スマホから簡単に注文できる宅配・デリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」では、クレジットやオンライン決済、ギフトカードなどのさまざまな支払い方法が用意されています。
本記事では、Uber Eatsで利用できる決済方法や、現金での支払いについて解説。これからUber Eatsを使う人はもちろん、すでに愛用しているユーザーも自分に合ったお得な支払い方法を見つけてください。
Uber Eatsで使える9つの支払い方法
Uber Eatsでは、全部で9種類の支払い方法が用意されています。
クレジットカード決済以外にも、現金手渡しや、コンビニで事前支払い(ギフトカード利用)なども用意されています。それぞれの決済方法を設定するやり方や、注意点なども解説しています。
クレジットカード
Uber Eatsでは、以下5種類のブランドでクレジットカード決済ができます。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
Uber Eatsの決済では、クレジットカードの支払回数は1回払いのみとなっています。複数回に分けて分割払いなどをしたい場合は、各クレジットカード会社側のサービス内でおこなう必要があります。


購入するものを選んで[お会計に進む]をタップ後、支払い方法部分(画像では「現金」)を選択します。



続いて、[支払い方法を追加]から[クレジットカードまたはデビットカード]をタップし、カード情報を入力すればOKです。
オンライン決済(LINE Pay/PayPay/楽天Pay/Apple Pay)
Uber Eatsでは4種類のオンライン決済が利用可能です。
PayPayでは決済金額の0.5〜1.5%、楽天ペイでは最大1.5%のポイント還元が得られます。Uber独自のポイントプログラムは日本では導入されていないため、少しでもお得にUber Eatsを利用したいユーザーは各オンライン決済サービスのポイントを貯めるのがおすすめです。


支払い方法にオンライン決済を利用する場合は、会計に進んで支払い方法から該当のオンライン決済を選択します。
「お支払いオプション」の画面に意図する決済方法が見当たらない場合は、[支払い方法を追加]から探してください。
画面上に「PayPay」が表示されない場合の対処法


PayPayアプリの画面
まずPayPayアプリを起動します。
続いてトップ画面の[すべて]から「フード」の項目にある[Uber Eats]を選択してください。



PayPayアプリ上でUber Eatsが利用できるようになる
画面の指示に従ってUberとの連携・権限付与をおこないます(Uberアカウントでのログインを求められる場合もあります)。
連携が完了すると、PayPayアプリ上でUber Eatsでの注文できるようになり、ここで決済をおこなう流れになります。
現金払い(配達員にお金を手渡し)
Uber Eatsの決済画面ではなく、直接配達員に現金を手渡して支払う方法も用意されています。



Uber Eatsアプリで注文商品を選択したら[お会計に進む]をタップします。
次の画面で決済手段の部分が「現金」になっていなければ、現在選択されている決済方法部分を選択し、[現金]をタップしてください。「お支払い方法」に現金ボタンが見当たらないときは、[支払い方法を追加]より選択が可能です。

支払方法に[現金]が設定されているのを確認したら、そのまま[注文内容を確認の上、確定]をタップ。これで現金手渡しでの支払い設定が完了です。
配達員へお金を手渡すときのお釣り問題や、注文キャンセルなどについては後述します。
プリペイドカード(Kyash/Visa LINE Payプリペイドカード)
Uber Eatsでは、プリペイドカードでの支払いにも対応しています。「Kyash」と「Visa LINE Payプリペイドカード」が利用可能です。
どちらもバーチャルカードとしての利用ができ、コンビニや銀行などでお金をチャージして使います。現金をチャージして使える上に、それぞれの独自ポイントも貯まるので、現金でUber Eatsを使いたいユーザーにおすすめです。
- Kyash:0.2〜1%のKyashポイント還元(還元ポイント数に上限あり)
- Visa LINE Payプリペイドカード:0.5%のLINEポイント還元(還元ポイント数に上限あり)



Kyashで支払う場合
Kyashを利用する場合、クレジットカードを登録する時と同じように[支払い方法を追加]から[クレジットカードまたはデビットカード]をタップし、Kyashのカード情報を入力すればOKです。
Visa LINE Payプリペイドカードを利用する場合は、カードをApple Payに設定しておく必要があるようです。決済方法の選択時に「Apple Pay」を選択し、Visa LINE Payプリペイドカードが利用できます。また、VISAプリペイドカード(Vプリカ)を利用したいときは、後述の「PayPal(ペイパル)」を利用してください。
デビットカード
デビットカードをUber Eatsでの支払い方法に選択できます。ただし、すべてのブランドに対応しているわけではありません。自分のデビットカードブランドが使えない場合は、後述の「PayPal(ペイパル)」を利用するといいでしょう。



