛てに電話が掛かってきた状態

前述したDSDS/DSDV/DSDAのいずれかに対応しているスマホであれば、SIMの同時待ち受けが可能です。つまり、手動でSIMを切り替えることなく、どちらの電話番号に掛かってきた電話でも着信できるというわけです。iPhone・Androidスマホともに、特に設定は必要ありません。

たとえば筆者のiPhone Xでは、メイン回線(au)の番号宛の電話も、サブ回線(楽天モバイル)の番号宛の電話も、両方同じ電話アプリで着信できます。上の画像のように、どちらの番号宛に電話がかかっているのかもひと目で分かる仕様です。

着信履歴にどちらの回線宛ての電話なのか記載される

着信履歴にどちらの回線宛ての電話なのか記載される

なお、着信履歴にもどちらの回線にかかってきた電話なのかが明記されます。

SMSの送受信に使うSIM(回線)を切り替える

SMSの送受信に使うSIM(回線)も柔軟に切り替えることが可能です。

SMSの送信に使うSIM(回線)を切り替える手順

「差出人」をタップする

「差出人」をタップする

「主回線」か「副回線」を選択する

「主回線」か「副回線」を選択する

SMSを発信する際は、その都度使用する回線を「メイン回線」「サブ回線」か選択できます。設定次第で、発信に使用する回線をどちらか一方に固定しておくことも可能です。

SMSの受信に使うSIM(回線)を切り替える手順

メッセージアプリを起動する

メッセージアプリを起動する

主回線・副回線が記載される

主回線・副回線が記載される

前述したDSDS/DSDV/DSDAのいずれかに対応しているスマホであれば、SIMの同時待ち受けが可能です。つまり、手動でSIMを切り替えることなく、どちらの電話番号宛てのSMSでも受信できるというわけです。iPhone・Androidスマホともに、特に設定は必要ありません。

たとえば筆者のiPhone Xでは、メイン回線(au)の番号宛のSMSも、サブ回線(楽天モバイル)の番号宛のSMSも、両方同じ電話アプリで着信できます。上の画像のように、どちらの番号宛に受信したSMSなのかもひと目で分かる仕様です。

楽天モバイルをサブ回線として使って感じたメリット・デメリットをレビュー

ここからは、実際に筆者が楽天モバイルをサブ回線として利用して感じたメリットとデメリット、便利な活用方法などを紹介します。

「Rakuten Link」アプリのコストパフォーマンスが最強

アプリ「Rakuten Link」をダウンロード

Rakuten Linkは、楽天モバイルの回線を利用して、固定電話や携帯電話番号(090、080などで始まる番号)に直接発着信することができるサービスです。

通話相手が楽天モバイルのユーザーでなくても、何回でも何時間でも完全無料で通話ができます。

電話番号を入力して発信

電話番号を入力して発信

Rakuten Linkの通話画面

Rakuten Linkの通話画面

「Rakuten Link」は「VoIP(Voice over Internet Protocol)」と呼ばれるインターネット経由で音声を伝送する技術を利用した通話アプリケーションですが、筆者個人的には電話回線を利用した通話との差は感じません。

通話履歴やメッセージ機能も見やすく整理されており、通常の電話アプリとほぼ変わらない感覚で使用できています。なにより、無料でかけ放題・SMSも送受信し放題になるのは楽天モバイルをサブ回線として使う非常に大きなメリット。メイン回線の通話コストを大幅に抑えられます。

ただ、Rakuten Linkアプリでの通話は通信環境に依存するため、楽天モバイルの電波が弱いエリアでは通話の品質に若干の影響が出る場合もあります。特に地下や建物の奥まった場所では接続が不安定になることがありますが、これは他のVoIPアプリでも同様の問題が起こるので、仕方ない部分ではあります。

Rakuten Linkについて詳しくチェック

サブ回線として普段あまり使わない場合でもコスト負担が軽い

楽天モバイル 料金

価格は税込み

楽天モバイル「Rakuten最強プラン」は、使用したデータ量に応じて料金が決まる従量制です。データ通信量が少ない場合は月額料金も低く抑えられます。

たとえば月間のデータ通信量が3GB未満の場合、月額料金は1078円(税込)です。サブ回線として普段あまり使わない場合でも、コスト負担を軽く抑えることができます。また前述した通り、「Rakuten Link」によって国内通話が無料で提供されているため、通話専用回線として使うのもおすすめです。

メイン回線で通信トラブルが発生した際の備えとして有用

楽天モバイルに限らず、メイン回線で予期せぬ通信トラブルが発生した際にサブ回線は非常に頼りになります。ここでは、実際に筆者が楽天モバイルをサブ回線として使っていて役立ったケースを紹介します。

役立ちケース1:災害発生時

災害のイメージ

地震や台風などの大規模災害が発生すると、多くの人が一斉に通信網を利用するため、特定のキャリアの通信が混雑して通話やデータ通信が困難になることがあります。こうした緊急時にサブ回線を持っていれば、別のキャリアの通信網を利用でき、連絡手段や情報収集が途切れるリスクを大幅に軽減できます。

