「ブックパス」ってどう? 6つの魅力と4つの弱点

雑誌や書籍読み放題の充実度は?

「ブックパス」は、KDDI(au)が提供する電子書籍ストアです。読み放題サービスでは、雑誌をはじめ小説、実用書、コミックスなど多彩な作品を読めるほか、無料作品と合わせるとさまざまなジャンルの電子書籍が楽しめます。

この記事ではブックパスの魅力と、反対に気になる弱点についてレビューします。

ブックパスとは?

ブックパスはauが提供する電子書籍ストアです。有料の電子書籍のほかに、無料で読める「無料コミック」なども楽しめます。なかでも定額制の読み放題サービスはお手頃価格となっており、人気を集めています。

また、サービスを利用するのにau IDが必要となりますが、au回線を持たないユーザーでも簡単に作成してブックパスを利用できます。

ブックパスの特長
  • 読み放題プラン:総合コース(月額618円)/マガジンコース(月額418円)
  • 読み放題プランの無料体験期間:30日間
  • 読み放題雑誌数:300誌以上
  • 同時に利用できる端末の数:5台まで
  • 利用できる端末:iOS/Android端末、パソコン
  • 総数:75万冊以上

読み放題サービスは2種類の料金プランを用意

読み放題プランは2種類。300誌以上の雑誌が読み放題になる「マガジンコース」(月額418円)と、マガジンコースで読める雑誌300誌以上に加えて実用書や小説、ライトノベル、コミックス、写真集などバラエティ豊かなジャンルを揃えた「総合コース」(月額618円)です。

「総合コース」は「マガジンコース」と200円の差しかなく、ライバルとなりそうな「Kindle Unlimited」と比べてもかなりお得で、雑誌以外の書籍も読みたいという人にはおすすめです。

マルチデバイスに対応

ブックパスはマルチデバイスに対応しています。スマートフォンやタブレット、パソコンから楽しむことができ、1つのアカウントで最大5台まで利用可能です。ただし同時に閲覧できるのは、1台の端末に限ります。

利用端末をあらかじめ登録する作業は不要で、ログインした端末が自動で登録されます。すでに5台登録されている場合は、ブラウザ経由でブックパスに接続して機器の認証登録を解除すれば、新しい端末を追加できます。

対応端末
  • Android端末(Android 4.4以降)
  • iPhone、iPad(iOS 11.0以降)
  • パソコン(Windows 7以降/Mac OS X 10.9以降)

ブックパスをおすすめする6つの魅力

雑誌だけでなく、さまざまなジャンルの書籍にも対応したブックパス。2種類のプランが選べる点や、充実したセキュリティ機能も大きな魅力となっています。

75万冊以上の品揃え

ブックパスのラインアップは国内最大級で、その数は75万冊以上となっています。雑誌、漫画、ライトノベル、小説など書籍の種類も充実しているので、読みたい作品を見つけられる可能性も高いでしょう。

また、Amazonの電子書籍ストア「Kindleストア」のように電子書籍の単体購入が可能で、支払いにはクレジットカード、au PAYやauかんたん決済、auの通信料金との合算払い、Pontaポイントを利用できます。

コスパ抜群の読み放題サービス

読み放題サービスの料金プランは2種類です。1つは300誌以上の対象雑誌が読み放題となる「マガジンコース」。もう1つが、すべての対象書籍が読み放題となる「総合コース」です。

マガジンコース

マガジンコースは、雑誌のみを読みたいという人におすすめです。「時事ニュース・政治」「ビジネス・マネー」「芸能・週刊誌」など21種類のカテゴリに分かれているので、情報収集のツールとして読み耽ることができます。

総合コース

総合コースは、マガジンコースで読める雑誌に加えて、実用書や小説、ラノベ、コミックなどの対象作品がすべて読み放題となっています。ビジネス本や趣味の本が充実しており、月に数冊読むだけで元を取れます。

