毎週・毎月多くの雑誌が発売されますが、気づいたら次の最新号が出てしまい、読みたかった号を読み逃してしまったという経験のある人も少なくないはずです。
そこで今回、人気の雑誌読み放題サブスクリプションサービスの中から「バックナンバー」を取り扱っているものをピックアップ。各サービスどの程度バックナンバーが読めるのか、バックナンバーを読むにあたっての注意点などについて解説します。
バックナンバーの冊数は変動するため正確にはわからない

雑誌読み放題サービスでバックナンバーをどれだけ取り扱っているかは、過去の雑誌を探している人にとって気になるポイントですが、それらはおおよその数として把握することが前提になります。
各サービスでは取り扱い雑誌数をおおよその数で公表しています。ただ、これらは新規で取り扱いを開始した雑誌があったり、月刊誌が季刊誌になったり、休刊になったりと、その数はさまざまな理由で日々変動しています。バックナンバーに関しても同様で、正確な取り扱い数はどのサービスにおいてもユーザー側にはわからないのが現状です。
この点、楽天マガジンに問い合わせてみたところ、楽天マガジンの場合、配信している雑誌のバックナンバー数は配信元の出版社で決められているとのこと。現在のバックナンバー掲載に関しても、出版社側の都合や著作権・肖像権などの権利上の理由で配信日の変更や停止となる場合もあるそうです。
とはいえ、バックナンバーの冊数と同じかそれ以上に重要なのは、「自分の読みたいバックナンバーが読めるかどうか」です。各雑誌読み放題サービスでは初回無料お試し期間が設けられていることがほとんどなので、雑誌取り扱い数の多い楽天マガジンなどでバックナンバーの取り扱い状況を見てみるとよいでしょう。
次項では、バックナンバーの扱いを軸に各雑誌読み放題サービスの特徴を紹介します。
バックナンバーを取り扱う雑誌読み放題サービス一覧
バックナンバーの取り扱いがある8つの雑誌読み放題サブスクサービスの特徴や、バックナンバーの探し方などを解説します。
取り扱い数(バックナンバー含む) | バックナンバーの特長 | 料金プラン(税込) | |
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1600誌以上 |
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1400誌以上 |
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月額580円 |
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月額550円 |
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1000誌以上 |
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月額550円 |
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約300誌 |
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・90誌以上 ・単行本3万冊以上 |
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月額836円 |
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500万冊以上 雑誌数は非公表(サービス開始時240誌以上) |
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月額980円 |
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1000冊以上(雑誌は約20誌) |
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Amazonプライム会費
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楽天マガジン:雑誌取り扱い数No.1でバックナンバーの種類が豊富

楽天マガジンは取り扱い雑誌数が1600誌、バックナンバーとムック本を合わせて8000冊以上と、日本最大級のラインナップを誇る雑誌専門の読み放題サービスです。料金は月額572円または年額5500円でコストパフォーマンス抜群。初回登録者は31日間の無料体験が可能です。
31日間無料で試す

