雑誌読み放題サブスクを徹底比較、おすすめ11サービスまとめ【2025年3月最新】

選び方や各サービスの特徴を詳しく解説

いま、雑誌のサブスク(定額制)読み放題サービスには多数の選択肢が用意されています。雑誌専用の読み放題サービスもあれば、電子書籍やコミックも読めるサービスもあります。動画配信サービスの特典(おまけ)として雑誌が読み放題になる、というケースもあります。コンテンツの内容や料金も意外なほどバラバラです。

そこで本記事では、雑誌読み放題サブスクサービスの選び方はもちろん、実際におすすめできる11サービスをピックアップしてその魅力や弱点などをまとめて比較しました。

雑誌読み放題サービス比較表
  コンテンツ数 料金(税込) 無料お試し バックナンバー 雑誌以外のサービス 使い勝手 マルチデバイス オフライン機能
楽天マガジン

楽天マガジン

2000誌以上 月額572円/年額5500円 31日間 あり

なし

★★★ あり あり
d-magazine-icon

dマガジン

1400誌以上 月額580円 31日間 あり なし ★★★ あり あり
au-book-pass-icon

auブックパス

300誌以上
  • 月額418円(マガジンコース)
  • 月額618円(総合コース)
30日間 あり

コミック、小説、実用書(総合コース)

★☆☆ あり あり
Kindleアプリアイコン

Kindle Unlimited

非公表(サービス開始時は240誌以上) 月額980円 30日間 あり

小説、コミック、ビジネス書など

★☆☆ あり あり
ブック放題

ブック放題

800誌以上 月額550円 1カ月間 あり

旅行誌、マンガ

★★☆ あり あり
Prime Reading

Prime Reading

約20誌 月額600円/年額5900円(Amazonプライム会費) 30日間 あり

マンガ、小説、ビジネス書など

★☆☆ あり あり
Pontaパス

Pontaパス

80誌以上 月額548円 30日間 なし

コミック誌

★★☆ なし なし
BOOK☆WALKER

ブックウォーカー

90誌以上 月額836円 14日間 あり

アニメ誌、マンガ

★★★ あり あり
tabuho-icon

タブホ

1000誌以上 月額550円 24時間 あり

なし

★★★ あり あり
u-next-icon

U-NEXT

200誌以上 月額2189円 31日間 なし

動画

★★☆ あり あり
FODマガジン

FODマガジン

200誌以上 月額976円〜 なし なし

動画

★★☆ あり なし

イチオシはコスパ抜群の「楽天マガジン」と「dマガジン」

数多くの雑誌読み放題サービスのなかでも特におすすめなのが「楽天マガジン」と「dマガジン」です。

比較

楽天マガジンは2000誌以上、dマガジンは1400誌以上を取り揃える雑誌読み放題サブスクの2大サービスといえる存在です。どちらも31日間の無料トライアルがあります。どのサービスに加入すればいいか迷ったら、楽天マガジンかdマガジンに加入しておけば間違いないといっても過言ではありません。

1カ月無料で使ってみる

1カ月無料で使ってみる

【雑誌読み放題まとめ】楽天マガジンとdマガジン

とにかくたくさんの雑誌を読みたい人やコスパを重視する人は、楽天マガジンが向いています。コンテンツの配信数はdマガジンが約3300冊であるのに対し、楽天マガジンは倍以上の約1万冊を誇ります。また、楽天マガジンは月572円の月額プランと年5500円の年額プランがあり、年額プランに入れば月約458円(年間で1364円お得)で利用できます。

一方、アプリの使いやすさやバックナンバーの豊富さを重視する人は、dマガジンがおすすめです。dマガジンはテーマごとにカテゴリがまとめられており、記事が見つけやすいのが特徴。素早く情報収集したい人に最適です。外出先でもオフラインで読めるダウンロード機能もdマガジンのほうが優れています。

また、楽天マガジンなら楽天ポイントが、dマガジンならdポイントがそれぞれ貯まる・使えるので、どちらのポイント経済圏に自身が属しているのかで決めるという手もあります。

雑誌読み放題サブスクの選び方

雑誌読み放題サブスクを選ぶうえで注目したいのは、料金に対するコンテンツ数や対象雑誌といったコストパフォーマンス面のほか、付加サービスやアプリの使いやすさなどです。ここでは、選ぶべきポイントごとに各社を比較してみました。

コンテンツ数・ラインナップで選ぶ

コンテンツ数

自分が読みたい雑誌があるかどうか、どれだけお得にたくさんの雑誌が読めるのか。コンテンツ数は誰もが気になる点でしょう。取り扱い雑誌数だけで比べてみると、最も少ない「Prime Readingの約20誌から最も多い「楽天マガジン」の2000誌以上までかなりバラつきがあります。

楽天マガジン
dマガジン

楽天マガジン(左)とdマガジン(右)はともに1400誌以上のラインナップを誇る

どのサブスクでも読める雑誌がある一方で、一部のサブスクでしか読めないマイナーな雑誌や専門誌もあります。

たとえば、「ブックウォーカー」はマンガ雑誌やアニメ誌、声優専門誌やマンガといったジャンルにかなり強いですが、ファッション誌などは取り扱っていません。「タブホ」の場合は、ファッション誌なども取り扱っているもののラインナップが少なめで、旅行やグルメのガイド本、ムックなどに強い印象です。

自分の読みたい雑誌やジャンルを多く扱うサブスクを見極めるのも重要です。

料金やプランで選ぶ

価格

雑誌読み放題サブスクの料金のボリュームゾーンは月額500円前後ですが、下は月額418円から上は月額2189円までと幅があります。

料金が高額なものは、動画の見放題などの付加サービスがセットになっているケースがほとんど。たとえば月額2189円の「U-NEXT」は、32万本の動画が見放題かつ1200円分使えるポイントが付くサービスです。また月額980円の「Kindle Unlimited」は、500万冊以上の電子書籍が読み放題です。

一見割高でも、どのコンテンツをメインで楽しむかによってコストパフォーマンスは変わります。どんなサービスが必要かに応じて料金と見比べてみるとよいでしょう。

対応デバイス・同時利用できる端末数で選ぶ

マルチデバイス

電子雑誌を読むデバイスは、基本的にスマートフォンとタブレット、それとパソコン(PCブラウザ)の3種類です。

注目したいのは、同時に利用できる端末の数です。いくつかのサービスでは、1つのアカウントでいくつかの端末からログインして利用できるマルチデバイスに対応しています。ただし、ブラウザからの同時利用は1台または2台程度に制限されていることが多いため、スマートフォンやタブレットでは専用のアプリを使います。

タブホ
Image

対応デバイス数が多いほど、外出中はスマートフォンで読み、家ではタブレットで続きを読むといった使い方や、家族でアカウントを共有して楽しむという使い方の道も広がります。いくつの端末で同時に利用できるかチェックしておきましょう。

