楽天カードの申し込み時には、「Visa」「Mastercard」「JCB」「AMEX(American Express)」の4種類の国際ブランドの中から好きなものを1つ選ぶ必要があります。選択したブランドによって特典や優待、デザイン、使いやすさなどが変わるため、「どの国際ブランドにするのがいいのか、違いがいまいちわからない」という人も多いでしょう。
この記事では、楽天カードにおける国際ブランド「Visa」「Mastercard」「JCB」「AMEX」それぞれの特徴やメリット、デメリットなどを紹介。自分に合った国際ブランドを選択するための参考にしてください。
国際ブランドを選択する際に知っておきたい注意点
まずは、楽天カードの国際ブランドを選択する上で知っておきたい注意点を紹介します。
楽天カードの国際ブランドはカード発行後に変更できない
楽天カードでは、カード発行後に国際ブランドを変更することができません。別の国際ブランドを使いたくなった場合、以下の対処法を利用することになります。
- 楽天カードを解約して、別の国際ブランドで再度申し込みをする
- 2枚目の楽天カードを別の国際ブランドで作成する
- 楽天カードを楽天ゴールドカードまたは楽天プレミアムカードにアップグレードする際、別の国際ブランドを選択する
カードのブランド変更はうけたまわっておりません。現在お持ちの楽天カードをご解約のうえ、再度新規にてお申し込みいただく必要がございます。なお、楽天カードをお持ちのお客様が、異なるブランドの2枚目カードを追加でお持ちいただくことも可能です。その場合、引き続き1枚目に作成した楽天カードもご利用ができ、2枚のカードを併用いただけます。
楽天カードの申し込み直後で審査が完了していない時点なら、問い合わせることで国際ブランドを変更できる可能性があります。
ポイント還元率は同じ1%
どの国際ブランドを選んでも、決済額に応じて付与される楽天ポイントの基本還元率は同じ「1%」(税込100円ごとに1ポイント付与)です。ポイントの基本還元率の点で「Visaだからお得」「Mastercardだと損……」といったことはないので、その他の要素を比べて国際ブランドを選択することが原則となります。
ちなみに、特定の国際ブランドの楽天カード向けにキャンペーンが実施されることはあります。たとえば2024年2月現在、楽天モバイルユーザーを対象に、楽天カード(Visaブランド)をスマホのタッチ決済で利用すると、基本還元の1%分のポイントとは別に9%分がキャッシュバックされる「スマホのタッチで10%還元!」キャンペーンが実施されています(2024年1月9日〜3月31日)。また、今では不定期開催となってしまったものの、楽天カード(JCBブランド)限定でポイント還元率がアップする「5と0のつく日」キャンペーンが実施されていたこともあります。
とはいえ、あくまでも開催が不確実かつ一時的な「キャンペーン」に過ぎません。国際ブランドの選択にあたっては、国際ブランドごとの加盟店数や付帯特典などの比較項目を重視することをおすすめします。

