ポイントが貯まる・使えるお得な雑誌読み放題サブスクまとめ

数ある雑誌読み放題のサブスクリプションサービスですが、月々の利用でポイントが貯められたり料金の支払いに使えたりしたらお得感があります。

本記事では、ポイントが貯まる・使える雑誌読み放題サービスに注目。各サブクスでどんなポイントが月にどれくらい貯まるのか、どんな使い道ができるのかなどを解説します。

雑誌読み放題サービスを利用して貯まるポイントを大別すると、おもに当該サービス内でマンガやバックナンバーなど付帯するサービスを購入するのに使える独自ポイントと、普段の買い物などさまざまなシーンで利用できる楽天ポイントやdポイント、Pontaポイントといった経済圏のポイントの2種類があります。

本記事で取り上げる6つの雑誌読み放題サービスでは以下のように分類できます。

雑誌読み放題サブスクサービスの利用でポイントが貯まる・使える6サービスの特徴について解説します。

楽天マガジンは、月額572円または年額5500円で1600誌・8000冊以上の雑誌が読み放題となる、国内最大級の雑誌読み放題サブスクです。初回は31日間の無料体験が利用できます。

楽天マガジンで得られるポイントは「楽天ポイント」です。楽天ポイントは、楽天市場・楽天ブックス・楽天トラベル・楽天ミュージック・楽天モバイルなどの楽天関連サービスを利用するほか、街の加盟店で買い物をすることで貯めることができるポイントです。

楽天マガジンでは、月々の利用料金の支払いで楽天ポイントが貯まります。楽天ポイントは、100円（税抜）につき1ポイントもらえるので、楽天マガジンを利用するだけで月に5ポイント付与される計算になります。

また、楽天マガジンは利用料金を1ポイントからポイント支払いに充てることも可能です。楽天ポイントには利用期間が限られる期間限定ポイントがあり、このようなポイントを無駄なく消費できるわけです。ポイントによる支払いはブラウザ版からのみ設定可能で、アプリからはできないので注意してください。

ポイント払いの設定は、ブラウザ版楽天マガジンのトップページにアクセスし、左上にあるメニューボタン​を開きます。［ご契約内容確認・変更］をタップし、楽天会員のIDでログインしましょう。

契約内容の確認画面を下へスクロールし、「ポイントご利用方法」欄から［変更する］をタップします。再度ログイン画面が出るので、再度ログインしてポイントの利用方法を選択します。

ポイント利用の上限は、月額料金あるいは年額料金と同額です。毎月固定のポイントを充てることも、利用可能なポイントをすべて充当させて足りない部分は登録済みクレジットカードからの引き落としにするといった利用方法も選べます。

dマガジンは1400誌以上の雑誌が月額580円で読み放題の雑誌読み放題サブスクです。初回は31日間の無料体験も利用できます。

dマガジンで貯められるポイントは「dポイント」です。楽天マガジンと同様に、dマガジンの利用料金支払いで貯めることができます。100円（税抜）で1ポイントもらえるので、dマガジンを利用するだけで1カ月で5ポイント、1年で60ポイントを貯めることができます。

dポイントは、1ポイント＝1円相当として利用できるポイントです。dマガジンの利用のほか、dブック・dミュージック・dアニメストア・d払いなどドコモ関連サービスを利用すると貯まります。また、街の加盟店舗での買い物でもポイントを貯めたり使ったりできます。ポイントを獲得すればするほど、dポイントクラブの会員ランクが上がり、さらにポイントが貯めやすくなります。

dマガジンでは、月額料金の支払いにdポイントを利用することも可能です。楽天マガジンと同様に、期間・用途限定ポイントが使えます。

ポイント払いの設定は、dポイントクラブの「ドコモ料金への充当」ページから可能です。

dポイントクラブにアクセスし、「使う」タブ内の［料金につかう］をタップします。ドコモ料金への充当のページが開くので、「ケータイ/サービス料金のお支払いに充当する」欄の［充当する］をタップします。

充当するポイント数を入力し、申し込み内容の確認へ進むをタップします。内容確認のページで［申し込む］をタップすれば完了です。

ポイント利用は申し込み月の翌月請求分（＝申込み月の利用分）から充当されます。充当するポイント数をdマガジンの月額料金（580円）以上した場合、超過分は翌月以降に繰り越し利用できます（最長6カ月充当されます）。

Pontaパスは月額548円で80誌以上の雑誌が読み放題になるほか、ローソンで使えるクーポンの配布、動画や音楽も見放題・聴き放題になるなど、さまざまなサービスをお得に利用できます。初回は30日間の無料体験も用意されています。

Pontaパスで貯める・使うことができるポイントは「Pontaポイント」です。ただ楽天マガジンやdマガジンとは異なり、Pontaパスの月額使用料ではPontaポイントは貯まりません。Pontaパスでポイントを貯めるには、Pontaパスアプリ内の会員特典サービスを利用します。