アプリの使いやすさで選ぶ

使いやすさ

どのアプリもスワイプやタップでページをめくるだけなので違いは少ないと思いがちですが、実際の操作感は使ってみないとわからないところがあります。

興味のあるジャンルの雑誌を探しやすいかどうか、雑誌をタップしてすぐにページが表示されるか、ページは拡大して読めるかどうか──。そういった面でも使いやすさの印象は変わってきます。

dマガジン

dマガジン

ブック放題

ブック放題

au ブックパス

auブックパス

たとえば読みたい雑誌やジャンルの見つけやすさは、数多くの雑誌を取り扱うサービスの性質上、見逃せない点です。

dマガジン」では、雑誌名やキーワードを直接入力する以外にも、細かく分類されたジャンルから絞って目当ての雑誌を探せます。「ブック放題」はdマガジンのような細かいジャンル分けはないですが、視覚的にもわかりやすい印象です。加えて、検索結果に大人向けコンテンツを表示させないようにできる「セーフサーチ」機能が付いている点も特徴的です。「auブックパス」はジャンル分けなどもなく、検索窓に雑誌名を入れて探すことになるので使い勝手はいまひとつです。

それ以外にも、自分だけの本棚を作れるお気に入り機能や、気になったページを保存するクリッピング機能、データ通信料を節約するためのオフライン対応など、雑誌を不自由なく読むための機能も多く備わっています。すべてが必要不可欠というわけではありませんが、利用中に不便さやストレスを感じるか否かは雑誌サブスクを選ぶうえで目安になります。

映画やドラマ、音楽など付加サービスで選ぶ

付加サービス

ひとくちに「雑誌読み放題」といっても、雑誌だけが読み放題のサービスもあれば、マンガや小説といった電子書籍も含まれるもの、映画やドラマ、音楽といったまったく別ジャンルのコンテンツまで利用できるサービスなど、さまざまなタイプが存在します。

電子書籍やマンガなど雑誌以外のコンテンツも楽しみたいなら、「Kindle Unlimited」「ブック放題」「ブックウォーカーなどのサービスの優先度が高くなります。

FODマガジン

FODマガジン

【雑誌読み放題】付加価値

U-NEXT

FODマガジン」と「U-NEXT」は、いずれも動画配信サービスがメインで、登録会員向けの特典で雑誌の読み放題を提供しています。メインは動画コンテンツになるため、読み放題専門のサービスに比べると料金は高額です。コンテンツ数も楽天マガジンやdマガジンに比べると多いとは言えません。

ただし、動画の見放題サービスも使えて、料金内(月額2189円)で電子書籍や映画チケットの購入や都度課金(レンタル)作品の視聴などに充てられるポイントが毎月1200ポイントも付与されると考えれば、一概に割高とは言い切れません。

Prime Reading

Prime ReadingはAmazonプライムの特典のひとつ

Pontaパス

Pontaパスはクーポンや音楽・動画などサービスが豊富

また「Prime Reading」や「Pontaパス」も雑誌読み放題にとどまらず、さまざまな特典を利用できます。

Prime Readingは、Amazonプライム会員が使えるサービスの一つです。Amazonプライムビデオを視聴できたりAmazonの買い物で配送が無料になったりといったプライム会員向けの特典も付いてきます。

Pontaパスは読み放題の雑誌タイトル数は少ないものの、会員限定クーポンや動画・音楽などが豊富なサブスクです。雑誌読み放題に加えて、多彩な特典に魅力を感じるなら検討したいサービスです。

無料お試し期間の有無で選ぶ

無料お試し期間

多くの雑誌読み放題サブスクでは、1カ月程度の無料お試し期間を設けています。自分の読みたい本があるかどうか、アプリは使いやすいかなど、無料期間中に確認できる絶好の機会です。また、無料期間内に解約すれば利用料金は一切かからないので、いろいろなサービスを使い比べてみるとよいでしょう。

ほとんどの場合、無料体験を試せるのは初めてサービスを利用する人限定で、過去にサービスを使ったことがあるユーザーは無料体験の対象外です。

ただし、「ブックウォーカー」は少し特殊です。ブックウォーカーには「読み放題 MAXコース」と「読み放題 マンガコース」の2つの読み放題コースがあり、各コースともに14日間の無料お試し体験を利用することができます。つまり、2つのコースを合わせると28日間無料で利用できるということです。

バックナンバーの有無・充実度で選ぶ

バックナンバーの有無

最新号以外にバックナンバーが読めるかどうかも、雑誌読み放題サブスクを選ぶポイントのひとつです。

Pontaパス」「U-NEXT」「FODマガジン」ではバックナンバーの提供がありません。これら以外のバックナンバーを読めるサービスでも、バックナンバーの数には違いがあります。バックナンバーは雑誌によって2週間だけのものから1カ月間、1年間、無制限とこちらもバラバラです。

また、「ブックウォーカー」はバックナンバーはありますが、サービス入会後からのバックナンバーのみ閲覧可能で、入会以前のものは読むことができないことに注意が必要です。

法人向けのサービス提供があるかで選ぶ

法人向けサービス

美容院や病院の待合室、会社の福利厚生などで雑誌読み放題サブスクを使いたいという人向けには、法人向けのサービス提供があるかどうかで選ぶという視点もあります。現在、法人向けのサービスを提供しているのは「楽天マガジン」「dマガジン」「ビューン」「タブホ」「TOPPAN」の5社です。

法人向けと個人向けの大きな違いは、サブスクを契約していない第三者も利用可能なサービスであるか否か。利用方法には基本的に「エリア限定プラン」と「端末限定プラン」の2つのプランが用意されており、使用する場所の規模によってプランの選び方や利用料金が変わってきます。

また、法人向けでは第三者が雑誌読み放題サービスを利用できる性質上、出版社の都合により配信されない雑誌もあります。詳しくは下記の記事で解説しています。

雑誌読み放題サブスク 11サービスの特徴とメリット・デメリット

雑誌読み放題サブスクの各サービスについて、それぞれ特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。

【楽天マガジン】コンテンツ数最多、コスパもNo.1

楽天マガジン

楽天マガジンは、楽天会員向けの読み放題サービスです。572円の月額プランのほかに、1カ月あたりの料金が約458円、年間で1364円お得になる5500円の年額プランがあるのが特徴です。いずれも31日間の無料体験を試せます。

1カ月無料で使ってみる

楽天マガジンのメリット
  • 圧倒的な雑誌のラインナップ数
  • ホーム画面に表示させるジャンルを選べる
  • お得な年額プランがある
  • 貯まった楽天ポイントを料金の支払いに利用できる
楽天マガジンのデメリット
  • 雑誌しか読めない
  • ダウンロードの容量が大きい
  • タテ読み機能はない
  • ブラウザ版は使える機能がビューワー機能のみと少ない
ジャンルも20以上に分かれていて見つけやすい

ジャンルも20以上に分かれていて見つけやすい

ホーム画面に表示させるジャンルを選べる

ホーム画面に表示させるジャンルを選べる

キーワード検索では雑誌をまたいで探すことができる

キーワード検索では雑誌をまたいで探すことができる

取り扱い誌数は約2000誌で、バックナンバーも含めるとコンテンツ数は1万冊以上とボリューム満点。雑誌専門のサービスなので、マンガや動画サービスは必要なく、とにかくいろいろな種類の雑誌を読みたい人にぴったりです。