楽天カードでは、新規入会・利用特典として5000円相当の楽天ポイントが貰えます(2024年2月現在)。この入会特典ポイントも国際ブランドの種類に関わらず受け取れます。
最大5000円相当の楽天ポイントが貰える
国際ブランドの種類によって審査の難易度は変わらない
国際ブランドによって審査の難易度は変わりません。「Visaだから審査が簡単」「Mastercardだから審査が厳しい」などの偏りは一切ないというわけです。
そもそもカード発行時の審査は、国際ブランド側ではなく楽天カード側が実施しているもの。国際ブランドの影響を受けようがありません。
補填制度や各種セキュリティサービスも国際ブランド問わず全員が受けられる
楽天カードに備わった不正利用額補填制度(チャージバック補償保険など)や各種セキュリティサービス、海外旅行傷害保険なども、国際ブランドの種類にかかわらずすべてのユーザーが享受できます。
どの国際ブランドを選んでも内容は変わらないので、安心してください。
楽天カードの国際ブランド「Visa」「Mastercard」「JCB」「AMEX」を比較
国際ブランドが違うと、具体的にどのような点が変わるか。以下、各国際ブランドの違いを一覧で比較します。
Visa | Mastercard | JCB | AMEX | |
---|---|---|---|---|
提供会社 | Visa Inc. | Mastercard Inc. | 株式会社ジェーシービー | American Express International, Inc. |
発祥国 | アメリカ合衆国 | アメリカ合衆国 | 日本 | アメリカ合衆国 |
加盟店数(全世界) | 1億店以上(※1) | 1億店(※2) | 4300万店(※3) | 8000万店(※4) |
カード発行枚数(会員数/ 流通枚数) |
42億枚(※1) | 31億枚(※5) |
1億5000万会員以上(※3) |
1億2000万枚以上(※4) |
国内のカード決済シェア率 | 50.8%(※6) | 17.8%(※6) | 28.0%(※6) | 3.1%(※6) |
タッチ決済 | ◯(Visaのタッチ決済) | ◯(Mastercardタッチ決済) | ◯(JCBのタッチ決済) | ✕(※7) |
優待・特典 |
旅行関連の優待が豊富。また、Visa独自のキャッシュバックキャンペーンなども頻繁に開催される |
旅行関連の優待が数件あるのみ。楽天カードのようなスタンダードタイプのMastercardでは、利用できる優待がかなり限られるので注意 |
優待の数・ジャンルともに豊富。キャッシュバックキャンペーンもよく開催されるのでお得に決済できるチャンスも多い |
旅行関連やレストランでの優待、美容家電、家具、衣料品ブランドでの割引などを用意 |
- (※1)引用元:Visa「Visa Fact Sheet」
- (※2)引用元:Mastercard公式サイト
- (※3)引用元:JCB公式サイト
- (※4)引用元:American Express公式サイト
- (※5)引用元:ロイター通信「Mastercard launches global plan to recycle credit cards」
- (※6)引用元:イプソス「2020年キャッシュレス決済大規模調査」
- (※7)AMEX自体はタッチ決済を提供していますが、楽天カードには対応していません
国際ブランドの影響を色濃く受けるのは、主に「加盟店数(使えるお店・場所)」。上の表を見てわかる通り、単純な加盟店数やシェア率ではVisaが優位です。ただし、各ブランドごとに独自の強みや傾向があります。さまざまな要素を比較し、自分にとって最適な国際ブランドを選んでください。
楽天カードの見た目(デザイン)を比較

一番ベーシックな楽天カードは、シルバーを基調としたシンプルなデザイン。国際ブランドのロゴ(エンブレム)は、カードの右下に配置されています。
国際ブランド「JCB」「AMEX」のロゴは白の単色。カードに溶け込む色味で、ブランドの主張がさり気ないやわらかい印象のデザインです。「VISA」はホログラムの高級感が目を引きます。角度によってキラッと見えるVISAのマークは洗練されたイメージです。
「Mastercard」では、黄色と赤色のエンブレムがくっきり。他の3ブランドとは異なり、2色カラーでブランドがわかるデザインになっています。