バックナンバーにも配信期限がある

無期限で読めるものもある
楽天マガジンは雑誌の取り扱い数が国内最大級とあって人気の雑誌やジャンルを幅広く網羅しており、バックナンバーの取り扱いも豊富です。ただし、マンガ雑誌の取り扱いはありません。
ブラウザ版とアプリ版で使える機能は異なるものの、バックナンバーはいずれも閲覧可能です。バックナンバーには雑誌ごとに配信期限が設けられており、短いもので約2週間、長いもので無期限とさまざまです。配信期限を過ぎると、たとえダウンロードしていても自動的に消えてしまうので注意が必要です。
数多くの雑誌のバックナンバーを読みたい場合は、楽天マガジンがおすすめです。
バックナンバーの探し方
-
バックナンバーを読みたい雑誌を探す
「ホーム」タブには新刊のほかお気に入り登録したジャンルが並ぶ
「雑誌を探す」タブでは新着・雑誌名・人気順で探せる
「ホーム」タブ右上の検索ボタンからカテゴリーやキーワード検索などが可能
楽天マガジンでのバックナンバーの探し方はいくつかありますが、探しやすい方法を3つ紹介します。
1つ目は「ホーム」タブから探す方法です。ホームタブには発売されたばかりの最新号が並ぶほか、自身がお気に入りに登録した雑誌、人気ランキングなどが並びます。もしそこに目当ての雑誌があればタップしましょう。
2つ目の探し方は「雑誌を探す」タブから探す方法です。ここでは上部にカテゴリー分けがあり、そのなかで新着順・雑誌名順・人気順で並び替えをして雑誌を探せます。
3つ目はホーム画面右上にある虫眼鏡マークの検索ボタンから探す方法です。ここでは20のカテゴリーのほか、上部に検索窓があるので、雑誌名やキーワードを入れることで検索ができます。
-
雑誌の詳細ページからバックナンバーを確認する
雑誌詳細のすぐ下に閲覧できるバックナンバーが並ぶ
雑誌の配信期限もひと目でわかる
バックナンバーを読みたい雑誌をタップしたら、雑誌の詳細画面が開きます。バックナンバーが閲覧可能な雑誌の場合は、詳細のすぐ下にバックナンバーが並びます。
また、バックナンバーの月号とともに、配信期限も確認できる点が便利です。
31日間無料で試す
dマガジン:人気雑誌の取り扱いが豊富で最大1年分閲覧できる

31日間無料で試す

dマガジンでは4冊

楽天マガジンでは2冊
各雑誌によって配信数は異なるものの、人気雑誌や主要ジャンルはほとんど網羅しています。バックナンバーは最大1年間分を読むことができます。そのため、他サービスと比べてバックナンバーの数に違いがあることがあります。
たとえば『OZ magazine(オズマガジン)』の場合、楽天マガジンでは無期限でバックナンバーを読むことができます(2024年11月時点で約8年間分95冊)。一方で、dマガジンでは直近1年間分の8冊しかなく、閲覧期限も決められています。
逆に、楽天マガジンでは2冊しか取り扱いがない『ELLE DECOR(エル・デコ)』がdマガジンでは4冊読めるなど、優位なものもあります。読みたい雑誌の取り扱いがあり、バックナンバーが最大1年間分で十分ならdマガジンがおすすめです。
バックナンバーの探し方
-
バックナンバーを読みたい雑誌を探す
「ホーム」タブから探し、目的の雑誌の右下の3点ボタン
をタップ「検索」タブで雑誌名などで検索、あるいはジャンル一覧から探す
バックナンバーを探す主な方法は2つです。
1つ目は「ホーム」タブから探す方法です。dマガジンアプリの「ホーム」タブには新着雑誌のほか、お気に入りに登録した雑誌、おすすめ雑誌、それ以降はジャンル別に並びます。ホームタブに読みたいバックナンバーがある雑誌があった場合は、雑誌の右下の3点ボタン
をタップして詳細ページを開きましょう。2つ目の探し方は「さがす」タブから、検索窓に雑誌名などを入力したり、並んでいるジャンル一覧から探したりする方法があります。
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雑誌の詳細ページからバックナンバーを確認する
「バックナンバー」のタブをタップ
バックナンバーとともに配信終了日もひと目でわかる
詳細ページを開いたら、「概要・目次」タブの右にバックナンバーの取り扱いがある雑誌の場合は「バックナンバー」タブがあります。この「バックナンバー」タブをタップすれば、閲覧可能なバックナンバーが一覧で確認できます。
また、いつまで読むことができるのか、配信期限もひと目で確認できます。
31日間無料で試す
ブック放題:マンガ雑誌のバックナンバーも読める

ブック放題は800誌以上の雑誌のほか、旅行ガイド400冊、マンガ6万5000冊以上・マンガ雑誌100誌以上が月額550円で読み放題になるサブスクサービスです。初回登録者は1カ月間の無料体験が可能です。
1カ月間無料で試す

