LINEを使っていると、なかなか画面が切り替わらない、画像やスタンプの読み込みに時間がかかるなど、何となく動作が「重い」「遅い」と感じることがあります。
メッセージやスタンプをテンポよくやりとりしたいときにLINEの動作がもたつけば、やはりイライラするものです。そこで本記事では、LINEが重くて調子が悪いというときに考えられる原因と、試してみたい対処法について紹介します。
LINEが重くなるのはなぜ? 原因の特定は難しい
LINEの動作が重くなる原因は、さまざまなことが考えられます。単純に通信環境が不安定だったり、読み込みが上手くいってなかったりすることもあれば、端末の省電力設定やストレージ不足など、スマホの設定に原因があるケースも。
それらの要因が複雑に絡み合っていることも多く、「これが解決方法です」という明確な答えにはなかなか行き当たりません。そのため原因を探るよりも、改善が期待できる対処法を一つずつ試していくのが最も手っ取り早いはずです。
LINEが「重い」「遅い」ときに試したい対処法
LINEが「重い」「遅い」と感じたときは、以下で紹介する7つの方法を試してみてください。
インターネット回線を切り替え
動作が重いというよりも、「読み込み中が続く」「なかなか表示されない」といった場合に考えられるのが、ネットワークの接続状況に問題があるケースです。
- 人が密集したエリアや屋内、地下を避けて別の場所に移動する
- 通信速度制限になっていないか確認する
- Wi-Fiに接続している場合はモバイルデータ通信に切り替えてみる
上の項目を確認した後は、必ず端末を「再起動」させましょう。圏外から復帰した際などは、端末やLINEアプリが電波の回復を認識できないことがあります。
スマホを再起動する
端末の再起動は、スマホの調子が悪い時にできる手軽で効果的な方法のひとつです。手間も時間もかからないので、ひとまず試してみる価値はあるでしょう。
あまり使っていないスタンプを削除する
LINEアプリでスタンプを購入・ダウンロードすると、そのデータはアプリ内にどんどん蓄積されていきます。増えすぎたスタンプを整理してLINEアプリの容量を減らしてあげることで、動作の改善につながるかもしれません。
なお、購入したスタンプは履歴が残っているので、削除しても再ダウンロードができます。ただ、もう配布していない無料スタンプは、削除すると二度と使えなくなってしまうので注意してください。
着せ替えをスタンダードに戻す/使っていない着せ替えを削除する
LINEアプリのデザインを自分好みに変更できる「着せかえ」機能。
ただ、トーク画面の背景や吹き出し、ボタンなどに部分に余計な画像や動きがあると、そのぶんメモリを使っています。スタンダードに戻すだけで、処理速度が改善するかもしれません。
LINEアプリのキャッシュを削除する
キャッシュとは、データの読み込みを高速化するため一時的にアプリ内に保存されているデータのこと。
本来はアプリをスムーズに使用するための仕組みですが、キャッシュが蓄積されすぎると、動作が重くなったり誤作動を起こしやすくなったりといった悪影響を及ぼすこともあります。
特にLINEなどの利用頻度が高いアプリには、知らず知らずのうちに膨大なキャッシュが溜め込まれているケースも少なくありません。キャッシュクリアは有効な対処法のひとつとなるでしょう。以下の記事を参考にiPhone、Androidスマホそれぞれ削除してみてください。
キャッシュはあくまで読み込み速度を向上させるための一時保存データなので、削除してもトークやアカウントが消えてしまうことはありません。
ただ、トークルームで保存期限が過ぎた写真が消える恐れがあるので、心配な人は事前に端末にダウンロードしておくことをおすすめします。
端末の省電力モード/通信節約モードをオフにする
端末の「データセーバー」や「省電力モード」が影響している可能性も。これらのモードやが有効になっている間は、電池の消費やデータ通信量を抑えるために、処理速度が制限されたり一部バックグラウンド動作が停止したりします。
スマホ全体がもたつき、遅くなることがあるため、LINEの動作に影響を及ぼす可能性も考えられるでしょう。
ストレージ不足の場合は空き容量を増やす
LINEを含め、各アプリをスムーズに動作させるためには、スマホ本体のストレージ容量にある程度の余裕が必要になります。
ストレージ容量が著しく不足しているときは、「メッセージがなかなか届かない」「受信が遅れる」といったことも起こり得るでしょう。目安として、空き容量が10%以下の場合は危険信号です。以下の記事を参考に空き容量を確保しましょう。