通常デザイン以外にも「お買いものパンダ」やディズニーキャラクター、楽天イーグルスやヴィッセル神戸などのエンブレムをデザインしたものまで、幅広く用意されています。デザインによって選べる国際ブランドが限定されているものもあるため、詳しくは以下の公式ページより確認してください。
加盟店数(使えるお店・場所)を比較
国際ブランドによっては、店舗側が対応していないこともあります。そのため、加盟店数(使えるお店・場所)は国際ブランド選択時の重要な検討要素です。
加盟店数は「Visa」と「Mastercard」が圧倒的
Visa | Mastercard | JCB | AMEX | |
---|---|---|---|---|
提供会社 | Visa Inc. | Mastercard Inc. | 株式会社ジェーシービー | American Express International, Inc. |
発祥国 | アメリカ合衆国 | アメリカ合衆国 | 日本 | アメリカ合衆国 |
加盟店数(全世界) | 1億店以上(※1) | 1億店(※2) | 4300万店(※3) | 8000万店(※4) |
カード発行枚数(会員数/ 流通枚数) |
42億枚(※1) | 31億枚(※5) |
1億5000万会員以上(※3) |
1億2000万枚以上(※4) |
国内のカード決済シェア率 | 50.8%(※6) | 17.8%(※6) | 28.0%(※6) | 3.1%(※6) |
- (※1)引用元:Visa「Visa Fact Sheet」
- (※2)引用元:Mastercard公式サイト
- (※3)引用元:JCB公式サイト
- (※4)引用元:American Express公式サイト
- (※5)引用元:ロイター通信「Mastercard launches global plan to recycle credit cards」
- (※6)引用元:イプソス「2020年キャッシュレス決済大規模調査」
VisaとMastercardは約1億の加盟店で利用できるという点で、他の2ブランドと大差があります。VisaとMastercardのどちらかで迷っている人は以下のような基準で選ぶのもおすすめです。
- Visa:全世界でのカード決済の約38.7%、日本国内では50.8%を占めるなど圧倒的なシェア率。国内外での利用に困るシーンはほぼないと言える
- Mastercard:Visaと同程度の加盟店数で、国内外での利用に問題なし。日本国内のコストコで唯一使える国際ブランドである点も強み
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「JCB」は加盟店数で最下位、ただし国内シェア率が高く優待も充実
Visa | Mastercard | JCB | AMEX | |
---|---|---|---|---|
提供会社 | Visa Inc. | Mastercard Inc. | 株式会社ジェーシービー | American Express International, Inc. |
発祥国 | アメリカ合衆国 | アメリカ合衆国 | 日本 | アメリカ合衆国 |
加盟店数(全世界) | 1億店以上(※1) | 1億店(※2) | 4300万店(※3) | 8000万店(※4) |
カード発行枚数(会員数/ 流通枚数) |
42億枚(※1) | 31億枚(※5) |
1億5000万会員以上(※3) |
1億2000万枚以上(※4) |
国内のカード決済シェア率 | 50.8%(※6) | 17.8%(※6) | 28.0%(※6) | 3.1%(※6) |
- (※1)引用元:Visa「Visa Fact Sheet」
- (※2)引用元:Mastercard公式サイト
- (※3)引用元:JCB公式サイト
- (※4)引用元:American Express公式サイト
- (※5)引用元:ロイター通信「Mastercard launches global plan to recycle credit cards」
- (※6)引用元:イプソス「2020年キャッシュレス決済大規模調査」
JCBは日本発祥の国際ブランドであるために国内での普及率は高く、カード決済のシェアはMastercardを上回る28%。しかし、全世界の加盟店数ではVisaとMastercardには及びません。海外での利用を念頭に入れると、JCBの使い勝手は良いとは言えません。
- JCB:国内でのカード決済シェア率が高い。加盟店数を見ると海外利用で不便になるケースも考えられるが、豊富な優待(ハワイのワイキキトロリー無料や旅行予約割引ほか)は魅力
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加盟店数3位の「AMEX」、JCBとの提携により加盟店を拡充
Visa | Mastercard | JCB | AMEX | |
---|---|---|---|---|
提供会社 | Visa Inc. | Mastercard Inc. | 株式会社ジェーシービー | American Express International, Inc. |
発祥国 | アメリカ合衆国 | アメリカ合衆国 | 日本 | アメリカ合衆国 |
加盟店数(全世界) | 1億店以上(※1) | 1億店(※2) | 4300万店(※3) | 8000万店(※4) |
カード発行枚数(会員数/ 流通枚数) |
42億枚(※1) | 31億枚(※5) |
1億5000万会員以上(※3) |
1億2000万枚以上(※4) |
国内のカード決済シェア率 | 50.8%(※6) | 17.8%(※6) | 28.0%(※6) | 3.1%(※6) |
- (※1)引用元:Visa「Visa Fact Sheet」
- (※2)引用元:Mastercard公式サイト
- (※3)引用元:JCB公式サイト
- (※4)引用元:American Express公式サイト
- (※5)引用元:ロイター通信「Mastercard launches global plan to recycle credit cards」
- (※6)引用元:イプソス「2020年キャッシュレス決済大規模調査」
AMEXは国内外に約8000万以上の加盟店を有しており、4ブランドの中では3位の位置付け。JCBとの提携によってほとんどのJCB加盟店でAMEXカードが利用できるようになっています。
AMEXブランドの楽天カードを選ぶ後押しとなるのは、各種キャッシュバックや海外ホテル予約での割引など、さまざまな特典・キャンペーンの存在です。
- AMEX:JCBとの提携で、JCB加盟店の多くで利用可能。加盟店数はVisa・Masercardには届かないが、ライフスタイルを豊かにするシーン(旅行や食事など)での優待特典が魅力
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付帯する優待・特典内容を比較
国際ブランドは、それぞれ独自に優待・特典サービスを提供しており、加盟店数を差し置いても「決め手」となる内容があるかもしれません。各ブランドの優待・特典の内容や傾向を確認しておくとよいでしょう。
- Visaに付帯する優待・特典をチェック
- Mastercardに付帯する優待・特典をチェック
- JCBに付帯する優待・特典をチェック
- AMEXに付帯する優待・特典をチェック
Visaに付帯する優待・特典
Visaの優待は旅行に関連したものが多く、宿や航空券の予約で使える割引サービスから、空港で使える宅配サービス、Wi-Fiレンタルまで揃っています。Visaの楽天カードを発行して、お得に旅行を楽しみましょう。
また、Visaは独自のキャッシュバックキャンペーンや、他サービスとコラボしたポイントバックキャンペーンなども頻繁に開催。お得に決済できる機会があるため、キャンペーン情報サイトはこまめにチェックしておくのがおすすめです。