ホーム画面に表示させるジャンルを絞れたり、キーワード検索で気になるワードが掲載されている雑誌を横断して探せるなど、使い勝手も良好です。

料金を抑えるなら、月々約458円で利用できる年間プランがお得です(年額5500円)。また毎月の利用で楽天ポイントが貯まり、そのポイントは楽天市場などで使えるのはもちろん、楽天マガジンの支払いにも充当できます。

ページめくりはヨコ読みのみ対応。めくり方の細かい設定は可能

ページめくりはヨコ読みのみ対応。めくり方の細かい設定は可能

1冊のダウンロード容量が大きいのがネック

1冊のダウンロード容量が大きいのがネック

ページめくりはタテ読みに対応しておらず、ヨコ読みのみです。スワイプしてページをめくるほか、タップでめくれるなどページのめくり方の設定は可能です。

雑誌を読むにはダウンロードが必要ですが、楽天マガジンはほかのサブスクサービスに比べてダウンロードの容量が大きいことがネック。アプリのダウンロード容量のほか、使用デバイスのストレージも逼迫しかねないので、読まなくなった雑誌は削除するのがおすすめです。

楽天モバイルユーザーは楽天マガジンがお得に利用できる
楽天モバイル

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約しているユーザーなら、26%オフの金額で楽天マガジンを利用することができます。楽天マガジンを一度利用したことがある人でも、再申し込みで26%オフで利用できます。

  • 月額プラン:年額572円月額422円
  • 年額プラン:年額5500円年額4070円

また、2025年3月末までなら無料期間が30日から90日間に延長されるので、楽天マガジンへの新規入会を検討中の人は今がチャンスです。

楽天マガジン ライト for 楽天モバイル

楽天モバイル契約者限定で、対象コンテンツの中から毎月好きな雑誌が3冊無料で読める「楽天マガジン ライト for 楽天モバイル」(月額使用料0円)が2025年4月より提供開始予定です。

現在、新プラン提供開始を祝って、3月21日(金)9時59分までエントリーした人全員で100万ポイント山分けキャンペーンが開催されています。こちらはキャンペーンページからのエントリーが必要です。

楽天モバイルは、月間データ使用量に応じて料金が変動する仕組み。月額3278円で高速データ通信が無制限で利用できるほか、楽天市場で買い物した際のポイント倍率がアップするなどの特典もあります。

詳細を確認する

楽天マガジンのトレンド記事(3月4日更新)

楽天マガジンの「トレンド記事」から注目の記事をピックアップしました。

  • デジアナ文具(家電批評 2025年4月号)
  • まずはドイツの概要について知りましょう(ことりっぷ ミュンヘン・ロマンティック街道 2025年3月発行)
  • 50代女性のお金の本音を覗いてみたら…⋯(50代から考える お金の道しるべ)
  • 今月の10万円以下↓の大人買い(STORY 2025年4月号)
  • mono編集部のモノ差し(モノ・マガジン 2025年3/16号)
楽天マガジンの特徴
運営 楽天
コンテンツ数 2000誌以上、1万冊以上(バックナンバー含む)
雑誌以外の付加サービス なし
料金(税込)
  • 通常ユーザー:月額572円/年額5500円
  • 楽天モバイル利用者:月額422円/年額4070円
無料トライアル期間 31日間
バックナンバーの有無 あり
オリジナル記事・独占配信 あり
マルチデバイス機能 あり(スマホ・タブレット5台、ブラウザ2台)
オフライン機能 あり
お気に入り機能 あり
記事検索機能 あり
しおり・ふせん機能 あり
タテ読み・ヨコ読み ヨコ読みのみ

1カ月無料で使ってみる

【dマガジン】コンテンツ数最大級、アプリの機能性はダントツ

dマガジン

dマガジンは、NTTドコモが提供している読み放題サービスです。dアカウントを登録すれば誰でも利用できます。無料お試し期間は31日間で、月額580円で利用できます。

1カ月無料で使ってみる

dマガジンのメリット
  • 検索機能や長押しでズームされるなどアプリの使い勝手が抜群
  • dポイントが貯まる
  • サク読みチケットなど試し読み機能が多い
  • 細かいジャンル分けで雑誌が探しやすい
dマガジンのデメリット
  • 雑誌しか読めない
  • 楽天マガジンに比べると取り扱い数が劣る
  • お知らせのポップアップが煩わしい
dマガジン限定のオリジナル記事も配信

dマガジン限定のオリジナル記事も配信

雑誌検索は使い勝手が良い

雑誌検索は使い勝手が良い

dアカウント(無料)を作れば毎日無料で3分読める

dアカウント(無料)を作れば毎週1冊無料で3分読める

品揃えも充実しており、1400誌以上の雑誌の最新号と、最大1年分のバックナンバー合わせて3300冊以上が読み放題です。21のジャンルにそれぞれ10〜20冊前後の雑誌があり、どのジャンルも偏りがありません。31日間の無料体験のほか、dアカウントがあれば利用可能な3分間の無料サク読みチケットも毎週もらえます。

dマガジンでは季節に合わせたおすすめ記事をピックアップしてくれたり、dマガジン限定のオリジナル記事なども配信されています。また、雑誌を読むための機能性が秀逸で、「あとで読む」機能を使って、気になった雑誌を「あとで読む」に追加しておけば、時間のあるときに読みなおすことができるなど、細かい面でも使いやすさを感じます。

登録時に設定した好きなジャンルは変更できない

登録時に設定した好きなジャンルは変更できない

デメリットはほとんどありませんが、強いて言うなら雑誌しか読むことができない点です。雑誌以外にもマンガや書籍、動画も観たいというのであれば、dマガジンだけではカバーできません。

また、いくつかのサブスクサービスでは無料お試し期間が終わった翌日から1カ月の期間で利用料金がかかりますが、dマガジンの場合は毎月1日に当月利用分が請求されます。そのため、たとえば10月27日に無料お試し期間が終わると10月28日から10月分の利用料金が発生し、11月1日に11月分の利用料金がすぐに請求されてしまいます。つまり月末ごろに契約してしまうと払い損になってしまうわけです。

dマガジンのお得な入会キャンペーン

dマガジンにWebから入会し、申し込み後にエントリー&雑誌3誌をお気に入り登録すると、dポイント400ポイント(期間・用途限定)が必ずもらえるキャンペーンを実施中です。

キャンペーン期間中、エントリー&dマガジンを契約すると、毎月抽選で5名にdポイント5000ポイント(期間・用途限定)が当たるプレゼントキャンペーンが毎月開催されています。

dマガジンのおすすめ記事(3月4日更新)

dマガジンの「おすすめ記事」から注目の記事をピックアップしました。

  • 「程よいコンサバ感」で輝く、心のラグジュアリーStyle(eclat 2025年4月号)
  • 宇野昌磨 現役引退記念プレイバック(フィギュアスケートLife Vol.34)
  • 食から見直す からだと心の養生(kiitos.特別編集 心とからだがととのう食BOOK)
  • トレンドセッター15人が狙う新作は? 2025春夏ベストバイ(VOGUE JAPAN 2025年4月号)
  • 花見の宿へ(婦人画報 2025年4月号)
dマガジンの特徴
運営 NTTドコモ
コンテンツ数 1400誌以上、3300冊以上(バックナンバー含む)
雑誌以外の付加サービス なし
料金(税込)

