インスタグラムでDMが「送れない」9つの原因と対処法

無視? それともブロック? 疑問を解決

インスタグラムのDMで「メッセージの入力・送信ができない」「既読がつかない」といった現象に直面することがあります。要因は相手にある場合だけでなく、自分やインスタ側に問題が生じているケースも。

この記事では、インスタでDMが送れないときに考えられる原因やその対処法、そして「写真が送れない」「長文が送れない」などよくある疑問と答えをまとめました。

目次

インスタグラムでDMが送れない時に考えられる原因

インスタグラムを利用していて第三者に送ろうとしたDM(メッセージ)が送れない場合、いくつかの原因が考えられます。

原因1:相手にブロックされている

ブロックされていると既読がつかない

相手にブロックされていると、送信したメッセージに「既読」がつかなくなります。結果として、いくらメッセージを送っても、それが相手に届くことはありません。

ただし、「アカウントの完全削除」や「アカウントの一時停止」などでも同じ現象が起こるため、既読がつかないだけでブロックされていると確定するわけではありません。自分が相手にブロックされているかどうかが気になる場合は、以下の記事で紹介している方法で確かめてみてください。

なお、実際にブロックされていた場合、残念ながらこちらからできる対処法はなく、ブロックが解除されるのを待つほかありません。

原因2:相手に制限されている

相手にあなたのアカウントを制限されたことにより、DMが届かなくなっている可能性が考えられます。

制限されたアカウントからのDMは「リクエスト」へ移動する
「制限中のアカウント」の表示

制限されたアカウントからのDMは「リクエスト」へ移動する

「アカウントの制限」とは、プライバシー設定のひとつで、コメントを非表示にしたりDMの既読をつけずに読めたりする機能のことです。アカウントが制限されると、あなたからのDMは相手の「メッセージリクエスト」へ格納されます。メッセージリクエスト内のDMには既読がつかない仕様になっているので、実際相手がDMを読んでいたとしてもあなたからは相手が読んだかどうか判断がつきません。

なお、アカウントが制限されている場合もブロックされた時と同様こちらからできる対処法はなく、制限が解除されるのを待つしかないでしょう。

原因3:相手が新しいメッセージリクエストを拒否している

メッセージコントロールの設定により、フォロワーやフォロー外のユーザーからのDMが受信拒否されている可能性があります。

メッセージコントロール
受信しない(受信拒否)になっている

インスタの設定画面で[設定とアクティビティ]→[メッセージとストーリーズへの返信]→[メッセージコントロール]へ進むと、下記2つのパターンを設定できるようになっています。

  • フォロワーからの新規メッセージを「メッセージリクエスト」フォルダに受信する、もしくは受信しない(受信拒否)
  • フォローされていない相手からの新規メッセージを「メッセージリクエスト」フォルダに受信する、もしくは受信しない(受信拒否)

メッセージコントロールによる受信拒否設定がおこなわれている場合はDMは届きません。どうしても連絡を取りたい場合、相手のストーリーや投稿にコメントを残してみるといいでしょう。

原因4:相手の年齢が16歳未満(一部の国では18歳未満)である

あなたが19歳以上で、DMを送ろうとしている相手の年齢が16歳未満(一部の国では18歳未満)の場合、DMを送ることができません。これはインスタグラムの仕様で、10代のユーザーがフォローしていない人からのDMを受け取れない設定になっているためです。

もしあなたが同じ10代だとしても未フォローまたはつながっていない人の場合、DMを送信することはできません。

ペアレンタルコントロールから設定変更する必要がある

16歳未満(一部の国では18歳未満)のユーザーがDMを送信できるようになるには、ペアレンタルコントロールツールを使用し受信設定を変更する必要があり、設定変更には保護者の承認が必須となります。

原因5:相手のアカウントが削除された

ユーザー名が表示されずアイコン部分が人マークになっている
ユーザー名が表示されずアイコン部分が人マークになっている

「そういえばメッセージへの返信がないな……」とDMを開くと、相手のスレッドのユーザー名部分が「Instagramユーザー」と表示されているケースがあります。スレッドを開くと、送受信した内容は残っているものの、メッセージに既読はついていません。

この場合、相手のアカウントはInstagramから削除されています。アカウントが削除されてしまった時点で、DMの送受信はできなくなります。

なお、アカウントを削除した場合30日以内であれば復活させることが可能です。アカウントを復活させると削除している間に届いたDMも見ることが可能です。

原因6:相手のアカウントが一時停止(利用解除)になっている

ユーザー名が表示されずアイコン部分が人マークになっている
ユーザー名が表示されずアイコン部分が人マークになっている

相手がアカウントを一時停止(利用解除)している場合も、アカウントが削除された時と同じ表示になります。一時停止(利用解除)とは、一定期間だけインスタグラム上からアカウントの存在を消すことができる機能です。

一時停止中に送信したメッセージは相手に届きません。ただし、相手が一時停止を解除してアカウントを復活させると、一時停止中に送ったメッセージも見ることが可能です。

原因7:1日の上限数以上のDMを送ろうとしている

インスタグラムではスパムなどの迷惑行為を減らすために、1日に送信できるダイレクトメッセージに上限を設けています。

明確な数字は発表されていませんが、送信上限は1日に50〜100通と言われています。制限がかかってしまった場合、DMを送ることができません。日を改めて送るようにしましょう。

原因8:通信状態が悪い(「送信中」の表示)

送信中です…と表示される

Wi-Fiなど通信状態が良好でないことが原因で、メッセージが送信できていないだけかもしれません。スレッド画面を左方向にスライドさせると、未送信のメッセージには[送信中です…]と表示されます。なかなか既読がつかないときなどに、確認してみるといいでしょう。

通信状態は機内モードのオン・オフなどを活用して、通信をリフレッシュすることで改善できる可能性もあります。

原因9:Instagramで障害が発生している

Instagramのサービス自体に、何らかの障害が発生している可能性もあります。

「エラーが発生しました」「リフレッシュできません」といったメッセージが表示され、DMが送れない場合は、InstagramのTwitterアカウントや、インスタ内のアクティビティへの報告をチェックしてみましょう。トラブルの報告や復旧状況などについて、公式アナウンスを確認できます。

よくある疑問と答え

ここではインスタグラムでDMが送れないときによくある疑問に回答しています。

テキストは送れるけれど写真(動画)が送れないのはなぜ?

通信環境が悪い、もしくはインスタで障害が発生していることが考えられます。また、90秒以上の動画を送ることはできません。

90秒以上の動画は送れない

DMで90秒以上の動画は送ることができません。90秒以下にトリミングして送りましょう。

「メッセージが長すぎます」と表示されるのはなぜ?

インスタグラムのDMは、一度に送れる文字数が制限されています。

一度に送れる文字数には制限がある

筆者が検証したところ、一度に送れるテキストの文字数は990文字でした。これ以上送りたい場合は、何度かに分けて送るようにしましょう。

ブラウザ(SafariやChrome)でDMが送れないのはなぜ?

キャッシュが原因になっている可能性があります。端末の再起動やブラウザのキャッシュ削除を試してみましょう。

端末の再起動やブラウザのキャッシュ削除を試しても改善されない場合、Instagramで何らかの障害が発生している可能性があります。

消えるモードでDMが送れないのはなぜ?

アプリやスマホのOSが最新のバージョンになっていないことが考えられます。

「消えるメッセージモード」はインスタグラムに新しく導入された機能です。そのため、アプリやスマホのバージョンが古いと対応できないことがあります。

「消えるメッセージモード」の使い方や解除方法については以下の記事を確認してください。

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