特典の「Pontaパスブースト」では、ローソン・Ponta加盟店でのau PAYコード支払い利用でPontaポイント還元率がアップ（要エントリー）するほか、アプリ内で動画視聴やくじ引き、アンケート回答などを通じてPontaポイントを獲得することができます。

また、宿泊予約サービス「Relux（リラックス）」での旅行・宿泊予約なら5％〜40％のポイントアップを狙うことも可能です。さらに、毎月3のつく日に開催している「三太郎の日」キャンペーンで、抽選で最大30%オフの宿泊クーポンがもらえます。

普段の買い物や携帯料金の支払い充当、ポイント運用など、Pontaポイントの利用先が幅広いのがPontaパスの特徴です。

なかでもおすすめなのが、ローソンで使える「お試し引換券」に交換することです。利用期間や先着順など制限はあるものの、定価よりもかなり少ないポイント数で商品に引き換えられます。なお、引き換えにはローソンアプリのダウンロードが必須です。

電子書籍の購入にもPontaポイントを使えます。電子書籍は、auブックパスのWebストアから購入します。Pontaパスで無料で読める雑誌は80誌ほどとかなり少ないので、読むことができない雑誌やマンガなどを貯めたポイントを利用して購入するとよいでしょう。

auブックパスは月額418円のマガジンコースと月額618円の総合コースの2種類の料金コースがある、300誌以上の雑誌が読み放題のサブスクサービスです。初回は30日間の無料体験も利用できます。

auブックパスで貯める・使うことができるポイントは「Pontaポイント」です。auブックパスもPontaパス同様、楽天マガジンやdマガジンとは異なり、auブックパスの月額使用料ではPontaポイントは貯まりません。

auブックパスでPontaポイントを貯めるには、ブラウザ版から雑誌やマンガなどを購入します。獲得できるPontaポイントは、購入金額の1％（100円につき1ポイント）です。

　購入時にポイントを全額利用、もしくはクレジットカードなどでの支払い金額が100円未満の場合はポイントが付与されないので注意してください。

auブックパスのブラウザ版から買いたい雑誌をタップします。ほかにもマンガやビジネス本なども選択可能です。

雑誌の詳細画面で［カートに入れる］をタップすると［カートを見る］にボタンが変わるので、再度タップします。

カートの内容が表示されるので、［レジに進む］をタップし、支払い方法の欄で、ポイントの利用法を選択します。ここでは「すべてのポイントを利用する」を選択しました。下にスクロールし、すべてポイント利用になっているのを確認して［購入を確定する］をタップして完了です。

U-NEXTは、見放題作品が30万本以上、国内最大級のラインナップを誇る動画配信サービスです。

料金は月額2189円と他社サービスに比べてやや高めの設定ですが、話題の新作が先行配信でいち早く提供されています。また、雑誌読み放題サービスが付帯しており、月額料金内で200誌以上の雑誌を読めます。初回は31日間の無料体験も利用できます。

U-NEXTで貯める・使うことができるポイントは「U-NEXTの独自ポイント（U-NEXTポイント）」で、毎月1200ポイント（＝1200円分）自動で付与されます。これは、無料トライアル中でも600ポイント（＝600円分）が付与されます。

U-NEXTのアプリ右上の人マークをタップするとマイページが開きます。ここで、現在保有しているポイントを確認することが可能です。

さらに、ポイント下の［履歴］をタップすると、ポイントの付与日や利用日のほか失効日などの履歴を確認できます。

このほかに、U-NEXTの「ポイントバックプログラム」でもお得にポイントを貯めることが可能です。ポイントバックプログラムとは、クレジットカードやUコイン（U-NEXT専用の通貨）で映画のレンタルやマンガ・書籍の購入をした場合、購入金額の最大40％がポイント還元される仕組みです。

ポイントバックプログラムに関しては下記の記事で詳しく解説しているので参照してください。

ポイントの主な使い道はレンタル作品の視聴のほか、コミック・書籍などの購入、映画のチケット割引などです。ただし、付与されるポイントには3カ月間の有効期限があります。付与から3カ月後の月末には消えてしまうため、ポイントを利用しない限り3600ポイント以上は貯まらない点にだけ注意してください。

ちなみに貯めたポイントは子アカウントともシェアすることが可能です。使い切れないポイントはアカウントを共有している家族などにシェアすることで無駄なく使い切ることができるので便利です。

U-NEXTポイントの使い方として、書籍の購入方法を紹介します。書籍を購入する場合は、U-NEXTのブラウザ版のほかアプリからも購入可能です。

アプリからの購入の場合は、「ブック」タブの「ストア」から購入したい本を選び、詳細ページで［読む］をタップすると「レンタル/購入」画面が開きます。ポイントがある場合は自動でポイント利用となるため、0円で購入することも可能です。ポイントが足りない場合は、コインを購入して購入することになります。