月額580円

無料トライアル期間 31日間
バックナンバーの有無 あり
オリジナル記事・独占配信 あり
マルチデバイス機能

あり(10台まで)

オフライン機能 あり
お気に入り機能 あり
記事検索機能 あり
しおり・ふせん機能 あり
タテ読み・ヨコ読み あり

1カ月無料で使ってみる

【auブックパス(マガジンコース)】リーズナブルな価格で雑誌も読みやすい

auブックパス

auブックパスはKDDIが提供する電子書籍サービスで、利用にはau IDの発行が必要です。雑誌のほか、コミック・小説・ビジネス書・写真集など幅広いカテゴリの作品を扱っています。

サブスクの利用料金は2種類あり、以下のとおりですが、ここでは雑誌のみ読み放題のマガジンコースについて解説していきます。

  • 「読み放題プラン マガジンコース」:月額418円
  • 「読み放題プラン 総合コース」:月額618円

30日間の無料体験を試す

auブックパス(マガジンコース)のメリット
  • 雑誌限定のマガジンコースは418円とリーズナブル
  • 閲覧時の設定が細かくできて便利
  • 読み放題以外の雑誌は都度購入ができる
  • 新刊通知機能がある
auブックパス(マガジンコース)のデメリット
  • アプリではダウンロードが必要で読むまでに時間がかかる
  • アプリではジャンル分けがなく、雑誌が見つけにくい
  • 読みたい雑誌は検索窓に入力して検索する必要あり
  • 雑誌数は300誌以上と少ない
ブラウザ版も読みやすさは秀逸

ブラウザ版も読みやすさは秀逸

雑誌閲覧の設定は他サービスと一線を画す

アプリの雑誌閲覧の設定はアップデートで改悪してしまった

リーズナブルな価格のマガジンコースでは300誌以上の雑誌が読み放題で、バックナンバーも取り扱っています。新刊通知機能があるので、お気に入りの雑誌が発売されたらすぐにチェックできるのもポイントです。

ブラウザ版ではダウンロードせずに読むことができ、自動ページめくりやタテ読み・ヨコ読みの変更などカスタマイズ可能で、読みやすさはアプリ以上です。アプリの方はアップデートでブラウザ版のようなカスタマイズができなくなってしまいました。

読み放題の雑誌はジャンル分けがなく探しにくい

読み放題の雑誌はジャンル分けがなく探しにくい

アプリで読むには一度ダウンロードが必要

アプリで読むには一度ダウンロードが必要

アプリ版では、マガジンコースの読み放題に加入していても、雑誌がトップに表示されず、コミックや小説、ラノベなど、読み放題対象外のジャンルも並ぶため、見やすさの面で煩わしさを感じます。また、雑誌はジャンル分けがなく順不同で並ぶため、読みたい雑誌を即座に見つけるのに苦労します。

お気に入りの本や読んだ本は「本棚」タブで管理できる点は便利ですが、アプリで雑誌を読むには一度ダウンロードが必要で、読むまでに時間がかかるのがデメリットです。すぐに読みたい場合はブラウザから読むのをおすすめします。

auブックパスの特徴
運営 KDDI
コンテンツ数 300誌以上(バックナンバー含む)
雑誌以外の付加サービス なし
料金(税込)
  • 月額418円(マガジンコース)
  • 月額618円(総合コース)
無料トライアル期間 30日間
バックナンバーの有無 あり
オリジナル記事・独占配信

なし

マルチデバイス機能

あり(5台まで)

オフライン機能 あり
お気に入り機能 あり
記事検索機能 あり
しおり・ふせん機能 あり
タテ読み・ヨコ読み あり

30日間の無料体験を試す

【Kindle Unlimited】書籍・洋書・コミックなども読み放題

Kindle Unlimited

Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)は、Amazonが提供している電子書籍・コミック・雑誌の読み放題サービスです。無料お試し期間は30日間で、月額980円と他サービスと比べるとやや値が張りますが、雑誌だけでなく洋書・書籍・コミックなど500万冊以上の電子書籍が読み放題なのが最大の特徴です。

30日間無料で使ってみる

Kindle Unlimitedのメリット
  • 和書・洋書合わせて500万冊以上の電子書籍が読み放題
  • 月額料金が安くなるキャンペーンがある
  • 書籍・マンガなど幅広く読める
  • グラビア写真や袋とじも制限なく見られる
  • 支払い方法が豊富
Kindle Unlimitedのデメリット
  • 雑誌の配信日がバラバラで発売日に読めないものもある
  • 検索機能など操作性がイマイチ
  • 同時に20冊までしか読めず、入れ替えが面倒
  • Kindle Unlimited対象の本が分かりづらい
書籍はページの色やフォントなどをカスタマイズできる

書籍はページの色やフォントなどをカスタマイズできる

支払い方法が豊富

支払い方法が豊富

読み放題のジャンルは全28種で、文芸誌から旅行情報誌、コミック雑誌、アダルトまでと幅広く、バックナンバーも読むことができます。取り扱い雑誌は280誌以上(編集部調べ/最新刊は有料でバックナンバーがKindle Unlimitedで読める雑誌も含む)が配信されています。

スマートフォンやタブレットで利用するには「Kindle」アプリを使います。書籍を読む場合は、ページの色やフォントの種類も変えられ、マーカーやメモ、しおりで記録することもできます。また、ほかのサブスクサービスではモザイク処理がかかったり、読めないページもKindle Unlimitedなら読める点が特徴です。

支払い方法もほかのサブスクサービスに比べて豊富で、クレジットカードまたはデビットカード、あと払い(ペイディ)、PayPayアカウント、携帯決済(d払い、au、SoftBank)、Amazonギフト券残高から選べます。

手元に保持できるのは20冊までと限定される

手元に保持できるのは20冊までと限定される

雑誌のジャンル分けはやや少なめ

雑誌のジャンル分けはやや少なめ

検索結果は「Kindle Unlimited」にチェックを入れないと対象外の本が混ざる

検索結果は[Kindle Unlimited]にチェックを入れないと対象外の本が混ざる

読むだけなら充分ですが、アプリは雑誌専用に作られているわけではないので、雑誌の探しにくさは改善してほしいところです。ジャンル別に整理されているものの、ジャンルの数が少なく探しやすさに欠けるのが難点です。また、検索もフィルタを使ってKindle Unlimitedのみに絞らないと有料の雑誌が混ざってしまいます。

加えて、同時に20冊しか利用できないので、立ち読み感覚で何冊も読むときはそのたびに入れ替えが必要です。

dマガジンや楽天マガジンでは読めない雑誌をKindle Unlimitedで補完する使い方や、雑誌だけでは飽き足らず書籍やコミックも楽しみたい人に向いている、いわゆる電子書籍読み放題のサービスと言えるでしょう。

