「楽天マガジン」の魅力と弱点を徹底解剖、料金プランやアプリ機能をレビュー

「楽天マガジン」の魅力と弱点を徹底解剖、料金プランやアプリ機能をレビュー

「楽天マガジン」は、楽天の提供する雑誌読み放題サービスで、月額料金と読み放題雑誌数ともにサービストップクラスのパフォーマンスです。雑誌読み放題サービスでは珍しい年額プランも用意されており、継続的に利用したいと考えるユーザーは必見のサービスです。

本記事では、楽天マガジンの魅力と弱点をそれぞれ細かく解説します。同価格帯のdマガジンのレビューと合わせて読むと、より参考になるでしょう。

「楽天マガジン」とは?

楽天マガジンとは

「楽天マガジン」は楽天が運営している雑誌読み放題サービスです。月額418円(税込、以下すべて)で700誌以上の雑誌やムック・別冊が読み放題となります。

普通の書店では手に入りにくいバックナンバーでも、好きなタイミングで開くことができ、売り切れなどによって読めなくなるという心配もありません。

楽天マガジンはこんなサービス
  • 料金プラン:月額418円/年額3960円(税込)
  • 無料体験期間:31日間
  • 読み放題雑誌数:700誌以上(2021年7月時点)
  • 同時に利用できる端末の数:アプリ5台+ブラウザ2台
  • 利用できる端末:iOS/Android端末、パソコン

お得な年額プランを用意

数冊読めば元が取れてしまう料金に驚くところですが、さらに安くなる年額プランもあり、コストパフォーマンスで他を圧倒しています。初回31日間の無料お試し期間も含めれば、月額280円以下の料金で最初の13カ月間利用できます。

年額プランを利用すると、月額料金で1年間契約するよりも1000円ほど支払金額が安くなります。雑誌読み放題サービスで楽天マガジンをメインで契約するつもりであれば、年額プランを選択することをおすすめします。

マルチデバイス利用に対応

楽天マガジンとは

Image:楽天マガジン

楽天マガジンは、スマートフォンやタブレット、パソコンから同時に閲覧できるマルチデバイスに対応しています。

アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットなら、1つのアカウントに対し、最大5台まで利用可能。ログインすると自動で新規デバイスとして登録されますが、登録デバイスはいつでも削除できます。また5台登録した状態でも2つのブラウザまで同時に閲覧でき、デスクトップやノートパソコンなどの大きな画面で雑誌を楽しめます。

アプリ版楽天マガジンの対応OSは、iOS 10以上、Android 5.0以上です。

楽天マガジンに無料で登録する方法
楽天マガジンを解約する方法と5つの注意点

楽天マガジンの6つの魅力

ライバルの多い雑誌読み放題サービスの中で、楽天マガジンの持つ魅力と弱点について紹介します。

年額プランを完備、最強のコストパフォーマンスを実現

楽天マガジン 料金

Image:楽天マガジン

楽天マガジンの利用料金は月416円(税込)です。これだけでも「安い」と感じさせるのに十分ですが、年額プランも用意しており、こちらは3960円(税込)とさらにお得です。月額プランとの差は年間で1056円となり、実質330円の月額料金で利用するのと変わらない計算です。

楽天マガジンと比べられることの多い「dマガジン」は月額440円(税込)です。年間では5280円かかることになり、楽天マガジンなら1320円も抑えることができます。料金だけで見れば、楽天マガジンのコストパフォーマンスは他社の追随を許さないといえるでしょう。月に数冊読むだけであっという間に元が取れてしまいます。

また、楽天マガジンの月額・年額料金の支払金額に応じて楽天ポイントも付与されます(100円ごとに1ポイント)。「楽天経済圏」で楽天ポイントをたくさん貯めたいユーザーには嬉しいサービスです。

楽天ポイントのおトクな貯め方 徹底ガイド──還元率アップ技やキャンペーン攻略など

700誌以上が読めるトップクラスのラインナップ

楽天マガジン ラインナップ楽天マガジン ラインナップ

左:楽天マガジンのホーム画面右:上下左右のスワイプで雑誌を選べる

楽天マガジンは雑誌に特化した読み放題サービスです。ラインナップ(2021年7月時点)は700誌以上で、週刊誌やファッション誌、ビジネス誌など、あらゆる分野の雑誌を揃えており、ほとんどの雑誌はバックナンバーも扱っています。

雑誌以外では、ムックや別冊もラインナップに含まれています。その内訳は、雑誌が約300冊、残り約200冊がムック・別冊です。楽天マガジンのWebページでは、参加雑誌一覧を掲載しています。主要な雑誌は網羅していますが、自分の読みたい雑誌があるかどうか、まずはこのページで確認しておきましょう。

参加雑誌一覧 - 楽天マガジン

なお、アプリオ編集部でも独自に楽天マガジンの収録雑誌をまとめています。ジャンル別に表でまとめているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

実際に雑誌を選ぶときは、アプリの「ホーム」タブや「雑誌を探す」タブを利用します。ジャンルごとに雑誌が整理されており、上下左右のスワイプでジャンルや雑誌を自在に切り替えることができます。書店の雑誌コーナーで雑誌を選ぶのに近い感覚です。