Expedia
Expedia(エクスペディア)のキャンペーンサイトから、Visaブランドのクレジットカード決済で海外・国内の宿泊予約をすると、利用料金が8%オフになります。
(国内・海外問わず)宿泊+航空券のセット予約であれば、5万円以上の利用で2500円の割引が適用されます。

IHG® ホテルズ&リゾーツ
IHG® ホテルズ&リゾーツのキャンペーンサイトから、Visaブランドのクレジットカード決済で、対象のホテル(東南アジア、韓国、日本、ミクロネシア、オーストラリア、ニュージーランド、南太平洋諸島)での宿泊が20%オフになります。また、東南アジアのIHGホテルズ&リゾーツの施設では、食事も20%オフとなります。
割引を受けるには、事前にIHG One Rewards(入会・年会費無料)への登録が必要です。

JALABC
「JALエービーシー」の空港宅配サービスが、公示料金から15%オフになる優待があります。対象となるのは、成田空港、羽田空港第3ターミナル、羽田空港第2ターミナル(国際線)、中部国際空港、関西国際空港で、Webや電話での事前申し込みが必要です。
割引を受けるには、事前にIHG One Rewards(入会・年会費無料)への登録が必要です。

WiFiBOX
海外・国内用Wi-Fiレンタルサービス「WiFiBOX(ワイファイボックス)」の利用料金が、全プラン3%オフになります。さらに2024年4月1日(月)~2024年5月31日(金)までの期間中は特別キャンペーン期間として、割引率が5%にアップします。
キャンペーンサイトから申込み、Visaブランドのクレジットカード決済をすることで割引価格が適用に。WiFiBOXは国内の駅・空港に設置されている無人サービスなので、受け取りや返却はわずか数秒でおこなえます。
Mastercardに付帯する優待・特典
Mastercardには「Priceless Specials」という優待サービスがあります。ただし、利用できる優待が少なめ。Visaのようなキャッシュバックキャンペーンもあまり開催されないので、お得に決済できる機会はほとんどありません。優待や特典面を重視したい人は「Visa」か「JCB」がおすすめです。

