Instagramのストーリーは、投稿後24時間でフィード上部のストーリーズトレイから削除されてしまいます。そんな過去のストーリーを自分のプロフィール画面上に公開しておけるのが「ハイライト」機能です。
本記事では、インスタのハイライトを閲覧すると、通常のストーリーと同様に閲覧者リストとして足跡がついてしまうのか、また既読数がカウントされるのか否かを解説します。
ストーリーズハイライトを見ると足跡（既読）はつく？
インスタグラムのストーリーは、投稿後24時間が経過するとストーリーズトレイから消えます。ただしハイライト機能を使えば、過去のストーリーも自分のプロフィール上にまとめて公開しておけます。
閲覧する側が気になるのは、ハイライトを見ると閲覧者リスト（足跡や既読）が残ってしまうのかどうかでしょう。この点、ハイライトに公開されているストーリーに足跡がつく可能性はほぼありませんが、例外が存在します。
過去のストーリーであればハイライトに足跡や既読数はつかない（バレない）
ハイライトに追加されているストーリーのほとんどは、投稿後24時間が経過してストーリーズトレイから消えてしまった“過去のストーリー”です。
過去のストーリーであればハイライトを見ても足跡は残らない
この過去のストーリーには閲覧者リストが存在しないため、投稿主は足跡（既読）の履歴を確認できません。相手のプロフィール画面からハイライトを閲覧しても、基本的に足跡が残る心配をしなくていいでしょう。
ただし後述のように、投稿後24時間が経過していないストーリーをハイライト上で閲覧してしまうと、足跡が残るため注意してください。なお、足跡が残っても48時間が経ってしまえば、投稿者は閲覧履歴を確認できなくなります。
また、ハイライトに追加されている24時間以内に投稿されているストーリーに「いいね」を付けた場合、48時間以上が経過しても足跡は残り続ける点にも注意しましょう。
ハイライトでも投稿後24時間以内のストーリーには足跡がつく
ハイライトを見ると、足跡が残ってしまうことがあります。それは、投稿後24時間以内のストーリーが追加されている（含まれている）ハイライトの閲覧です。
ハイライト内のストーリーでも投稿後24時間以内のものを見ると足跡が残る
投稿者は、ストーリーズトレイに表示されているストーリーと同じように、再生画面下の［アクティビティ］から閲覧者を確認できます。つまり、ハイライトであってもストーリーと同様の足跡機能が引き継がれる、ということです。
足跡がつくと閲覧履歴は48時間残る
ストーリーの閲覧者は48時間表示される
24時間以内に投稿されたストーリーを見ると足跡がつきますが、閲覧履歴は投稿主側の画面で48時間表示され続けます。48時間経過すれば、そのストーリーからは足跡が表示されなくなります。
ストーリーの閲覧履歴はハイライトやアーカイブでも確認できます。
ハイライトに追加されている24時間以内に投稿されているストーリーに「いいね」を付けた場合、48時間以上が経過しても足跡は残り続けます。
ただし、ハイライトに追加されている投稿から24時間が経過したストーリーに「いいね」を付けた場合に、足跡は残りません。
また48時間を経過したとしても、ハイライト内のストーリーに付けたいいねを取り消した場合は、足跡から消えます。足跡を残したくないなら、いいねを取り消しましょう。
ハイライトでつけてしまった足跡を消す方法
投稿後24時間が経過していないストーリーをハイライト上でうっかり開いてしまい、足跡が残ってしまった場合でも、その足跡を消す裏技があります。
アカウントの一時停止前。閲覧者が表示されている
アカウントの一時停止後。閲覧者が消えた
一番簡単なのは、自分のアカウントを一時停止（利用解除）することです。
ストーリーを見てしまってもすぐにアカウントを一時停止すれば、投稿主側で見られるストーリーの閲覧者リストから自分のアカウントが消えます。アカウントを一時停止してもあとでその設定を解除（復活）できるので、アカウントのデータが消える心配はありません。
アカウントを一時停止・復活させるには？
プロフィール画面右上のメニューボタンから[アカウントセンター]に進みます。
[個人の情報]から[アカウントの所有権とコントロール]へ。
[利用解除または削除]へ進み、利用解除したいアカウントを選択します。
「アカウントの利用解除」を選択し[次へ]。パスワードを入力し[次へ]へ進みます。
利用解除をする理由を選択し[次へ]を押します。最後に[アカウントを利用解除]をタップすると、アカウントの利用が一時停止の状態になります。
なお、アカウントを復活させるには、もう一度そのアカウントでログインするだけです。
ただし、アカウントの一時停止をおこなうには注意点もあります。
- 一時停止中、第三者はあなたのプロフィールや投稿一覧を見られなくなる