ジャンルは全部で17あります。雑誌の種類は多いものの、カテゴリが細かく分かれているので探しやすい印象です。

「国内旅行ガイド(ムック)」と「海外旅行ガイド(ムック)」のみムックという表記が付きますが、実際にはあちこちのジャンルにムックや別冊が振り分けられています。雑誌とムック・別冊は書店で同じコーナーに並んでいることが多く、楽天マガジンでも雑誌とムック・別冊はあまり区別されていません。

楽天マガジンの雑誌ジャンル(2021年1月現在)

  • 女性ファッション
  • 女性ライフスタイル
  • ヘア・ビューティー
  • 男性ファッション
  • 男性ライフスタイル
  • IT・ガジェット
  • ビジネス・経済・国際
  • ニュース・週刊誌
  • 芸能・エンタメ
  • 趣味
  • スポーツ・アウトドア
  • 車・バイク
  • 健康・生活・料理
  • グルメ・トラベル
  • 国内旅行ガイド(ムック)
  • 海外旅行ガイド(ムック)
  • Foreign Magazine

楽天マガジン ラインナップ

「雑誌を探す」タブ。雑誌名や人気順に並び替えできる

「ホーム」タブでは雑誌が新着順に並んでいます。雑誌名や人気順で探したいときは「雑誌を探す」タブが便利です。読みたい雑誌が決まっているときは、雑誌名から探したほうが早いでしょう。

「記事から探す」で話題の記事をナナメ読み

楽天マガジンで便利なのが、記事をナナメ読みできる「記事から探す」タブです。楽天マガジン編集部がおすすめする記事が、雑誌のジャンル別に表示されていて、タップするだけで該当の記事を読むことができます。

楽天マガジン 記事から探す楽天マガジン 記事から探す

左:「記事から探す」ではジャンルごとにおすすめ記事がピックアップされる右:トレンド記事では話題の情報が確認できる

「トレンド記事」には、あらゆるジャンルの雑誌から記事がピックアップされています。各記事には見開きのサムネイル画像が表示されているため、誌面イメージを見て読むかどうかを判断できます。

「記事から探す」では、話題のニュースやためになる情報が雑誌のジャンル別に20前後ずつピックアップされています。トレンド記事よりもテーマのばらつきがないので、興味のある記事をより探したいときは、こちらを覗いてみるとよいでしょう。休憩中などに隙間時間に読むものを探すのにぴったりです。

なお、デジタル版と紙の雑誌は完全に同じではありません。読み放題サービスで配信される雑誌では、読めない特集や記事もあります。

雑誌名だけでなく記事内からもキーワード検索ができる

楽天マガジン キーワード検索楽天マガジン キーワード検索

左:雑誌名と説明文で探す右:記事内キーワードで探す

雑誌を探したり、特定のテーマに関する記事を探したりするのに便利なのが検索機能です。たとえば「福袋」を扱った雑誌や記事を探したいときは、キーワードを入力して検索します。人名でも検索でき、気になる人物の記事を集めるのが簡単です。

検索結果は、「雑誌名と説明文で探す」と「記事内キーワードで探す」の2つのタブに表示されます。検索では、雑誌名や雑誌の詳細画面に表示される説明文、目次データを対象に検索されます。バックナンバーも検索対象になり、過去の雑誌からも情報をスムーズに集められます。

スマホでも雑誌を読んでいる感覚を再現するビューワー

楽天マガジン ビューワー楽天マガジン ビューワー

左:ビューワー画面右:ダブルタップして拡大

楽天マガジンのビューワー画面は、雑誌を読む感覚を再現しています。基本操作はスワイプでページをめくるだけとシンプルです。スマホでは文字が小さくて読みにくく感じますが、画面をダブルタップ(またはピンチ操作)すると拡大表示になります。

もっとも、次のページに移動すると表示倍率が戻ってしまうのは、好みが分かれます。スマートフォンでは拡大表示が基本となるため、いちいち拡大し直すのは面倒です。そのままの倍率で表示してくれたほうがありがたいと感じる場面が多いかもしれません。

楽天マガジン ビューワー

画面のタップでメニューを表示

画面をタップするとメニューが表示されます。目次を表示して読みたい記事へジャンプしたり、「お気に入り」や「ふせん」の登録ができるほか、画面下部にはページの一覧がサムネイルで表示されます。左右にスワイプして読みたいページをタップすると、そのページへ直接ジャンプします。

楽天マガジン ビューワー

あとで読みたいページを「ふせん」に登録

「ふせん」は、あとで読み返したい箇所に登録するための機能です。ふせんに登録したページは「マイページ」タブの「ふせん」で管理され、配信期間中であればページをタップするだけで、雑誌の該当ページがすぐに開きます。