Booking.com
Booking.com(ブッキングドットコム)のキャンペーンサイトからMastercardブランドのクレジットカード決済で予約をすると、宿泊料金の16%分がBooking.comのWALLETポイントとして還元されます。付与上限はUS$50分です。
還元ポイントは、次回以降のBooking.com予約に充当できます。

agoda
agoda(アゴダ)のキャンペーンサイトから、Mastercardブランドのクレジットカード決済で対象の宿泊施設を予約をすると、料金が10%オフになります(上限はUS$25)。
対象の宿泊施設の予約フォームでMastercardのカード番号を入力すると、割引が適用されます。「プロモーション対象」マークが表示されている施設なら、国内・海外を問わず利用可能です。
JCBに付帯する優待・特典
JCBでは、VisaやMastercardよりさらに充実した優待・特典を取り揃えています。旅先で使える各種割引からテーマパークの貸切イベント招待、演劇やコンサートのチケット割引まで、取り扱うジャンルも幅広いのが特徴。JCBのカードを対象としたキャッシュバックキャンペーンも頻繁に開催されるので、お得に決済できるチャンスもあります。
ただし、JCBの優待・特典のなかには、自社発行のJCBカード(JCBオリジナルシリーズ)“のみ”を対象とするなど、カード発行会社を限定している場合もあります。

JCB
JCBブランドのカードユーザーは、ハワイのワイキキトロリーのピンクライン(アラモアナ直行便あり、15分間隔で循環運転)の乗車賃が無料です。「JCB」のロゴマークが掲載されたカードを提示すれば、乗車賃無料が適用されます。
そのほか、ホノルルにはJCBのカードユーザーが無料で使えるラウンジや、JCBカードの提示で割引がきくお店・ホテルも多数あります。ハワイ旅行に行く予定があるなら、JCBを選んで嬉しい特典を使うのも1つの案です。

JCB
JCBが毎年12月のクリスマスシーズンに開催する、東京ディズニーランドの貸切イベントがあります。JCBのクレジットカードでの利用金額1万円(税込)以上を一口とし、以下の抽選に応募できます。
コースコード | 内容 | 当選人数 |
---|---|---|
コースコード01 | ディズニーアンバサダー(R)ホテル宿泊+ディズニーランド貸切招待券(ペア) | 50組100名 |
ディズニーランド貸切招待券(ペア) | 2450組4900名 | |
コースコード02 | 東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリー(R)ホテル宿泊+ディズニーランド貸切招待券(4枚) | 50組200名 |
ディズニーランド貸切招待券(4枚) | 1950組7800名 | |
コースコード03 | 東京ディズニーリゾート(R)・パークチケット(ペア) | 1000組2000名 |
なし(※) | JCB オリジナル ディズニーデザイングッズ | 1万5000名 |
(※)コースコード01~03に当選していない人の中から抽選
2023年12月20日(水)から2024年6月15日(土)までの期間中に、特設サイトにアクセスし、必ずエントリーを済ませておきましょう。あとは、同じ期間中に積極的にJCBの楽天カードを使って決済すればOKです。
税込み1万円=1口として応募できるので、期間中に10万円使えば10口、50万円使えば50口になります。日々の支払いをJCBの楽天カードに集約すれば、その分口数が増えるので当選確率が上がります。当選結果は、2024年10月下旬に発表されます。