Kindle Unlimitedのお得な入会キャンペーン
【雑誌読み放題】Kindle Unlimited

キャンペーンの適用で最初の2カ月/3カ月間の料金が無料または大幅割引になる場合も

Kindle Unlimitedでは、最初の2カ月間あるいは3カ月間の料金が無料や99円など格安になるキャンペーンが実施されている場合があります。

活用すれば通常料金よりも相当に安くサービスを使えます。ただし、ユーザー(アカウント)によっては他のプランが表示される場合もあり、対象者は非公開であることが多くなっています。実際に自分がキャンペーンの対象かどうかはKindle Unlimitedの登録ページから確認してください。

Kindle Unlimitedの特徴
運営 Amazon.co.jp
コンテンツ数 非公表(サービス開始時は240誌以上)
雑誌以外の付加サービス
  • マンガ
  • 小説
  • 実用書
  • 洋書、ほか
料金(税込)

月額980円

無料トライアル期間 30日間
バックナンバーの有無 あり
オリジナル記事・独占配信

なし

マルチデバイス機能

あり(6台まで)

オフライン機能 あり
お気に入り機能 なし
記事検索機能 あり
しおり・ふせん機能 あり
タテ読み・ヨコ読み ヨコ読みのみ

30日間無料で使ってみる

【ブック放題】大人向けコンテンツ多めでマンガのラインナップが圧倒的

ブック放題

ブック放題は、ソフトバンクのグループ会社であるビューンが提供している雑誌読み放題サービスで、800誌以上の雑誌のほか、旅行ガイド400冊、マンガ6万5000冊以上・マンガ雑誌100誌以上が読み放題です。ソフトバンクユーザーだけでなく、そのほかの回線を契約しているユーザーも利用できます。無料お試し期間は1カ月で、月額550円で利用できます。

1カ月無料で使ってみる

ブック放題のメリット
  • 月額550円の高コスパで雑誌もマンガも楽しめる
  • 週刊誌、実話系雑誌といった大人向け雑誌に特化
  • いいね・コメント機能が使える
  • マルチデバイス・オフライン機能がある
  • セーフサーチ機能がある
ブック放題のデメリット
  • 取り扱っているマンガのラインナップが古め
  • 無料お試し期間中はマンガ・マンガ雑誌は20冊しか読めない
  • アプリ版では成人向けコンテンツの閲覧制限がある
大人向けの雑誌が多い

大人向けの雑誌のラインナップが豊富

読んだ雑誌には「いいね」や「コメント」が残せる

読んだ雑誌には「いいね」や「コメント」が残せる

検索機能はわかりやすくて使いやすい

検索機能はわかりやすくて使いやすい

ブック放題は、旅行雑誌やムック本、バックナンバーの取り揃えが豊富なのが魅力です。また、実話や娯楽など、大人向けのコンテンツも多く配信されているため、セーフサーチも搭載しています。

ブック放題独自の機能で、ユーザーがつけた「いいね」や「コメント」が読むことができるのは面白いところ。他者のレビューを参考に気になる雑誌やマンガを見つける手助けにもなるでしょう。

マンガのラインナップは古め

マンガのラインナップは古め

無料期間中、マンガは閲覧数の制限がある

無料期間中、マンガは閲覧数の制限がある

大人向けコンテンツはブラウザからしか読めない仕組み

大人向けコンテンツはブラウザからしか読めない仕組み

雑誌はタテ読み・ヨコ読みに対応、お気に入り登録もできて読みやすさは抜群ですが、しおり機能がないのは残念です。また、ブック放題の大きな特徴であるマンガコンテンツはラインナップが古めで最新のマンガはありません。読みたいマンガがあるかどうかを1カ月の無料期間中に確認してみることをおすすめします。

なお、無料期間中のマンガ閲覧数は20冊までと限定されています。これ以上読みたい場合は有料会員になるしかありませんが、登録不要で1冊まるごと無料で読めるマンガも多く扱っています。

ブック放題の特徴
運営 ビューン
コンテンツ数 800誌以上(バックナンバー含む)
雑誌以外の付加サービス
  • 旅行ガイド:400冊
  • マンガ:6万5000冊
  • マンガ雑誌:100誌
料金(税込)

月額550円

無料トライアル期間 1カ月
バックナンバーの有無 あり
オリジナル記事・独占配信

なし

マルチデバイス機能

あり(アプリ5台、ブラウザ1台)

オフライン機能 あり
お気に入り機能 あり
記事検索機能 あり
しおり・ふせん機能 なし
タテ読み・ヨコ読み あり
オリジナル機能 いいね・コメント機能

1カ月無料で使ってみる

【Prime Reading】Amazonプライム会員は無料で利用できる

Prime Reading

Prime Reading(プライム リーディング)は、Amazonプライム会員の特典のひとつで、プライム会員であれば、雑誌・本・マンガなど1000冊以上が無料で読み放題です。プライム会員の料金は月額600円または年額5900円。初回登録時には30日間の無料体験期間も用意されています。

30日間無料で使ってみる

Prime Readingのメリット
  • Amazonプライム会員は無料で利用でき、付帯サービスも豊富
  • ビジネス書や小説、マンガなども読み放題
  • 対応端末が多い
  • 支払い方法が豊富
  • Prime Student(プライムスチューデント)なら半額で利用できる
Prime Readingのデメリット
  • 雑誌の取り扱い数がかなり少ない
  • 同時利用は10冊まで
  • 使い勝手が悪く、読みづらい
  • 読み放題の対象ラインナップが定期的に入れ替わる
プライムリーディングとKindle Unlimitedの違い
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Amazon.co.jp

プライム会員の特典は、Prime ReadingのほかにAmazonプライムビデオの見放題、Amazonが発送する商品の配送料が無料になる、会員限定セールに参加できるなどがあります。

Prime Readingはプライム会員なら追加料金なしで利用できるのが魅力ですが、あくまで特典のひとつなので取り扱い雑誌数はかなり少なく約20誌しかありません

同じくAmazonが提供する雑誌読み放題サービスには前述した「Kindle Unlimited」があります。両者のいちばんの大きな違いは取り扱い冊数です。Prime Readingで読めるのはKindle Unlimitedで配信されている雑誌のごく一部。また、Kindle Unlimitedで配信対象外の雑誌はPrime Readingでも対象外です。

Prime Readingのジャンルは全8種

Prime Readingのジャンルは全8種

ホーム画面では、書籍・マンガ・雑誌に分かれる

ホーム画面では書籍・マンガ・雑誌に分かれる

雑誌のジャンル分けは5カテゴリのみと少ない

雑誌のジャンル分けは5カテゴリのみと少ない

雑誌を読むには、Kindle Unlimitedと同じくKindleアプリを使用します。リーダー機能もKindle Unlimitedとほぼ同じで、目次やブックマークなど最低限の機能も備わっています。Kindle Unlimitedに読みたい雑誌があるなら、まずPrime Readingで使い勝手を試すのもおすすめです。

なおPrime Readingでは一度に保有できる本は10冊までです(Kindle Unlimitedは20冊)。10冊保有している状態で読みたい本があるときは、保有中の本から返却(削除)する必要があります。