お会計時に[支払い方法を追加]から[クレジットカードまたはデビットカード]をタップし、カード情報を入力してください。

自分のデビットカードが利用できないときは、カード登録時に「お支払いに問題があります」と表示がされて決済に進めません。筆者が試してみた範囲では、みずほ銀行JCB/三菱UFJ銀行VISAの利用は可能でした。
後述する「PayPal(ペイパル)」なら、VISA、Mastercard、JCB、American Express、銀聯、ディスカバーのブランドデビットカードが利用できます。
PayPal(ウェブ版Uber Eatsでのみ利用可)
PayPal(ペイパル)は、クレジットカードをはじめデビットカード、Vプリカ(VISAプリペイドカード)、銀行口座(口座振替)などの支払い情報を登録・利用できるサービスです。オンライン決済はもちろん、個人間送金なども可能です。
PayPal支払いはウェブ版Uber Eatsで設定します。まずは、SafariやChromeなどのブラウザからウェブ版Uber Eatsにアクセスし、アカウントログインを済ませておきましょう。


Web版Uber Eats
ウェブ版Uber Eatsで注文する商品が決まったら、[お会計に進む]を選択します。続いて「お支払い」の項目にある[編集する]をタップしてください。


PayPalが選択できる
[お支払い方法を追加する]へ進むと[PayPal]が表示されるはずです。ここから、支払い方法をPayPalへ設定できます。PayPalのログイン情報を入力し、支払いを進めればOKです。
Uber Eatsギフトカード
プレゼントなどで手に入れたUber Eatsのギフトカードを利用する方法です。Uberのギフトカードには、カードタイプとオンラインギフトカードの2種類が用意されています。


オンラインギフトカードの購入画面
オンラインギフトカードは、Uber Eats公式サイトのほか「giftee」「kiigo」「Amazon」で販売しています。リアルカードは全国のコンビニやドラックストアで手に入ります。
Uber Eatsギフトカードの有効期限はカード購入日から3年間となっています。期間内に使い切れなかった残高は失効してしまうため注意してください。後述の「Uber Cash」にギフトカードからチャージした場合も、当該カードの金額は3年以内に使い切る必要があります。



ギフトカードにはそれぞれコードが付いています。お会計時に[支払い方法を追加]にある[ギフトカード]から、手元にあるカードのコードを入力すればOKです。
Uber Cash
Uber Cash(ウーバーキャッシュ)は、Uber Eatsで利用できる独自の電子マネーです。タクシー配車アプリの「Uber(ウーバー)」でも使うことができます。
Uber Cashの残高は、Uber Eatsからの返金や友だちからもらったギフトカードによって追加されます(自分でのチャージはできない)。

Uber Cashに残高があれば、会計時にUber Cashをオンにしておくだけで残高が優先して使われます。
Uber Cashに有効期限はありません(ギフトカードでのチャージには期限あり)が、Uber Eatsからのお詫びなどでチャージされた残高は、積極的に利用するといいでしょう。
バウチャー
「バウチャー」とは、企業やお店から貰えるクーポンのようなもの。たとえば、旅行会社で「Uber Eatsのバウチャー付きプラン」などがそれに当たります。



会計時の支払い方法選択画面へ行き、一番下にある[バウチャーコードを追加]をタップ後、専用コードを入力・登録すればOKです。バウチャー分が差し引かれて決済されます。
Uber Eatsでお得な支払い方法とは?
Uber Eatsには、決済で貯まるUber Eats独自のポイントがありません。Uber Eatsで少しでもお得に支払いをするには、決済サービスの「ポイント還元」を重視することになるでしょう。ここでは、おすすめの決済方法を2つ紹介します。
おすすめ1:クレジットカード決済
クレジットカード払いでは、決済時に発生するポイント還元(クレカ各社の定める還元)が得られます。
スマホ決済でPayPayをよく利用しているユーザーであればPayPayカードで、楽天サービスや楽天カードを使った決済を日常的に利用している場合は楽天カードでといったように、クレジットカードを支払い方法に選ぶのがおすすめです。
PayPayカードでは、100円ごとに1%のPayPayポイントがもらえます。また、PayPayあと払いでの決済ごとに0.5〜1.5%のPayPayポイントを入手できます(PayPay支払い特典の対象)。