マンガ雑誌の種類が豊富

創刊号から最新号まで約200冊近く読めるマンガ雑誌もある
ホビー誌のほか、週刊誌、実話系雑誌といった大人向け雑誌に特化しているのが特徴で、雑誌以外にもマンガ・マンガ雑誌も読み放題です。マンガ雑誌はバックナンバーが豊富で、雑誌によっては創刊号からすべて読めるものもあります。マンガに関しては、原則として電子化されているすべての巻を読むことができます。
ファッション誌などのバックナンバーは、dマガジンと同雑誌の場合、ほとんど変わりがなさそうです。マンガ雑誌を多く読みたい、というのであればブック放題がおすすめです。
バックナンバーの探し方
-
バックナンバーを読みたい雑誌を探す
読みたいバックナンバーの雑誌があった場合は雑誌名をタップ
検索から探す場合は右上の[探す]をタップ
検索ページから雑誌名などを入力して探す
バックナンバーを探す方法は主に2つあります。1つ目はアプリトップページに並ぶ新刊、ならびに別のカテゴリーから探す方法と、右上の[探す]からキーワードやジャンル検索をして探す方法です。
雑誌を見つけたら、表紙の画像下にある雑誌名をタップして詳細ページを開きましょう。
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雑誌の詳細ページからバックナンバーを確認する
詳細ページを下にスクロール
閲覧可能なバックナンバーが並ぶ
配信期間は各雑誌の詳細ページから確認できる
雑誌の詳細ページ開いたら、下へとスクロールしていきます。すると閲覧可能なバックナンバーが一覧で表示されているので、表紙をタップして閲覧しましょう。
なお、バックナンバーの配信期限は、確認したい雑誌の雑誌名をタップして詳細ページを表示させてください。そこから配信期限を確認することができます。
1カ月間無料で試す
タブホ:創刊号からすべてのバックナンバーが読める雑誌も

24時間無料で試す



『週刊東洋経済 eビジネス新書』『RIDERS CLUB』『CLUB HARLEY』は創刊からすべてのバックナンバーが読める
人気のファッション誌などの取り扱い数は少ないのが残念ですが、趣味や実用、旅行誌など専門的な雑誌の取り扱いに長けています。
特筆すべきは、『週刊東洋経済 eビジネス新書』は500冊以上、『RIDERS CLUB』は600冊以上、『CLUB HARLEY』は290冊以上という創刊から現在まですべてのバックナンバーを読むことができる点でしょう。


今は発行されていない雑誌のバックナンバーが読めるものもある
また、休刊・廃刊してしまった雑誌(一部)も読むことができるのもタブホがほかのサブスクサービスと異なる点のひとつです。とはいえ、取り扱い雑誌数そのものはあまり多くないので、読みたい雑誌があるかどうかはあらかじめ確認しておく必要があります。
バックナンバーの探し方
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トップページからバックナンバーを読みたい雑誌を探す
バックナンバーがある雑誌は雑誌タイトルをタップするとバックナンバーが表示される
「ピックアップコンテンツ」と「人気ランキング」ではバックナンバーは表示されない
タブホのトップページに表示されている雑誌名をタップすると、バックナンバーがある雑誌に関してはポップアップが出るのでバックナンバーをひと目で確認できます(バックナンバーの取り扱いがない雑誌の場合、ページビュー画面が開きます)。
上部に表示されている「ピックアップコンテンツ」と「人気ランキング」については、雑誌タイトルをタップするとページビュー画面に変わってしまい、バックナンバーは表示されないので注意が必要です。
-
見つからない場合は検索ボタンから探す
トップページから目当ての雑誌が見当たらないときは、右上の検索ボタンから雑誌名などを入れて探しましょう。タブホでは雑誌タイトルのほか、検索したキーワードが入っている誌面内も全文検索できるため、検索結果の上部に該当雑誌、続いてページ内でヒットした記事が並びます。
検索結果では、雑誌タイトルの下に新刊とバックナンバーをあわせた数が表示されます。タップするとバックナンバーが一覧で確認できます。
24時間無料で試す
auブックパス:購入可能なバックナンバーも揃える

auブックパスは、雑誌をはじめ小説、実用書、マンガなど多彩な作品をラインナップしています。無料作品ともあわせて、さまざまなジャンルの電子書籍が楽しめる雑誌読み放題サービスです。
料金プランは2種類から選べます。「マガジンコース」(月額418円)では300誌以上の雑誌と一部コミック誌が読み放題、「総合コース」(月額618円)では実用書や小説、ライトノベル、コミックス、写真集なども読み放題です。初回登録者は30日間の無料体験が可能です。