なお、映画のチケット割引やそのほかのU-NEXTポイントの利用方法に関しては以下の記事でまとめているので参照してください。

FODマガジンは、フジテレビの動画配信サービス「FOD」の有料プラン「FODプレミアム」などの付帯特典として提供されている雑誌読み放題サービスです。

「FODプレミアム（月額976円）」「2チャンネルセット（月額1100円）」「NEXTsmartコース（月額1980円）」「3チャンネルセット（月額2310円）」のいずれかに加入していれば、人気雑誌200誌以上の最新号が読み放題となります。なお、FODの中でも人気が高いのは見放題コースの「FODプレミアム」です。

FODマガジンでは、会員特典として「FODの独自ポイント（FOD商品券）」が毎月登録日に100ポイント（＝100円）自動で付与されます。

ポイント残高の確認は、FODアプリの場合、右下の「マイページ」タブをタップするだけです。ブラウザ版もトップページ左上のをタップすれば、「保有コイン＋ポイント」からポイントを確認できます。

保有ポイントのほかに「コイン」の表記がありますが、こちらは動画レンタルや漫画の購入などに利用できるもので、クレジットカード決済などで都度購入できます。なお、コインには使用期限はありません。

ポイントには有効期限があり、付与された日を1カ月目として、6カ月目の月末に消えてしまいます。

ポイントの有効期限は、「保有コイン＋ポイント」の右側にある［＞］をタップすると上の写真にある詳細画面が表示されます。直近の有効期限はポイントの右側に表示があるほか、下の「ポイントの有効期限」タブから確認ができます。

また「チャージ履歴」タブでは、ポイント付与日とコイン購入によるチャージ日が確認できます。

FODでは、毎月自動で付与される100ポイントのほか、毎日挑戦可能な「毎日ガチャピンガチャ」、1000コイン以上の購入時にボーナスコインがもらえる「コイン購入時ボーナス」、さらに電子書籍の購入時に一度に1000コイン以上使用すると一定の確率でFOD商品券が当たる「全額還元FODジャンボ」などのポイントが貯まるコンテンツがあります。

「毎日ガチャピンガチャ」はブラウザ版のみ利用可能なコンテンツで、最大3000ポイント、ハズレもなしでかならず1ポイントは毎日手に入れることができます。

「全額還元FODジャンボ」は電子書籍購入時に、その場で抽選がおこなわれます。運が良ければ購入額の最大全額分のFOD商品券が当たります。

貯まったポイントは、FODでのサービスの購入に利用できます。FODマガジンでは200誌以上の雑誌が配信されていますが、最新号のみでバックナンバーを読むことはできません。

そのため、貯めたポイントを使って雑誌のフル版やバックナンバーを購入するのがおすすめです。雑誌以外にも、動画のレンタルやFODマンガ（マンガ・小説・写真集等の電子書籍）の購入にも利用することが可能です。

ここではバックナンバーの購入手順を紹介します。まず、FODのブラウザ版にログインしましょう。雑誌の「読む」ボタンの下に［▶Full版の購入］と表示されているものはバックナンバーやフル版を購入することができます。

購入したい雑誌の［▶Full版の購入］をタップし、バックナンバーもしくはフル版を選択して［購入］ボタンをタップして完了です。

購入した雑誌はマイページの「雑誌購入履歴」より確認できます。なお、購入した雑誌は閲覧期限なく読むことができるのでおすすめです。

ポイントの貯めやすさで選ぶなら「U-NEXT」がダントツ。料金にポイント分が含まれると考えても、毎月1200円分のポイントが自動付与されるのは他サービスと比べて圧倒的です。31日間の無料体験期間中でも600円分のポイントがもらえる点もかなり太っ腹と言えるでしょう。

付与されるのは、楽天ポイントやdポイント、Pontaポイントとは異なり、U-NEXT独自のポイントです。そのため、普段の買い物やポイント運用といったプラスアルファの利用方法はありませんが、毎月自動付与されるポイントは最長3カ月間・合計3600円分のポイントを繰越して保持できる点は他のサービスよりも優れています。

購入金額の最大40％がポイント還元される「ポイントバックプログラム」など、ポイントが貯めやすい仕組みも整っています。

ポイントの使いやすさで選ぶなら「楽天マガジン」をおすすめします。月々の利用だけではポイントがザクザク貯まるというわけではありませんが、ポイントの利用先が多岐にわたる面で使いやすさは他サービスより優れています。

特に、楽天マガジンの利用料金をポイント利用で支払うことができるのは、他にはないメリットです。キャンペーンなどで貯まるポイントや、他サービスの自動付与ポイントはいずれも使用期限が設けられています。このように、"使わないといつか消えてしまうポイント"を支払いに充当できるので、ポイントを無駄にしなくて済むわけです。