JCB
JCBが毎年9月〜10月のハロウィンシーズンに開催する、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの貸切イベントが抽選で当たる特典です。JCBのクレジットカードでの利用金額1万円(税込)以上を一口とし、以下の抽選に応募できます。
コースコード | 内容 | 当選人数 |
---|---|---|
コースコード01 | ホテル宿泊+ユニバーサル・スタジオ・ジャパン貸切イベント招待(ペア) | 50組100名 |
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン貸切イベント招待(ペア) | 2950組5900名 | |
コースコード02 | ホテル宿泊+ユニバーサル・スタジオ・ジャパン貸切イベント招待(4枚) | 50組200名 |
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン貸切イベント招待(4枚) |
950組3800名 |
|
コースコード03 | 1デイ・スタジオ・パス(ペア)+JCB エクスプレス・パス 1(4枚) | 1000組2000名様 |
キャンペーンに参加するには、2023年9月11日(月)から2024年2月15日(木)までの期間中に、特設サイトにアクセスしてエントリーを済ませる必要があります。あとは、同じ期間中にできるだけ積極的にJCBの楽天カードを使って決済すればOK。
税込み1万円=1口として応募できるので、期間中に10万円使えば10口、50万円使えば50口になります。日々の支払いをJCBの楽天カードに集約すれば、その分口数が増えるので当選確率が上がります。当選結果は、2024年7月上旬に発表されます。

JCBチケット
「JCBチケット」というサイトでは、JCBのカードユーザー向けにさまざまなチケットが販売されています。一部のチケットは、先行受付や料金割引、貸切イベントへの招待といった特典がついてきます。コンサート・演劇・バレエ・トークイベントなどさまざまなジャンルのチケットが揃っています。
AMEXに付帯する優待・特典
AMEXの楽天カードで利用できるAMEXの優待は、「アメリカン・エクスプレス・コネクト」にまとめられています。優待は少ない印象ですが、ラグジュアリーホテルやダイニングでの割引優待、美容家電、家具、衣料品ブランドでのキャッシュバックなどを取り揃えています。

Expedia
Expedia(エクスペディア)のキャンペーンサイトから、AMEXブランドのクレジットカード決済で海外・国内の宿泊予約をすると、利用料金が8%オフになります。クーポンコード「AMEXH8」を入力してください。
(国内・海外問わず)宿泊+航空券のセット予約であれば、15万円以上の利用で3750円の割引が適用されます。AMEXカード優待を利用する際は、クーポンコード「AMEXPJP」を入力してください。