ブラウザ版では雑誌がジャンル分けされており、雑誌をタップすればバックナンバーも見られる
auブックパスの「マガジンコース」で読めるのは雑誌と一部のコミック誌です。
アプリではジャンル分けがないため、目当ての雑誌はスクロールして探すか検索窓から検索する必要があります。ブラウザ版ではジャンルで分かれており、雑誌をタップするだけで読めるバックナンバーを一覧で見られるためブラウザ版のほうが便利です。
読み放題で読めないバックナンバーは、auブックパスストアから購入することができます。
バックナンバーの探し方
-
バックナンバーを読みたい雑誌を探す
[読み放題 マガジンコース]をタップ
[雑誌]をタップ
詳細ページ下の「シリーズ」欄にバックナンバーが並ぶ
ここではアプリでの探し方を紹介します。まず、auブックパスアプリのトップページ上、[読み放題 マガジンコース]をタップします(総合コースの場合は、表記が「総合コース」になっています)。
読み放題プラン人気作品下のバーにジャンル分けされているので、[雑誌]をタップして、雑誌のみに絞りましょう。
目当ての雑誌を見つけたら、タップして詳細ページを開きます。バックナンバーがある場合は、詳細ページ下に「シリーズ」という項目があるので、そこでバックナンバーを確認できます。
検索窓に雑誌名を入力して検索する
「一部マガジン」の表記があるものは雑誌読み放題サービス対象
[読める本]をタップして読み放題対象の雑誌に絞る
雑誌を検索して探す場合は、読み放題プランの画面上にある検索窓から探します。
バックナンバーが読みたい雑誌名を入力し、該当する雑誌をタップします。このとき、「一部マガジン」の表記があるものが雑誌読み放題の対象となっている雑誌が含まれている印です。
雑誌をタップするとauブックパスストアで購入できる有料のものと、読み放題限定のものが両方混在して表示されているので、右上の[読める本]をタップして、読み放題対象の記事に絞りましょう。
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「シリーズ」から読みたいバックナンバーを選択する
「シリーズ」の下にバックナンバー数が表示されている
詳細ページを開くと閲覧期限が確認できる
雑誌によっては有料のものもある
「シリーズ」の下にはバックナンバーの数もわかります。バックナンバー一覧から読みたい雑誌をタップすると、閲覧期限が確認できます。
雑誌によっては有料のバックナンバーも含まれています。この場合は、無料では読めないので「ほしい本リスト」に追加し、ブラウザ版からauブックパスストアにアクセスすることで購入することができます。
ブックウォーカー:マンガ誌のバックナンバーが豊富

ブックウォーカーは、マンガ誌90誌以上、単行本3万冊以上が読み放題の雑誌読み放題サービスです。
料金体系は、マンガと雑誌が読み放題の「読み放題 マンガコース」(月額836円)と、文芸やラノベ・実用などすべてが読み放題の「読み放題 MAXコース」(月額1100円)の2種類があります。初回登録者はそれぞれ14日間の無料体験が可能です。
14日間無料で試す