好きなジャンルだけ表示できるホーム画面のカスタマイズ機能

楽天マガジン ホーム画面のカスタマイズ

ホーム画面に表示するジャンルをカスタマイズ

アプリを起動したときに表示されるホーム画面(「ホーム」タブ)には、各ジャンルの雑誌やトレンド記事などが表示されます。普段はこの画面から読みたい雑誌を探しますが、ホーム画面のカスタマイズはぜひしておきましょう。

楽天マガジン ホーム画面のカスタマイズ楽天マガジン ホーム画面のカスタマイズ

左:メニューから[ホーム画面のジャンルを選択する]をタップ右:表示したいジャンルを選択

興味のないジャンルの雑誌を非表示にすることで、読みたい雑誌に最短でアクセスできます。ジャンルのお気に入り機能と言い換えてもよいかもしれません。この一手間で楽天マガジンがさらに使いやすくなります。

楽天マガジン ホーム画面のカスタマイズ楽天マガジン ホーム画面のカスタマイズ

左:おすすめ右:お気に入り

またホーム画面には、「おすすめ」「ホーム」「お気に入り」の3つのタブがあります。「おすすめ」は人気雑誌とはまた別の基準で選ばれている雑誌コーナーで、「お気に入り」には自分で登録した雑誌のみが表示されます。

楽天マガジン お気に入り楽天マガジン お気に入り

雑誌の一覧や詳細画面で「お気に入り」のマークをタップ

「お気に入り」への登録は、雑誌の詳細やビューワー画面からおこないます。「お気に入り」ボタンをタップすると、お気に入りへの登録が完了します。通知が有効になっていれば、新刊の配信と同時にお知らせが届きます。

楽天マガジン お気に入り

設定画面で自動ダウンロードをオン

自動ダウンロードを設定できるのも、お気に入りの特徴です。

お気に入りに登録した雑誌の新刊が配信されるのと同時に端末に自動でダウンロードされるので、あらかじめオフライン用にダウンロードする手間が省けます。Wi-Fi接続時のみダウンロードしてくれます。ただ、お気に入りに登録したすべての雑誌がダウンロードされてしまう点に注意が必要です。

詳しくはこちら

楽天マガジンの3つの弱点

楽天マガジンのサービスで改善が望まれる弱点についてまとめました。

ダウンロードデータを手動で管理する必要がある

楽天マガジン 弱点

「マイページ」タブの「ダウンロード済み」で管理

楽天マガジンでは、開いた雑誌はすべて自動でダウンロードされます。表紙から選んでも、記事から選んでも全体がダウンロードされるので、ダウンロードサイズが大きくなりがちです。ダウンロードした雑誌の自動削除もないため、容量の管理は手動でおこなう必要があります。

「マイページ」タブの「ダウンロード済み」では、ダウンロード済み雑誌容量やダウンロードした雑誌の一覧が表示されます。[すべての雑誌削除]でダウンロードした雑誌の一括削除や、1冊ずつ選択しての削除も可能です。

雑誌のファイルサイズが大きい

楽天マガジン 弱点楽天マガジン 弱点

同じ雑誌をダウンロードして検証。dマガジン(左)のファイルサイズに比べ、楽天マガジン(右)は約2倍だった

dマガジンなどに比べて、楽天マガジンは1冊の雑誌のファイルサイズが大きめです。雑誌にもよりますが1.5〜2倍近く違うこともあります。モバイル通信でダウンロードをおこなうと、それなりにファイルサイズもかさみます。Wi-Fiのない場所で利用するなら、面倒でもあらかじめダウンロードしておくのがおすすめです。

一方で、ファイルサイズが大きいことにはメリットもあります。それはパソコンやタブレットの画面で閲覧したときに、拡大しても文字がつぶれないという点です。小さなキャプションもくっきり見えるので、パソコンやタブレットで雑誌をよく読む人にはうれしいポイントです。

なおAndroid版の楽天マガジンでは、SDカードに雑誌データをダウンロードできます。本体のストレージを消費したくないときは、保存場所をSDカードに変更するのがおすすめです。

ブラウザ版の機能が少ない

楽天マガジン 記事から探す

ブラウザ版には「記事から探す」やふせん機能などがない

ブラウザから利用するウェブ版の楽天マガジンは、アプリ版と違って機能が平凡です。ふせんやお気に入り機能、検索機能などが使えません。またダウンロードもできないので、オフライン機能も当然ありません。

ブラウザ版は雑誌を閲覧するだけのビューワー機能のみ提供されています。中でも残念なのが、おすすめ記事がないこと。記事単位で読みたい雑誌を見つけられません。

このほか、拡大した画面をスクロールするのにドラッグ操作が必要な点も感覚的とは言えず、慣れが必要でしょう。

まとめ

他社を圧倒する最高のコストパフォーマンスが強みの読み放題サービスです。ラインアップも700誌以上と大満足。旅行ガイドやレシピなどのムック・別冊本も充実しているので、日々の情報集めから、趣味やレジャーなどにも役立ちます。安くてたくさんの雑誌を読みたい人におすすめです。

楽天マガジンでは、31日間の無料体験のほかに「申し込まずに立ち読みする」ことも可能です。雑誌の一部を立ち読みできるので、興味があれば試してください。

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EDITED BY
TOKIWA