アメリカン・エクスプレス・コネクトの「ダイニングでキャッシュバック」では、AMEXブランドのクレジットカードで対象店舗にて決済をすると、利用金額の10%がキャッシュバックされます(上限合計5万円)。
事前登録先着50万人限定の優待で2024年2月12日までが対象期間となります。キャンペーンページでカード情報を入力をして事前エントリーしておく必要があります。
スマホでの決済への対応状況を比較
国際ブランドの種類によって、スマホで利用できる電子マネーやスマホ決済サービスが変わります。普段利用している電子マネーやスマホ決済サービスとの相性もチェックしておきましょう。
- iPhoneだと楽天Edyを利用できない(楽天カードでチャージすることは可能)
- AndroidだとWAON・nanacoに楽天カードでチャージできない
- LINE Pay・メルペイには楽天カードでチャージできない
といった点は各国際ブランドで共通です。
楽天カード(Visa):スマホで利用できる電子マネー・スマホ決済サービス
iPhone | Android | |
---|---|---|
Suica | ◯ | ◯ |
PASMO | ◯ | ◯ |
楽天Edy | − | ◯ |
WAON | − | − |
nanaco | − | − |
iD | − | − |
QUICPay | ◯ | ◯ |
PayPay | ◯(※) | ◯(※) |
楽天ペイ | ◯ | ◯ |
d払い | ◯ | ◯ |
au PAY | ◯ | ◯ |
LINE Pay | − | − |
メルペイ | − | − |
- (※):2025年1月より使用不可
電子マネー「WAON」と「nanaco」は、楽天カードでチャージできません。
iPhoneの場合、VisaブランドだとApple Pay経由でチャージできません。原則としてMastercard・JCB・AMEXの各国際ブランドであればApple Pay経由で「WAON」「nanaco」にチャージできますが、AMEXブランドの楽天カードはApple Payに登録できないため両電子マネーにチャージできません。
Androidの場合、「WAON」ではGoogle Pay経由・WAONアプリ経由のチャージに楽天カードが非対応。「nanaco」では、そもそもGoogle Pay経由のクレカチャージに対応しておらず、nanacoアプリ経由のチャージについてもセブンカードのみの対応となっているため、楽天カードではチャージできません。
楽天カード(Mastercard):スマホで利用できる電子マネー・スマホ決済サービス
iPhone | Android | |
---|---|---|
Suica | ◯ | ◯ |
PASMO | ◯ | ◯ |
楽天Edy | − | ◯ |
WAON | ◯(Apple Pay経由) | − |
nanaco | ◯(Apple Pay経由) | − |
iD | − | − |
QUICPay | ◯ | ◯ |
PayPay | ◯(※) | ◯(※) |
楽天ペイ | ◯ | ◯ |
d払い | ◯ | ◯ |
au PAY | ◯ | ◯ |
LINE Pay | − | − |
メルペイ | − | − |
- (※):2025年1月より使用不可
iPhone版の電子マネー「WAON」「nanaco」では、Apple Payを経由することでMastercardブランドの楽天カードからチャージができるようになります。Visaでは「WAON」「nanaco」が利用できないという点からも、電子マネー・スマホ決済サービスとの相性がいいブランドと言えます。
楽天カード(JCB):スマホで利用できる電子マネー・スマホ決済サービス
iPhone | Android | |
---|---|---|
Suica | ◯ | ◯ |
PASMO | ◯ | ◯ |
楽天Edy | − | ◯ |
WAON | ◯(Apple Pay経由) | − |
nanaco | ◯(Apple Pay経由) | − |
iD | − | − |
QUICPay | ◯ | ◯ |
PayPay | ◯(※) | ◯(※) |
楽天ペイ | ◯ | ◯ |
d払い | ◯ | ◯ |
au PAY | ◯ | ◯ |
LINE Pay | − | − |
メルペイ | − | − |
- (※):2025年1月より使用不可
JCBブランドの楽天カードでも、ほとんどの電子マネー・スマホ決済の利用が可能です。iPhone版の電子マネー「WAON」「nanaco」では、Apple Payを経由することでJCBブランドの楽天カードからチャージができるようになります。
楽天カード(AMEX):スマホで利用できる電子マネー・スマホ決済サービス
iPhone | Android | |
---|---|---|
Suica | ◯ | ◯ |
PASMO | ◯ | ◯ |
楽天Edy | − | ◯ |
WAON | − | − |
nanaco | − | − |
iD | − | − |
QUICPay | − | − |
PayPay | ◯(※) | ◯(※) |
楽天ペイ | ◯ | ◯ |
d払い | ◯ | ◯ |
au PAY | ◯ | ◯ |
LINE Pay | − | − |
メルペイ | − | − |
- (※):2025年1月より使用不可
AMEXブランドの楽天カードはApple Pay・Google Payに対応していません。そのため、Apple Pay(Walletアプリ)やGoogle Payに登録して使うことになる「QUICPay」を利用することができません。
また、Apple Payに登録できないため、iPhoneから「WAON」「nanaco」にチャージできません。Androidでも楽天カードは両電子マネーへのチャージに対応していません。
タッチ決済を比較

楽天カードでは、Visa、Mastercard、JCBブランドに「タッチ決済(コンタクトレス)」が備わっています。楽天カードはAMEXのタッチ決済に非対応です。
専用端末にクレジットカードを“かざして”スピーディーに支払う「タッチ決済」は、国際ブランド側が提供している機能です。そのため、国際ブランドによって機能の名称やタッチ決済の対応店舗数などが異なります。

Visa
国内でのタッチ決済において普及が一番進んでいる国際ブランドは、おそらくVisaで間違いないでしょう。
ビザ・ワールドワイド・ジャパンが2023年5月に出したリリースによると、国内のVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数が1億枚を突破。2019年6月に1000万枚を超えて以降、およそ3年9カ月でその数を10倍にまで拡大し、現在も順調にその数を伸ばしていると発表しています。
筆者も「他ブランドのタッチ決済が使えて、Visaのタッチ決済が使えない」というケースに遭遇したことがなく、都内でVisaのタッチ決済が使えるお店・場所はかなり増えている印象を受けます。