家族共有に便利なフィルタリング機能

ブックパスはグラビアや成人向けのコンテンツ(コミックや小説)も扱っているので、作品によっては年齢制限が設けられているものもあります。

アカウントを家族間で共有する際、子どもが誤って成人向けの作品を見ないようにするために便利なのが、「セーフサーチ」機能です。ウェブサイトにアクセスし、マイページからオンにすると、成人向けのカテゴリが表示されなくなり、フィルタリング設定の状態になります。

長押しで文字が拡大

スマートフォンで雑誌などを読んでいると、文字が小さかったり、読みづらい箇所があったりした時に、対象箇所を長押しするだけで拡大できます。ワンステップの操作なので、わざわざ指2本でピンチアウトしなくて済みます。

自分だけの本棚を作れる「書庫」を搭載

4桁のパスコードを入力すると、書庫が開く

アプリでは、ダウンロードした本やブラウザで読んだ本を管理する「本棚」のほかに、「書庫」があります。書庫は4桁のパスワードを入力しないと開かないので、本棚に隠した作品がある場合などに便利です。

無料の漫画が毎日更新

ブックパスでは無料の漫画が毎日更新されています。雑誌読み放題の「マガジンコース」に加入していれば、バリエーションは少ないですが「総合コース」と同じように、雑誌と漫画の両方を楽しめます。

ただし、無料配信される漫画には期限があるので、忘れないようこまめにチェックしましょう。

ブックパスで気になる4つの弱点

低価格で多彩なジャンルの作品を楽しめるブックパスですが、雑誌のラインアップやアプリの使い勝手においては物足りない点もあります。

雑誌のラインアップが薄い

同じ雑誌読み放題サービスの「楽天マガジン」や「dマガジン」に比べると、雑誌のラインアップは劣ります。料金は、楽天マガジンと同様の418円とかなりお得ですが、年額プランもないため、雑誌のみを読みたいという人からは選ばれないかもしれません。

全巻読める作品はほとんどない

最初の1巻は無料だが、2巻以降は有料になる

読み放題内にある漫画は、誰もが知っている話題の新作ではなく、旧作がメインです。読みたい作品があるかどうか、事前にチェックすることをおすすめします。

また、読み放題の中には「一部読み放題」の作品を多く含んでいます。そのため、シリーズの1巻だけ読むことができ、続きを読むとなると購入しなければなりません。全巻読める作品もありますが、ほとんどありません。

配信日の遅れ、配信期間の短さ

マガジンコースや総合コースで読める雑誌の中には、発売日に配信されないものもあります。配信されるタイミングは雑誌により異なりますが、なかには何週間か遅れて配信されるものもあり、いち早く最新号をチェックしたい人にはマイナスです。

また、読み放題の本は配信期間が決まっているものがほとんどです。新着やおすすめにある書籍を開いても、1、2週間程度で配信期間が終了してしまうものがたくさんあります。

1、2カ月間ほどの猶予があるものもありますが、入れ替わりが激しいようで自分のペースで読書したい人には向いていません。

アプリで読むのに時間がかかる

アプリで作品を読む場合、必ずダウンロードしなければならず、読むまでに少し時間がかかります。すぐに、読みたいという人はブラウザから読むことをおすすめします。

また、作品の中にはブラウザでしか読めない作品もあるので、アプリの使い勝手はそこまで良くないと言えるでしょう。

まとめ

ブックパスは、雑誌、書籍、コミックと多彩なジャンルをカバーしています。読み放題サービスはコスパも高く、ラインアップが好みなら満足度も高いはず。情報収集にはうってつけで、書籍も雑誌も読みたいというニーズを満たしてくれます。

読みたい本があるかどうかは、非会員でも確認できます。無料コミックは、au IDがなくても利用できるので、こちらも覗いてみるとよいでしょう。実際の使い勝手は、30日間の無料体験でぜひ試してください。

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KON