また、読み放題対象の本はしばしば入れ替わるため、あとで読もうと思っていた本が対象から外れてしまう場合も。定期的にラインナップを確認するのがおすすめです。

Prime Readingの特徴
運営 Amazon.co.jp
コンテンツ数 Kindle Unlimitedで配信されているコンテンツのうち1000冊以上(雑誌は約20誌・200冊以上)
雑誌以外の付加サービス
  • Amazonプライムビデオが見放題
  • Amazonが発送する商品の送料無料
  • タイムセールにいち早く参加できる
  • Amazonプライムフォトが無制限、など
料金(税込)
  • 一般(Amazonプライム会員):月額600円/年額5900円
  • Prime Student:月額300円/年額2950円
無料トライアル期間

30日間(Prime Studentは6カ月間)

バックナンバーの有無 あり
オリジナル記事・独占配信

なし

マルチデバイス機能

あり(6台まで)

オフライン機能 あり
お気に入り機能 あり
記事検索機能 あり
しおり・ふせん機能 なし
タテ読み・ヨコ読み ヨコ読みのみ

30日間無料で使ってみる

【Pontaパス】雑誌のほか動画・音楽・クーポンなど特典が豊富

Pontaパス

Pontaパス(旧auスマートパスプレミアム)は、月額548円で雑誌読み放題のほか、動画・音楽・各種クーポンなどの特典利用できるサブスクです。KDDI(au)が提供していますが、au IDを取得すればau回線以外のユーザーでも加入できます。また、30日間の無料お試しも用意されています。

30日間無料で使ってみる

Pontaパスのメリット
  • コミック誌が読み放題
  • 動画・音楽配信サービスのほか、クーポンなど付帯サービスが豊富
  • 価格が月額548円と安い
  • Pontaポイントが貯まる
Pontaパスのデメリット
  • 取り扱い雑誌数が少ない
  • バックナンバーが読めない
  • オフライン機能やマルチデバイス機能、しおり機能などなく機能面が弱い
読み放題にはコミック誌も含まれる

読み放題にはコミック誌も含まれる

雑誌の読みやすさは設定も豊富で抜群

機能が豊富で雑誌は読みやすい

音楽や動画など付帯するコンテンツが豊富

音楽や動画など付帯するコンテンツが豊富

読み放題の対象は、コミック誌や週刊誌、女性ファッション誌、男性ファッション誌、エンタメ・情報誌など80誌以上。読み放題の対象にコミック誌を含むサービスは珍しく、その意味でPontaパスは稀有な存在です。

ページめくりはヨコ読みのほかタテ読みも可能。ブックマークや目次などの基本的な機能も備わっており、雑誌はとても読みやすいです。

ユニークな機能は「自動再生」です。5秒〜30秒まで任意の秒数を設定すると、自動でページがめくれていくので、スライドショーのように雑誌を読むことができます。

雑誌読み放題はPontaパスのサービスの一部のため80誌以上と少ない

雑誌読み放題はPontaパスのサービスの一部のため80誌以上と少ない

バックナンバーやお気に入り登録機能はない

バックナンバーやお気に入り登録機能はない

ただし、Pontaパスで読めるのは、同じくKDDIが提供する電子書籍サービス「ブックパス」の一部のみです。読み放題の雑誌は80誌と少ないので、あくまでPontaパスの特典の1つとして認識しておくほうがよいでしょう。

人気ランキングやピックアップ記事といった特集はなく、お気に入り機能やオフラインで読むためのダウンロード機能がないのは残念な点。検索機能もありますが、書籍以外に音楽やショッピングなど別のカテゴリも検索にヒットしてしまうので、あまり便利とは言えません。

雑誌読み放題だけでなく、動画や音楽、クーポンでお得に買い物や映画を楽しみたい人におすすめのサービスです。

Pontaパスの特徴
運営 KDDI
コンテンツ数 80誌以上
雑誌以外の付加サービス
  • 動画配信サービス「TELASA」の一部動画が見放題
  • 「auうたパス」内の1万曲以上がシャッフル再生で聴き放題
  • au PAYのクーポン配信など
料金(税込)

月額548円

無料トライアル期間

30日間

バックナンバーの有無 なし
オリジナル記事・独占配信

なし

マルチデバイス機能

なし

オフライン機能 なし
お気に入り機能 なし
記事検索機能 あり
しおり・ふせん機能 あり
タテ読み・ヨコ読み あり
オリジナル機能 自動再生

30日間無料で使ってみる

【ブックウォーカー】マンガ雑誌・アニメ誌・ゲーム誌などのジャンルに強い

ブックウォーカー

ブックウォーカーは、KADOKAWAグループのブックウォーカーが運営する雑誌読み放題サブスクです。マンガと雑誌が読み放題の「読み放題 マンガコース」(月額836円)と、文芸やラノベ・実用などすべてが読み放題の「読み放題 MAXコース」(月額1100円)の2種類があり、それぞれ14日間の無料お試しができます。ここではマンガコースについて解説します。

14日間無料で使ってみる

ブックウォーカーのメリット
  • マンガ・マンガ雑誌が豊富
  • 読み放題のほかに約2万冊の無料作品コーナーがある
  • 会員登録だけで毎日10分無料で試し読みできる
  • マルチデバイスが7台まで可能
ブックウォーカーのデメリット
  • ファッション誌など人気雑誌の取り扱いはない
  • 入会以前のバックナンバーは読めない
  • デバイス(PC)版では本棚などの機能が制限される
話題作のほか、ゲーム誌やホビー誌などラインナップも豊富

話題作のほか、ゲーム誌やホビー誌などラインナップも豊富

ダウンロードした本は「本棚」タブで好きなように管理できる

ダウンロードした本は「本棚」タブで好きなように管理できる

登録のみで毎日10分間試し読みが可能

登録のみで毎日10分間試し読みが可能

ブックウォーカーの大きな特徴は、ラインナップが男性向けマンガ、女性向けマンガ、BL、TL、ゲーム誌、アニメ誌、声優専門誌など特定のジャンルに特化している点です。マンガ誌90誌以上、単行本3万冊以上が読み放題の対象です。

他では読めない雑誌も多く、特化型の雑誌読み放題サービスならではの強みと言えます。また、全巻一気読みできる作品が200作品以上あるのも嬉しいポイントです。

ダウンロードした雑誌は「本棚」タブに追加され、ジャンルごとに分けたりできるので管理もしやすいです。無料の会員登録のみで毎日10分試し読みができたり、完全無料のマンガも約2万冊あったりとサービスも太っ腹です。

バックナンバーは入会以前のものは読むことができない

バックナンバーは入会以前のものは読むことができない

加入しているコースで読み放題になるタブが違うので注意

加入しているコースで読み放題になるタブが違うので注意

マンガ誌や単行本に特化している反面、ファッション誌など人気雑誌などの取り扱いはなく、ジャンルに偏りがある点には注意が必要です。

バックナンバーの取り扱いもありますが、入会以前のバックナンバーは読めず、入会時点での最新号とそれ以降に配信される号のみ読めるという残念な仕様です。一度退会して再入会した場合は、再入会した時点での最新号以降が閲覧対象になります。