実際、過去に東京で地震による停電が発生したとき、筆者の使っているメイン回線がダウンしてしまいましたが、楽天モバイルの回線に切り替えることで迅速に通信を再開できました。

役立ちケース2:メイン回線で通信障害が発生した時

ショックをうける人

外出時にメイン回線が通信障害を起こすと、業務や生活に大きな影響が出ます。しかし、異なるキャリアのサブ回線を用意しておけば、メイン回線が復旧するまで通常どおりインターネット接続や通話を継続できます。

最近は、全国規模の通信障害が発生することも珍しくありません。万が一の際の備えとしてサブ回線を持っていると、日常の安心感が大きく向上します。特に家族との連絡を絶やしたくない人や、ビジネスで緊急の連絡が必要な人にとって、サブ回線はコスト以上の価値をもたらしてくれるでしょう。

役立ちケース3:山間部や離島などの電波が不安定なエリア

キャンプのイメージ

通信キャリアごとに電波のカバー範囲は異なるため、山間部や離島などでメイン回線が圏外になった場合でも、サブ回線がつながる可能性があります。特にキャンプや釣りなどアウトドアを楽しむ際には、サブ回線がバックアップとして非常に有効です。

役立ちケース4:メイン回線の速度制限

通信制限 イメージ

メイン回線のデータ通信量が上限を超えると、いわゆる「速度制限」がかかり、データ通信が著しく遅くなってしまうことがあります。そんな時にサブ回線を利用すれば、快適な通信速度を維持できます。特にビジネスなどで急ぎの要件がある場合には重宝するでしょう。

楽天市場や楽天ふるさと納税で効率よくポイントが貯まる

楽天モバイル特典

予想外に嬉しかったのは、楽天モバイル(Rakuten最強プラン)を契約してから、楽天市場や楽天ふるさと納税でのポイント付与率が大幅にアップしたことです。具体的には、楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)が適用され、通常より+4倍の楽天ポイントを獲得できるようになりました。

筆者は普段から楽天市場をよく利用しており、もともと楽天カードや楽天銀行を活用してSPUのポイントアップを受けていました。しかし、楽天モバイルを契約してからさらに4倍のポイントが加算されるようになり、楽天ポイントの貯まるスピードが格段に上がったと実感しています。

楽天モバイル特典

楽天モバイル特典として、楽天市場で買い物をするたびに+4倍のポイントが付与される

「+4倍」というのは、楽天市場で税抜き100円ごとに+4ポイントの楽天ポイントが付与されるという意味です。

たとえば、1カ月間に楽天市場で2万円(税抜)ほど買い物をした場合、楽天モバイル契約者は合計1000ポイント(通常200ポイント+SPU特典800ポイント)を獲得できます。一方、未契約者は通常の1倍(200ポイント)のみなので、その差は800ポイントにもなります。これが毎月積み重なれば、年間で約9600ポイント(=9600円相当)もの差が生じるのです。

楽天モバイル特典

さらに、楽天モバイルの月額利用料金は楽天ポイントを1ポイント=1円として充当できるシステムです。楽天市場で毎月2万円〜3万円の買い物をする人で、かつ月間データ通信量を3GB以下に抑えられる人なら、SPU特典によって楽天モバイルの維持費をほぼゼロにすることも可能です。

実際に筆者は、楽天市場・楽天ふるさと納税・楽天Koboのヘビーユーザーで、毎月獲得する楽天ポイントのほとんどを楽天モバイルの支払いに充てています。その結果、ここ数年は楽天モバイルの月額利用料金のほとんどをポイントだけで賄っている状態です。

2025年2月1日(土)からエントリーが必須に
[エントリーはこちら]をタップ

特設ページにアクセスし、[エントリーはこちら]をタップ

「エントリーが完了しました」と記載されていればOK

「エントリーが完了しました」と記載されていればOK

2025年2月1日(土)からは、楽天モバイルの特典ポイントを獲得するには特設ページでの事前エントリーが必要になります。楽天市場で買い物をしたり、楽天ふるさと納税で寄付をする前にエントリーを済ませておきましょう。

なお、現時点では毎月のエントリーなどの定期的な手続きは不要とされています。一度エントリーすれば、+4倍の楽天ポイントが継続して付与される仕組みです。

エントリーする

両方の回線をスタンバイ状態にするとバッテリー消耗が早くなる

これは楽天モバイルに限らず、デュアルSIM運用全般にいえることですが、シングルSIM運用に比べてバッテリー消耗が早くなった印象を受けます。デュアルSIMでは、メイン回線とサブ回線が常に電波を探すので、どうしても電力の消費量が多くなってしまうのです。

とはいえ、最近のスマホはデュアルSIMの消費電力を抑える技術が向上しているため、以前に比べてバッテリー消耗の影響は少なくなっています。それでも、両方の回線をアクティブに保つと、一定のバッテリー消費を引き起こしてしまうのを理解しておくことが重要です。特に長時間の外出や、バッテリー残量を気にするシーンでは、バッテリー節約機能を活用したり一時的にサブ回線をオフに切り替えるなどの工夫をしましょう。

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MOEGI