Visa
また、現在Visaは日本の公共交通機関でのタッチ決済導入を積極的に進めています。これが全国的に実現すれば、国内でのVisaカードの利便性は圧倒的に高まることが予想できます。すでに一部の鉄道会社やバスではVisaタッチ決済での乗車が可能です。

Mastercard
Mastercardタッチ決済(Mastercardコンタクトレス)も、Visaタッチ決済と同様に普及率が高い印象です。
Mastercardの公式サイトが発表しているタッチ決済の加盟店一覧だけを見ると「使えるお店が少なすぎる」と感じますが、この一覧に記載されているのは数ある加盟店のうちほんの一握り。記載されていない多くのお店・場所でMastercardタッチ決済が使えるはずです。
一方で、公共交通機関へのタッチ決済導入に焦点を当てると、Mastercardタッチ決済はまだまだ導入が進んでいない様子。VisaやJCBといった国際ブランドが共同で公共交通機関へのタッチ決済導入を推進しているなか、残念ながらMastercardは対象外となっている鉄道会社・バスが多いです。
今後、Mastercard(のタッチ決済)は、公共交通機関での利用導入が遅れてしまう可能性も念のため頭に入れておくとよいでしょう。

JCB
JCBのタッチ決済の普及率について、具体的な数字やデータは公表されていないようです。ただ、公式サイトのタッチ決済対応店舗一覧を見ると、多くの店・場所で使用できることがわかります。
また、JCBも公共交通機関へのタッチ決済導入を積極的に進めています。すでに一部の鉄道会社やバスではJCBのタッチ決済での乗車が可能です。今後、JCBのタッチ決済の利便性はますます高まるでしょう。
結論:楽天カードが1枚目のクレジットカードなら「Visa」がおすすめ

楽天カード
これまでの比較からもわかるように、日本国内での利用であればどの国際ブランドの楽天カードを選んでも大差はありません。「Visa」「Mastercard」「JCB」いずれも日本国内では一般的に広く普及している国際ブランドですし、「AMEX」もJCBとの提携により利用できる加盟店が拡充しています。
また、どのブランドを選んでも、楽天ポイントの還元率や審査の難易度は変わりません。また、各種セキュリティサービスなども、国際ブランドの種類に関わらず、全ての楽天カードユーザーが受けられます。

それを踏まえた上で、はじめてのクレジットカードとして選ぶなら、「Visa」を国際ブランドに設定することをおすすめします。その理由は、日本国内および海外の両者で加盟店数・ユーザ数ともにトップシェアを誇るから。200以上の国と地域にある1億以上の加盟店(※1)で利用でき、全世界のカード決済の約38.7%(※2)、日本国内のカード決済の50.8%(※3)を占めているというデータもあるように、日本国内でも海外でも、使える場所が豊富なのは「Visa」で間違いありません。
またVisaは、カード会社などとコラボしたポイント還元・ポイントプレゼントキャンペーンを頻繁に開催しています。他の国際ブランドと比較して、お得に決済できるチャンスが多いのも魅力でしょう。
(※1)引用元:Visa「Visa Fact Sheet」/(※2)引用元: Statista「Market share of global general purpose card brands American Express, Diners/Discover, JCB, Mastercard, UnionPay and Visa from 2014 to 2020, based on number of transactions」/(※3)引用元:イプソス「2020年キャッシュレス決済大規模調査」
すでに他のクレジットカードで「Visa」ブランドを設定している場合は、複数の国際ブランドをを持つという意味でも、Visa以外のブランド(Mastercard、JCB、AMEX)にするのも手です。付帯する優待や補償、サービスなどもブランドごとに異なるため、利用の幅が広がります。

楽天カード
また、楽天カードで実施される「新規入会&利用キャンペーン」では、指定の国際ブランド限定でさらにポイントやプレゼントが貰えるケースもあります。キャンペーン内容によっては、Visa以外の国際ブランドを設定することでより大きな恩恵が得られるかもしれません。