ブックウォーカーの特徴
運営 ブックウォーカー
コンテンツ数
  • マンガ誌90誌以上、単行本3万冊以上
  • マンガ誌90誌以上、単行本3万冊以上、ラノベ・文芸2万冊以上
雑誌以外の付加サービス
  • マンガ
  • ラノベ・文芸(読み放題 MAXコースの場合)
料金(税込)
  • 月額836円(読み放題 マンガコース)※Google Play決済/Apple ID決済の場合、月額840円
  • 月額1100円(読み放題 MAXコース)
無料トライアル期間

14日間

バックナンバーの有無 あり(ただし入会以前の号は読めない)
オリジナル記事・独占配信

なし

マルチデバイス機能

あり(7台)

オフライン機能 あり
お気に入り機能 あり
記事検索機能 あり
しおり・ふせん機能 あり
タテ読み・ヨコ読み あり

14日間無料で使ってみる

【タブホ】人気誌は少なめ、専門誌などマニアックな雑誌が豊富

タブホ

タブホは、オプティムが運営している読み放題サービスです。月額550円で利用でき、アプリ版でのみ24時間の無料体験を試せます。

24時間無料で使ってみる

タブホのメリット
  • 旅行本、料理本が豊富
  • 廃刊・休刊になった懐かしい雑誌が読める場合も
  • 全文検索ができる
  • 書籍コンテンツ制限で読みたくない雑誌をオフにできる
  • 車やバイク、登山などのニッチな雑誌が多い
タブホのデメリット
  • 検索機能が使いにくい
  • ファッション誌など人気雑誌のラインナップが少ない
  • 無料お試し期間が24時間と短い
休刊・廃刊になった雑誌を読めることも

休刊・廃刊になった雑誌を読めることも

『るるぶ』や『レシピ』、『RIDERS CLUB』などのコーナーが設けられている

『るるぶ』や料理本、『RIDERS CLUB』などのコーナーが設けられている

検索ではタイトル・目次だけでなく、本文内のキーワードも検索できる

検索ではタイトル・目次だけでなく、本文内のキーワードも検索できる

タブホでの取り扱い雑誌数は1000誌以上、バックナンバーを含めると4500冊以上と充実しています。週刊誌や月刊誌はおよそ200誌程度と少なく、ほかは旅行情報誌やグルメ情報誌、レシピ本、初心者向けのハウツー本などのムック書籍が目立ちます。

旅行やグルメのガイド本では、『るるぶ』や『ココミル』『ぴあ』『じゃらん』『街ラブ』『トリコガイド』など国内外を広くカバーしており最高の品揃えです。また、バイク専門誌『RIDERS CLUB』『CLUB HARLEY』を創刊号から読めるコーナーがあるなど、ほかの読み放題サービスとはひと味もふた味も違う内容です。

アプリ版で重宝するのは全文検索機能です。通常のキーワード検索では誌面内は目次や見出し程度しか検索できませんが、タブホの場合は文章内も検索対象です。実用的なガイド本やハウツー本が多いので、全文検索で知りたいことがすぐ引き出せるのはとても便利です。

検索画面は検索窓だけとかなりシンプルで不便な面も

検索画面は検索窓だけとかなりシンプルで不便な面も

無料体験はアプリのみ、24時間と短め

無料体験はアプリのみ、24時間と短め

タブホでは全文検索に対応している便利さがありますが、検索画面は検索窓だけとかなりシンプル。何かしらのキーワードを打ち込まない限りなにも検索できません。他社サブスクサービスでは雑誌のジャンルやキーワードから検索できるので、この点は残念です。

また、人気雑誌のラインナップが少ない点や、無料お試し期間も24時間と短いこともデメリットのひとつと言えるでしょう。

タブホの特徴
運営 オプティム
コンテンツ数 1000誌以上
雑誌以外の付加サービス なし
料金(税込)

月額550円

無料トライアル期間

24時間(アプリのみ)

バックナンバーの有無 あり
オリジナル記事・独占配信

なし

マルチデバイス機能

あり(3台)

オフライン機能 あり
お気に入り機能 あり
記事検索機能 あり(全文検索に対応)
しおり・ふせん機能 あり
タテ読み・ヨコ読み ヨコ読みのみ

24時間無料で使ってみる

【U-NEXT】雑誌も読める、鉄板の動画配信サービス

U-NEXT

U-NEXT(ユーネクスト)は雑誌専門の読み放題サービスではなく、動画配信(見放題)サービスの特典の1つとして提供されています。そのため月額料金が2189円と高めですが、雑誌200誌以上のほかに32万本以上の動画が見放題、書籍、ラノベ、マンガといった豊富なコンテンツにアクセス可能です。

1カ月無料で使ってみる

U-NEXTのメリット
  • 年齢別のジャンル分けなど雑誌が見つけやすい
  • 動画配信数が32万本以上と国内最大級
  • 毎月チャージされる1200ポイントで映画のチケットやマンガの購入ができる
U-NEXTのデメリット
  • 雑誌読み放題サービスとして見ると価格が月額2189円と高い
  • バックナンバーが読めない
  • 雑誌の検索機能がない
ジャンル分けはわかりやすい

ジャンル分けはわかりやすい

ページめくりの選択肢が多い

ページめくりの選択肢が多い

毎月貯まるポイントは映画館のチケットに交換可能

毎月貯まるポイントは映画館のチケットに交換可能

雑誌はダウンロードすることで閲覧できます。雑誌のジャンルは「女性ファッション 20代〜」「男性ファッション」「グルメ・トラベル」「ニュース・週刊誌」「アニメ・エンタメ」など16のジャンルに分かれているので探しやすい印象です。

また、毎月1200ポイントがチャージされるので、このポイントを使って最新映画やマンガの購入ができます。雑誌だけでなく映画もマンガもフルで楽しみたいという人にぴったりのサブスクです。

読めるのは最新号のみ

読めるのは最新号のみ

検索機能に雑誌は非対応

検索機能に雑誌は非対応

動画コンテンツがメインのサービスであるため、雑誌の読み放題サービスとして見た場合、品揃えは200誌以上と少なく雑誌の検索機能も乏しい印象です。バックナンバーの取り扱いはなく、最新号しか読めないのも残念なところです。また、ページ閲覧画面には目次機能はありますが、しおり機能はありません。

とはいえ動画・書籍・雑誌とすべてのコンテンツが1つのアプリで完結するため、さまざまなコンテンツをシームレスに楽しめるのが大きな魅力です。

U-NEXTの特徴
運営 U-NEXT
コンテンツ数 200誌以上
雑誌以外の付加サービス
  • 動画見放題
  • 無料マンガ
料金(税込)

月額2189円

無料トライアル期間

31日間

バックナンバーの有無 なし
オリジナル記事・独占配信

なし

マルチデバイス機能

あり(4台)