年会費 |
0
永年無料
|
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還元率 |
1.00% ~ 1.50%
200円ごとに最大1.5%のポイント
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ポイント |
PayPayポイント
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ウォレット |
Apple Pay
Google Pay
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QUICPay
| |
申込条件 |
18歳以上(高校生不可)
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審査/発行 |
最短2分審査
/
最短7分発行(申込5分・審査2分)
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支払い |
毎月末日締め 翌月27日引落 |
年会費無料で利用金額200円(税込)ごとに1%または1.5%のPayPayポイント獲得(1ポイント=1円相当)。PayPayポイント攻略に必携のクレカ
国際ブランドごとに1枚ずつ、合計3枚まで発行可能
ナンバーレスで安心のセキュリティ
楽天カードでも、100円で1%分の楽天ポイントが貯まります。貯まったポイントは、楽天ペイでの支払いや楽天市場での買い物などに充当できるため、日常生活でポイントを活用できる場面が多いはずです。
おすすめ2:オンライン決済(PayPay・楽天ペイ)
オンライン決済の中でも、以下の2つではポイント還元が得られます。
- PayPay:決済金額の0.5〜1.5%
- 楽天ペイ:最大で1.5%のポイント

楽天ペイのキャンペーン
期間限定でポイントの付与率がアップしたり、決済日、曜日でポイントが追加されたりといったキャンペーンが実施されていることもあるため、こまめにチェックしておくといいでしょう。
Uber Eatsの支払いに関するよくある質問と答え
ここでは、Uber Eatsの支払い方法に関するよくある質問とその答えをまとめました。
現金払いが選択できない原因は?
注文の合計金額や対応地域などに問題がある可能性があります(詳細)。
現金払いが選択できない場合、おもに以下3つの原因が考えられます。
- 注文の合計額が手数料を含め1万円以上である
- 現金払いに対応していない地域
- 未納金がアカウントにある
大人数でUber Eatsを利用するときなど、合計金額が1万円を超えていると現金払いが利用できません。また、2022年11月時点では14の地域で現金払いを受け付けていません。
新潟市・高崎市・前橋市・高知市・和歌山市・富士市・岐阜市・四日市市・下関市・飯塚市・佐賀市・佐世保市・長崎市・沖縄市
クレジットカード決済がうまくいかず未払いが残っている場合も、現金払いが利用できません。
現金払い時にお釣りはもらえる?
現金払いに対応している配達パートナーは、基本的にお釣りを用意しています(詳細)。
お釣りが足りないといったケースも考えられるため、あらかじめ配達メモに「1万円でお願いします」など入力しておくと安心でしょう。


配達メモは、注文画面の「受け渡し方法」部分で追加できます。「1万円からでお願いします」「5000円で支払う予定です」など、配達パートナーに事前に伝えておくとスムーズでしょう。
現金払いでの注文をキャンセルはできる?
注文の確定前であればキャンセルが可能です(詳細)。
注文確定後もキャンセルはできますが、原則として返金は不可でキャンセル料が発生します。
アプリもしくはメール宛にサポートセンターから請求書が届くので、指示に従いましょう。多くのケースでは、次回注文時にキャンセル料金も合わせて支払うことになるようです。
現金払いを選択した場合、配達パートナーにどこでお金を支払えばいい?
商品を持ってきてくれた配達パートナーに直接代金を支払います(詳細)。
現金払いの選択時には「置き配」設定はできないため、必ず配達パートナーと対面し支払う必要があります。
現金払いでも割引は適用される?
現金払いでも割引は適用されますが、条件によっては利用できません(詳細)。
割引プロモーションの種類によっては「事前決済のみ可」といった条件付きのものもあります。この場合、現金払いでは適用できません。
Uber Eatsギフトカードに有効期限はある?
購入した日から3年以内が有効期限となっています(詳細)。
ギフトカード残高をUber Cashにチャージした場合でも、有効期限はそのまま引き継がれます。また、期限を過ぎてしまった場合、残高は失効してしまうため注意してください。
注文の領収書はどこで発行できる?
アカウントの「注文履歴」から領収書を発行できます(詳細)。


アカウントの[注文履歴]から、領収書を発行したい注文を選択します。


画面下にある[領収書を表示]をタップすれば、当該注文の領収書が確認できます。PDFファイルでのダウンロードや、メールへの添付にも対応しています。