- 一時停止中は、DM（ダイレクトメッセージ）の送受信ができない
- 一時停止は、1週間に1回しか設定できない
- 足跡をつけたストーリーが投稿後48時間経過しないと、一時停止を解除した時点で足跡も復活してしまう
特に気をつけなければならないのは、一時停止を解除するタイミング。投稿主側で見られる閲覧者リストは、投稿後24時間以内にストーリーを見たアカウントが一覧表示されますが、投稿後48時間まで閲覧者リストは残るようになっています。
ストーリーの足跡を消すためにアカウントを一時停止しても、投稿後48時間が経過する前に一時停止を解除してしまうと、足跡も閲覧者リストに復活してしまうので注意してください。必ず48時間以上経ってからアカウントの一時停止を解除しましょう。
ハイライトにうっかり足跡をつけないためのヒント
「ほとんどのハイライトには足跡はつかない」と解説しましたが、投稿後24時間以内のストーリーが追加されているハイライトには閲覧履歴が残ってしまうのはやはり気になるところです。アカウント一時停止すれば足跡を消すこともできますが、2日間インスタをほぼ使えなくなるのは困る人もいるでしょう。
ここでは、ハイライトを見ても足跡をつけずに済む可能性を高めるための対策を紹介します。ただし、以下の注意点を守ったとしても、足跡がつくストーリーズハイライトを引き当ててしまうかもしれない点に留意してください。
ハイライトの更新に要注意、左側のハイライトほど新しい
ハイライトは作成・更新されるたびに画面の左側に追加されていきます。つまり、一番左のハイライトは最新で、一番右は最も古いハイライトということです。
以下では、ハイライトの更新（ストーリーの追加）によって、ハイライトの並び順がどのように変わるのかを検証しました。
ハイライトの並び順を見やすくするため、現在のハイライトを左側からNo.1〜4とナンバリングしました。
ハイライトにストーリーを追加
右端にあったハイライトが一番左に移動した
ストーリーを投稿後、再生画面上で［ハイライト］に新しく追加。このとき、「No.4」のハイライトを選択しました。
プロフィール画面でハイライトの並び順を確認すると、先ほど追加したハイライト「No.4」が一番左側に繰り上がっているのが確認できます。「No.4」に追加したストーリーは投稿後24時間以内のものですから、当該ハイライトを閲覧すれば足跡が残ります。
ただし、ハイライトに複数のストーリーが追加されている場合は、過去のストーリーも一緒に再生されるので、1枚目のストーリーを見ただけでは足跡が残らない可能性もあります。
ハイライトに複数枚ストーリーがある場合は古いストーリーから再生される
ハイライトは一番最初に追加された古いストーリーから再生されるため、頻繁に更新・追加されているハイライトであれば、タップして1枚目のストーリーですぐに足跡がつくことはないでしょう。
また、複数のハイライトが作成してある場合、右側にあるほど古いハイライトになります。まずは右端のハイライトから閲覧していけば、足跡がつくリスクは低いと言えます。
ストーリーとハイライトの連動をプロフィール画面で確認する
もう一つ注意すべき点は、現在進行系でストーリーが投稿されているかどうか。相手のプロフィール画面を表示させ、アイコン付近にピンクグラデーションの輪っか（ストーリーリング）がついていれば、ストーリーが投稿されている証拠です。
このとき、一番左側にある最新のハイライトに投稿中のストーリーが追加されているかもしれません。相手のストーリーリングに印がついているなら、一番左側のハイライトの閲覧は避けておいたほうが無難でしょう。
アーカイブのストーリーでも足跡は確認できる？
ストーリーのアーカイブには、これまでに自分が投稿してきた過去のストーリーが保存されています。
結論から言えば、投稿直後のストーリーもアーカイブに追加されるので、投稿後48時間以内のストーリーであれば足跡を確認できます。48時間経過すれば、そのストーリーからは足跡が表示されなくなります。
ストーリーズアーカイブを確認するには、プロフィール画面右上のメニューボタンから［アーカイブ］をタップし、［ストーリーズアーカイブ］を選択するだけです。ここには過去に投稿したストーリーの一覧が表示されます。
投稿から48時間以内のストーリーには閲覧者が表示される
投稿後48時間経過すると閲覧者が表示されなくなるが、いいねした人は残る
アーカイブ上にある過去のストーリーを再生すると、閲覧者リスト（足跡や既読）は画面上から消えていますが、いいねしたユーザーは残り続けています。
また、投稿直後のストーリーもストーリーズアーカイブに追加されます。投稿してから48時間以内のストーリーには閲覧者リストが表示されて、足跡を確認できます。