オフライン機能 あり
お気に入り機能 あり
記事検索機能 なし
しおり・ふせん機能 なし
タテ読み・ヨコ読み あり

1カ月無料で使ってみる

【FODマガジン】雑誌に加えてフジテレビの動画配信10万本が楽しめる

FODマガジン

FODマガジンは、動画配信サブスク「FOD」の有料会員向けに提供されているサービスで、運営はフジテレビです。

「FODプレミアム(月額976円)」「2チャンネルセット(月額1100円)」「NEXTsmartコース(月額1980円)」「3チャンネルセット(月額2310円)」のいずれかに加入していれば、人気雑誌200誌以上の最新号が読み放題となります。なお、FODの中でも人気が高いのは見放題コース「FODプレミアム」です。

公式サイトで登録する

FODマガジンのメリット
  • ダウンロード機能でオフラインでも読める
  • フジテレビ系の動画やFOD独占作品など10万本以上の人気作品が見放題
  • バックナンバーやマンガ購入に使える独自ポイントが貯まる
  • ポイントやFOD商品券などが当たる「FODジャンボ」「毎日ガチャピンガチャ」に挑戦できる
FODマガジンのデメリット
  • バックナンバーが読めない
  • 無料お試し期間がない
  • マルチデバイスは2台までと少ない
  • ふせん機能やタテ読み機能などはない
  • 動画やマンガサービスを利用するには別のアプリのダウンロードが必要
雑誌は11ジャンルに分類されている

雑誌は11ジャンルに分類されている

フジテレビ系ほか動画10万本以上が見放題

フジテレビ系ほか動画10万本以上が見放題

雑誌は「新着」「ニュース・週刊誌」「女性ファッション・ビューティー」など11ジャンルに分かれています。好きな雑誌は「お気に入り」に追加することが可能です。ダウンロード機能があるので、オフラインでも閲覧が可能です。

FODマガジンの最大の特徴はフジテレビの作品を含む10万本以上の動画が見放題、一部無料でマンガを読むことができること。雑誌に加えて、フジテレビの番組やFODオリジナル作品、FOD独占作品など、動画をたくさん観たい人におすすめです。

雑誌の閲覧はヨコ読みのみ対応で機能は少ない

雑誌の閲覧はヨコ読みのみ対応で機能は少ない

検索機能はキーワードを直接入力するので使いづらい

検索機能はキーワードを直接入力するので使いづらい

FODマガジンでは最新号のみの配信で、バックナンバーの閲覧はできない点が残念です。また、雑誌の閲覧もヨコ読みのみでふせん機能やタテ読み機能などはありません。雑誌検索も、キーワードを直接入力して探す以外方法がないので、便利さに欠けてしまいます。

雑誌を読むのにあまりこだわりがなく、シンプルに読むだけであれば、動画見放題のメリットが大きいのでおすすめできます。また、バックナンバーの取り扱いはありませんが、毎月貯まる独自のポイントを使って雑誌のバックナンバーの購入ほか、動画や最新マンガを購入することが可能です。

FODマガジン(FODプレミアム)のお得な入会キャンペーン

SAISON CARD Digitalに新規入会すると、「セゾンPortal」アプリからFODプレミアムで使える5カ月無料クーポンが届きます。SAISON CARD Digitalは入会費・年会費が永久無料、永久不滅ポイントが貯まる便利なクレジットカードです。

FODでんきを新規で申し込むとFODプレミアムの12カ月利用クーポンが毎年届き、実質無料でFODプレミアムのサービスを利用することができるようになります。また、電気の利用が開始するまでに2カ月無料クーポンも届きます。

FODマガジンの特徴
運営 フジテレビジョン
コンテンツ数 200誌以上
雑誌以外の付加サービス
  • 動画見放題
  • 無料マンガ
料金(税込)

月額976円〜

無料トライアル期間

なし

バックナンバーの有無 なし
オリジナル記事・独占配信

なし

マルチデバイス機能

あり(2台)

オフライン機能 あり
お気に入り機能 あり
記事検索機能 なし
しおり・ふせん機能 なし
タテ読み・ヨコ読み ヨコ読みのみ

公式サイトで登録する

雑誌読み放題サブスクに関するよくある質問とその答え

ここでは雑誌読み放題サブスクに関するよくある質問とその答えについてまとめています。

雑誌読み放題サブスクと紙の雑誌の違いは?デメリットはある?

雑誌読み放題サブスクでは雑誌1〜2冊の金額で雑誌が読み放題になりますが、全ページが読めるわけではないなどデメリットも存在します。

雑誌読み放題サブスクの主なデメリットは、配信期間を過ぎると自動削除されてしまい、手元に何も残らないことです。また、紙の雑誌ではフルページ読めて、プレゼントの応募や付録が付くなどの+αのメリットがありますが、サブスクではこれらのサービスが受けられません。

紙の雑誌との違いやメリット・デメリットに関しては下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

旅行雑誌がたくさん読めるサブスクはある?

あります。とくにタブホやブック放題は旅行雑誌を豊富に揃えています。

タブホ

タブホ

ブック放題

ブック放題

dマガジン

dマガジン

タブホでは、「るるぶコーナー」と「旅ライフ」という旅行に特化したコーナーが設けられているほど旅行雑誌に特化しています。ぴあの地域別グルメガイドは全173誌、るるぶ情報版国内は全47誌、るるぶ情報版海外も全68誌など充実のラインナップです。

ブック放題も旅行雑誌の取り扱い数が400冊以上あり、タブも「国内旅行(東日本)」「国内旅行(西日本)」「海外旅行」の3つに分かれるほど充実しているのでおすすめです。

このほか、dマガジンや楽天マガジン、Kindle Unlimitedなどでも多くの旅行雑誌を読むことができます。

完全無料で雑誌が読み放題のサービスはある?

あります。「ブックライブ」や「Fujisan.co.jp」では完全無料で読める雑誌を配信しています。

ブックライブ」は100万冊以上の電子書籍を配信する電子書籍ストアで、会員登録なしで1万冊以上の本を無料で読むことができます。ただし、雑誌の配信数は数十冊と限られ、アプリ版では一部雑誌のみしか表示されません。

Fujisan.co.jp」は紙とデジタルの両方を取り扱う雑誌専門のオンライン書店です。会員登録は必要ですが、雑誌を丸ごと無料で読める「タダ読み」を提供しています。

詳しくは下記の記事で解説していますので、参考にしてみてください。

グラビアがモザイク無しで読める雑誌読み放題サブスクはある?

Kindle Unlimitedではモザイク処理なく閲覧可能です。

雑誌読み放題サブスクサービスでは、青少年保護の目的であったり、出版社側の都合で配信されるページが限られているほか、グラビアなどにモザイクやマスキング処理がされるなど、読めるページは紙の雑誌と異なります。

そのため、多くの雑誌読み放題サブスクではグラビアや袋とじ、アダルトコンテンツなどを紙の雑誌と同じように見ることはかなり難しいのが現状です。

ただし、Kindle Unlimitedに関しては袋とじもグラビアも閲覧規制なく見ることができます。また、ほかの雑誌読み放題サブスクでは取り扱いが少ない『週刊実話』も取り扱っています。

EDITED BY
MATSUBA
AO
KON