配信出版社は1500社以上

閲覧期限を過ぎたバックナンバーは購入ができる
ファッション誌など人気雑誌の取り扱いはなく、マンガ・マンガ雑誌の取り扱いがメインとなっています。そのため、マンガ系以外の雑誌のバックナンバーを探している人にはおすすめはできません。逆に、マンガ雑誌のバックナンバーが読みたい人には、同じくマンガ雑誌に長けているブック放題とともにおすすめです。
また、通常閲覧期限を過ぎてしまった雑誌は自動的に掲載が削除されてしまうことがほとんどですが、ブックウォーカーでは読み放題期限を過ぎたバックナンバーの購入が可能です。
バックナンバーの探し方
-
読み放題のページからバックナンバーを読みたい雑誌を探す
画面右上の「読み放題」をタップ
読み放題のページからバックナンバーを読みたい雑誌を選ぶ
バックナンバーを探すには、まずアプリの画面右上にある[読み放題]をタップします。
読み放題のページが開くので、そのまま下へスクロールして現在発売中の雑誌から探すか、[読み放題]ボタンの下にある「本を探す」から検索します。
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雑誌の詳細ページからバックナンバー一覧を表示させる
雑誌の詳細ページを下へスクロールしていく
シリーズ一覧にバックナンバーが並ぶので[すべて見る]をタップ
無料で読めるバックナンバーと有料のものが一覧で見れる
雑誌の詳細ページを下へスクロールしていくと「シリーズ一覧」という項目があるので、そこにバックナンバーが並びます。右上の[すべて見る]をタップし、目当ての号を探しましょう。
ブックウォーカーでは無料で読めるバックナンバーのほか、有料のバックナンバーも数多く用意されています。
14日間無料で試す
Kindle Unlimited:無料で読めるバックナンバーの数が豊富

Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)は、Amazonが提供する電子書籍の定額読み放題サービスです。月額料金は980円で、初回登録者は30日間の無料体験が可能です。
30日間無料で試す


『東京カレンダー』の場合、2016年1月号から9年分のバックナンバーが読める
Kindle Unlimitedでは500万冊以上の作品が読めます。コミックや小説、実用書など幅広く取り揃えており、雑誌のラインナップは約280誌です(編集部調べ、2024年12月時点)。また他の雑誌読み放題サービスとは異なり、紙の雑誌と同じように全ページを読むことができるというメリットがあります。
雑誌にもよりますが、無料で読めるバックナンバーの数が比較的多いという点も見逃せません。
バックナンバーの探し方
-
バックナンバーを読みたい雑誌を探す
Kindleのアプリ上部の検索窓をタップ
読みたい雑誌名を検索窓に入力する
[Kindle Unlimited]をタップ
Kindleアプリの「ホーム」タブ上部にある検索窓をタップし、バックナンバーを読みたい雑誌名を入力して検索しましょう。
検索結果に雑誌が一覧で並ぶので、検索窓の下にある[Kindle Unlimited]のボタンをタップして、Kindle Unlimitedで読めるものだけに検索結果を絞ります。
-
「Kindle Unlimited」に絞って、読めるバックナンバーだけを表示させる
Kindle Unlimitedで読めるバックナンバーだけ抽出できた
[出版年月が新しい順]を選択して並び替える
[無料で読む]をタップして閲覧できる
読めるバックナンバーだけを抽出できましたが、関連性順に並んでいるため発売年月がバラバラです。さらに見やすくするためにストア結果を[出版年月が新しい順]に並び替えましょう。古い順にはできませんが、これでバックナンバーが発売日の新しい順に並ぶため見つけやすくなります。
目当てのバックナンバーを見つけたら、タップして詳細ページを開き[無料で読む]をタップすればOKです。
30日間無料で試す
Prime Reading:バックナンバーの数は雑誌によってまちまち

Prime Reading(プライムリーディング)は、Amazonプライム会員の特典のひとつで、プライム会員であれば、雑誌・本・マンガなど1000冊以上が無料で読み放題になります。Amazonプライムは月額600円または年額5900円で利用でき、初回登録者は30日間の無料体験が可能です。
30日間無料で試す

