Instagramのハイライトがなくなる？ プロフィール画面のアップデート予定を発表

Instagram責任者のAdam Mosseri氏は2025年1月20日、Instagramのプロフィール画面における今後のアップデート予定を発表しました。

Instagramは2025年1月18日ごろに、プロフィール画面のグリッドを正方形から縦長に変更しました。変更について事前の案内はなく、グリッドを使ってプロフィール画面全体で1枚の写真を表現するなどの工夫をしていた人は、サイズ変更によってプロフィール画面が大きく崩れることとなりました。あわせてアカウントの名前の表示位置が、プロフィール画像の下から右に変更されています。

Mosseri氏によれば、予告なしのグリッド変更に対しては肯定的なものから否定的なものまで多くのフィードバックがあったとのこと。現在、Instagramに投稿されている写真や動画のほとんどは縦長で、4：3の比率のほうが写真・動画をよりよく見せられるため縦長のグリッドを採用したと説明しています。一方で、ユーザーにその点について十分な予告をしなかったことは“過ちだった”としています。

そのためMosseri氏は、今後数カ月間でのInstagramのプロフィール画面で予定されているアップデートを一部紹介しています。

今後予定されているアップデートとして、投稿のサムネイルを簡単に編集できる機能や、ハイライトをグリッドに移動してタブとして追加する変更を発表。現在のデザインでは、グリッドの上部に丸いアイコンでハイライトが表示されており、グリッドを押し下げてしまう要因となっています。このハイライトをタブとして追加することで、グリッドの表示面積をより大きくし、プロフィール画面のデザインをシンプル化する狙いです。

また、グリッド全体の並び替えができるツールや、グリッドに直接投稿できる機能も追加予定だとしています。グリッドに直接投稿できる機能は、フィードに投稿を載せずにグリッドにだけ投稿を表示することができます。これらが導入されればプロフィール画面の自由度が大きく広がります。

ただしMosseri氏は、これらの計画について2〜3カ月の間にまた変更される可能性があるとしているため、発表通りの機能が導入されるというわけではなさそうです。