インスタグラム「親しい友達」リストの作り方、ストーリー投稿を限定公開する方法 緑の丸や通知バレ、ハイライト等の仕様も全解説
これまでは、原則フォロワー全員に投稿が公開されていたInstagramのストーリーズ。そんな中、リストに追加した友達にだけシェアできる「親しい友達リスト」機能が追加され、より限定的でプライベート性の高いストーリーズ投稿が可能になりました。
本記事では、親しい友達リストの作り方はもちろん、限定公開したストーリー投稿が友達にはどのように見えるのか、リストから外した友達に知られることはないのか、といった仕様面についても詳しく解説します。
ストーリーに現れた緑の星★マーク「新しい友達」
ストーリーを投稿しようとして、いつもの場所に緑の星★マーク[新しい友だち]のボタンが追加されてることに気づいた人も多いのではないでしょうか。この[親しい友だち]機能では、ストーリーを限定した友達にのみ公開できるようになります(iOS/Android版アプリの最新バージョンで利用できます)。
フォロワー全員に公開されていたストーリーに限定公開機能が加わったことで、本当は公開したくなかったフォロワーへの公開を防げたり、プライベートな投稿だからこそ限定した友達と共有したりと、公開範囲が選択できて便利です。
しかし、親しい友達リストの作り方がわからない、リスト外の友達には限定公開がばれないのかどうかなど、疑問や不安要素もあるはず。今回はこの[新しい友達]の使い方や注意点を紹介していきます。
「親しい友達」リストの作り方
ストーリーで使えるようになった「親しい友だち」リストは1つしか作れません。LINEのように、グループをいくつも作る感覚ではないということです。
親しい友達を設定すれば、ストーリーを投稿する際の公開範囲を「全員」または「親しい友達限定」かの2つから選択できます。ストーリーの公開時に、左の自分のアイコンを選べばフォロワー全員に公開、右の緑の星★アイコンを選べば親しい友達リストに公開、となります。
リストを作るには、インスタグラムで自分のプロフィール画面へ遷移し、メニューボタン[]をタップ。メニューリストにある[新しい友達]を選択してください。
親しい友達リストを作る画面が表示されます。デフォルトでは「おすすめ」が開かれており、リストに入れたいアカウントの[追加]ボタンを押していきます。
左:リストに入った友達一覧が表示される右:検索ウィンドウでアカウントを探せる
追加ボタンを押したアカウントは、「リスト」に入ります。また、「おすすめ」タブで表示されているアカウントはフォロワー全員ではないため、検索ウィンドウで直接アカウントを探してリストに追加することも可能です。
間違えて追加してしまったときは、[リスト]ページでアカウントの横の[削除]をタップすればリスト内から排除ができます。
リストに入れるユーザーが決まったら、[完了]をタップして親しい友達リストの作成は完了。あとでメンバーの追加や削除も自由におこなえます。
なお、この親しい友達リストを見ることができるのは、作成した本人だけ。他のユーザーがリストへの追加をリクエストすることもできません。リストはいつでも編集でき、誰かをリストに追加したり削除したりしても、それ自体が相手に通知されることはありません。
ストーリーを「親しい友達」にのみ限定公開で投稿する
親しい友達リストを作成してある場合、ストーリーズで写真や動画を投稿する時に、限定公開のオプションが表示されます。
この緑の星★マーク[親しい友達]をタップすると、親しい友達リストに追加したユーザーにだけシェアされます。
自分のストーリーを確認してみると、右上に[親しい友達]のプルダウンボタンが追加されています。
なお、タップして表示された画面の[親しい友達リストを編集]から、リスト内の友達の追加や削除をおこなうことも可能です。
リストに入れている友達には緑のリングとバッジが表示される
親しい友達リストへの追加や削除の操作自体では、その相手に通知が届くことはないのですが、リストに追加されているユーザーは自分がリストに追加されているかどうかが判別できます。
友達のストーリーを見ると、右上に緑色の[親しい友達]バッジが表示されていた
具体的には、親しい友達リストに入っている友達があなたの投稿を閲覧している時に、緑色の「親しい友達」バッジが表示されます。
また、リストに追加された側のストーリーズトレイ(フィード画面上部の丸いアイコンが並んでいる場所)には、リストに追加した側のユーザーがストーリーを投稿した際にそのアイコンに緑色のリングが表示されます。
これら2つの現象から、自分が親しい友達リストに加えられていることがわかります。
リストに入れていない友達にバレる可能性はほぼない
親しい友達リストにユーザーA(botanvery)を追加していない状態
便利な親しい友達リストとはいえ、「私をリストに入れてくれていないんだ…」と友達にバレてしまっては困るでしょう。
そこで実際に、自分の親しい友達リストにユーザーA(ここでは「botanvery」)を追加していない状態でストーリーを限定公開で投稿し、ユーザーA側からはどのように見えるのかをテストしてみました。
親しい友達リストに入っていないため、ユーザーAの画面では限定公開されたストーリー投稿は反映されない
その結果、ユーザーA(botanvery)側のInstagramから見ると、やはりストーリーズトレイに投稿されたはずのストーリーは上がっていませんでした。
つまり親しい友達に限定公開した場合、リストに入っていない友達のストーリーズトレイにはあなたのストーリーは表示されないため、そもそも投稿されたことに気づかれることもなく、リストに入っていないことも察知されることはほぼないでしょう。
ただし共通の友人との間で、「あなたのインスタではAさんのストーリーが緑の輪っか付きで見られるのに、自分のには表示すらされていない」なんてことになれば、親しい友達リストから外していることがバレてしまうかもしれません。
「親しい友達」の設定はハイライトにも適用される
ハイライトは、通常24時間で消えてしまう自分のストーリーを、プロフィール画面に残しておける機能です。
インスタグラムの「ハイライト」機能とは──作成や追加・編集・保存・削除方法や足跡(既読)の仕様などを解説
ストーリーの右下にある[ハイライト]ボタンをタップすると、保存画面が表示されます。ここでは、ハイライトに「親しい友達用」と名前を付けて保存しました。
左:リストに入れられて「いる」側から見たハイライト右:リストに入れられて「いない」側から見たハイライト
ハイライト「親しい友達用」がプロフィールに反映されたので、リストに入っている友達と、そうでない友達の画面から自分のプロフィールを表示してみました。
左はリストに入っているユーザー側から見た画面で、「親しい友達用」ストーリーが確認できます。反対に、右はリストに入っていない側から見た画面で、該当のストーリー投稿は見つかりませんでした。
つまり、ストーリーの周りが緑に囲まれて表示されることはありませんでしたが、ハイライトにおいても「親しい友達」リストの限定公開設定は適用されます。