バックナンバーもプライム特典で無料で読める

10冊までしか保持できないので読まなくなった雑誌は返却する必要がある
Prime Readingで読める本はしばしば入れ替わるため、後で読もうと思っていた本が対象から外れてしまう場合もあるので注意が必要です。読みたい本はダウンロードしておくとよいでしょう。また、手元に保持できる本の数が10冊までと限られているので、それ以上の本をダウンロードして読みたい場合は、本の返却が必要となります。
もし、プライムリーディングを利用してみてもっとたくさんの雑誌や書籍を読みたいと思った人は、上述したAmazonの読み放題サービスであるKindle Unlimitedがおすすめです。Kindle Unlimitedでは和書(書籍、漫画、雑誌)と洋書で500万冊以上が読み放題になっています。
バックナンバーの探し方
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バックナンバーを読みたい雑誌を検索する
「ホーム」タブの「探す」から[ジャンルを選ぶ]をタップ
探したいジャンル(ここでは「雑誌」)を選び[完了]をタップ
検索窓に探したい雑誌名を入力して検索する
Prime Readingは雑誌の探し方にひと癖あるため、慣れが必要です。
まずはPrime Readingのホーム画面から「探す」をタップし、[ジャンルを探す]をタップします。ジャンルを選んで(ここでは「雑誌」)、[完了]をタップし、フィルタをセットします。
画面がホーム画面に戻るので、上部にある検索窓に読みたい雑誌名を入力して検索します。
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フィルタで目当ての雑誌を絞り込む
[絞り込み]をタップ
「並べ替え」から[新着商品]を選んで並べ替える
Prime Readingで読める雑誌がトップに表示される
雑誌を検索したら、次は検索窓下の[絞り込み]をタップし、「並べ替え」から[新着商品]を選びましょう。このひと手間を加えることで、検索結果上部にPrime Readingで閲覧可能なバックナンバーが日付の新しい順に並ぶようになります。
なお、それ以下には購入可能なバックナンバーなど関連商品が並んでいます。
30日間無料で試す
雑誌のバックナンバーを読むにあたっての注意点
ここでは、雑誌のバックナンバーを読むにあたって注意しておきたい点をまとめました。
バックナンバーにも閲覧期限がある

auブックパスの場合
雑誌読み放題サブスクで閲覧できるほとんどのバックナンバーには閲覧期限(配信期限)が定められています。なかには無期限で読めるものもありますが、雑誌によって3カ月、1年間などさまざまです。まれに同じ雑誌でも閲覧期限が異なるものもあるようです。
配信期限は各雑誌の詳細ページに記載されていることがほとんどです。ただしタブホの場合、雑誌の詳細ページがないため配信期限を確認することができません。タブホでは雑誌によって提供号数が12号分などと決まっており、新しい号が出ると一番古い号が消えるという仕組みになっています。
バックナンバーの探しやすさも重要
たとえ多くのバックナンバーを取り揃えていても、探しているバックナンバーをストレスなくすぐに探し出せるかどうかという点もとても重要です。

「楽天マガジン」は雑誌詳細画面ですぐに確認できる

「ブック放題」も楽天マガジン同様、雑誌詳細画面で確認できる

「タブホ」はタイトルをタップすればバックナンバーが表示される
楽天マガジンやブック放題、タブホなどは、1ステップでバックナンバーにたどり着けます。バックナンバーをメインで探している場合は、このアクセスのしやすさは重要なポイントです。
サービスによっては検索をかけたり絞り込みをしないと見つけづらい場合もあるので、どの程度なら許容範囲といえるかは、ぜひ入会前の無料体験を利用して確認しておきましょう。
同じ雑誌でもバックナンバーの取り扱い数はサービスによって異なる

楽天マガジンでは99冊

dマガジンでは12冊のみ
雑誌読み放題サービスによって、同じ雑誌でもバックナンバーの取り扱い冊数が異なることもあります。
たとえば楽天マガジンとdマガジンで『GetNavi(ゲットナビ)』という雑誌のバックナンバー数(最新号を除く)を見比べてみましょう。楽天マガジンでは2016年9月から2024年11月現在まで99冊のバックナンバーがありますが、dマガジンでは2024年に発行された分と2015年1月号の合わせて12冊のみでした。
本記事で紹介している各雑誌読み放題サブスクには無料体験期間があるので、自分が特に読みたい雑誌のバックナンバーの品揃えをあらかじめ確認してからサービスに申し込むのがおすすめです。
ブックウォーカーでは入会日より前のバックナンバーは読めない

ブックウォーカーのバックナンバーは入会以降に配信されたものに限定される
どのサービスもバックナンバーが読めることには変わりないのですが、ブックウォーカーだけは少し特殊です。
ブックウォーカーの読み放題におけるバックナンバーは、入会日以降のものしか閲覧できません。つまり、過去(入会日より以前)のバックナンバー目当てで入会してもそれらは読めないのです。注意してください。